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我孫子武丸

著者情報
著者名:我孫子武丸
あびこたけまる
アビコタケマル
生年~没年:1962~

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このランキングは1日1回更新されます。
      殺戮にいたる病
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! ryoji
      • うわぁ...完全にやられた。。ちょっと頭が混乱してる。

        殺人者、息子を犯人だと疑う母親、事件を追う元警部と被害者の妹、の3つの視点でストーリーが進んでいく。スリリングな展開で最後の方ははやく読み切ってしまいたくてページがめくるのももどかしく、喉がすごく乾いた……そしてあのラスト。
        完全に筆者の思う壺。視野が狭くなってました。ホント呆然。
        すぐにネットで解説されているサイトを検索してしまった。まぁ正直ちょびっとズルいなぁと思ったけれど、伏線には唸るしかないし、もう1度はじめから読みたくなる。

        自分は大丈夫だったけど、人によってはグロさが受け付けないかも。グロいし、性的に気持ち悪いし不快になる描写も多い。

        レビューを考えてる今もちょっとまだ落ち着けてない自分がいる。ホント読後の余韻がすごい。

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        2017/05/28 by ねごと

    • 他13人がレビュー登録、 44人が本棚登録しています
      弥勒の掌
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!

      • ミステリの用語として"最後の一撃"という言葉があります。ほとんどの推理小説は、終盤において意外な真相が明らかになる訳ですが、種明かしのシーンはできるだけラスト近くにあった方が効果的であるのは言うまでもありません。

        究極的にはラストの1ページ、ラストの1行にどんでん返しが仕掛けられていれば最高で、そうした鮮やかな幕切れのことを"最後の一撃"と呼ばれているんですね。

        今回読了したのは、あらゆる技巧を凝らして我々ミステリ好きの読者に挑戦する"最後の一撃"ミステリの我孫子武丸の「弥勒の掌」。

        この作品は、"本格捜査小説"と謳われているように、全体の9割以上が事件の捜査の描写に費やされています。

        高校の数学教師・辻恭一が帰宅してみると、妻の姿が消えていた。三年ほど前に教え子を妊娠させてしまうという不祥事を起こして以来、いつ離婚を切り出されてもおかしくないほど夫婦仲は冷え切っていたから、とうとう"その日"が来たのか-------。

        いずれ連絡があるだろうと思い、慣れない一人暮らしを始めた辻だが、一週間後、刑事の訪問を受けて愕然とする。おせっかいなマンションの住人が通報したようだが、何と自分に妻殺しの嫌疑がかかっているようなのだ。

        なるほど、状況証拠は著しく不利だ。このままでは自分が殺人の犯人にされかねない。辻は遅ればせながら、妻の行方を追い始めたのだった-------。

        一方、目黒署の刑事・蛯原篤史は、妻が遺体で発見されたとの連絡を受けて呆然とする。よりによって現場はラブホテルの一室だという。妻は自分を裏切っていたのだろうか? いや、そんなはずはない!

        間の悪いことに、警官の汚職を取り締まる本庁の人事一課が蛯原に目をつけ、出頭を要請してきた。元ヤクザの金融業者に手入れの情報を流して見返りを受け取っていたことが露見しそうなのだ。

        被害者の身内が捜査に加われないことはもちろんだが、内偵が進めば自分が汚職刑事として逮捕されてしまう可能性が大いにあるのだ。そうなる前に、なんとしてでも妻を殺した犯人を見つけ出さなければならない。自分の手で妻のかたきを討つのだ-------。

        こうして奇数章の「教師」パートと、偶数章の「刑事」パートで、二人の捜査の過程が交互に語られていくことになるのだが、別個にそれぞれの妻の足取りを追っていた二人は、怪しげな噂のある新興宗教"救いの手"にたどり着くことになる。

        辻は、警察に通報したマンションの住人が、熱心な信者であることを知り、妻が教団の施設に匿われているのではないかと疑うのだった。一方、蛯原は、妻の残した弥勒像が頒布しているものであることを知り、教団に対し疑いの目を向ける。教団本部で出会った二人は、やがて共同戦線を張ることになるのだが-------。

        奇跡を起こせるという教祖・弥勒様の正体とは何なのか? 二人の妻に関わる事件の意外な真相とは?

