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兄と妹の距離感。阿吽の呼吸。私も兄妹なので、この感じがすごくよくわかる。この小説の場合、父がいないので余計に兄妹のやりとりが頻繁にされていたのであろうことがうかがえる。 >> 続きを読む
2018/04/17 by 匿名
面白かった。いやあ、主人公の亜実ちゃん良いね~。初々しくて尚且つ可愛い。最高じゃん!兄妹のお話ですが、自分はひとりっ子なので全部には共感できなかった。そう言えば昔は兄妹が欲しいなあと何時も思っていた。友人たちはみんな兄弟がいて何時も兄ちゃんが~とか弟が~と聴くたびに良いなあと思っていた。で、或る時母に「なんで自分には兄弟いないの?」と聞いたら「歳だからね~と有り更に実はあんたが生まれる前に2回流産、死産してたんだよ。」と聞かされた。その時「あ~、自分はなんでこんなこと聞いちゃったのか~・・。」と深く落ち込んだ。そのことを言った母の気持ちや自分の無神経さになんとも言えない感情が渦巻いて暫く母の顔をまともに見れなかった。何日か過ぎた時急に母が「あんたには金が掛かった」と言われ「2回流産、死産したからあんたん時は必死だった。出血すればばあちゃんいってきまーす!って病院に駆け込んだもんよ」と笑いながら言われた。あの時母は自分の感情に気付いてわざと明るく言ったんだなあと思った。兎に角母は何時も明るく聡明な人だった。祖母の最後を看取ったのも母だったし。と、大分話が逸れて仕舞ったが、この作品でもそういう幸せな日々が続いていくと思った亜実ちゃんのお兄ちゃんが突然家出をしてその理由や背景を知っていった先に実は・・・・という家族の家族たらしめる謎が、真実が有って。それを知った時果たして亜実ちゃんは・・・。ついでに言うと家の父はバツがひとつついていて。それを知った時も衝撃だった。母は凄く嫌そうに言いたくなさそうに教えてくれた。あんな顔の母は見たことがなかったからそれにも拍車がかかったな。今となってはそれら全てが思い出。過去形なんだなあとちょっと感傷的になったり。矢張り一番は家族と一緒に暮らせること。この亜実ちゃんもラストできっとそう思ったはず。全くの余談だけど亜実ちゃんみたいな妹が欲しくなった。こういう子が一緒に居たら退屈しないし、今の日々に潤いを与えてくれるかもなあと妄想。。。今回も良い読書が出来ました! >> 続きを読む
2015/08/11 by 澄美空
【石井睦美】(イシイムツミ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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