こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


森博嗣

著者情報
著者名:森博嗣
もりひろし
モリヒロシ
生年~没年:1957~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      すべてがFになる The perfect insider
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ice makoto aprilia MissTerry stone14
      • 2回目くらいの再読。
        散歩する時にPerfume『I still love U』を口ずさんでいそうな陽気なお嬢様・西之園萌絵が、仙水忍みたいに複数の人格を持つ天才プログラマ・真賀田四季に会う目的で妃真加島を訪れる(妃真加島では、ネット上の人間関係についての簡単な調査なら瞬時に処理できるようなハイスペックPCを用いて優秀な研究者たちが仕事を行っている)。
        探偵役の犀川創平と共に再び妃真加島を訪れた西之園は、島内の研究所で両手両足を切断された真賀田の死体と出くわす。
        真賀田を殺害した犯人が、どうやってVTRでずっと出入り口が監視されていた研究所を脱出したかが最大の謎であり本格ミステリ作家の腕の見せどころなのだが、ここで森博嗣は見事に成功している。
        本作を皮切りとする森博嗣のSMシリーズ全10作は、ほとんどの作品において意外な結末・ハイレベルのロジック・ハイレベルの密室トリックを兼ね備えた驚異的な水準の本格ミステリであり「森博嗣のSM物を読まずして、本格ミステリファンを名乗るなかれ」という感じである(仮定形に関する注釈になるが、もし森博嗣が中高生時代にエラリ・クイーン「Xの悲劇」と出会わなかったら日本本格ミステリ界の歴史は激変していたであろう)。
        森博嗣ファンなら既にお気づきであろうが、僕の書評で散見される「メンバ」とか「センタ」というカタカナの長音符号抜きの表記は森博嗣が自著で採用している日本工業規格の表記に基づくものであり特に深い意味はない。
        話は変わるが、東京国立博物館・表慶館で開催されていた「フォーシーズンズ」という展覧会を訪れた際に真っ先に真賀田四季の名前を連想した(展覧会の内容自体も素晴らしく特に最初の展示作品は、この世のものとは思えない美しさであった)。
        さて僕の書評を読んでくれている奇特な方にお知らせするが、今後少し仕事が忙しくなる予定のため読書ログへの書評のアップを一時中断する。
        いずれまた復帰する予定なので、その時まで皆様ごきげんよう(たかまつななの口調で)。
        >> 続きを読む

        2021/09/27 by tygkun

      • コメント 2件
    • 他24人がレビュー登録、 119人が本棚登録しています
      冷たい密室と博士たち
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 全てがFになるシリーズの2作目。
        推理小説としても楽しめるのはもちろん、西之園と犀川先生の会話も楽しめのが特徴的。
        今回はタイトルの通り密室での事件が起こる。まだ読んでいる途中ですが犯人がまだ分からずじまいで毎日続きが気になり読んでいます。
        >> 続きを読む

        2017/11/21 by GLAY

    • 他8人がレビュー登録、 62人が本棚登録しています
      「やりがいのある仕事」という幻想
      3.5
      いいね!
      • タイトルにある「やりがいのある仕事」を必ずしも否定しているわけではなく、それを仕事に見出すことにこだわらなくて良いといった話です。本書の肝となる主張は概ね以下に集約できそうです。

        ①仕事は人間の価値を決めるものではない
        ②自分が本当に必要とするものを見極める
        ③社会がどうなっていくのか意識する
        ④他人の目を気にしすぎない(①②にも関連する)

        4章のQAは蛇足にも思えました。
        >> 続きを読む

        2020/09/09 by ikawaArise

    • 他5人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      すべてがFになる
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 森博嗣さんは、元国立大の助教授で工学博士と名乗っている"理系"の作家さんだけあって、そっち方面の用語が沢山出てきます。
        "真性"文系の私は、読んでると私の頭に?が積み重なっていったが、ストーリーを追う分には支障がなかったので、そのまま放置して読み通しました。

        私は松本清張をはじめとして、社会派推理小説を読むことが多かったので、この作品のような典型的なパズラー小説はなかなか新鮮な感じがしました。
        といってもこの作品が書かれたのは1996年でもうかれこれ20年もたっているんですね。

        登場人物の真賀田四季という天才工学博士がなかなかのキャラで、謎解きよりも
        このキャラの謎めいた人間離れした所が印象に残りました。

        森さんは本書を含むS&Mシリーズ(このシリーズだけでも10冊)ほか、Vシリーズ、スカイ・クロラシリーズなど、かなりの著作があるので、少しずつ読めたらなぁと思います。
        >> 続きを読む

        2017/11/09 by Reo-1971

      • コメント 1件
    • 他4人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      笑わない数学者
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! Tukiwami
      • 師走ということで、私自身も仕事がたて込んでいて全然本を読む時間が無くようやくこの本を最後まで読むのに時間が掛かりました。   このシリーズにしては読みやすく(でも所々数式が出て来ます)トリックの謎解きも比較的解かりやすいです。只、この作家は何故「スクータ」「ツーシータ」「コンピュータ」など最後の伸ばす「-」線を書かないのかが不思議です。誰か解かる人いませんか? >> 続きを読む

