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森絵都

著者情報
著者名:森絵都
もりえと
モリエト
生年~没年:1968~

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このランキングは1日1回更新されます。
      カラフル
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! niwashi
      • 匿名

        読んでよかった。人を思い込みで判断しないようにしようと思った。数十年の少し長いホームステイ。今の自分の人生を大切にしようと思う。 >> 続きを読む

        2016/11/19 by 匿名

    • 他8人がレビュー登録、 80人が本棚登録しています
      風に舞いあがるビニールシート
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 人は他者が知らないなんらかの事情や経緯を背負って家と社会を往復している。外に出て個から社会の一員になった時も絶対に譲れない心の領域を持って。

        人生は個人の気質といろんな経験値で形成されたひとつの歴史であり、文化に思える。著者の直木賞受賞作にふれ、6つの物語がどれも日常的に起きている個と個の異文化衝突と交流の物語に感じた。

        きっと僕も吹けば飛ぶようなビニールシートがとても大切で、懸命に留めようと、荒ぶる風に抗いながら泣いて、笑ってきたから今があるんだな、とホッとした。
        >> 続きを読む

        2017/05/02 by まきたろう

    • 他6人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      つきのふね
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! Tsukiusagi
      • 人間に疲れ植物になりたがる中学生のさくらにズンっとする始まり。親も教師もあてにならないし、親友梨利とも万引き事件で気まずくなる。捕まった方と逃げた方どちらの方が心の傷が深いのだろう。さくらを助けてくれたのは心優しい智さん。だけど彼も心が病んでいて。死ぬことと生きることどっちがいいのか、どっちが楽なのか…どんどん悪くなる智さんを助けようとする事で変わっていくさくら達。「この世にはあいまいにおかしい人などいくらでもいるのかもしれない」。みんな少し病んでいる?だからこそ大切な誰かにそばにいて欲しいし、そばにいてあげたいと思う。手紙の使い方が上手いなぁ。 >> 続きを読む

        2015/05/15 by けいたん

      • コメント 2件
    • 他4人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      ラン
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 内容紹介-------------------------------------------------------
        9年前、家族を事故で失った環は、大学を中退し孤独な日々を送っていた。ある日、仲良くなった紺野さんからもらった自転車に導かれ、異世界に紛れ込んでしまう。そこには亡くなったはずの一家が暮らしていた。やがて事情により自転車を手放すことになった環は、家族に会いたい一心で“あちらの世界”までの道のりを自らの足で走り抜く決意をするが…。哀しみを乗り越え懸命に生きる姿を丁寧に描いた、感涙の青春ストーリー。
        ---------------------------------------------------------------

        内容紹介のあらすじがよくない。
        「異世界」とか「あちらの世界」という表現のせいで、パラレルワールドを想像してしまう。
        しかし、実際は単純に「あの世」ということだ。
        平行世界を行き来する物語ではない。

        と、予想を裏切られたとしても面白いのはさすが直木賞作家。
        1行目から引き込まれる。
        なんてことのない日常のシーンが温かくて、傷を抱えた者同士のふれあいという暗さを持っているはずなのに、やさしく響く。

        とにかく読みやすいのだ。
        それは文章としても、物語としても。
        話し言葉に近いということもあるが、自然でスラスラと入ってくる。
        キャラクターや展開にイライラや矛盾を感じることもない。
        あぁ、これは昔読んだ『カラフル』の森絵都だなぁと感じた。

        環は自転車屋の紺野さんにかっこよくてワクワクする「モナミ一号」という自転車をもらい、その自転車によってあの世に導かれる。
        そこには亡くなった家族がいて、その家族に会うために何度も何度もあの世への道を行き来する。
        その道のりは40㎞もあり、自転車でも大変なものだ。
        しかしあるとき、「モナミ一号」を手放すことになってしまった。
        それでもあの世へ通うために、環は自分の足で走り抜こうとマラソンを始める。

        この通り、環が走り始める理由はとても後ろ向きなものだが、「あの世」と「この世」の人々に触れていく中で、環自身が変化していく。
        「この世」のマラソン仲間はとにかく醜くて可愛らしい人ばかりで、彼らとのやり取りは特に面白い。

        風景の描写も見どころ。
        マラソンやウォーキングをやる人ならわかるだろうが、日常の何気ない風景とか、軽井沢の贅沢な自然の感じとか、きっとワクワクすると思う。

        物語のラストはとても納得のいくものだったが、序盤の雰囲気が好きすぎた。
        もう少しやさしさが欲しかったというか……。
        いや、でも確かに序盤から右肩上がりに面白いのだ。

