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河野万里子

著者情報
著者名:河野万里子
こうのまりこ
コウノマリコ
生年~没年:1959~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      星の王子さま
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! tadahiko makoto chao kuuta Minnie sunflower Romance caramel sox tamo Magic_Hour FiRST kissy1986 c1111 mee SAI Fragment keyaki- mariak1994 Kiiro_7
      • いやあ、面白かった!
        夢中になって一気読みしてしまった・・・!

        児童文学侮ることなかれ・・・。
        子供が読んでも大人が読んでも楽しめると思うし大人になってから読むとその背景や色合いなどが全く別のものに変容していくような気さえする。

        惜しいのは自分はこの作品を子供の頃に読んでいなかったこと。
        大人になってはじめて読んだのでもし感性や感受性が豊かだった子供の頃に読んでいたら今大人になって読んだ時との対比などがわかったと思うので非常に残念。だけれども今読んで(再読して)わかったことというか感じたことは生涯忘れることはないだろうと思う。

        王子さまと僕の交流。
        王子さまと花の恋。
        王子さまとキツネの友情。
        王子さまと星々の権力者たちとの問答。
        そして、王子さまと僕の別れ。


        それぞれに深くあたたかい、でも、一筋縄ではいかない大人と子供のやり取りが時に激しく時に哀しく描かれていて「ああ、現実も人生もこういうことだよなぁ。。。」と思わせてくれました。


        実際王子さまのように諦めずに何度も聞き返せればどれだけ良いか、僕のように大事なことをやっている時に何度も聞き返されたら嫌だなぁとか自分の日々の生活に置き換えて考えてみるとなんにも王子さまがやっていることは不思議でも不自然でもなく本来は人間同士がやらなければいけないことで、人間同士がやりたくない、やってほしくないことなんだなぁとも読み終えて思いました。


        この作品は童話的ですが書いてあることは人間の営み、日々の生活なんですよね。王子さまのようにはできないけれど努力することはできる。だから、もうちょっと図々しくでも尊敬や感謝の気持ちを持っていろんな人達と交流していき、僕のように、王子さまのように豊かな心を持ちたいなとも思いました!


        今回chaoさんの「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビューを拝見させていただいてこの「星の王子さま」を読みたい、読もうと思い結果楽しく読めたので改めて機会を与えてくださったchaoさんに感謝致します。ありがとうございました!


        ちょっと読んでいる最中に心配事があって何度か読むのやめようかと思ったのですが読んでいくうちにその心配事が紛れ気づけば物語の中に耽溺できていたのでやはり読書って凄いなぁ、良いもんだなぁと思いました。これからも、常に本と、読書と共に人生を謳歌していければいいなぁとも強く、強く思います!!


        今回も良い読書が出来ました!
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        2019/07/16 by 澄美空

      • コメント 6件
    • 他34人がレビュー登録、 119人が本棚登録しています
      悲しみよこんにちは
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 【やるせない残酷さ】
         久し振りにサガンを読んでみました。
         学生時代に読んだきりでしたが、たまにはということで。

         17歳のセシルと、彼女の40代の父親であるレイモンは、南仏の別荘に夏のバカンスに出かけました。
         父はまだまだ若々しいプレイボーイです。
         これまでにも多くの女性と交際してきましたが、今度は20代の(半ば玄人と表現されている)恋人エルザを伴ってのバカンスです。

         セシルからすれば、仕方ない父親だとは思うものの、確かに父親には魅力があり、無軌道とも言える生活はセシルも気に入っていました。
         しばらくは3人で自由気ままに夏を満喫していたのですが、ある夜、父が「客が来る」と言い出したのです。

         その客とは父と同年代ながら、父のように浮ついたところはない、美貌のアンヌという女性でした。
         セシルは、女性としてアンヌは大変魅力がある人だと思っており、また、女性としての比較ならばエルザなんかよりもアンヌの方が数段素晴らしい女性だとも思っていました。
         父はアンヌなんか別荘に呼んでどうするつもりだろう?
         エルザのことはどうするの?