        短い最終章「弥勒」で明かされる"全体の構図"は実に衝撃的だ。教師と刑事だけでなく、読者の私もが「釈迦の掌」ならぬ「弥勒の掌」で踊らされていたことが判って唖然とするのだ。

        作者の我孫子武丸は、この大仕掛けを成立させるために、古典的な叙述トリックと現代的な機械トリックを大胆に組み合わせているのだが、見事にその試みは成功を収めたと言っていいだろうと思う。


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        2018/03/15 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      殺戮にいたる病
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 怖かった……。
        グロテスクな場面も多かったが、この狂気はどこに辿り着くのか、と思うと止まらなかった。

        そして最後の最後のどんでん返し。
        あれ?となって、もう一回見直しました。
        違和感はあったのですが、見破れず。
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        2017/06/02 by ashita

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      メビウスの殺人
      4.0
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      • 勧められて作者買い。

        かまいたちの夜の作者とのこと。

        内容覚えてない。
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        2014/01/28 by ud_4771

      • コメント 1件
    • 6人が本棚登録しています
      人形はこたつで推理する
      4.0
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      • うちの旦那サンが面白いよ!読んでみる?
        と出してきた本。

        幼稚園に勤める妹尾睦月と
        天才腹話術師の朝永嘉夫と
        腹話術人形の鞠小路鞠夫。

        彼らが事件を解決するお話。

        鞠夫がまるで生きている様に思えてかわいい。

        鞠夫シリーズは
        『人形は遠足で推理する』
        『人形は眠れない』
        と長編があるらしく
        それも読んでみたいなぁ。
        >> 続きを読む

        2015/04/05 by すもも

      • コメント 14件
    • 7人が本棚登録しています
      狩人は都を駆ける
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 読了日はダミー。

        短編集。
        主人公が貧乏私立探偵でハードボイルド風味ですが
        全編で動物が絡んできます。
        しかも主人公は動物嫌い。

        なかなかミステリの中でも見ないタイプの小説です。
        殺伐とした部分もありますが
        おおむね動物に振り回される主人公が見ものなユーモアあふれる作品です。
        サブキャラである獣医もいいキャラをしています。
        そこらかしこでグチっぽい主人公もとても良い。
        軽く読めて、ミステリの爽快感も、すこしジーンとくるのもある
        お得な作品だと思います。
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        2013/03/18 by loki

      • コメント 5件
    • 2人が本棚登録しています
      気分は名探偵 犯人当てアンソロジー
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ooitee
      • 6人の作家が新作という形で犯人当てをさせるミステリー。

        事件と解決編に分かれており、解決前には予想させる区切りがある。
        その正答率はどれも低く、中には1%という低さの物もある。

        その1%の貫井徳郎の作品。確かに違和感はあったが、それが何なのかが分からず、解決を見てその正体に至る。

        ほとんどがこの類いで、犯人を分かっていてもそのトリックが難解この上ない。

        どの作家も個性が出ており、麻耶雄嵩はかなり捻っていたり、逆に犯人という部分に特化した法月綸太郎の作品も頭を使わせる。

        好きな作家が一人でもいれば読んで損はないかも。
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        2018/01/31 by オーウェン

    • 4人が本棚登録しています
      まほろ市の殺人夏 夏に散る花
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 四人の作家による共作の「幻想都市 まほろ市の殺人」の「我孫子武丸」さん編。うーんなんか読み終えてすごく切ない感じがしました。ただ、その過程でちょっと不思議な家族だなあという気はうすうす感じてはいましたが・・・・。

        内容的にはあまりありえない設定なので詳しくは書きませんが、思惑が思惑を呼んで、結局は誰も幸せにならなかったお話です。特に双子で片方が成長が止まる病気とは実際にあるのでしょうか?そもそも、その設定自体がこの作品の急所なのですから、それが否定されると作品自体がなりたたないので、それは敢えて否定しませんが・・・。

        それにしても、話の筋としてはよくできてると思います。それほどページもないのによくあれだけの話が作れるものだと関心します。我孫子さんの「殺戮にいたる病」も読んでみたいですね。
        次は「麻耶雄嵩」さんの作品です。楽しみです。
        >> 続きを読む

        2016/07/13 by sumi

    • 2人が本棚登録しています
      腐蝕の街
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 読了日はダミー。

        荒廃した近未来のお話。
        通例通り私の大好きな警察官が主人公で、内容は断片の情報から真実を紐解く正統派ミステリ。
        ただ、登場人物は随分とクセがあるもので…
        主人公は作品中では年上ながら、年代設定といては同年代で
        感情移入しやすかったです。
        もう一人の主人公たる子供は
        ちょっとゲイな話があるので、苦手な方は苦手かも…
        そういう設定はさておいて、
        内容はハードボイルドかつ見えない敵という緊張感の続く素晴らしい作品です。
        >> 続きを読む

        2013/03/04 by loki

      • コメント 3件
    • 4人が本棚登録しています
      屍蝋の街
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 読了日はダミー。

        前作のオチを引き継いで
        今回はもっと厄介な話になってる状態です。
        前作も十分、緊張感の持続する話でしたが
        今作はさらに。
        なんせ敵がアレなので。
        しかし、そちらの描写に忙しかったのか
        前作ほど普段の環境についてはあまり描写されていないため
        なんかこう情景を浮かばせ辛かったというか…
        >> 続きを読む

        2013/03/04 by loki

      • コメント 3件
    • 4人が本棚登録しています

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