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山森みか

著者情報
著者名:山森みか
やまもりみか
ヤマモリミカ
生年~没年:1960~

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      ユダヤ教 イスラエルと永遠の物語
      カテゴリー:ユダヤ教
      4.0
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      • 面白かった。

        ユダヤ教の実践とは、古代の物語を、自分個人として受けとめること。
        ユダヤの物語とは、過去を現在にもたらし、現在に過去のパターンを課すこと。

        つまり、エジプトで奴隷だった境遇から、神によって救い出され、出エジプトを果たしたという、神の解放に、永遠に感謝すること。

        という話に、なるほどーっと思った。
        それゆえ、トーラーとさまざまな行事をとても大切にするのだろう。

        つまり、トーラーとその物語を継承することを選び、神の支配を受け入れることが、ユダヤ教徒つまりユダヤ人ということなのだろう。

        他宗教の人でも、一定の手続きを踏めばユダヤ教に改宗できる。
        ゆえに、イスラエルの物語に自分を同定し、神への義務とイスラエル共同体への責任を引き受ける人が、ユダヤ人ということになるそうである。
        ユダヤ教に改宗した人は、皆、アブラハムとサラの子になると考えられるそうである。

        トーラーの物語は、過去だけでなく、永続する現在の時制において歴史に関与するものである。
        そのように、生き生きと、出エジプト等の物語を今受けとめることが、ユダヤ教の核心なのだろう。

        朝夕の祈りの言葉もいろいろと収録されていて、興味深かった。
        申命記や詩編とともに、その祈祷書の言葉を日々にユダヤ教は読誦するそうである。

        トーラーの学習において、イスラエル人は神の中に入る、という言葉も印象深かった。
        トーラーは神の恵み深い正義を明らかにし、その学習と実践は大きな功徳(ズフート)をもたらすと考えるそうである。

        また、悔い改め(テシュバー)は、神との和解であり、人間の変容であり、贖いの行為が要求されるという話も興味深かった。

        神は無限(エイン・ソーフー)。
        トーラーの宇宙的側面を解説したのがゾハール。

        などなどの話も興味深かった。

        ユダヤ教は、あらためて興味深い宗教であり、そして何より物語なのだと、あらためて思った。
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        2013/07/23 by atsushi

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