こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


江國香織

著者情報
著者名:江國香織
えくにかおり
エクニカオリ
生年~没年:1964~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      きらきらひかる
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! chao gavin tadahiko caramel momomeiai karamomo
      • それは水槽の中の金魚たち。
        人工的な明るさと清潔さの中に閉ざされどこへも行き着くことがない。

        「ごっこみたいに楽しくて、気ままで  都合のいい結婚」――笑子
        「結婚は一種の背徳行為だからね」――睦月

        「僕たちは、恋人を持つ自由のある夫婦なのだ」といいつつ、
        恋人を持っているのは睦月の方だけだ。
        なぜなら、笑子のほうは睦月に片思いをし始めているから。
        紺という名の男子学生と性的関係を続けたい睦月は、彼への操を立てて
        妻・笑子には「なにもしてあげられない」という。
        家事からも対外的な妻という役割からも解放され生活感のない綺麗なマンションに漂う女
        注意深く扱わなければならないペットか観葉植物のようだ。
        そしてそれは何物をも期待されていないということだ。
        愛する人に求められない不幸。
        それに浸れる人は自虐趣味だと思う。
        愛が報われないことを悟っている笑子は当然「睦月の優しさに傷つく」
        泣くは喚くは、物は投げるは、悪態をついたかと思えば口はきかなくなるは、
        なにかというと暴れまくることになる。

        それでも「ずっとこのまま変わりたくない」というのは睦月を手放したくないから。
        笑子はずっと報われない片思いだね。かわいそうに。

        そもそも睦月は優しいのか?私はそうは思わない。
        ホモではなく紺が好きなだけというのなら、見合い結婚をなぜする必要がある?
        笑子は睦月から子供を産むことすら特に期待されていないのだ。
        紺に対しても笑子に対しても2重の意味で不貞ではないか?!
        睦月は自分だけはきれいなままでいたいというのか?
        そういう男を実はひとでなしというのだ。

        二人の間に入れないことを悟っている笑子は紺とも仲良くする道を選ぶ。
        せめて三角関係になりたい訳だ。
        そして二人の男を結びつける唯一の女になろうとする。
        哀れだ。イタすぎる。なんでこれが「とびきりの恋愛小説」なんだ?さっぱりわからない。

        作中で作者はBL系の小説を「三文小説」としつこく軽蔑しているが、
        私の結論は「この小説はBL小説だ」と思う。
        小説世界に入り込んで美しい男たちの間に入れてもらって、仲間としてちやほやされたい。
        そんなBL好き女の願望を叶えてくれる小説なんだと感じた。


        作者のしったかぶりもひっかかる。
        精神病者も同性愛者もこの話を読んで傷つかないのだろうか?

        笑子は精神病でアル中と書かれているが単なる5歳児だ。
        子供だったことがない人はいないから、彼女の気持ちもわかるなんて思うかもしれないけれど、
        それは幼児の自分を知っているからにほかならない。
        彼女に精神病の兆候はないでしょう。不安衝動はむしろ薬中に近いかも。
        単なるワガママを精神病だからと言い訳にしないでほしい。

        同性愛者についてはホモセクシュアル、もしくはゲイという呼称が適切ですが
        文中でホモ、ホモ、と繰り返されるのでちょっと不快。
        (短縮語は差別用語として考えられています)

        「男の妻っていうのはみたことがない」「おとこおんなですよ」
        「どこかの三文小説ホモ」「ホモの背景なんて多かれ少なかれ三文小説風だからね」
        言葉の端々に上から目線が突き刺さる。

        絵國香織ってきれいな小道具を使って人を騙しているけれど、結構汚い人なんだと思ってしまった。

        ミントジュレップとモロゾフのミニシュー、コアントロー味がひどく美味しそうに感じた。
        こういうディテールが愛されているのだろう。多分。


        高評価のレビューが多い中、このようなレビューで心苦しい気がしますが、
        この小説を合わない人が読んでしまった場合どうなるか。
        というサンプルとして読んでいただければ幸いです。
        >> 続きを読む

        2014/02/01 by 月うさぎ

      • コメント 6件
    • 他11人がレビュー登録、 55人が本棚登録しています
      神様のボ-ト
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 過去の愛する人を信じ続ける母がどこにも居場所を作らず、娘と二人で旅を続けていく物語。

        娘はそんな現状からだんだんと自分の道を歩もうとして、それでも母親が心配でたまらなくて。

        母親は愛する人との愛の結晶である娘がいなくなることで、生きてる意味を見出だせなくなる。娘がそばにいなくなることでようやく愛する人の存在に疑い始める。でももう戻れない。。

