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歌野晶午

著者情報
著者名:歌野晶午
うたのしょうご
ウタノショウゴ
生年~没年:1961~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      葉桜の季節に君を想うということ
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! tanreinama momomeiai chappaqu Tukiwami
      • 最近「叙述トリック」ものを読んでみたくなる時がある。
        本書は日本推理作家協会賞や本格ミステリ大賞など華々しく受賞しているとのこともあり、古本屋で見つけて買ってみた。

        「叙述トリック」ものであることはわかっているので、読んでいる途中はどこに仕掛けがあるのか気を抜かないように読んでいったが~

        最後の最後で、え、あ~、なるほど、そういうことだったのか! となった。

        これは気づけないわ~。

        日本語だから仕掛けられたトリック。
        たしかに日本人は結婚して子供が生まれると、妻と旦那は「おかあさん」「おとうさん」と呼び合うようになるのが一般的だよな~、と。

        ただこのトリックがわかったからといって、事件そのものや犯人の姿ががらっと変わることはない。

        ふつう「叙述トリック」というからには、種明かしされたあとにそこが180度ガラッと変わった騙され感が爽快なのだが、本書ではそういうことはない。

        そのかわり種を知ってもう一度ストーリーを振り返ると、すべてのシーンの様相が変わる。

        本当だ、ははーん、なーるほど、という感じ。

        この「叙述トリック」は正面から仕掛けられたものではなく、斜め上から来たと説明すればいいだろうか。



        「葉桜の季節に君を想うということ」という妙に詩的なタイトルから文学的な雰囲気を期待して読みはじめると、100%まちがいなく面食らう。
        冒頭のあまりにも生々しい描写に、なかには嫌悪感すら抱く人もいるかもしれない。

        本書はミステリーというよりハードボイルドといったほうがよく、このハードボイルドっぽい書き方も「叙述トリック」に大きく貢献している。

        私はけっこう楽しく読んだタイプだ。
        さすがに種を知って振り返ると、え~、これは無理すぎるんじゃないの~、とは思うシーンはあるけれど、それでもこういう生気にあふれた、バイタリティにあふれた生き方は決して嫌いじゃないし、否定したくもない。

        そしてその辺をどうとらえるかが本書の感想の別れ目だと思う。

        当たり前だが主人公の行動、バイタリティにいくつになっても共感できれば〇、

        え~、いくらなんでもこれはあり得ない、自分はこうじゃない、と思ってしまったら×。

        評価が大きく分かれる作品であることには違いない。



        =====データベース======
        ミステリー文学賞&年末ランキング4冠! 本格ミステリーの新時代を告げた記念碑的傑作!

        かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。
        ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。
        そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。

        蓬莱倶楽部の悪徳商法を調査する将虎の軽妙なハードボイルド探偵の活躍を楽しむあなたに、ラストで襲い掛かる大どんでん返し!?

        日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞&「このミステリーがすごい!」「本格ミステリベスト10」で第1位!
        中居正広さんほか、たくさんの著名人も激賞!
        二度読み必至の究極の徹夜本です。






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        2020/05/20 by まみー

      • コメント 2件
    • 他16人がレビュー登録、 86人が本棚登録しています
      世界の終わり、あるいは始まり
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね! mizukiyuno
      • 多分問題作と呼んで差し支えないと思う。
        書いたのが歌野さんであることを考慮しても、かなり賛否両論な中身。

        同じ町内の知り合いの子供が誘拐され殺害された。
        富樫修はほっと胸をなでおろす。それは我が子でなくてよかったという安堵。

        もうこれだけでも富樫修というひねくれた男の本音が分かるが、実際にこの富樫が窮地に陥ってしまう展開。
        中盤あたりである意味変化球みたいな驚きが。

        こここそが一番のこの作品の売りでもあるのだが、正直この展開は望んでいたものではない。
        むしろ中盤までの展開が、終盤どういう風に進んでいくのかを期待しているからだ。

        タイトルでその後を示唆しているのだが、どういう結末を望むのかも自分の手に委ねられているというわけか。
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        2019/06/16 by オーウェン

    • 他4人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      死体を買う男
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!