        『カラフル』が好きな人はきっと気に入るんじゃないだろうか。
        ただ、この物語は「家族の物語」でも「マラソンランナーの物語」でもあり、そのどちらかだけでは成り立たたない。
        両方があってこそ環は走る。
        一方を見落とすことのないように読んでもらいたい。




        >> 続きを読む

        2017/05/24 by ともひろ

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      Dive!!
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 少年たちの飛び込みに対する思いや葛藤が爽快に書かれていて、読むのが楽しかった。

        んでいて私も少年時代に戻りたくなってしまった。 >> 続きを読む

        2016/02/11 by kanetaku

    • 他1人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      永遠の出口
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 一人の女性の小学3年から高校卒業までのエピソードが大人になった彼女の目線で綴られています。
        「あぁ・・・分かるな・・・」と思わず頷いてしまうような部分がたくさんあり、時には懐かしく時には恥ずかしくなりながら読み終えました。

        一歩引いて客観的に見れば何てことないようなことでも、当事者からすればそれこそ一世一代の大問題、なんてよくあること。
        小学校での微妙な友人関係とか中学での身を裂くような大失恋とか、そのときは「もう明日なんてこなくていい・・・!」とまでに真剣に悩んで落ち込んだことも時が経って客観的にみれば一過性の取るに足らないことだったりして。ああ、懐かしい。
        主人公である紀子の青春時代というより、それを冷静に見つめる大人の紀子に共感できたということは、私も少しは大人になったということなんでしょうかね。
        >> 続きを読む

        2015/08/14 by チサト

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      永遠の出口
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 第1章が小4。それから1年ごとに章になって高3の第8章まで紀子の思春期を追う。
        春期。何だか、・・・面白いねえ。当人は真剣に悩んでたりするんだけど。

        友だち。
        守られることと縛られること。親、大人とは。
        恋。

        >永遠の、限りないものに憧れる。でも、限りあるものほど、いとおしく思える。


        宇宙は膨張している。そして、地球にも終わりがある。
        >永遠って、何一つ本当に、本当にないんだ。

        >どんな未来でもありえたのだ、と今となっては思う。アイスバーの当たりはずれに一喜一憂し、自転車を主な移動手段にして、触れもせず恋にすべてを投げだすことのできたあの頃、私は未来をただ遠いものとして捉えていたけれど、それは果てしなく広いものでもあった。あっちへも行けたし、こっちへも行けた。誰もがものすごい量の燃料を蓄えていた。そしてそれをもてあましたり無駄遣いしたりしながら、徐々に探りあてたそれぞれの道のどこかに今、辿りついている。・・・・

        生きれば生きるほど人生は込み入って、子供の頃に描いた「大人」とは似ても似つかない自分が今も手探りをしているし、一寸先も見えない毎日の中では呑気に〈永遠〉へ思いを馳せている暇もない。
         だけど、私は元気だ。まだ先へ進めるし、燃料も尽きていない。あいかわらず躓いてばかりだけど、その躓きを今は恐れずに笑える。
         生きれば生きるだけ、なにはさておき、人は図太くもなっていくのだろう。
         どうかみんなもそうでありますように。・・・・ (エピローグ)



        子供の頃、私はどんなことを考え、どんな思いで過ごしていたんだろう?
        昔からあっさり、あんまりこだわらない方だったと思うけど、それでもそれなりに悩んだりしたこともあった。

        それも、過去のこと。
        『永遠』から解放された今は、なつかしいだけ。

        今、素直に読めるのは、ちょっと大人になったから?
        (・・・いや、森さんの文章力か。^^)
        >> 続きを読む

        2013/09/04 by バカボン

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      気分上々
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 森絵都さんの本は癖になります。
        どんどんハマってしまいます。
        物語を直球で伝えるというよりは、変化球でくるというか。
        深刻な話のなかにもちょっとしたところで、くすっと笑ってしまうような息抜きがあるんですよね。

        9つの短篇集です。
        あれ、前回手にとったときも短編だったような・・・
        2000年~2012年までの作品を集めたもので、そのせいか、表情豊かな印象があります。

        どれもおもしろかったのですが、"17レボリューション"が最高です!

        自分革命のために親友に絶交宣言をするのですが、だからといって暗い物語になるのではなく、明るく軽ーく書かれてます。

        イキがいいか、悪いか
        イキがあまりよくないから絶交。
        それに対して風変わりな親友は、毛筆草書の文を主人公に渡します。

        ここら辺のやりとりが、すごくインパクトがあって、心わしづかみです(*´∀`*)

        自分を変えようとしても、初めは良くてもだんだん息切れしちゃいますよね。

        イヅモって、名前かなぁと思ってたんだけど、真野くんも呼んでたから、きっと苗字で"出雲"なのでしょうね。
        名前にしてもピッタリな女の子でした。やはりイキが悪そうですね。笑

        "東の果つるところ"は、左右対称主義の一族にあがらう主人公の話ですが、これもおもしろかった!
        草間一族の家系図がすごすぎて笑えます。
        ロシアにまで行って、ハロエを連れてくるとかたまらんっ!!!

