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小野不由美

著者情報
著者名:小野不由美
おのふゆみ
オノフユミ
生年~没年:1960~

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このランキングは1日1回更新されます。
      月の影影の海 十二国記-新潮文庫
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 18年ぶりに新作が登場するということで本屋で感動する嫁に勧められ「まずはこれから」と渡されたのがEpisode1「月の影 影の海」
        普通の女子校生「陽子」がケイキという謎の男に連れられ異界へそこからストーリーは始まる。しかも妖魔との闘いからケイキとも離ればなれになり陽子1人の冒険が始まる。上巻では異国での裏切り、謎の女とオウムに襲われるところで終了する。展開のスピードと絶望感これからどうなるか?とファンタジーをあまり好まない私ですが「これは全巻読まねば」という作品。また良い本に出会え、嫁に感謝とまた会話も弾みます。(笑)
        >> 続きを読む

        2019/11/29 by わくさん

    • 他6人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      魔性の子 十二国記-新潮文庫
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! yume-ko Tukiwami
      • 十二国記シリーズEpisopde0
        Episode1~5まで読み終わりどのタイミングでこの作品を読もうか
        迷い。楽しみにしていた作品である。
        冒頭のように十二国記はこの作品から読むか、EPisode8の前に読むか
        色々である。たなみに嫁はこの作品から十二国記にハマった。
        物語は教育実習生の広瀬が不思議な生徒高理との出会いから始まる。
        高理はタイトル通りの「魔性の子」である。「神隠し」と言われ1年間行方不明で突然帰ってきた。それから彼と関わる者が祟りに合う。
        家族や同級生も彼を避けるようになるが、教生の広瀬は自分と同じものを感じ彼を守る。その「祟り」は彼が起こしているのではなく、不思議な獣によってである。その獣は、高理という人物は?
        全体的には暗い作品である。
        個人の感想は「十二国記」を読んでなければあまり面白い作品ではないのでは?載国の話をわかっているから面白く読めたが・・・
        私個人としてはEpisode2「風の海 迷宮の岸」を良い終えてからお勧めする。
        >> 続きを読む

        2020/01/23 by わくさん

    • 他5人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      月の影 影の海(上) 十二国記-講談社X文庫
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! tomomo niwashi
      • 学生の時に友達から借りて、
        後は全巻一気に自分で買ったくらいはまったシリーズ。

        陽子が成長していく姿にグッとくる。 >> 続きを読む

        2014/10/06 by さぶろう

      • コメント 1件
    • 他4人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      風の海迷宮の岸
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね!
      • ハマりにハマっている「十二国記」
        Episode1は王の話しでEpisode2は麒麟の話しである。主役は載の国の麒麟である泰麒の誕生から泰王の即位までが描かれている。
        この章で蝕や天啓、子供は木に生まれることなどの十二国記ルールみたいなものがわかります。今回はその主人公泰麒の成長を描き、今後の十二国記シリーズのkeyと思わせる内容であり、どこでEpisode0である「魔性の子」を読めば良いか、わからなくなる。というか次読みたい気分になります。そんな気持ちを持ちながら予定通りにEpisode3を読みます。
        >> 続きを読む

        2019/12/14 by わくさん

    • 他4人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      黒祠の島
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 失踪した作家の葛城を追って、夜叉島に着いた式部。
        当初はスムーズに探せるかと思っていたが、次第に島民は非協力となり、遂には殺人事件まで発生する。

        宗教観も含めて情報量が多いが、それ以上に中盤にかけて結構な数の人物名が出てくる。
        だからか登場人物表記が欲しくなる。

        犯人を解明する際の陰惨さはホラー風味も持ち合わせている。
        そういう条件だから、この人物しかいないという特定の仕方は国祠ならではといったところ。

        一方もう一つのトリックはインパクトに欠けるというか、読めるというか。
        モヤっとした結末は悪くないけど。
        >> 続きを読む

        2018/08/06 by オーウェン

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      月の影影の海 十二国記-新潮文庫
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
      いいね!
      • 「月の影 影の海」下巻
        絶望の陽子を拾ったのは楽俊というネズミ。
        ストーリーはこれからさらに目まぐるしくスピードUPする。裏切りられ続けた陽子は信じることはできるか?「裏切りられてもいい。裏切って卑怯者になるよりずっといい」と決めた陽子は絶望から希望へと変わっていく。
        とにかく下巻は本当に楽しませてくれます。
        タイトル通りに十二国あるのだが、他の国も知りたいと思い、Episode順に読めば良いのか、嫁に聞いたり、ネットで調べたりして楽しんでます。次はEpisode2「風の海 迷宮の岸」。
        >> 続きを読む

