読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)
1クリック登録
2019年95冊目。再読2回目。前に読んだ時に、話の内容がよく掴めなかったため、再読。運命の人はごく身近にいたというオチ。その過程はもう一度読み直して見て理解できた。自分もこんな運命の相手いないかしらと独り身の寂しさを感じる今日この頃。(笑)感想はこんなところです。 >> 続きを読む
2019/12/20 by おにけん
再読2~3回目ぐらい。(少なくても映画公開前に一度は読んでいると思う。)村山由佳さんの著作は久し振りに読む。自分にとって本当に大切な人を失うという感覚は、この本の歩太君に降りかかった事と同じような気がすると本を読んで感じた。歩太君の今後がどうなるか気になる。続編「天使の梯子」「天使の柩」も機会を見つけて必ず読んでみるつもり。感想はこんなところです。 >> 続きを読む
2017/01/20 by おにけん
甘酸っぱい青春と苦い大人の味胸が苦しくなるような純愛をまざまざと突きつけられる。狂おしいほど好きという感情とどう付き合っていくのか…。 >> 続きを読む
2020/02/21 by いちペン
村山由佳の「天使の梯子」は、「星々の舟」で第129回直木賞を受賞した著者の受賞後第一作であり、デビュー作となった「天使の卵」の続編だ。「天使の卵」では十九歳の歩太が、年上の美しい女性に一目惚れするところから始まる。遠回りしつつも結ばれた二人だが、やがて突然の出来事によって、歩太が彼女を失ってしまうことで終わる。「天使の梯子」は、「天使の卵」から十年後の物語という設定だ。この作品の主人公は、二十歳の大学生・古幡慎一。彼は、かつて通っていた高校の担任の女性と偶然に再会する。その女性というのが、「天使の卵」では主人公の歩太にかなわぬ思いを寄せていた夏姫だ。彼女は、歩太が愛した女性の妹でもあった。憧れの女教師と再会した慎一は、次第に夏姫への思いを深めていく。そんな慎一の一途な思いに夏姫も心を開いていき、やがて二人は付き合うようになるのだが、慎一は夏姫の向こうに、歩太の影を意識するようになっていく-------。この物語の人物たちに共通しているのは、自分にとって大事な人を失ったという、深い"喪失感"だ。慎一は、母代わりに育ててくれた祖母を、夏姫は、姉を、歩太は、最愛の恋人を。特に慎一は、心ない態度をとってしまった翌朝、心筋梗塞で突然逝ってしまった祖母に対し、心の深い部分で自分を責めている。そんな慎一に、夏姫は言う。「誰に何を言われても消えない後悔なら、自分で一生抱えていくしかないのよ」と。夏姫のこの言葉にこそ、十年という時間の重さが感じられるし、この言葉の深さは、読みながら私の胸にずしりと響いてきましたね。夏姫を愛すれば愛するほど、夏姫ごしに見え隠れする歩太の存在に心を乱される慎一。人を好きになることの切なさ、やるせなさを、著者は確かな手つきで鮮やかに描き出していると思う。「天使の卵」から十年。「天使の梯子」は、著者と物語両方の成熟を感じさせる一冊だ。 >> 続きを読む
2018/11/10 by dreamer
タイトルに反して、一瞬で読み終わりました。内容も一瞬で忘れそうです・・・映画「卒業」のサイドストーリーとして書かれた本なので、きっと映画を観てからのほうがいいのでしょう。優しい話と思うのですが、登場人物全員がもう少し素直になれたら、全然違う未来になったと思います。自分が引くのも美しいけれど、そればかりがいいわけじゃないと思うので。父娘の関係がもどかしかったです。 >> 続きを読む
2014/12/14 by あすか
再読2回目。「天使の卵」の続編。夏姫の恋人古畑慎一から見た夏姫、歩太の再生と過去への訣別の物語と言える。本を読んで色々な事が頭に浮かんできて感想に表すのは難しいが、愛する人に置いていかれる寂しさを消化して前に進むというのは、とても苦しいことだと思う。残された人たちは現実に生きていて、どこかでその辛さを乗り越えていかなくてはいけない。「卵」であれだけ打ちのめされた歩太にも、その機会が訪れたことは良かったなと思った。同じ物語を夏姫の視点から見たヘブンリーブルーや続編の天使の柩も読んでいきたいと思う。 >> 続きを読む