        "ブレノワール"は、一番読み応えがありました。
        ラストで明らかになる、母の大きな愛情が泣けます。
        >> 続きを読む

        2014/11/18 by あすか

    • 4人が本棚登録しています
      Dive!!
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • いまいち飛び込み競技の点数計算が出来ないので、クライマックスに向けてのどきどき感がやって来ない。やはり映像向けなんだろうと思う。 >> 続きを読む

        2011/03/30 by yasuo

    • 9人が本棚登録しています
      リズム
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 若い娘用の本を探していて、同僚に薦められた作者の本。図書館でいくつか借りてきてみる。

        若い登場人物の3人がみんなあの娘と重なるような変な感じ。みんないろんな面があるから、あの娘にもいろんな面があるはずだから、か。
        幼い頃に感じた世の中への疑問や不満と純粋さが思い出されジワッとくる。
        本嫌いのあの娘のハートに届くことを祈りたい。
        >> 続きを読む

        2016/01/13 by nananann55

    • 1人が本棚登録しています
      リズム
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 中学生の頃に何気なく手にとった本でした。
        失礼な話ですが、当時は森絵都さんを存知上げませんでしたし、特別タイトルに惹かれたというわけでもなかったと思います。ただなんとなく暇つぶしに手に取った、という感じでした。

        お話としては、ファンタジーでもホラーでもミステリーでもないただの中学生の女の子の日常のお話です。
        変わらないものが、変わってほしくないものが変わっていく。未来とか将来とか漠然としていてわからない、怖い。今のままがいいのに。
        主人公の女の子と当時ほぼ同級生であった私は親近感を覚えたのかもしれません。
        周りに流されないための自分だけのリズム。
        大人になってからもう一度この本のことを想うと、思わずため息が漏れてしまいます。私は自分だけのリズムを見つけられないまま大人になってしまったなあとほろ苦い気持ちになります。

        私が読書好きになったきっかけの本です。
        この本と、森絵都さんと出会えて本当によかったと思っています。
        >> 続きを読む

        2014/09/09 by K8cay

      • コメント 4件
    • 3人が本棚登録しています
      Dive!!
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 中学生の教科書に一部が載っていたので、当時図書室にあったこの本を読みました。最終巻だけ読んでませんが。

        飛び込み競技をやってる高校生のお話で、
        授業で習ってから何年か経って実写化もしたような。
        当時読書はほとんどしなかった私が最終巻以外は読んだわけで、
        けっこう面白かった記憶があります。

        たしか主人公は飛び込むのが怖いのに何故かやってたり、
        優等生がいたり、
        激しい飛沫をあげるのが持ち味の選手が腰痛持ちで
        飛び込んでる空中で回転とか全くしない不思議な技に挑戦してたり
        (それがサブタイトルのスワンダイブだったはず)

        飛沫をあげるかどうかは曖昧ですが名前は飛沫だったはず。
        高2にして大分男前な奴で、田舎から来たけど
        彼女とめちゃくちゃヤってます的な。
        そんな彼のセリフは男性が読んだら面白いかもしれないですね。

        もう一度読みたいです。
        今度は最後まで。
        >> 続きを読む

        2015/05/12 by わだち

      • コメント 2件
    • 3人が本棚登録しています
      ショート・トリップ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 短編がたくさん詰まっている本なのでちょっとした時間に読めるちょうどよい本だと思います。

        短いからこそ活きる、ユーモアにあふれる物語は毎日に少しハッピーを届けてくれます。
        子供から大人まで楽しめると思うのでぜひお勧めしたい一冊です。

        ちなみに私が好きなのは「ならず者18号」です!
        >> 続きを読む

        2015/04/21 by yo24

      • コメント 2件
    • 4人が本棚登録しています
      架空の球を追う
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • どこかにありそうな物語。
        でも、ちょっと味わいを変えると、こうなるのかと。
        そんな、ありそうでなさそうなショート集。
        さらっと読める・・それでいて印象がポツっと残る。
        果たして、自分がこの物語の中にいたらどうだろうか?
        基本は、膝をうつ・・・・なのかな。
        >> 続きを読む

        2015/03/26 by けんとまん

      • コメント 1件
    • 4人が本棚登録しています
      異国のおじさんを伴う
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 上手い!と、膝をうつ。
        そんな短編集。
        落語のような最後のオチが面白いし、そんなしかけ絵本のような印象もある。
        さすがに、全部がそうだとはいえなくて、オチが読めたのもあったけど、それでも面白さを損なうものではない。
        こんなアイデアって、どうやって、どこから生まれるんだろうな。
        >> 続きを読む

