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辻仁成

著者情報
著者名:辻仁成
つじひとなり
ツジヒトナリ
生年~没年:1959~

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このランキングは1日1回更新されます。
      冷静と情熱のあいだ Blu Blu (角川文庫)
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 忘れられない人
        愛する人
        情熱
        冷静
        フィレンツェ

        人の過去は、時間とともに色あせていく。
        そんな中、いつまでも心に住み着いて離れない人。
        そしてその人と過ごした日々の思い出も一緒に包まれて、大切に引き出しに
        しまってある。ついつい手が伸びて、開けては目をつぶり、思い出の旅に出かける。そんな人と出会ったことがある人がとても羨ましく思う。


        今回この本を手に取れた時、「やっと読める。」だった
        私がまだ愛や恋について色をつけようとしていた頃、このお話が映画化された。
        映画化そして上映された時、すごく話題となったことを覚えている。
        その時の様子が、とても印象的だったのだが、映画をみるには幼すぎたというより、
        なんだか遠い存在だったのもあった。その頃の私は小説というものから手を伸ばすことなく、むしろ背けて生活していたこともあり、内容をは周りの反応をみて、想像するまでで今まで過ごしていた。
        さいきんになり、本を読む様になって、一つ一つ気になっていた、知っている話を小説で読み始めたこともあり、この本を図書館で探していたが、見つからなかった。
        やっと手に取り、読み始めてから友人に、もう一冊の存在を知った。

        10年以上も待った、この本を読み終わってあれだけ求めていた情熱がいまでは冷静に内容を受け止め、こうしていつもなら短くレビューを書くのに、長文で思いの丈を書き連ねている。
        >> 続きを読む

        2016/09/13 by -water-

    • 他3人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      嫉妬の香り
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 話の流れ云々は人それぞれ意見があるかと思いますが
        香りって六感の中で感じるものなの
        恋愛の中でも影響力が大きいものだと、それがよく表現されている作品。
        シラフでは読みにくいですね。濃厚で官能的すぎて。少しずつ、口に含んでは飲み下していく、という作業が必要です。

        女性が読んだらきっと、香りの一滴を隠したくなると思います。
        私も、自分のイメージを表すような香水を探してみたくなりました。
        >> 続きを読む

        2012/04/22 by chika

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      海峡の光
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 『海峡の光』(辻仁成) <新潮文庫> 読了です。

        技巧の跡の残る文体が私には鼻につき、楽しむことができませんでした。
        (どこか川端康成の表現を思い起こさせます)
        初めての辻仁成作品でしたが、多分、今後辻仁成を読むことはないと思います。

        ただ、私には合わなかった、というだけで、いい作品だとは思いますので、少しでもご興味ある方はぜひ。
        >> 続きを読む

        2015/09/19 by IKUNO

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      サヨナライツカ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • わずかな時間を愛し合った二人の半世紀にまで思い出に残る記憶。女性作家と男性作家の愛し合う描写が違うのを始めて知った。お互いのことを知らない方が愛し合える?叶わないと思う方が愛し合える?長い時間を共にすることが幸せなのかとおもったのだが、一生のうちのわずかな時間を共にできることも幸せなんだ。 >> 続きを読む

        2015/12/09 by mulachan

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      冷静と情熱のあいだ Blu
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
      いいね!
      • 辻仁成さんの「Blu」と江國香織さんの「Rosso」からなる作品。
        久々に読み返しました。
        こんな数年後の約束事もなんだか羨ましいなぁと感じました。
        やはり以前読んだときとは違う印象ですね。
        昔は順正とあおいの恋模様に
        涙を流しながら読んでいた気がするのですが、
        今は油彩画の修復士という仕事に興味津々。
        美術品の方に引き込まれました。
        この本を持ってイタリアに行きたくなる。

        Rossoはどうも見当たらなくて仕方なく古本を買ってきました。
        >> 続きを読む

        2015/02/26 by すもも

      • コメント 5件
    • 2人が本棚登録しています
      カイのおもちゃ箱
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • カイは笑うことも、泣くこともしない。普通の子ではなかった。
        幼稚園に入って間もなく、両親が目を離している隙に、群衆の谷間を潜り抜け、都市の回廊へと迷いこんで行った。
        そこでは、少年と少女の一団が、カイを待っていた。
        カイが突然叫ぶ。「ヘンシツシャを退治に行こう」カイを先頭に少年達は突き進んでいった。
        叙事詩的世界を描く、長編現代の神話。
        >> 続きを読む