         案の定、しばらく後にエルザは別荘から出て行ってしまい、あろうことか父とアンヌはバカンスが終わったらパリで結婚すると言い出したのです。
         父は、家庭に入って真面目な夫を務めることなんてできないと、セシルは思いました。
         また、しっかりしたアンヌが父と自分だけの奔放な生活に立ち入ってくるならば、自分にも大きな影響が及ぶだろうし、これまでのように好き勝手な生活をしていくことは許されないだろうとも思いました。

         セシルは、この別荘地で、既に年上のシリルという素敵な男性と知り合っており、シリルは熱烈にセシルを愛するようになっていました。
         しかし、アンヌはそんな二人の関係にも良い顔をしません。
         「そういう関係は最後は病院で終わることになるの。」と言い、シリルに対してセシルから離れるように言い渡します。

         セシルは、自分もシリルを愛していると、その時は思っていました。
         勝手に二人の仲を裂くなんて、と。

         しばらく後、エルザが別荘に置きっぱなしにしてあった荷物を取りに来ました。
         エルザは、既に新しい恋人ができたのだと話します。
        セシルは一計を案じます。
         このままでは父とアンヌが結婚してしまう。
         何とかアンヌを追い出して父と二人だけの生活を取り戻したいと。

         そこで、セシルは、エルザとシリルが交際しているふりをして父に見せつけるようにそそのかし始めたのです。
         そうすれば父は必ずエルザのところに戻ってくると焚きつけて。
         シリルに対しても、アンヌがいる以上、あなたとおつきあいはできないのだから、何としてでも協力してもらってアンヌを追い出すのと迫ります。
         さて、セシルの計略はうまく行くのでしょうか?

         本作は、ご存知の通りサガンのデビュー作です。
         この作品を書いたのはサガンが18歳の時だというのですから恐れ入ります。
         壊れやすい感情、まだ若いセシルの不安定な気持ち、南仏の夏の美しい描写。
         サガンがいかに早熟だったかがうかがい知れます。
         サガンが書いたのは18歳の時だったにせよ、どうやら18歳の私にはあまりよく読み切れていなかった作品だったようです。
        >> 続きを読む

        2019/09/14 by ef177

    • 他13人がレビュー登録、 30人が本棚登録しています
      カモメに飛ぶことを教えた猫
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 猫がカモメとの約束を守ろうと奔走する。
        仲間の力を借りて。
        猫のゾルバがとてもカッコイイ。
        こんな友だち、ほしいな。
        こんな友だちに自分はなれるだろうか。

        信用できる人間を猫たちが選ぶところ、
        考えさせられた。
        猫たちの選択は間違いがなく、
        それによって作戦は成功する。

        猫たちから選ばれるような、人でありたい。
        >> 続きを読む

        2018/12/15 by momo_love

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      潜水服は蝶の夢を見る
      4.0
      いいね!
      • 元ELLEの編集長ジャン=ドミニック・ボービーは
        43歳の時に難病ロックトイン症候群で、全身麻痺となる。
        唯一自由に動かせる左目の瞬きだけで執筆した
        「潜水服は蝶の夢を見る」は同名の映画も良い。
        20万回以上の瞬きで綴った手記は、
        美しい文章が簡潔にまとめられて読みやすい。
        比較的薄い単行本だけれど、
        書き上げるまでの労力は想像に絶する。
        フランスで出版された2日後に亡くなった著書渾身の一冊。
        “からだ”に閉じ込められてしまった心が語る言葉は、
        豊かな想像力と記憶とユーモアに溢れていて、感動的です。
        >> 続きを読む

        2014/09/05 by achiko

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      自閉症だったわたしへ
      4.5
      いいね!
      • 自閉症と診断された女性ドナ・ウィリアムズが、
        彼女の内側から見て感じた自閉症的世界を表現した作品。
        自閉症患者が文章を書くこと自体が一般に非常に困難なため、
        非常に貴重な資料になった。

        ドナは不幸にも親から虐待やネグレクトの待遇を受け、
        周りの人間の無理解や彼女を女として食い物にする男たちにいいように使われ、
        さんざんな人生を歩んでくる。

        ベストセラーになったのには、彼女の生い立ちの不幸さや
        性的虐待に近いセンセーショナルな内容が赤裸々に語られているから
        という側面がない訳ではない。ように思う。