        2014/12/25 by けんとまん

      • コメント 2件
    • 4人が本棚登録しています
      おいで、一緒に行こう 福島原発20キロ圏内のペットレスキュー
      カテゴリー:家畜、畜産動物各論
      5.0
      いいね!
      • どう考えたらいいのだろうか。
        ペットレスキューの方たちの取組は凄いと思うし、頭が下がる。
        こういった点について、マスコミで取り上げられたのは、ほんの一時だけだったと思う。
        人がいなくなって、動物たちだけ(ペットや家畜)の世界。
        これは、その場にいた者でないと、絶対にわからないだろう。
        そんな中で、とても気になる文面がある。
        何度か足を運んでいる間に、動物たちの遺体が驚くほどみかけなくなったというところだ。
        権力側が、目に触れないように動いたのだろう・・・と。
        そうだろうなと思う。
        絶対、風化させてはいけない、進行形なのだ。
        >> 続きを読む

        2014/08/28 by けんとまん

      • コメント 2件
    • 3人が本棚登録しています
      君と一緒に生きよう
      3.0
      いいね!
      • 捨て犬や、介護が必要な犬、飼う事が出来なくなった犬の最期など、
        人と犬とのさまざまな問題を取り上げたエッセイです。
        犬を飼うのは、とても楽しいし癒される事が多い反面、
        病気になってしまったり、
        経済的理由で処分を決断する輩が後を絶ちません。

        捨てられる犬のほとんどは、保健所で処分されます。
        飼い主になにも知らないまま連れてこられ、去っていく飼い主を
        ずっと呼び続けている犬を見たときはすごく切なかった。
        「明日にはこの子は処分されるんですよ」といっても眉一つ動かさない。
        10年飼ってきてそれはないだろうと怒りを覚えました。

        犬を飼いたいな!と思っている人には、ぜひ読んでほしい。
        そーいえば、うちの犬も親の知り合いから「飼えないから」って
        紹介された犬でした。運よく私たちが飼えたから良かったけど、
        もし、飼ってくれる人が見つからなかったら
        保健所に行く運命だったのかもしれません。
        >> 続きを読む

        2014/05/13 by おりおん

    • 2人が本棚登録しています
      おどるカツオブシ
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.5
      いいね!
      • そうだよなあ~まさに、おどるカツオブシだよなあ~。
        お好み焼きとかにかけると、まさに踊る感じだな。
        たしかに、鰹といえば、タタキが一番かな。
        でも、鰹節も、こういった感じで最後に花を咲かせるというふうにみると、また違う。
        お好み焼きが食べたくなった。
        >> 続きを読む

        2015/01/05 by けんとまん

      • コメント 3件
    • 2人が本棚登録しています
      カラフル
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 【読了日不明】

        いいかげんな天使が、一度死んだはずのぼくに言った。
        「おめでとうございます、抽選にあたりました!」

        ありがたくも、他人の体にホームステイすることになるという。
        前世の記憶もないまま、借りものの体でぼくはさしてめでたくもない下界生活にまいもどり…気がつくと、ぼくは小林真だった。

        ぐっとくる!ハートウォーミング・コメディ。
        >> 続きを読む

        2013/12/14 by books

    • 5人が本棚登録しています
      ラン
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 13歳で両親と弟を事故で亡くし、その後22歳で叔母さんを亡くして独りぼっちになった主人公が、あの世とこの世をつなぐ「レーン」を超えることができるようになり、亡くなった家族に会うために・・・(色々あって)マラソンを始め・・・人との関わりの中で自分を見つめ直し強くなっていき・・・  というような話。

        とても読みやすく、登場人物も個性的で、コメディタッチの所もあり、それでいて、「生きること」についても考えさせてくれる。

        家族や身近な人を亡くした人、後ろ向きでなかなか元気のでない人など読むと「よし、前を向いて生きるぞ」って元気になるかも。

        過去のいわゆる不幸(人によって感じ方が違うものだけど)に囚われて生きるのではなく、自分で自分なりの幸せをつくっていくこと。

        亡くなって成仏したら嫌な感情(怒り、悲しみ、恨み、嫉妬、etc)はなくなる、だから亡くなった人に執着せず幸せに生きること、自分の徳を高めていくことが大事なんだということ。

        お釈迦様の話も元気になるけど、こういう小説もいい。

        気持ちよく読めた。
        >> 続きを読む

        2013/01/10 by バカボン

      • コメント 2件
    • 7人が本棚登録しています

【森絵都】(モリエト) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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