こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


灰島かり

著者情報
著者名:灰島かり
はいじまかり
ハイジマカリ
生年~没年:1950~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      猫語の教科書
      カテゴリー:家畜、畜産動物各論
      4.0
      いいね! kazuna-ri
      • 久しぶりに課題図書を読みました。

        猫語の教科書。
        猫の気持ちが分かる本なのかしら、と想像しながらまずは帯の折り返しのとこに書いてある著者紹介を読んでみる。

        著者
        交通事故で母を亡くし、生後6週間にて広い世の中に放り出される。1週間ほどの野外生活を経て、人間の家の乗っ取りを決意。以下略。

        んん?これはまさか、人間が猫の事を書いた本ではなく、猫が猫の事を書いた本なのか!

        プロローグは人間の編集者。
        ある朝、チャイムに気付いて玄関に行くが誰もおらず、原稿のみが置いてあった。
        タイプライターで打たれているが、暗号のようになっており、それを翻訳したものが本書である。

        第一章は、家の乗っ取り方。
        生後6週間で一匹野生生活をした著者がどのように人間の家を乗っ取ったのか、巧みな心理戦が書かれている。

        教科書なので、挿し絵もふんだんに使い、著者の成功例に沿いながらポイントやアドバイスが書かれている。

        次からの章では、乗っ取ったあとにどのように生活をするかが書かれている。
        いい餌をもらうには、獣医について、出産について、愛について…など。

        これを読めば、著者のような境遇の猫でも逞しく、美しく生きていけると思う。

        生後まもなく不幸に陥ってしまった猫や、今の生活に納得できていない猫におすすめです。
        >> 続きを読む

        2020/06/22 by 豚の確認

    • 他4人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      こわいい動物
      カテゴリー:
      4.0
      いいね! syuna
      • 「こわいい動物」の原題は『Dirty Beasts』 “ガツガツした””いやーな”動物たちのこと。

        この本はライム集です。
        ライムっていうのは、「言葉あそびがいっぱいのおもしろい詩」のこと。
        韻をふみ、ジョークや似た音の言葉をふんだんにいれているので、
        日本語訳は至難の業だと思われます。

        ダール=ダークだという証明にちょうどいいのがこの作品。

        子供っぽく品のない笑いに満ちて、想像力と言葉遊びに満ちて。
        内容は、笑えて怖い。だから「こわいい」動物。

        「辛辣でブラックな話ですが、生きる元気にあふれている」と翻訳者の拝島さん。

        どんな風に「こわいい動物」なのか。それは読んでのお楽しみ♪

        【もくじ】
        ブタ
        ワニ
        ライオン
        サソリ
        アリクイ
        ハリネズミ

        カエルとカタツムリ
        おなかのかいつぶり

        私は「ブタ」がなんてったってお気に入り。
        「カエルとカタツムリ」……ダール、イギリス人です。フランス人に偏見ありませんか?
        フランス人が激怒しそうなふざけた、でも、楽しいファンタジー?です。

        好き嫌いはあるでしょう。
        ショックを受けちゃう人もいるかもね。

        でも、子どもって、多くは、こういうグロイ笑いって好きなんですよ。
        (そうでない子ももちろんいます)

        ダールを読む前にマザーグースに慣れて準備運動しておいたほうがいいかも。

        けれど、このライム集。
        読んで、笑って、その後に、
        なんだか人生考えちゃったり。
        そんな一瞬もあるかもね。

        「こわいい動物」に慣れてれば、「チョコレート工場の秘密」の
        キツイ冗談にびっくりすることもなく、心おきなく笑えるでしょう。


        『ブタ』
        むかしイギリスに、
        ぶったまげるほど頭のよい
        ブタがいた。
        だれもがみんな、知っていたよ。
        このブタ、何でも知っているって。
        どんな計算もサラサラ解くし、
        どんな本でもスラスラ読んだ。
        飛行機が飛ぶ仕組みやら、
        エンジンはいかにして働くか、
        なんでもかんでもわかっていたが、
        なんともかんともわからないのは、
        「命はいったい何のためか?」
        この答えだけが見つからない。
        どうしてわたしは生まれてきたの?
        どうしてこの世に生まれてきたの?
                (…以下略)

        あとがきに訳者の翻訳苦労話が載っていますが、それがなくても、日本語訳、大変だったろうな~。
        と充分想像できます。

        子供向けの絵本であっても、このような作品集の場合、
        英語の原文も併記しておいて欲しいと思います。

        それは、もちろん、翻訳者の腕を信じて。のことです。
        その努力と成果をきちんと味わうためにも。
        将来的に英語を学ぶ子どものためにも。
        >> 続きを読む

        2013/08/27 by 月うさぎ

      • コメント 16件
    • 2人が本棚登録しています

【灰島かり】(ハイジマカリ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