        2017/12/23 by rock-man

      • コメント 2件
    • 他4人がレビュー登録、 47人が本棚登録しています
      詩的私的ジャック
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 今回はロック好きには思わず「オッ」と言わせる内容です。萌絵と一緒の大学生でロック歌手が登場する話しですが、その歌の歌詞が事件と絡んできます。内容やトリックはもはや安定した面白さだ。今回の目の付け所は犀川先生と萌絵の関係で、萌絵が好きと告白した所です。でも犀川先生は笑ってかわしますが、まんざらでもない感じ。これから二人の恋の行方が気になります。 >> 続きを読む

        2019/04/13 by rock-man

    • 他3人がレビュー登録、 40人が本棚登録しています
      夏のレプリカ
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 前巻「幻惑の死と使途」で、ちょっとした細工が施されていました。
        それは、偶数章がありませんでした。
        そして「夏のレプリカ」は、奇数章がありません。
        この2冊は、2冊揃って初めての1冊になるのです。

        話も、「幻惑の死と使途」と同時期に起きた事件です。
        事件の結末も、悲しいものでしたが、面白かったです。
        >> 続きを読む

        2015/03/06 by ゆずの

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 37人が本棚登録しています
      黒猫の三角
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • Vシリーズ第一作。前から気になっていましたが、やっと読む事が出来ました。この作家は相変わらず、読みずらい名前を登場人物につけますね~(笑)。でも文中にあれやこれや色々と伏線が仕掛けられていますね。この密度の濃さは流石ですね。             この謎解きには、必ず騙されます。まさか、この人が犯人かよと、なります。このミステリーにはゾロ目が絡んできます。最後の方では、麻雀の話しが出て来ますが、犯人の人が良く上がる役がニコニコ(チートイツ)。この役は二個ずつ同じ牌を揃えて上がる簡単なよく初心者が使う上がり役です。この件からもゾロ目が絡んできます。昔よく麻雀をやった者にしたら、ニヤリとします。麻雀まで絡むのかよと、感心します。言ったらキリが無いので止めますが、予想を上回る位面白いです。 >> 続きを読む

        2017/11/25 by rock-man

    • 他3人がレビュー登録、 26人が本棚登録しています
      四季
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      •  著者の作品は講談社文庫版を出版順に全部読んでここまで。
         タイトルから、S&Mシリーズの後日譚をイメージしていたんだけど、前日譚なのね。
         四季の子供時代を舞台に、S&MとVシリーズのキャラクターが絡んでくる構成。
         謎は提示して、解けるヒントを散りばめるだけ。
         本格のテーマを社会派の手法で料理したキャラクター小説。
         食玩のお菓子の如くの謎で引っ張りつつ、キャラクターの配置で楽しませる、Vシリーズからミステリ要素を減らしたような構成な印象。
         勝手に本格ミステリを期待してたので、ちょっと肩透かし。
        >> 続きを読む

        2019/10/31 by 猿山リム

    • 他3人がレビュー登録、 31人が本棚登録しています
      四季
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      •  S&Mシリーズの前日譚でありVシリーズとも絡む間賀田四季を主人公とする物語の2巻目。
         「すべてがFになる」の直系的前日譚であり、前作までを読んだ読者は先の展開が分かった状態で読むことになるわけで歴史小説を読む感覚。
         外伝として事件の背景を垣間見られるのは面白い構図ではあったが、推理小説(ミステリ)を期待すると、とうとう微塵も要素が無くなってしまった。
         謎は提示もされず、解かれもしない。
         ミステリファンとしては食玩のお菓子程度にでもミステリ要素を絡めて欲しかった。
         ライバルが登場しないからかな。
        >> 続きを読む

        2020/01/22 by 猿山リム

    • 他3人がレビュー登録、 24人が本棚登録しています
      臨機応答・変問自在 森助教授vs理系大学生
      3.5
      いいね!
      • 森助教授VS理系大学生 臨機応答・変問自在。森博嗣先生の著書。学生たちのあらゆる質問に対する森博嗣先生の回答をまとめた一冊。学生たちの質問は大真面目な技術的なものから何だかふざけたようなものまで様々だけれど、森博嗣先生、森博嗣博士はどれに対しても謙虚な姿勢で真面目に簡潔に回答していて内容も印象的。森博嗣先生、森博嗣博士のような先生が世の中にもっと増えると、学校に行って授業に出席するのが楽しみで仕方がないと思う学生も増えそうです。 >> 続きを読む

        2019/06/16 by 香菜子

    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      イナイ×イナイ
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      •  有名な著者でありながら、読むのは初めてでした。訳ありの大きなお屋敷に住む、綺麗な女性から兄を探してほしいとの依頼から、話がスタートします。お屋敷の謎が気になって、一気に読んでしまいましたが、すっきりしないというのが、正直な感想です。お屋敷の謎がよくわからなかったし、エピローグもイマイチ理解できませんでした。
         調べると、他のシリーズとリンクしていたことがわかりました。シリーズの一作目からと思いましたが、読む順番、もう少しリサーチすれば良かったです。
        >> 続きを読む