      • 南紀白浜で変わり者の学生・塚本直の首吊り死体が発見され、その状況に疑問を抱いた江戸川乱歩と萩原朔太郎が真相を追求する-----という探偵小説「白骨鬼」の内容が、やがて現実世界の事件につながっていくという凝った構成の歌野晶午の「死体を買う男」。

        現実レベルで起こる出来事も興味深いが、この作品の見どころはやはり作中作の「白骨鬼」だろう。

        江戸川乱歩を模写した文体はなかなか巧みで、行間からそこはかとなく漂う雰囲気は、往年の探偵小説へのノスタルジーを喚起させる。

        さらにプロットの展開やトリックの使い方も乱歩を思わせるもので、贋作としてもかなりレベルの高い作品だと言えると思う。

        おまけに乱歩の「恐るべき錯誤」が重要なモチーフとして利用されていたり、章題に萩原朔太郎や乱歩の作品名が使われていたりと、それぞれのファンにとっては非常に興味深い作品だと思う。

        >> 続きを読む

        2019/04/07 by dreamer

    • 他4人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      密室殺人ゲーム2.0
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 密室殺人ゲームの第2弾。

        1作目と同じく5人のハンドルネームが解して行う殺人推理ゲーム。

        違いは1作目とは別の5人の人物ということで、殺しの方法がより過激になっていたり、単純になっていたり。

        冒頭から繋がりを見つけさせるトリック探しであり、密室が2つ続いた後の4つ目の話が一番インパクトが大きい。

        犯人が自ら鬼畜と称するアリバイトリック。
        そういうことかと驚く真相だが、鬼畜としか言いようがない被害者の扱いは悍ましい。

        まだまだ続く3作目も楽しみ。
        >> 続きを読む

        2020/02/25 by オーウェン

    • 他4人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      密室殺人ゲーム王手飛車取り
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ooitee
      • ハンドルネームを持つ5人のネットユーザーが解す推理合戦。
        違いは死体は自分で用意すること。
        つまりは自分が犯人として殺人のクイズを出すという趣旨。

        現実合ってもおかしくないネットのやり取り。
        それを1人1人が問題を出していく連作集。

        冒頭から陰惨な連続殺人のクイズであり、まあとにかく死体の扱いが軽い事この上ない。
        その中であれやこれやと議論するのだから、異常者が異常と思わない状況を作り出していることにも驚く。

        キャラも個性的だが、現実どういう人間なのかを明かす時もまたミステリの要素が。

        個人的にはコロンボの問題が強烈だったが、そのコロンボが誰かという真相もまた強烈。
        続編が2作あるのでそちらも楽しみ。
        >> 続きを読む

        2020/02/23 by オーウェン

    • 他2人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      女王様と私
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!

      • 高校中退後、就職もせず家でぶらぶらしているばかりだった真藤数馬は、7月31日、妹の絵夢を連れて久し振りに家を出た。

        日暮里で運悪くオタク狩りに遭うが、それがきっかけで、彼は「女王様」との知己を得る。

        彼女に「奴隷」として尽くす喜びを見い出した数馬だったが、それと同時に、夏休み中に発生した小学生女児連続殺害事件と関わりを持つことになる。

        素人探偵として、颯爽と捜査に乗り出したところ、新たな死体が発見され、彼は窮地に立たされる羽目に。
        四つの「願い」が叶えられれば、真犯人を指摘できるのに--------。

        これほど型破りな小説も滅多にないだろう。
        長編まるまる一本を引っ張っても成立するような、読み手の思い込みを利用した、ある種のトリックを、序盤から惜しげもなく使い捨てにしていく構成に、目を瞠らされる。

        しかし、その後の展開や結末まで含めて考えると、この構成が果たして本当に良かったのかという疑問が残ってしまう。

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        2019/07/29 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      動く家の殺人
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 歌野さん曰く「信濃譲二を退場させるため書いた作品」。
        その言葉通り冒頭で名探偵の信濃譲二は殺されてしまうのだ。

        衝撃的な見出しだが、まずは譲二がバイトのため入った劇団で起こる殺人劇が幕を開く。
        劇団が傷を負う事件の後に、またしても本当の殺人が起きる悲劇が。
        団員内に犯人がいると思われるのだが。

        その事件後に後日談として信濃譲二のエピソードが。

        更にはカーテンコールにまで話が。
        カーテンコールは退場を意味するが、その通りの幕引きが。
        いずれにせよ、いつの日にかまた信濃譲二が復活するのだろうか。
        >> 続きを読む

        2019/04/04 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      正月十一日、鏡殺し
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! ooitee Tukiwami

      • 歌野晶午のノンシリーズものの「正月十一日、鏡殺し」は、七つの短篇からなっています

        巻頭の「盗聴」は、比較的正統的な、すっきりまとまった謎解きものだ。
        二篇目の「逃亡者 大河内清秀」は、少しひねった犯罪譚。
        三篇目の「猫屋敷の亡者」になると、さらにひねり具合が大きくなっている。
        四篇目の「記憶の囚人」は、形式としては異端的な、詩文形式を取り込んだ犯罪物語。