        孤独な物語でした。片親家庭の私には響くところが多かった。

        「ママの世界にずっと住んでいられなくて」
        と泣きながら娘が謝るシーンが特に。

        そして葉子と草子という名前がこの二人の親子関係をよく現していると感じました。

        >> 続きを読む

        2018/05/06 by ユート

    • 他4人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      号泣する準備はできていた
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • 直木賞受賞作品。短編集だが特に表題の作品はよくわからなかった。
        短編集全体で受賞したのだと思う。全ての作品に出てくる女達のどうしようもない気持ちの揺れが理解できないのだ。行間や余白に漂う雰囲気を味わえないので感動もないのかもしれない。男には無理かも。いや、野暮な自分が女性の感じる悲しみを理解できないだけかもしれない。 >> 続きを読む

        2018/05/21 by KameiKoji

    • 他4人がレビュー登録、 28人が本棚登録しています
      落下する夕方
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • やっぱ女子大生は江國香織とか読まなきゃだめなんじゃないかと思って、買ってみた。

        メだった…
        誰にも共感できなくて置いていかれる、皆が言う女心ってやつがいつまでたっても理解できない(>_<)
        >> 続きを読む

        2016/07/06 by hanpenko

    • 他3人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      冷静と情熱のあいだ Rosso
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 恋をする
        心の場所
        住んでいる場所
        時間



        辻仁成さんの「冷静と情熱のあいだ」を読んでから、江國香織さんの「冷静と情熱のあいだ」を読みました。
        作者が違うということを忘れてしまうくらい、流れている雰囲気や時間の流れがわかり、お互いの思いがひかれあっていることも感じ取れる物語でした。
        心の場所。ずっと一緒にいたいではなく、いる。そんな人に出会えること。
        ただ、運命のいたずらか、離れてしまうことになっても、お互いが求め合う意識し合う描写は心を掴まれました。最後の最後までしっかりと書かれていなかったけれど、私はきっとどこにいても一緒にいるのだろうなと自分の中でエンディングをかきくわえて本を閉じました。
        >> 続きを読む

        2016/09/19 by -water-

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 30人が本棚登録しています
      泳ぐのに、安全でも適切でもありません
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! momomeiai
      • “読者ログ”の中のレヴューに興味が湧いたので購入した本。

        まず、本屋では到底手にすることのない・・・・小説で、それもせつない愛を綴った本。

        どろどろした男女の関係、別れた旦那と男の子と一緒に三人で動物園で逢う。
        一見、微笑ましくみえる風景だが、心の底に流れる情念に息が詰まる思いである。

        10の短編集だが、愛する人と大切にする人は違うように

        愛さなければならない人と、大切にしなければならない人と同じではないように・・・。

        やはり、このての本は苦手です。

        “愛するのに、安全でも適切でもありません”と薄々感じていても・・・・

        その中に、足を浸けてしまう・・・水の心地良さと時がたてば冷えきるのもわかっていながら・・・。
        >> 続きを読む

        2013/07/27 by ごまめ

      • コメント 6件
    • 他3人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      号泣する準備はできていた
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 感性が合うのか心にすんなり入ってくるような短編ばかりでした。
        それぞれの女性に自分を投影して共鳴するような。

        もちろん全てに類似体験が有るわけではないですが、女性が根源的に持っている何かを揺さぶられているようでした。

        いろんな女性に読んで欲しいな。
        >> 続きを読む

        2012/07/05 by sayaka

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      東京タワー
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 恋愛
        不倫
        東京タワー
        人妻
        学生


        一切他の音がしない、話し声だけが聞こえる物語だった。
        物語を読んでいると頭の中にイメージがわいて勝手に環境の音がなっているのに対して、この物語りの環境がすべにおいて世界では二人きりの世界になっている気がした。もちろん他の人物もいたが、二人で会う時や
        一人称の時でさえも、とても静かな印象をうけた。
        >> 続きを読む

        2016/04/10 by -water-

    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      海辺のくま
      4.2
      いいね!
      • 東京にあるブックカフェにて読みました。

        くまのお父さんを探しに出かけます。少し悲しい出来事が起きます。

        もし機会があれば、手元においておきたいと思います。
        >> 続きを読む

        2014/08/11 by おれんじ

      • コメント 3件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      真昼なのに昏い部屋
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • 日本に住むアメリカ人大学講師と人妻との恋愛小説。性的描写がない(出ても性交という言葉まで)のでほとんど純愛と言っていいほどのものだった。 >> 続きを読む

        2017/04/29 by konil

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      ふりむく
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.5
      いいね!
      • 松尾たいこさんの絵を見て、江國香織さんが感じたまま文章にする。