        心の防御として、別人格の形成や、人となんとか関わるための「方法」を編み出すが、それは新たな障害を産んでしまったかのように思える。

        彼女のケースは、自閉症という診断が下されたことにより、
        自分の今までの「異常な世界」を客観視することができ、
        自分を「きちがい」「変人」ではなく、障害者であるととらえることで
        自分の過去を自分のせいではなく病気のせいだと割り切れ、
        社会に適応する道を見出せたところが素晴らしいと思う。

        「病気を肯定することからスタート」
        これは、自閉症患者にとって、見本となる先駆者的な役割を果たしただろう。
        かつては、親が精神障害を認めたくないがために子どもを病院に連れて行かないというケースが多かったのだから。

        「自閉症的」という傾向は健常なものの中にも存在する。
        社会性・興味・コミュニケーションの障害は、
        健常者から軽度自閉症者までの間にははっきりとした境界はなく曖昧だ。

        第一、ちょっとおかしな人など、どこにでもいる。
        自分の精神が強靭で健康そのものだと胸を張れる人が
        どれだけの確率で存在するだろう?

        しかし実際の自閉症は通常の精神病とは違い、後発性というものではない。
        そして、程度、傾向も各自多様であり、この本を読んで
        自閉症は克服可能だとか、自閉症全体がわかったつもりになるのはいかがなものかと思う。

        ドナは自分の内面から逃げずに闘ってきた。
        その勇気ある記録ではあるが、自閉症を克服した先勝報告ではないのだ。


        ドナの不幸は「自閉症だったこと」ではなく、愛情の欠如から正しい取り扱いを受けずに成長し、
        心を傷つけ重症化したことだと思う。

        なぜなら、彼女の「自閉症」はこの文章、そしてその後の社会復帰ぶりをみるからに、
        非常に軽度で知的障害もないことがはっきりしているから。
        だから私には高機能自閉症とかアスペルガー症候群とか言われる部類の精神障害ではないかと思える。


        重度の自閉症患者をかかえる家族の悩みはこの本でははかり知ることもできないだろう。
        そして、精神障害=不幸ととらえるのも正しくないだろう。
        >> 続きを読む

        2012/07/03 by 月うさぎ

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      オズの魔法使い
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 絵本、舞台、アニメ、映画などなど。
        あまりにも有名で、いつの間にか慣れ親しんでいた物語です。
        原作をちゃんと読むのは初めて。

        たつまきに巻き込まれ、カンザスの大草原からマンチキンの国へやってきたドロシーとトト。
        元の世界へ戻るため、脳みそのないかかし、心をなくしたブリキのきこり、臆病なライオンと共にオズ大王の住むエメラルドの都を目指します。

        まさに!大人から子供まで楽しめる物語です。
        彼らの冒険にワクワクする心が止まりませんでした。
        脳みそが欲しいとかかしは言うけれど、彼のひらめきがどれだけ旅の助けになったか。
        ブリキのきこりは誰かのために涙を流せる優しい心を持っていますよね。
        ライオンが本当に臆病なら、エメラルドの都ですら辿り着けていません。
        自分にはできないと決めつけ、自信を持てず閉じこもっていただけ。
        でもこれって現実問題として、よくあることだと思います。

        みんなあたたかいものを持っていて、じんわりきます。


        彼らが旅を通して絆を強くしていくのが素敵。
        力を合わせれば、どんな困難をも乗り越えることができるというメッセージが伝わってきます。

        他にも恐ろしいオズ大王、東・西の悪い魔女、ウィンキー、翼の生えたサルたち、陶器のお姫様・・・・
        そしてカラフルな世界!
        次は何が起こるんだろうと、ドキドキワクワクしながら読んでいました。
        こんな気持ちにさせてくれるなんて。
        物語の持つ深い魅力、それに触れる喜びをかみしめたのでした。

        また、河野万里子さんの訳が読みやすく、さらさらと入ってきたのが良かったです。
        >> 続きを読む

        2016/08/03 by あすか

      • コメント 19件
    • 6人が本棚登録しています
      リンゴのたねをまいたおひめさま
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 絵がきれいで、面白い絵本だった。

        てっぺんを目指して高い塔を積み上げるよりも、りんごの種を地道にまくこと。

        小さい頃にこういう童話絵本を読んで育てば、遠回りせずに豊かな心で生きることができる大人に育つことができるのだろう。
        >> 続きを読む

        2013/03/24 by atsushi

      • コメント 9件
    • 2人が本棚登録しています

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