        2019/11/29 by わくさん

    • 他3人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      東の海神西の滄海
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 今回は、雁国の王と麒麟の物語である。
        Episodeとしては3になるが1と2よりずっと前の時代の話しである。この十二国がはそれぞれの国の物語であるが、時代が全く違うしかし雁国の延王は500年続いている豊かな国である。
        なぜここまで豊かになったのかがわかる。
        延麒は延王を天帝により選んだのだが20年経っても信頼のない二人をに雁国の元州で反乱が起きる、拉致された六太(延麒)を尚隆(延王)は救い出すのか?そして二人は・・・
        とにかく全てが面白い十二国記、次はEpisode6図南の翼をこれから買いに行きます。
        >> 続きを読む

        2019/12/21 by わくさん

    • 他3人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      風の万里黎明の空
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • Episode2を読む予定でしたが、変更してEpisode4を読みました。(慶の国の王になった陽子が読みたくて)
        物語は王となり国を中々まとめられない陽子と芳の国で王である両親を失った祥瓊、陽子と同様海客として才の国に流された鈴。同じ年の三人の苦悩の日々を描いている。
        景王である陽子に会うために祥瓊と鈴は慶の国を目指す。慶に着いた時点で上巻は終了。
        >> 続きを読む

        2019/12/07 by わくさん

    • 他3人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      風の万里黎明の空
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 慶の国でそれぞれの州で過ごすことになる陽子と祥瓊と鈴。慶の国の圧政に苦しむ民の一部が反乱を起こす。3人はそれぞれの思いで動き、すれ違い、出会い、誤解し、また出会い反乱に巻き込まれていく。
        慶の国はどうなっていくのか?3人は・・・
        この十二国記は異国がリアルに描かれていて、本当にこんな歴史があったのでは?と感じさせてくれる。今回も楽駿も登場し、物語をさらに盛り上げてくれる。
        今度こそEpisodes2 泰の国のストーリーです。
        >> 続きを読む

        2019/12/07 by わくさん

    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      丕緒の鳥
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 結局、Episode順に読んでいたが、今まで全て満点評価の十二国記であるが、本作品は残念ながら流し読み。このシリーズは王と麒麟の物語で、その成長をどうしても期待してしまう。この作品はそういった内容がまったくないオリジナル短編集である。私は「落照の獄」が良かった。十二国記をコンプリートしたいが、その目的がないのならばシリーズを通じて読まないでも良いかなと厳しい意見。 >> 続きを読む

        2019/12/30 by わくさん

    • 他2人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      図南の翼
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 十二国記Episode6。
        シリーズはコンプリートを目指しようやくここまで来ました
        恭国に住むおてんば娘「珠晶」が王を目指し蓬山を目指す。
        そこで出会う頑丘や利光との旅を描いている。
        この前に「否緒の鳥」と「魔性の子」は王と麒麟の話ではなかったので非常に楽しく読むことができた。
        私もだいぶ十二国記のルールがわかってきた。
        そもそもこのシリーズは王と麒麟どちらかが描かれていると盛り上がるのではと感じる。
        主人公である珠晶のキャラクターも個性的でまっすぐ、この娘なら王になるのでは?なんて気持ちになる。
        合わせて私はこのシリーズは女性が主人公の作品の方が好みである。
        そしてそれを囲むメンバーもとても良い。

        ハマっている十二国記まだまだ道半ば・・・
        >> 続きを読む

        2020/02/02 by わくさん

    • 他2人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      華胥の幽夢(ゆめ)
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • Episode7短編集です。
        冬栄は戴国の麒麟「泰麒」が漣国に国王の代わりに訪問するストーリー。
        乗月は芳国「月溪」の話、ここではEpisode4の祥瓊や景王「陽子」からの依頼がある。
        書簡は陽子と楽俊の会話。
        華しょは才国を理想とする国にするお話。
        帰山は奏国の利行が各国を語っている。
        全体的には十二国記を読んでいる人には楽しめます。
        タイトルの華しょがあまり面白くなかったので4点評価。
        作者は十二国記の主役は「泰麒」ではないかと思う(私見))が
        私は「陽子」のストーリーが一番好き、陽子のエピソードが読みたくて十二国記を読み続けているということで私の主役は「陽子」である。まぁ王の主役が「陽子」で麒麟の主役は「泰麒」と勝手に決めている。(笑)
        ということでようやく最終章のEpisode8に進みます。
        >> 続きを読む

