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岸田るり子

著者情報
著者名:岸田るり子
きしだるりこ
キシダルリコ
生年~没年:1961~

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このランキングは1日1回更新されます。
      天使の眠り
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • ある披露宴の席で、秋沢宗一はかつての恋人・亜木帆一二三と再会する。

        だが、彼女は四十歳を過ぎているはずなのに、二十代のように若々しく、しかも顔つきや仕種は別人としか思えない。

        気になって現在の一二三を調査した宗一は、彼女と結婚した男たちが次々と殺害されていたことを知る。

        元の恋人が、別人と入れ替わっているのでは-----という疑惑に駆られて謎を追求していく男を主人公としたこの作品は、優れた恋愛ミステリであると同時に、もっと広い意味での「愛のミステリ」でもあると思う。

        果たしてそれは、誰の誰に対する愛情なのか。
        真相を知った時、無償の愛の切なさと恐ろしさで、心が揺さぶられてしまう。
        それは、謎解きと恋愛が完璧に融合しているからこそ得られる感動でもあるのだ。

        著者は、密室やアリバイ崩しといった本格ミステリ的なトリックをメインで扱うより、それを愛憎や狂気といった人間の激しい感情の動きが織り成す不穏な構図の中に配置していく技巧に、本領を発揮する作家であると思う。

        物語全体の構図の大胆さにおいても、結末のサプライズにおいても、この作品は恐らく著者の最高傑作だと言えると思う。

        >> 続きを読む

        2018/11/25 by dreamer

    • 2人が本棚登録しています
      天使の眠り
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • ある披露宴の席で、秋沢宗一はかつての恋人・亜木帆一二三と再会する。
        だが、彼女は四十歳を過ぎているはずなのに二十代のように若々しく、しかも顔つきや仕種は別人としか思えない。

        気になって現在の一二三を調査した宗一は、彼女と結婚した男たちが次々と殺害されていたことを知る。

        元の恋人が別人と入れ替わっているのでは-----という疑惑に駆られて謎を追求していく男を主人公とした、岸田るり子の「天使の眠り」は、優れた恋愛ミステリであると同時に、もっと広い意味での「愛のミステリ」でもあると思う。

        果たしてそれは、誰の誰に対する愛情なのか?
        真相を知った時、無償の愛の切なさと恐ろしさで心を揺さぶられてしまう。
        それは、謎解きと恋愛が完璧に融合しているからこそ、もたらされる感動でもある。

        著者は、密室やアリバイ崩しといった本格ミステリ的なトリックをメインで扱うより、それを愛憎や狂気といった人間の激しい感情の動きが織り成す、不穏な構図の中に配置していく技巧に本領を発揮する作家だと思う。

        物語全体の構図の大胆さにおいても、結末のサプライズにおいても、恐らくこの作品が著者の最高傑作だろうと思う。

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        2019/05/07 by dreamer

    • 3人が本棚登録しています
      密室の鎮魂歌
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 個展会場で画を見て悲鳴を揚げた由香。
        親友の麻美は、この画には5年前に失踪した由香の夫との共通点があるという。
        後に失踪現場で密室の殺人が起きる。

        タイトルに密室とあるだけに、どの殺人現場も必ず密室になっているのが特徴。
        それと刑事は出てくるが、明確な探偵がいないのも特殊。

        最後に手記という形で事件を解き明かすのだが、ラストかなり駆け足なのが勿体ない。
        もっとページを増やして、後日談など見せた方がよかったかも。
        >> 続きを読む

        2019/05/03 by オーウェン

    • 2人が本棚登録しています

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