読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)
1クリック登録
ねえ もしも もしも 明日の朝 おきたら わたしが、 まっ黒なクマに なってたら あなた、どうする?そんなカフカの「変身」みたいなこと言わないでくださいよぉ~なんて思いながらページをめくると、そこには、ただただ 思いやりと愛にあふれた 答えが♡あたたかい気持ちになりたい時、人に優しくしたい時、誰かに愛を伝えたいとき。そんな時にお薦め。何よりもプレゼントにしたくなる本です。愛の告白にも使えそう。特に男の子から女の子へね。愛し合う2人(犬ですが)が「もしも・・・なら、どうする?」そんな会話から成り立っている本なのですが、ただベタ甘な訳じゃない。ひとつひとつの会話のキャッチボールが素敵なんです。そこには、人を大切に想う、もっとも基本の心があります。男と女で質問とその答えに、ビミョ~に温度差があるのも、女の子がちょっと意地悪なこと言ってみたりするのも、あるある。という感じで微笑ましく、ちょっと笑えます。実は、よく考えて練られている文章だと思います。イラストのワンコの表情もとってもかわいい。自分にとって大切な人のことを思わずにいられなくなる。そんな一冊。 >> 続きを読む
2014/06/21 by 月うさぎ
たくさんの花が咲いては降り積もり咲いては降り積もり。淡く溶けていくような水彩画の花が本の中に溢れていてふわっと包まれたり、ハラリと切なくなったり。人生は花のようだとワタシは思っているのでとても共感できる部分も多い大好きな1冊。 >> 続きを読む
2013/10/16 by 山本あや
ほっと、ひと息つきたいときにはオススメです。
2017/03/15 by ふみえ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つくろう天使とこわそう天使この二人の天使は、いつも一緒にやってきます。こわそう天使が、ゲラゲラ笑いながら、古くなったものや、今まであったものをガンガンこわしていくと、片方でつくろう天使がつぶれた場所をうめるように新しいものをつくっていきます。こわそう天使がこわせばこわすほど、ライバル意識でもあるのか、つくろう天使は、「これはこわせないだろう」と、挑戦的に、新しいものを必死でつくります。 こわそう天使にこわされて、つくろう天使は腹がたたないのだろうか、ときいたら、「こわされるほうが次によいものがつくれるし、ハリがあるのさ」 と、つくろう天使。「こわす勇気のないやつもいるしな」と、こわそう天使。 二人そろっている方がよい関係なのだそうです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「天使のみつけかた」P104-P105この一節は「おーなり由子」さんの「天使のみつけかた」(1992年:大和書房)から引いてきました。この本、注意していればどこにでもいる「天使」たちを探すにはどうすればいいか、その秘訣を語った本です。 この本は、2006年、私が某病院に入院していたとき、ある青年に読ませてもらったものですが、彼も天使が好きな人でした。なかでも、冒頭に挙げた「つくろう天使とこわそう天使」の記述にはなるほど、と唸りました。世界は創造と破壊で出来ている・・・なにやらインド神話の創造神ブラフマーと破壊神シヴァのペアーのようにも思えます。深いなあ・・・そうとうな教養が必要ですね、こんなお話が書けるには。おーなり由子さんのプロフィールは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おーなり由子(おーなり ゆうこ、1965年2月18日 - )は、日本の絵本作家、漫画家。大阪府出身。女性。1982年、『りぼんオリジナル』(集英社)秋の号に掲載された「路地裏の風景」で漫画家としてデビュー。1985年に初短編集『秋のまばたき』に続いて、1987年『六月歯医者』、1988年『グリーンブックス』、1990年『ともだちパズル』の計4冊の漫画作品を発表するものの、1992年の『天使のみつけかた』以降は活動の中心を絵本に移す。1999年には北村薫の『月の砂漠をさばさばと』の挿絵を担当した。NHK「おかあさんといっしょ」中の歌「あめふりりんちゃん」、「ハオハオ」の作詞も行なっている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・です。(wikipedia)もう一箇所引用すると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっいる いる!いる いる!天使たちは目に見えないことが多いけど、いるような感じがする時にはいるのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12世の中には目にみえない天使たちがいっぱいいて、それぞれの活動をしているという世界観ですね。ありとあらゆる人間界の人間の活動にかかわっているという感じですね。たとえば「ひるね天使」「なみだ天使」「台所天使」「ひとめぼれ天使」・・・よく考え付くものです。もしかして、天使たちはおーなり由子さんには本当に見えるのかも。そのような感受性を味わいたいなら、打って付けの本です。最後に:天使が溢れているということは、それと同じくらいだけ悪魔もいるということになるでしょうね。 >> 続きを読む
2014/01/21 by iirei
ゆったりとした時間が流れている1冊。そうそう、確かに、どこにいても、どんな時でも色はそこに存在する。そして、何かを伝えてくれる。同じ色は二つとないし、また、仮にあったとしても、同じに感ずることは無いのではないだろうか。この本を読んで、改めて、自分の周りにある色というものに関心を持った。それだけで、人生はとても豊かなものになるのかな。自分の好きな色は何だろう?ラッキーカラーというのは、占いなんかでよくあるな。さてさて、明日はどんな色に出会えるだろうか^^ >> 続きを読む
2014/07/14 by けんとまん
【おーなり由子】(オーナリユウコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
ページの先頭に戻る
会員登録(無料)
レビューのある本