        2020/02/08 by わくさん

    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      残穢
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • この小説はレビュー書くことすらはばかられる。
        文中の言葉を借りるなら“業が深い話” だからだ。

        私自身が未だに『残穢』の恐怖に
        引きずり込まれたまま抜け出れていない。

        ただの怪奇小説ではなく、
        7年間の取材を元にした作者が話し手となる
        ドキュメンタリーホラー小説。

        始まりは読者からの怪談体験の手紙だった。

        「自宅で奇妙な音がする」
        そのたったひとつの怪異現象から
        次々と浮かび上がる怪異の歴史。

        行き着く先には常に“穢れ(けがれ)”が付きまとう。

        一個人に対しての“祟り”より
        地域や血筋による“穢れ”の方が
        よほど根が深く、恨みの矛先が膨大だ。

        そして伝染病のように“穢れ”に関わった者へ
        怪異をばらまいていく恐ろしさ。

        鈴木光司の『リング』のように
        ビデオを見るという目に見える行為で
        伝染するのではないから防ぎようもない。

        作者が怪異の正体を懐疑的に探っていくので
        本当の怪異だけが残されてリアリティを増す。

        日本怪談独特の不気味な湿気を含んだ後味の悪さが、
        いつまでも腹の底につっかえる小説だった。
        >> 続きを読む

        2019/01/30 by NOSE

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      月の影 影の海(下) 十二国記-講談社X文庫
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! niwashi
      • 異世界十二国に渡った陽子。隠されたその意味が明かされる。

        消化不良だった上巻だったが、下巻に至りやっとストーリーが展開し始めた印象。

        まだシリーズ第1巻(上下)を読んだに過ぎないが、十二国記と言うだけに12x上下の24巻構成なのか?と思ったがそうでもなく、そもそもまだ完結していないらしい。

        これくらいの規模のストーリーになると、まだ導入部分なのだろうと思うのだが、上下巻を読んだところで一応世界観が理解できた気でいる。

        王と麒麟の関係などは、オリジナリティが有って面白い。
        また、現実世界とのオーバーラップについても上巻ほどの拒否反応は感じなかった。

        ここまで読んだからには全巻制覇することは決めたのだが、現時点で違和感を感じる個所が有る。

        それは、あまりにも幾何学的にキッチリ整備された世界(国境)。
        そもそも陸と海が最初に存在し、そこに人間の都合で境界線を引いたのが国家で有ろう。

        最初から線引きされた世界が与えられ、そこを各国の王が統治するという世界観にリアリティを感じろと言う方が無理だと思う。
        とは言え、そこはファンタジー。細かいことに違和感を表明するよりも、その世界観にドップリ浸りたいと思う。

        正直聞いたことが無かったのだが、調べれば調べるほど人気シリーズなのだと言う印象を深めている。
        >> 続きを読む

        2012/09/29 by ice

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      風の海 迷宮の岸(上) 十二国記-講談社X文庫
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! niwashi
      • 十二国記第3巻。時系列的には前2巻より前に位置する。

        世界観に慣れて来たせいかも知れないが、前2巻よりは俄然入り込み易かった。

        まず驚いたのが、まだ世界観が確立していない段階で、前2巻に続かないストーリーを扱っていること。

        元々、シリーズ化構想は無かったということなので、逆に思い切った手を打ちやすかったのかも知れないが、やはり長編シリーズでは、導入部分は丁寧に世界観の確立をするのがオーソドックスなのではないかと思う。

        ただ、概ね上下巻で1つの国を扱うようなスタイルのようなので、その単位で切り替えているのなら納得できなくもない。

        まだ上巻を読んだ状態では有るのだが、前2巻と比較して随分入り込めて読めている。

        もちろん、前2巻で世界観を知ったという点は有ると思うのだが、おそらく現代とのオーバーラップが少ない点が大きいように思う。
        前2巻で最も違和感が有ったのが、まさにそこで、今回も類似の設定は有るものの、それが許容範囲に収まっている。