2017/02/04 by おにけん
「天使の卵」「天使の梯子」で登場した夏姫の視点から見たアナザーストーリー。でも半分だけ。「ヘヴンリーブルー」の方は、散文式の文章ながら、歩太が春妃と付き合っていることを知った思い、春妃が亡くなる時の思いなど「天使の卵」ではその描写はあまり無かったので知ることができたのは収穫。出来れば小説の形で読みたかったなと思うのでその点は微妙。完結編「天使の柩」も近いうちに読んでいきたいと思う。 >> 続きを読む
2017/02/26 by おにけん
少しずつ確実に近づく二人の距離にハラハラドキドキ。若く猛々しい部分と純粋で誠実な部分が入り混じった熱い夏。 >> 続きを読む
2020/02/29 by いちペン
そうなっちゃうかなーと思いつつも、かなり羨ましいです。
2011/03/29 by yasuo
2019年90冊目。この作品は始めて読むが、感想はエロい・切ない・心にグッと来るの3点。この人の作品は登場人物が恋仲になると、肉体関係まで行ってしまう作品が殆ど。その辺で好みが分かれるかも。でも文章を読んでいて、登場人物の心情が自分の身を切られているようでとても切なく、心に響く。これらはどの作品にも言えることで、長い間読んでいないと時々読みたくなる中毒性のある作家さんであると言える。もう少し若ければ実際の恋愛にも役に立ったのかなと思える点が自分にとって残念だが。感想はこんなところです。 >> 続きを読む
2019/12/09 by おにけん
(登録前に読んだ本)購入して読了(厳密には再読)。この作者が直木賞をとる前の作品。主人公が一人の男性・人間・社会人として生きていく苦悩が描かれている。人は一人では生きられないが、生きていかなければいけない。読んでいてその辺が強く印象に残っています。 >> 続きを読む
2016/09/27 by おにけん
けっこう面白かったです。 真っ直ぐに一人の女性を愛する一浪人生の物語。 単なる恋愛話ではなく 主人公を取り巻く家庭環境や 登場人物たちとの人間関係など構成が上手で、 多重に進む内容の中に なかなか深い一言を投げかけてきたりします。 実は知人にこの作品の続編が良かったとすすめられ、 ではまずその前作から と思って読んでみたのですが 久しぶりに触れた上品な世界観で楽しめました。 (内容は必ずしもキレイごとばかりではありません。念のため) >> 続きを読む
2015/02/03 by kengo
村山さんの小説はとても好きなのだけれど、これはそんなに共感できなかった…。というより、理解できなかった…。でも、こんなふうに体ごと溺れてみたいなと思う。 >> 続きを読む
2017/11/25 by pink-tink
女脚本家が外で男と交渉を持つようになったら、夫との交渉を毛嫌いするようになった、という流れが個人的に身につまされる。メールの文面とかは読み飛ばしたが、上巻はまあまあな感じかな。下巻で省吾と復縁しちゃったりすると嫌だな。 >> 続きを読む
2019/07/08 by 和田久生
下巻になり、ますます奔放に自由になっていく奈津。上巻はやや退屈に思えたメールの文面も楽しめるようになってきた。省吾とよりを戻すんじゃないかと心配していたが、吹っ切っていく感じでなかなかの良作かな。 >> 続きを読む
2019/07/27 by 和田久生
登場人物がありがちキャラ。そのありがちな感じが安心はします。
「おいコー」シリーズ第10弾。昔、こんなマンガあったよね。なかなか結ばれない2人系。 >> 続きを読む
「おいコー」シリーズⅡ第1弾。やっぱ男はそうだよね。
「おいコー」シリーズⅡ第2弾。か、かれん。。
「おいコー」シリーズⅡ第2弾。
【村山由佳】(ムラヤマユカ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
ページの先頭に戻る
会員登録(無料)
レビューのある本