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太田忠司

著者情報
著者名:太田忠司
おおたただし
オオタタダシ
生年~没年:1959~

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このランキングは1日1回更新されます。
      奇談蒐集家
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
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      • 不可思議な話を聞かせてくれたら高額報酬。
        その酒場を求め、人が話を聞かせる男こそ奇談蒐集家。
        確かに不思議な話だが、助手はそこに合理的な解決を見せる。

        基本この繰り返しが続く7編だが、後半パターンを少しづつ変えており、ラストの話で奇談を締めくくる。

        個人的にはラスト前の話「金眼銀目邪眼」が気に入っている。
        話を聞かせるのが子供であれば、夜の子供という表現も面白い。
        この話だけ心なしか助手が優しいのも特徴。

        続編は作れなくもないが、同じパターンばかりだと飽きるかも。
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        2018/02/15 by オーウェン

    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      目白台サイドキック 女神の手は白い
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 文章が読みやすく、キャラクターも一人一人が個性があって楽しく一気に読むことができました。

        ただ続編に続けるためか事件についての真相があいまいな部分も多く、
        この1冊だけではすっきりしなかった印象もありました。
        >> 続きを読む

        2015/05/06 by kyou-raku

      • コメント 1件
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      甘栗と金貨とエルム
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • かなり斜に構えた高校生が主人公の
        青春ミステリ。キャラクター造形が秀逸に上手い。
        ういった大人びて、高校生らしからぬ主人公の
        性格設定にしないとこういった探偵役は務まらない。
        17歳にして自分のことを「私」と呼ぶのは、ある意味
        痛い高校生で、斜に構えたようでいて、やはり幼い面が
        剥き出しな17歳として描かれています。

        ミステリというよりは、頼りなく、小生意気な
        ハードボイルドとして面白く読めます。
        その小生意気さが嫌味ではなく、微笑ましく思わすのが、
        案外難しいと思うんですが...どうでしょう。
        >> 続きを読む

        2013/05/27 by za_zo_ya

      • コメント 7件
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      僕の殺人
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 3部作の1作目。
        両親を殺され、記憶を失った少年による自分探し。

        過去を探求しつつ、一方で青年期の悩みや葛藤に翻弄される様が生き生きと描かれている。

        両親の愛の象徴として生まれる子供ばかりではないという現実は理解しているが、子供がアイデンティティを確立していく過程の中で、親の愛がベースに有ると無いでは性格の形成に大きなインパクトが有るのは自明だろう。

        そんな中、打算もっと言えば計略の結果、自分の存在が有ることを知った子供が、いかに傷つくかは想像を絶するものが有るように思う。

        とは言え、人はアイデンティティの形成に、自身の過去を知ることも重要で有り、いかに厳しい過去で有ったとしても、知らないよりは知った方が良いと感じる。
        そう考えてみると、やはり子供を作ることの責任は思いと再認識させられる。

        犠牲者であり、加害者であり、探偵であり、証人であり、トリックであり、事件の記録者でもあるという一人六役が売りのようだが、これに関しては、とくに何とも思わなかった。

        こういう風に上げていけば、ちょっとした推理小説なら同じようになるのではなかろうか。

        荒削りというか、アラは有るものの、光るものも有るというような印象を受けた。
        >> 続きを読む

        2012/06/27 by ice

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      美奈の殺人
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 海で出会った少女に深入りし翻弄される。

        確実に前作「僕の殺人」より落ちる。

        「僕の殺人」に続く3部作の2作目だが、ストーリーに関連性は無い。
        意外性という点では勝るものの、全体としては、前作よりも落ちる。

        まず感じるのが、動機というか必然性に乏しいこと。
        ストーリーに入り込んで行くには、殺人を犯す人間の心理に共感出来ることが必須では無いかと思われるが、ここが弱いためにどうしても入り込めない。

        また、前作同様の意図なのだろうと思われるが、若者っぽさを出すための友人達とのシーンなども正直、冗長だと感じてしまった。

        それほど特殊なトリックでは無いものの、意外性という点ではなかなか満足させてもらったのは事実だが、ストーリーに入り込めていない以上、その他全ては大したファクターでは無い。

        3部作の最後を読んで今一度評価してみたい気もする。
        >> 続きを読む

        2012/07/07 by ice

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      昨日の殺人
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 「僕の殺人」「美奈」の殺人に続く三部作最終巻。

        シリーズを貫くと思われた青年の葛藤みたいなものが薄かったのが不満。

        実は細部まで記憶していないため嘘かもしれないが、三部作とは言いつつも、そこに人物的な相関関係が成立しているなどいう訳ではない。

        前二作品に共通して感じられた、青春または青年の葛藤みたいなものを本作品でも踏襲して来るのだろうと想定していたのだが、その観点で見ると随分トーンダウンした印象が有った。