        どちらかというと、江國さんの感性に感心。

        例えば、南国的な女性の絵に、

        「チンパンジーの飼育係になりたい、
        と言ってケニアに旅立って行った女を、
        牛乳をのみながら僕は見送った。」の文章、

        なぜケニアまで飛んじゃうの、凄い。


        コスモスの様な野草の絵に、

        「なんの音もしない場所で、
        手をひかれて立ったまま、
        かちゃかちゃと歯にぶつけていたドロップの記憶」

        まるで、短歌のようですな、風景やものを見てそれを歌に、
        そこからはみ出て感じるものを文章に・・・・・

        文筆家って、文章の前に、物事に対する感性が鋭どくなければならないのですな。


        >> 続きを読む

        2015/09/12 by ごまめ

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      とるにたらないものもの
      4.0
      いいね! ayumi fireman
      • 「泳ぐのに・・・・」「泣く大人」に続いての江國香織さんの本。

        江國さんの本、後、二冊机の上にあるので、8月中には読んでしまおうと。

        5月から読みはじめた向田邦子さんも3冊程控えている。

        他の本を挟みながらの読書だけに、この夏には終わらしたいお二人である。


        さて、この本「とるにたらないもの」・・・・、でも、欠かせなくて、気になり、愛しくて、忘れられないもの。

        “輪ゴム”“愛称”“食器棚”“黄色”“下敷き”“ヨーグルト”“フレンチトースト”
        “書斎の匂い”“まめご”“ナイフ”“塩”“砂糖”“大笑い”など、60に渡ってこだわりを披露。


        私にとっての“とるにたらないもの”とは

        朝まで手つかずなのに、寝る際に枕元に置く“コーヒ”

        使わずしていつも干からびてしまうカートリッジ式の“万年筆”

        お気に入りの本屋の“カバー”

        飲む量にあわせてのいくつもの大きさの違う“マグカップ”

        今二代目の通勤に使っている“リュクサック”

        喧嘩したあとの翌日の“おはよう”

        1週間に一度は食べたくなる“カレー”

        朝用、昼用、夜用、なぜか分けている“CD”

        落語家さんの“髪型”

        読み終わった順に並べてある“本棚”

        この頃気になる“赤色”

        ヨーグルトに入れる“フルーツ”

        自ら買って帰らないと食べれない“レーズントースト”

        廃版で買占めたが今年いっぱいしかもたない“zebraのantique HYPER JELL“


        こうして考えていくと、自分自身のちょっとしたこだわりは、
        ほかのひと、すぐそばに居てる嫁さんでさえ、どうでもよい、“とるにたらないもの”ばかり。

        ここは男は黙って、ビールでも飲もう・・・でおます。
        >> 続きを読む

        2013/08/14 by ごまめ

      • コメント 7件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      いくつもの週末
      4.0
      いいね!
      • 結婚して、2年~3年までの間に書かれたエッセイです。
        何気ない生活の一コマですが、江國さんが書くとなんかオシャレ。
        私の日常生活も作家さんが書くとおもしろくなるのかな。
        客観的に読んでみたいです。

        私たち夫婦も、結婚生活3年です。
        共感できるところがたくさんありそうだ♪と思いながら手に取りました。

        ・・・が。

        いやー、江國さん激しい方だわっ( ;´Д`)


        感情豊かにややこしく考えてるから、作家になれるのでしょうか、1冊分のエッセイがまとまるのでしょうか。
        うちは本当に穏やかな毎日を送っているな、と改めて思いました。
        あぁ、でもそれは旦那が怒らないからか。出来た旦那だと思います…

        ―彼は結婚指輪を「呪縛」と呼んでいる。
        ―いつも週末だったら、私達はまちがいなく木端微塵だ。

        この本は江國さんと旦那さんの結婚生活を垣間見ているようで、少しドキッとします。
        結婚に夢も希望もなくなるようなエピソードが続きますが、結婚生活っていいものですよー!と声を大にして言いたいです。
        ・・・とりあえず今は(・_・;)
        >> 続きを読む

        2015/07/27 by あすか

      • コメント 8件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      間宮兄弟
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • 何かが起こりそうで結局元の日常に戻ってく、冴えない兄弟の物語。父性愛が働くのか、好きにはなれんが愛着のわく兄弟でした。 >> 続きを読む

        2017/08/28 by hiro2

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      間宮兄弟
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • すごく読みやすい。今まで読んだのは独特な個性を持つ女性が主人公のものばかりだったから男性なのは始めて。親からすると理想的な息子たちなんだろうけど30過ぎた男なら気持ち悪い。世の中でこの兄弟の家だけが浮いてる感じ。夫婦ならいいんだろうけど。ださいとか不器用で悩むのはせいぜい10代くらいまで。そこで自分にブレーキかけてどうする?とイライラしつつ楽しめた(笑)
        >> 続きを読む

        2018/05/15 by miko

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      ホリ-・ガ-デン
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 匿名