        2020/07/04 by youda

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      キラレ×キラレ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  今回は、電車で起きた連続切り裂き事件の犯人を探す依頼を受け、調査する内容です。被害者は4人おり、調べる中で同じメンタルクリニックに通院している患者だったことがわかります。
         依頼を受けた3人は、被害者や医師に話を手がかりに、事件を探ってゆきます。直感的な小川と分かっているこてから筋道を立てて考る真鍋のやり取りが面白かったです。
         切り裂き魔が犯行に及ぶ心理、この作品にも記されていましたが、もっと知りたくなりました。
        >> 続きを読む

        2020/07/25 by youda

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      四季
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね! Tukiwami
      •  「四季」というタイトルで、真賀田四季を語る話を紡ぐにあたって、普通のミステリではつり合いが取れないというのもわからないでもない。
         なら、いっそう最初からフルスロットルでSFでもよかった気がしなくもない。
         S&Mシリーズ、Vシリーズを完全に把握したシリーズファンに向けてのみ構成された印象。
         言わんとする内容は何となく理解できなくもない気はするけれど…。
         正直、彼女の天才ぶりが発揮されるミステリを期待していたので、ギャップの方が大きかった。
         もっと楽しさが分かり易かったら嬉しかったというのが本心。
        >> 続きを読む

        2020/07/10 by 猿山リム

    • 他2人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      φは壊れたね
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      •  著者の講談社文庫物をFから追いかけてやっとGシリーズ。
         正直V・四季と好きなタイプから離れていったのでやめようかとも思ったのだが、萌絵の登場するシリーズという事で続けて観た。
         不可解な状況を提示して、最終的に筋の通った解説がつく。
         筋さえ通っていればいい塩梅で、物語本編はキャラクターたちが事件きっかけの雑談で埋めるある意味いつもの手法。
         正直、面白くないんだが、事件とトリックは興味を引く。
         普通の探偵に普通に推理させたら凄く好みな作品なんだと思う。
         条件は満たした…語られない条項は、枝葉だ。
        >> 続きを読む

        2021/07/31 by 猿山リム

    • 他2人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      つぶやきのクリーム = The cream of the notes
      3.7
      いいね!
      • とてもシンプルで人生の教訓となりそうな事が書かれている、にも関わらず、若干押しつけがましい文体が全体の印象をガッツリ盛り下げてしまうのがかなり残念。
        「私が正しい」と言う書き方ではない、もっと別の表現方法があったのかも。
        あくまで森氏の主観・・・と言う執筆者の姿勢をむしろ通してくれた方が、説得力が倍増したのではないかとも思う。

        説教がましさがかえって書籍全体の印象を悪化させてしまった、サンプルのような本。
        逆に自分がエッセイを書く時の、良き反面教師となってくれそうだけど(笑)。
        >> 続きを読む

        2015/10/09 by mikicafee

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      そして二人だけになった Until death do us part
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! Tukiwami
      • 再読。
        森博嗣は某国立大学助教授だったが、メフィスト賞でデビュしSMシリーズで人気を博した。
        建築関係の研究者としても極めて有能だったらしく大学時代は漫画サークルで活躍するなど、レオナルド・ダ・ヴィンチのように多才な人である。
        本作は森の代表作の一つで、タイトルからもクリスティへの深い造詣が伺われる作品である。
        森博嗣は多数の小説を発行しているが、本作とSM物が本格ミステリとして出来栄えが図抜けている。
        森に関しては小説中でも独自の理系的発想が話題になったが実は日記やエッセイにおいてその発想は濃厚となっており、とりわけウェブ上でも公開されていた初期の日記ではアイスピックのように尖った森の思想に触れることができる。
        >> 続きを読む

        2019/05/10 by tygkun

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか
      4.5
      いいね!
      • 芸術と研究が似たもの、という考え方にはとても共感できた。
        「考える」ということについてより考えさせられる内容。 >> 続きを読む

        2015/08/24 by shiki

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      工学部・水柿助教授の日常
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • 「すべてがFになる」の続編がなかったので
        こちらに移行してみた。
        独特な文体になれないといけないな。
        このシリーズは。
        >> 続きを読む

        2014/10/07 by MUSICA

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      常識にとらわれない100の講義 = 100 lectures on the contrary honesty
      4.0
      いいね!
      • 自分で何かに気付くヒントになることがいっぱい書かれている。

        ・そんなに不満を言うなら、どうしてまたそれを手にするのか。
        ・非常識な行動ではなく、常識を覆す理屈に価値がある。
        ・ほとんどの人がその通りだと言う言葉には商品価値がない。
        ・欠点というのは、はっきりわかっていればカバーできる。

        読んでいて面白いと思いませんか?

        この人、きっと頭良いんだろうなぁ。
        >> 続きを読む

        2013/10/29 by mahalo

      • コメント 5件
    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています

【森博嗣】(モリヒロシ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