        そして、この作品を折り返し点として、後半の三篇は、黒々とした悪意が渦巻く、後味の悪い物語が顔を並べている。

        法月綸太郎が「パズル崩壊」において、正統的な本格形式の物語を徐々に意図的に崩していくように配置したのと似た意図が、この本の配置から窺えると思う。

        五篇目の題名「美神崩壊」は、その意図を暗示しているかのようだ。
        しかし、法月綸太郎と歌野晶午で、意図的な崩しによって到る境地は、かなり異なっていたようだ。

        巻末の表題作「正月十一日、鏡殺し」は、この短篇集の中で最も黒々としていて後味が悪く、小説としては端正この上ない一篇になっていると思う。

        >> 続きを読む

        2019/04/11 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      絶望ノート
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 中2の太刀川照音(しょおん)は、その特異な名からタチションというあだ名でいじめられていた。
        そのことを不快に思い日記をつけ始め、絶望ノートとというタイトルで日々のことを綴り始める。

        日記の中身はいじめてくる者たちへの愚痴から始まり遂には相手の死を願うまでに。
        そしてそれが実現してしまう。

        終盤近くまでこのいじめに対する描写は重い。
        だからこそ絶望ノートに行きつくのだが、死体が次々出てくるところの根深さもまあすごい。

        ラストになると実は伏線や仕掛けがあることに気付くのだが、それを知ってから二度見しても面白い。
        >> 続きを読む

        2018/12/01 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      そして名探偵は生まれた 本格推理小説
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 歌野晶午さんのミステリ短編集。
        『放浪探偵と7つの殺人』と異なり、探偵役も舞台もバラバラです。

        本作品に収録される4編は、『事件の解決+αの仕掛け』がひとつの共通点かなと思います。
        犯人当て、トリックの解明、その先にもう一つ!
        って展開で最後まで楽しませてくれます。

        個人的には
        『そして名探偵は生まれた』がイチオシ!
        キャラクター、展開、オチ、最初から最後まで楽しく読めます。笑
        若干メタ的でユーモラスな雰囲気も独特なものがあります。
        読みおわったときにタイトルの意味も分かりますよー笑

        『生存者、1名』は
        孤島でのパニックミステリーとしてかなり楽しめるのですが、オチが今一歩。。といった印象ですね。
        途中までの展開はハラハラドキドキなので、その落差があるかもしれません。

        他の2作品もそれぞれ違ったテイストで最後まで楽しませてくれます!
        1話ずつのボリュームもちょうどいいので、寝る前に少しずつ読んでいくのもオススメです。
        >> 続きを読む

        2020/05/04 by いんせくと

    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      そして名探偵は生まれた
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね! ooitee
      • 表題作を含む3つの中編の推理もの。

        「そして名探偵は生まれた」
        名探偵影浦逸水が遭遇した旅館での事件。
        助手に任せる名探偵だが、結末は皮肉めいたことに。
        タイトルが若干のネタバレだが、ラスト2ページに意外な真相が。

        「生存者、一名」
        駅を爆破した5名の逃亡者が無人島に立て籠もる。
        その中で殺人事件が起こり、一人の手記によって真相が語られていく。
        タイトルで一人生き残ることは分かっているが、それが誰なのか。
        少々意地悪な結論ではあるが。

        「館という名の楽園で」
        長年の夢とばかりに、館を手に入れた男が大学の同僚を招き推理ゲームを行う。
        そのゲームのトリックはいかなるものか。
        フーダニットよりハウダニットが難解なトリック。
        それこそドルリー・レーンを意識した展開なのは頷ける。
        >> 続きを読む

        2018/03/24 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ジェシカが駆け抜けた七年間について
      カテゴリー:小説、物語
      2.5
      いいね!
      • エチオピア人ランナーのジェシカは長距離の有望株。
        高地での合宿に望んでいるが、そこには日本人ランナーのアユムと、日本人コーチの存在が。

        タイトル通りに7年前と7年後のジェシカが描かれる。
        歌野さんの本にしては随分とストレートだなと読んでいたが、終盤にあれ?と思わせる一文が。

        それによって隠されていた秘密が明らかになる。
        ただしアンフェアすれすれの題材なのは間違いない。

        そもそもこのトリックはある知識を持っていないと予測しようがない領域になる。
        世界が反転するだとかそこまで大仕掛けではないが、読んでいて感じる違和感は間違いではなかった。
        >> 続きを読む

        2018/03/05 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      さらわれたい女
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • なかなか

        2015/06/07 by kurobasu

    • 6人が本棚登録しています
      ジェシカが駆け抜けた七年間について
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!