        私は果歩にとっての静枝のような(静枝にとっての果歩のような)幼なじみの親友もいないし、ずっと心に住み続けてる昔の恋人もいないし、(遠距離の彼氏とセフレはいても)遠距離不倫の相手もいないけれど、2人やまわりの人が抱えた不安とかキモチのゆらぎみたいなものは共感できる。
        案外みんなおんなじようなことを考えて生きてるんじゃないかな?
        >> 続きを読む

        2014/01/17 by 匿名

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      すいかの匂い
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「記憶は断片的だがはっきりしていて生々しい。たとえば父の晩酌用の枝豆や空豆の、冴えた緑、やわらかな緑。汗をかいたビール瓶のちゃいろ」

         この12の短編のすべて語り手は、小学生の少女です。
        年代的にはほとんど同じということもあるのでしょうが、昭和の小学生たち、毎回、同じ主人公ではないのに、この短い物語にでてくる12人の少女がまるで自分のように思えるのです。

         それは江國さんのその紡ぎ出す世界が、もう誰にも真似できないような技で記憶のワンシーンを見事に切り取って、ないでみせるからだと思うのです。

         すいかの匂い、といわれて、ほのかな、水っぽいような、草のような匂い・・・そういったほのかな匂いだけでなく、子供ならではの周りの大人や他の子供へのほのかな匂いのような嫌悪感を描く。
        なんかいやだな・・・でも、逃げ出すほどでもなく、怒るほどでもなく、泣くようなことでもない。
        なんとなくいやだな・・・少女たちは、そんな嫌悪感を抱きながらも普通に生活して、大人になる。

         大人には2種類あって、すぐに叱りつける「怖い大人」と、頭をなでたり、子供言葉で近寄ってくる「気持ちわるい大人」という文章に驚くと同時に、今、自分が大人になって
        どう子どもを見ているのか・・・まで、胸のうちを読まれたような気分になります。

         子どもの頃の遊び。松の葉でひっぱりあう、おしろい花で落下傘を作る、いちごパックを2枚重ねてその間に色とりどりの布をはさんで、小物入れにする、紙せっけんを集める・・・人さらいが出るといううわさが立つ。

         そういった子ども時代にしか見ていないようなことまで、江國さんはきっぱりとした、はっきりとしたそして難しい言葉を使わないで、目の前にさりげなく出してみせます。

         江國さんの物語は、どれも不思議と物悲しいと同時に、心なつかしい。そんな雰囲気が、本のタイトルとなった「すいかの匂い」なのだと思います。

         夏の物語が多いのも、やはり子ども時代、夏というのは、夏休みがあって、普段と違う生活という区切りがあって、夏の蝉、夏のすいか、夏の花、夏の海水浴やプール・・・そして夏は葬式が多いといったことまで、思い出させてくれます。
        その思い出すということは、楽しいとか、感動といったことではなく、静かに脳裏にもう二度と来ることのない夏休みが再びやってきたような、そんな気持になるのです。
        >> 続きを読む

        2018/05/28 by 夕暮れ

    • 他1人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      ぼくの小鳥ちゃん
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 薄い本の中に、音楽、愛、いろんな素晴らしさがつまっている。

        2017/03/15 by ふみえ

    • 他1人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      東京タワー
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 江國作品を読むのは二冊目。主人公の19歳の少年2人よりも彼らに恋をする女性2人に感情移入して読みすすめました。
        さっぱりとしたものではないですが、これはこれで青春小説なのだと思います。
        >> 続きを読む

        2015/04/21 by 燻製煮玉子

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      神様のボ-ト
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • ネタバレあります。

        途中で、「箱の中」は、「棺の中」と、気づかされ、完全に「狂女」の哀しい物語、と悟った。もちろん、私より先に分かりきっていながら、寄り添わないわけにはいかなかった「草子」が、せつなすぎて辛い。草子は図らずも私自身の娘と同い年。大人びたかしこさも強がりも、なんだか我が子を見ているようで辛かった。その分、尋常ではない葉子の行動が、可哀相、ではなく、腹立たしくさえあった。それくらい、ちょっと作品の主題とは違うところで入れ込んで読んでしまったので、なかなかレビューを書く気になれなかったり(笑)。

        検索したら、NHKでドラマ化されていたようで、キャスティングは悪くないなあと思うけど、ダブル不倫だの放火だの、原作にはないスキャンダルが盛り込まれており、また、ラストが、ハッピーエンドともとれる演出らしく、全く別の物語に仕上がっているのかな?

        原作は、狂気の物語。

        草子が葉子から巣立って行こうとする展開も、個人的に絵空事には思えず(笑)。目の前の現実と、娘を、大事にしようー、と、思わされた。
        >> 続きを読む

        2015/02/05 by umizaras

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています

【江國香織】(エクニカオリ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本