        2013/12/12 by books

    • 1人が本棚登録しています
      ピアニシモ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 僕にはヒカルがいる。しかし、ヒカルは僕にしか見えない。
        伝言ダイヤルで知り合ったサキ。でも、知っているのは彼女の声だけ。
        あとは、冷たい視線と敵意にあふれた教室、崩壊寸前の家庭……。
        行き場を見失い、都会のコンクリートジャングルを彷徨する孤独な少年の心の荒廃と自立への闘い、そして成長―――。
        ブランク・ジェネレーションに捧げる新しい時代の青春文学。
        第13回すばる文学賞受賞作。
        >> 続きを読む

        2013/12/09 by books

    • 4人が本棚登録しています
      ピアニシモ
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 僕だけのヒーローはどこにいる?
        学校に、家庭に、伝言ダイヤルのむこうに。
        それとも都会のコンクリートジャングルに?

        転校を繰り返す僕にあるのは
        冷たい視線と敵意に満ちた教室。
        崩壊寸前の家庭。

        そんな僕を救ってくれるのは
        僕にしか見えないヒカルと共にヒーローを探すことと。
        その中で伝言ダイアルで知り合った少女・サキだけだった。

        ブランク・ジェネレーション(空白の世代)におくる
        新しい時代のビート文学。
        1989年・すばる文学賞受賞作。

        自分たちの世代では“ECHOES”の印象が強い
        著者なんですが

        いくつも作品を読んできて
        一番好きで、手元に残っているのは
        処女作のこの作品のみです。

        もう、何もかもが古く感じてしまいますが。
        伝言ダイアル・コンクリートジャングルって(笑)

        ただ、ここにある少年の衝動。
        その時代に産み出された、文字通りのイマジナリーフレンドであるヒカル。
        彼らの目に映る街の情景。

        過酷な現実を知りながらも
        ラストでの彼の痛みを伴った成長のシーンは
        今でも忘れられません。

        できれば、若いうちに(遅くとも20代前半に)
        読んでもらいたい小説のひとつです。
        >> 続きを読む

        2013/07/13 by きみやす

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      ニュ-トンの林檎
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 作者曰く、「誰の心の中にも必ず一人はいるであろう、今はもう会うことのない異性へ送った長大なラブレター」

        主人公の「僕」が元子という女性に出会った大学一年生から、元子が消えるまでの話。

        とにかく、元子という女の印象が強すぎる。
        男性的であり女性的であり、個性的。
        一見するとただのわがまま。
        こういう女が嫌いな男は多いだろう。

        ちなみに私は、「僕」が苦手だった。
        自分の意見をしっかり持てと言いたくなる。
        しかし、この本を読んでいると自分が「僕」になり、元子と元子の周辺の人々と関わっていくうちに成長していくような気分になる。
        それを世間では成長というのか分からないけれど。

        新宿で女性を待ち続けるホームレスの一生も気になる。

        お勧めの本です。
        >> 続きを読む

        2011/08/25 by Iris

    • 3人が本棚登録しています
      そこに僕はいた
      4.0
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      • 青春エッセイは大抵どんな人のものも面白い。
        みんな馬鹿だからね。

        子供の頃って、もっと変な子達が多かった気がする。
        原色で、ばらばらで、感情剥き出しで、自分勝手で、喧嘩も絶えないけれど、面白い。

        歳をとると、本来の色の上に他の色を重ねて、自分を偽っていく。
        その色で見られた方が都合がいいから。
        さらに、他の人の色と混ざりあって、見分けがつかなくなっていく。
        悪いことではない。
        それが成長だと思う。
        重ねた色を剥がしていけば、みんな子供の頃の鮮やかな色が出てくるはずだ。

        たまに、ずっと原色な奴もいる。
        そういう人には、出来ればこれからも同じ色でいて欲しい。

        以上、この本の感想。
        >> 続きを読む

        2011/08/25 by Iris

      • コメント 1件
    • 3人が本棚登録しています
      アンチノイズ
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 耳の三部作の第一作目。
        「音」をテーマに書かれた作品。