        商業的に三部作として打ち出すことも有るだろうから、ここにはあまり拘っても意味が無いのかもしれない。

        ストーリー的には、一番奥の謎が現実離れしたものなので、そこさえ受け入れてしまえれば、すんなり入って行くことが出来る。

        ただし、最後がネガティブな場面の連続で嫌になる。
        最後の最後で、少し光明を用意しておいてくれたのが救い。

        三部作を読破した格好だが、太田氏のファンになるところまではいかなかった。
        >> 続きを読む

        2012/07/10 by ice

      • コメント 2件
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      月読
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 設定が不思議。
        時代背景も謎なんだけど、終わってみたらものすごーーーーく普通のミステリーだったような・・・。
        「これってあり?」
        という直接ミステリーには関係ない禁じ手も登場してました(^^;)
        いいのか・・あれって。
        謎解きには関係ないけど、しかし気づいた人が
        「実はあのとき変だと思ってた」
        って!!!
        ありえんっ!!
        >> 続きを読む

        2013/03/14 by igaiga

      • コメント 4件
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      落下する花 月読
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
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      • 面白かった!(・∀・)
        前作の「月読」がイマイチだったんだけど、あちらを先に読んで世界観を掴んでからこちらを読むととても楽しめます。
        朔夜とそれ以外の人たちの人としてのレベル(?)が違いすぎそのギャップも良かったです
        >> 続きを読む

        2013/03/16 by igaiga

      • コメント 4件
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      白亜館事件
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 太古の肉食恐竜の骨格標本が大々的にディスプレイされた白亜館で起こる殺人。

        狩野俊介の儚げな魅力が溢れ、ドンデン返しも悪く無い。

        「名探偵・狩野俊介シリーズ」と名付けられたシリーズものらしい。

        まだ中学生ながら天才的な推理能力を発揮する狩野俊介。
        その親代わりで、探偵の野上英太郎。
        この2人を軸に展開していく。

        殺人事件ということで推理小説で有ることは間違いないのだが、殺人犯を追い詰める点が主軸で無いのが特徴的。

        狩野少年が内に秘めた悲しみと、別の登場人物のそれがシンクロするシーンが、とても悲しくて美しく印象に残った。

        調べてみたところ、シリーズとしては長短編合わせて10作品以上存在しているらしい。
        なるほど確かに魅力的なキャラクターで有る。

        「名探偵・狩野俊介シリーズ」是非別の作品も読みたい。
        >> 続きを読む

        2012/02/27 by ice

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      ミステリなふたり
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • 妻が肉食すぎますが(^^;) 
        テレビのバラエティでも取り上げられたようで・・・
        かにテレビ向きの犯人当て。
        結構楽しめました。
        「景子さんの部下じゃなくてよかった」という新太郎の気持ちはよーくわかる。うん
        >> 続きを読む

        2013/04/11 by igaiga

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      もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか?
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • キャラが安定してきたせいか、前作より楽しめました。
        頑張れ生田!(爆)
        どの話がどうという抜きんでた話はなかったけど、
        あくまでも「犯人当て」ということで楽しめます。
        >> 続きを読む

        2013/05/02 by igaiga

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      星町の物語 奇妙で不思議な40の風景
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 星町1丁目~4丁目までの少し不思議な物語40編です。
        この本のことは知っていましたが、星新一さんのショート・ショートが好きな私はあえて避けていました。
        読み始めてすぐに後悔。
        太田さんの星町ワールド、素敵です。
        不思議であたたかくて、ほろりときたり、でも殺人事件もあったり。
        読み終えるのが惜しくなるような、そんな物語が詰まっていました。

        冒頭に「星町の物語MAP」が可愛らしいイラストで載っています。
        ―目次の番号は、このMAPの物語に該当します。それぞれの物語の絵を探してみてください。
        このMAPがまたいいんですよー!
        読み終えた番号を確認したり、絵を見て再読したり。

        以下お気に入りの物語です。

        ・虹売り
        ―子供の頃、夏になるといろいろな屋台がやってきた。
        中でもとりわけ心に響いたもの、その売り声は今も真似できる。
        ―にーじーぃー にーじうりーだよおーっ。

        タイトル通り、虹の屋台です。
        小 十円
        大 百円
        特大 一万円

        子どもの時には手が届かない1万円、今の自分になら容易に出すことができます。(躊躇はしますよ/笑)
        でも、おとなになってしまった私には見えないんだろうな。そんな気がします。

        ・猫会議
        人間に飼われてる?
        いえいえ、猫がこの世界を守ってるんです!
        今日も猫たちは集まり、ささっと解散します。

        ・ダンヴァースさん
        ―届いたスイカを切ろうとしたら、それより先に真っぷたつに割れ中から人が出てきた。

        私もダンヴァースさん欲しい・・・

        他にもたくさん。
        書ききれません・・・

        太田さんは、中学生の時に星さんの作品と出会い、読書に目覚めたそうです。
        そして星さんが選考するショート・ショートコンテストに毎年のように投稿。
        今でもショート・ショートを書くときは、星さんに喜んでもらえるかな、それなら読者にも喜んでもらえるかな、と思いながら書かれているそうです。

        心に響く作品でした。
        星町での出来事、もっともっと読みたいです。
        >> 続きを読む

        2015/02/16 by あすか

      • コメント 9件
    • 4人が本棚登録しています

【太田忠司】(オオタタダシ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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