        ライトノベル?だから仕方がないのかも知れないが、現代と接点を設け、弱年齢層への間口を広げる意図が有るのかも知れないが、これに関しては確実に没入を妨げていると言わざるを得ない。


        麒麟が生まれる前の状態で現代に流されてしまい、約10年後に発見されて戻って来る。

        この期間は、麒麟としては空白の期間となっているため、麒麟としての成長が止まっており、先輩の麒麟からの指導を受けつつ、王を選ぶ前の準備をしていると言う話。

        王ではなく麒麟を主人公にしている点に特色が有って面白い。
        だが、時系列の前後はともかく、主人公は一致させてくれないと、これまた没入を阻害する。

        そう言えば、十二国記。7月に12年振りの続編が出るらしい。著者が亡くなったグイン・サーガファンとしては羨ましい限り。

        ◆十二国記通信―麒麟便り―|小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト
        http://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/log/34.html
        >> 続きを読む

        2013/01/18 by ice

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      風の海 迷宮の岸(下) 十二国記-講談社X文庫
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! niwashi
      • 十二国記第4巻。泰国に誕生した麒麟が新たな王を見つけるまでの苦悩。

        ついに来ました!と言う感じで、やっとページを捲るのが楽しくなって来た。

        これで十二国記も第4巻になるが、正直これまでは、あまりピンと来てはいなかった。

        これまでのレビューでも繰り返していた通り、現実世界とのオーバーラップに違和感が有ったことと、幾何学的に国境(大陸さえも!)が設けられた世界観に違和感を感じていたのが、その理由。

        今も、違和感は全く減じていないのだが、そこへの固執が薄れて来たと言うか、王と麒麟の関係など、全体の設定が、やっとインプットされ、ストーリーを楽しむ余裕が出て来たのではないかと思う。

        今回は、生誕直後に現実世界に流され、10歳になって連れ戻されたために、麒麟としての教育を全く受けて来なかった少年麒麟の苦悩が描かれる。

        先輩麒麟との微妙な距離感が微笑ましい関係や、初めての折伏(怪物を手下にする行為)など、見所では、なかなか楽しませてくれるし、やっと叶った転変(人間型から麒麟型への変形)は感動的ですら有った。

        10歳の少年が、王を選択することで国家の未来を決めると言う重責を負うのは酷だと思うが、苦悩する彼を受け止める王の包容力や、近隣国の王と麒麟のフォローアップが素敵だった。

        上下巻構成なので、これで2つのエピソードを終えたことになるが、やはりどこかで全て繋がって欲しいと強烈に思った。
        >> 続きを読む

        2013/01/28 by ice

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      東の海神 西の滄海 十二国記-講談社X文庫
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! tomomo niwashi
      • 十二国記第5巻。

        領民を失う経験をした青年が、新天地で新たな国民を得る。

        優柔不断でいつもフラフラとしている王。そこからのふり幅の大きさにグッと来た。

        いつも10冊以上を同時並行で読むため、ある程度仕方がない面は有るのだが、ときどき、やたらめったら読み終わるのに時間がかかる作品ができてしまう。

        そういう作品は、途中まで読んでしばらーく放置。
        続きから読む場合に、その前のことを忘れてしまっているため、10ページくらい巻き戻った位置から読み始めることになる。

        そして流れを思い出して来た頃に、駅に到着して中断。そしてしばらーく間が空くと言う運の無さ?みたいなものも持っている。

        この作品も、なんやかんやで10ヶ月くらいかけて読み終えに至ったのだが、当然最初の頃の記憶などほとんど無いという何とも冴えない読了感を味わっている。

        それでも断片的(笑)な記憶を辿ると...