        相性の違いはピッチ感の違い。

        聞こえない音を聞こうとする男。

        都会の鐘の音を聞き分けようとするように、フミの心の音を聞き分けてやれ。

        聞こえたところでどうしようもなかっただろうけど、盗聴はよろしくない。
        >> 続きを読む

        2011/08/25 by Iris

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      愛をください
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 基次郎と孤児の李理香の手紙のやりとりだけで構成されている。
        とてもピュア。

        ドラマにもなっていけど、本の方がずっとシンプルで感情移入ができる。

        愛情の深さに、泣ける・・・
        哀しくて幸せなお話。
        >> 続きを読む

        2012/11/18 by mahalo

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      刀
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
      いいね!
      • 女優の過去、フランスでの結婚生活。
        もしかして、実話と思ったら、
        元になってるみたいですね。

        男の目線で話が進み、次々と女性が出てくるのでちょっと苦手な話でした。

        刀に魅せられる部分や、刀の引っ越しは惹きつけられました。実話だと「刀」は何になるのかな‥‥‥
        >> 続きを読む

        2015/04/16 by chiiko

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      人は思い出にのみ嫉妬する
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 何年か前に買って読んで、そろそろ忘れたころなので新幹線の暇つぶしに…と持って出かけた。

        ずっと昔、わたしが大学生の頃にバイトしていたジャズバーのママが言っていた「生き別れた女には勝てるけど、死に別れた女には死ぬまで勝てない」という言葉を思い出した。
        (ママさんは本当にたくさんの本を読む人だったし、仕事柄たくさんの人の話を聞くので、きっとご自身の体験ではないと思うけど…)

        結局、平穏な幸せを手に入れることもできたはずなのに、そこからあえて逃げた3人。
        でも、それでも良いと思えるほど誰かを愛しているっていうのがドラマチックだな。

        なんとも切なく、深いため息とともに読了。
        >> 続きを読む

        2014/10/04 by lilli

    • 1人が本棚登録しています
      いつか、一緒にパリに行こう パリ・ライフ・ブック
      カテゴリー:日記、書簡、紀行
      いいね!
      • 海外旅行をほとんどしたことがなく、ヨーロッパに至っては、おとぎの国みたいなイメージを持っています。
        興味がないんじゃなくて、きっかけがないと言うか。

        それでも、本屋さんでこの本のタイトルを見た時に、あぁこんな感じで誘ってくれる人がいたら、自分みたいな感覚の女性だったら、ふらっとついて行っちゃうかもな。と思って本棚登録していました。

        何となく本棚を眺めていたら、この本と再会。

        なんだか少し気になって調べてみたところ、辻仁成さんって、中山美穂の旦那さんみたいですね。

        だから何というわけではないのですが、なんとなく文章が書きたくなったので。

        きっとこの本、いつか読むことになるんじゃないかな。
        >> 続きを読む

        2012/11/02 by カカオ

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      サヨナライツカ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 未婚の時に読み、ドキドキしました。
        今読んだら、妻の側で読んでしまうかもしれませんが、
        当時は大人の濃厚な恋愛だと、感じました。

        ○映画で印象的なシーン
        カヌーに乗ってるところ
        砂浜を車に乗ってるところ
        ラストでガラスに映る顔
        >> 続きを読む

        2015/04/16 by chiiko

    • 2人が本棚登録しています
      孤独にさようなら
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • とても心が温まるお話でした。
        始めは少年の孤独さが読んでいて辛かったのですが、少年が少しずつ過去のトラウマと向き合いながら強く成長していくところが良かったです。
        3人の男たちは正直絶対ヤバイ人たちだ!と思って何かまた少年が傷ついてしまうのではないかと少しヒヤヒヤしたりもしましたが、そんな裏切りもなく本当にいい人たちで安心しました。
        他人はあくまで他人なんじゃないかと思っていたのですが、そんなの関係なく信頼できるつながりを作れることがうらやましいな、と思ってしまいました。
        >> 続きを読む

        2015/04/02 by domy

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています

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