      • 歌野晶午の「ジェシカが駆け抜けた七年間について」は、なんとアメリカのニューメキシコ州を舞台にしているばかりか、長距離専門の陸上競技クラブにおける、エチオピア出身のジェシカを主人公にした作品だ。

        原田歩という日本人選手が、監督によって選手生命を絶たれてしまった事を恨み、呪い殺そうとした。

        その原田の自殺から七年後、復讐の時が訪れるのだ-------。

        陸上競技の世界が題材になっているという、かなり特異な設定の物語でありながら、予想もしないトリックが仕掛けられているんですね。

        「葉桜の季節に君を想うということ」で、歌野作品に触れて、気に入った人には、お薦めの作品ですよ。
        >> 続きを読む

        2019/05/29 by dreamer

    • 5人が本棚登録しています
      女王様と私(わたし)
      カテゴリー:小説、物語
      1.7
      いいね!
      • これも妄想が主に進められる話。
        正直がっかり。

        2015/08/23 by kurobasu

    • 6人が本棚登録しています
      世界の終わり、あるいは始まり
      カテゴリー:小説、物語
      1.0
      いいね!
      • 現実と妄想の違いが分からなくなるし。
        妄想とわかって読むと何でもアリだからどうでも良くなっちゃう。 >> 続きを読む

        2015/08/23 by kurobasu

    • 2人が本棚登録しています
      ハッピーエンドにさよならを
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • さよならをと付いてるだけに、すべての短編がバッドエンド確定という物語。

        「おねえちゃん」や「サクラチル」に「防疫」などの、底意地の悪さも相当だし、実は不幸と見せかけてというパターンも変えての形も数ある。

        歌野さんらしいこれでもかの不幸話の連続だけど、設定が変わるだけで受ける感じもまるで違うのは発見だった。
        >> 続きを読む

        2019/08/12 by オーウェン

    • 5人が本棚登録しています
      安達ヶ原の鬼密室 書下ろし本格巨編
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ooitee
      • 歌野さんの密室ものだから楽しみに読み始めると、いきなりすべて平仮名絵入りの童話みたいなお話。
        その次にはサイコキラーの海外もの。
        そしてようやく表題作の話が始まるという、変わった構成。

        つまりはサンドイッチみたいな作りになっており、表題作の後にはサイコキラーと童話の解決編が待っている。

        基本的には表題作が一番の目玉であり、館の中で現れた鬼。
        そして戦時中の兵士たちの奇怪な死から、50年後。
        直観探偵・八神一彦が事件を解き明かす。

        とにかく細部に至るまで無駄がなく、何かしらの動作もすべて答えを出している。

        このトリックに共通しているのが3つの話を繋げるポイント。
        だからこそ本の構成を弄ったのは頷ける出来。
        >> 続きを読む

        2018/06/30 by オーウェン

    • 2人が本棚登録しています
      密室殺人ゲーム王手飛車取り
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • オンラインで知り合った5人が繰り広げる殺人推理ゲーム。
        書を捨ててナイフを握ろう。
        よく考えれば分かる問題が多いので読んでいておもしろかった。出題するためだけに人を殺す不道徳ゲームの行き着く先が気になる。 >> 続きを読む

        2014/07/23 by seimiya

    • 5人が本棚登録しています
      密室殺人ゲーム2.0
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  ナイスな読み応え。というかあのトリックはやばすぎるw

         最後の事件の最後のオチはなぁ・・・アレは先読みして見抜いた人がいたらほんと頭のなか見てみたい。

         コンセプトは前作『密室殺人ゲーム 王手飛車取り』と同じ。
        「出題者」が問題を出して(見ず知らずの人を殺して)、ネットのテレビチャットの探偵たちが解くっていうやつ。

         アリバイ崩し、密室、バラバラ殺人・・・一見「またかぁ」

         って思ったそこのアナタ。この2.0のトリックはかなり現代的なものもありますよ!まぁ、どう「現代的」なのか言っちゃうとネタバレになっちゃいますが。

         もうひとつ構成上の特徴として「王手飛車取り」の続編になっているということ。コレ重要。ハンドルネームは前作と同じですが、中の人は違う人々。前作で死んだ人もいたし当然ちゃ当然かw
         
         前作の「最後のゲーム」のエピローグ的なものもあるので、前作読んだ人は「おお!」ってなるはず。

         シリーズ物は順番関係なしという人もいるかもしれませんが、このシリーズは絶対に「王手飛車取り→2.0」じゃなきゃダメだと思います。まず「王手飛車取り」でネットチャット殺人ゲームの空気感に慣れてからの、2.0で思っきしウラをかかれる、って読み方が個人的にいいとおもいますw
        >> 続きを読む

        2013/07/15 by kissy1986

      • コメント 10件
    • 4人が本棚登録しています

【歌野晶午】(ウタノショウゴ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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