        十二国記の世界は、我々の住む世界と、全く別の世界が遮断されていながら、わずかに限られた行き来の手段が有る。そんな設定になっている。

        今回は、押し寄せる村上水軍を前に、領民を安全に逃がすために、身体を張りつつも敗色濃厚な弱小勢力の跡継ぎが、別の世界からやって来ていた麒麟(いわゆるキリンとは全く違う存在)に、「国が」欲しいか?と尋ねられ、「欲しい」と答えたことで、異世界の中の1国の王になると言うお話。

        普段がグダグダなのに、要所はバシっと締める辺り、遊び人の金さんと遠山の金さんを見るようで痛快だった。

        正直入り込み度はそんなに高くは無いのだが、読んでいる人の多いシリーズだし、最後まで読んでみようと思っている。
        >> 続きを読む

        2013/11/09 by ice

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      風の万里 黎明の空(上) 十二国記-講談社X文庫
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! tomomo niwashi
      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        責任を果たさずに手に入るものなんか、ねえんだよ。
        あったとしたら、それはなにか間違ってる。
        >> 続きを読む

        2012/12/12 by 本の名言

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      くらのかみ
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!

      • 小学六年生の夏休み、父に連れられて母方の実家に帰省することになった耕介。

        家督相続の話し合いに忙しい大人たちをよそに、親戚の三郎にいさんに教えてもらった遊びを、子供四人で試していたら「耕介くん、真由ちゃん、音弥くん、禅くん。」「-----あたし。」---いつの間にか子供が一人増えていた!!

        蔵の中の"四人ゲーム"で現われた座敷童子は、一体誰なのか?

        一方、本家の夕飯で食中毒事件が発生、子供たちは即席の探偵団を結成して、旧家にまつわる謎に立ち向かうのだった-------。

        この作品は、講談社が創刊した少年少女、そして、かつて子供だった大人向けの叢書"ミステリーランド"の第一回配本であり、ロジックを軸にしたジュブナイルミステリの傑作だ。

        郷愁を誘う夏休みの風景の中で繰り広げられる捜査は、意外に骨太で、子供の手書きを模した図表やタイムテーブルが、あちこちに挿入されているのも楽しい。

        しかし、何より素晴らしいのは、座敷童子の存在が、容疑者の限定を阻むある盲点になっていることだろう。

        童子が正体を現わすと同時に、これまで見過ごされてきた消去法が成立する瞬間は、ほとんど感動的ですらある。

        >> 続きを読む

        2019/01/25 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      東京異聞
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 明治元年七月、江戸は東京と名を変えた。
        それから29年後-----人魂売り、首遣い、闇御前、火炎魔人といった魑魅魍魎の妖しの者どもが、帝都の闇に跳梁し、怪事件を巻き起こしていた。

        この事件を追う新聞記者・平河新太郎と便利屋の万造は、闇御前に襲われかけた鷹司侯爵家の後継候補・常熙に事情を訊くために侯爵邸を訪れた。
        やがて、新太郎は、鷹司家の家督争いが一連の事件と関連があることを知るのだった-------。

        この「東京異聞」の作者の小野不由美は、もともと「十二国記」シリーズや「悪霊」シリーズなどのティーン向けの小説で人気のあった作家で、その彼女が初めて手掛けた大人向けの作品なんですね。

        この作品は、そうした小野不由美のストーリーテラーとしての本領を発揮したもので、極彩色の絵巻物を見ているような、そんなゾクゾクするような陶酔感に私を誘ってくれるんですね。

        本格ミステリであり伝奇ミステリの味わいのあるこの作品は、開化の世を騒がす"怪異の正体"を"合理"の白日の下に曝さんと、新聞記者の平河新太郎と便利屋の大道芸人の万造が真実の解明に向けて奔走するんですね。

        一方、事件の幕間には謎の黒衣が躍り出て、娘の形をした人形と語らいを交わすことで、人形が人に変じ人が傀儡と化す"繰の宴"とでも言うべき、物語の幻想色も一気に高まっていると思う。
        そして、狂言廻しよろしく彼らを自由自在に操って、作者の小野不由美は、夢幻の都の探偵綺譚をぽつりぽつりと始めるのだ。

        跳梁跋扈する魔人たちの所業は、この世のものとも思えず、事件は混迷の極に達するが、大団円の花見の場ですべての真相は、合理的に解明される。

        しかし、この作品の真に驚くべき部分は、そのあとなんですね。
        これはもう読んでからのお楽しみとしか言えませんが、その結末に至るための伏線もきちんと張ってあって、実にうまいんですね。

        この作品は、本格ミステリの最高峰、不滅のバイブルだと信じて疑わない、中井英夫の「虚無への供物」の系譜に連なる意欲作だと思いますね。

        >> 続きを読む

        2018/07/05 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています

【小野不由美】(オノフユミ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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