こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


重松清

著者情報
著者名:重松清
しげまつきよし
シゲマツキヨシ
生年~没年:1963~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      流星ワゴン
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! verytiyome
      • 自分は今似たような状況だとも思います。
        家族もいて仕事もし、中年になり子供も思春期
        若いころに思い描いた理想の家族像とは大きく違います。
        主人公は現在の多くの父親、夫が思っている不満の最上級の渦中にいる人物です。
        ここまでではなくても、自分のように主人公に共感する父親は多いはずです。
        そして、そこに現れる不思議なワゴンにも期待してしまいます。
        最後にハッピーという感じではないけど、未来に希望が少し期待できるような最後でした。
        >> 続きを読む

        2020/01/23 by ryoji

    • 他15人がレビュー登録、 81人が本棚登録しています
      とんび
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! Tukiwami momomeiai
      • なんて人間臭い物語なんだろう。主人公のヤスさんは、「不器用」と表現されるが、とにかく熱くて、素直になれない照れ屋なくせに大事なところでは、情に厚く優しい性格が素直にポロっと出てしまう。アキラの大学受験のあたりから、そんなヤスさんにやきもきしたり、正直めんどくさい性格だなぁと思ってしまうところもあるが、それも全てひっくるめて、人間臭くて、良い。そして、人間関係のあたたかさ。昭和の時代には、こんなあたたかな人間関係があったのか、それとも今でもどこかには残っているのか。アキラを育ててくれた「手」は、「ぎょうさん」あったと言うヤスさん。こんな時代だからこそ、身にしみた。それってすごく幸せで素敵なことだなぁと。
        ほとんど涙が滲むか、泣くかしながら読了した。素敵な物語でした。読んで良かった。
        >> 続きを読む

        2019/07/15 by URIKO

    • 他6人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      ビタミンF
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 2001年の直木賞作品
        腰帯に最泣の一冊 100%涙腺崩壊と書かれているので購入。
        「ん~泣けませんでした」
        40歳ぐらいのアラフォーお父さんの短編集。
        お父さんの不器用な子供との関係が赤裸々に描かれています。
        個人的には私は世代がもう少し上なのと2001年という時代が
        現在の時代とは少し違うのかなと感じる。
        コロナ禍もあり、家族の接し方も変化し、子供も同様で20年前とは
        親との接し方、学校の友達関係も・・・って現代に置き換えてもしょうがないんですが(笑)
        非常に読みやすく淡々としていたが、ちょっと刺激不足で平均点。
        >> 続きを読む

        2021/05/25 by わくさん

    • 他6人がレビュー登録、 33人が本棚登録しています
      きみの友だち
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! ohana-san Moffy Tukiwami
      • 久々に気持ちよく泣けた。
        読後にこんなに清々しい気持ちになれるとは…。

        テーマはタイトル通り『友だち』
        『友だちとはなにか』…これがこの小説の宿題である。

        小学校から中学校にかけて、
        誰しも、学校だけが自分の世界だった。

        友だちの放つ何気ない言葉一つで
        性格を変えなければならない場面がたくさんあった。

        それほどまでに思春期というのは不安定な時期なのだ。

        この物語の主人公である恵美が言った本音。

        「わたしは『みんな』って嫌いだから。
         『みんな』が『みんな』でいるうちは、
         友だちじゃない、絶対に。」

        『みんな』に好かれようとして
        『みんな』に嫌われてしまった子に向けた言葉だ。

        どう在るのが正しいのかが大人になっても分からなくなる。
        1人になりたくないが故にモラルに反する事もしてしまう。

        でも、それも人格形成の一部なのだ。

        『後悔』と『思い出』が今の自分を作っている。
        子供達の目を通して、思い出させてもらった気がする。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他6人がレビュー登録、 38人が本棚登録しています
      エイジ
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 中学二年生の少年エイジを主人公に、二学期開始からの三カ月を描く。登場人物はどこにでもいそうな普通の男子中学生とその家族、同級生たちである。そこに発生する、連続通り魔事件の犯人がエイジたちの同級生だったことが、彼らの日常生活に波紋を投げかける。

        神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)の翌年である1998年の新聞連載小説で、おそらく事件に影響を受けて書かれた作品だろう。あとがきでは、テレビなどで報道される少年犯罪のニュースから、同級生として事件を体験した少年少女たちがどのような心境だったかを想像したことが創作の動機として明かされている。作品内に登場するゲームソフトタイトル(『XI』)などからも、連載当時の時代を舞台としていることがわかる。

        家族、学校、友だち、恋愛、部活、勉強、性、イジメなど、中学生らしいテーマが一通り盛り込まれている。通り魔を扱ってはいるが、前述の神戸連続児童殺傷事件のような残虐性は低く、サスペンス的な要素も薄い。学校内で起こるイジメも極端に陰湿なものではなく、基本的には平和な中学校生活がベースになっている。主人公と家族との関係性も非常に良好で、両親とテレビゲームに興じるような温かい家庭生活が描かれている。このように総じて微温的で、小中学生も含めて多くの読者が読んで支障のないソフトな小説になっている。一方、心の闇に深く切り込み考察するといった、踏み込んだ内容ではない。

        例えるなら、『中学生日記』に連続通り魔事件を織り込み、教師の活躍を削いだぐらいか。作品の時代的に、「キレる」「うざい」といった言葉がまだ新鮮だった頃を思い返す。本作が当時、どのように受け取られたかわからないが、20年後の今読んでかなり長閑に感じた。
        >> 続きを読む

        2021/03/11 by ikawaArise

    • 他4人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      青い鳥
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      •  中学の非常勤講師である村内先生は、生徒の抱える様々な問題を解決していく。さぞかしご立派な先生なのだろうと想像するかもしれないが実はこの村内先生、吃音症で国語の先生なのに上手に言葉を発することができない。そんな彼から発せられる、不器用ながらも「生徒を救いたい」という信念が伝わる言葉たちは、読み終わった後も読者の心をぽかぽかと温かくしてくれる。 >> 続きを読む

        2020/03/03 by shinkai

    • 他4人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      その日のまえに
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • その日というのはこの世からサヨナラする日のことを自分や奥さんやクラスメートに対して思った気持ちを丁寧に綴ってた。
        死は必ず誰の身にも起きるが私にとって母の死は自分自身を切られたようなすごい喪失感があった。
        今まで生きてきてこんな感覚を味わったことがないから自分の子供を失った人の心痛はどれほど過酷だろう。
        お葬式とか49日とか初盆とか亡くなった人より残された人のためにある行事なんじゃないかな。


        >> 続きを読む

        2019/01/28 by miko

    • 他4人がレビュー登録、 28人が本棚登録しています
      赤ヘル1975
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 広島ノスタルジー

        単に「あのころ」を懐かしむだけでなく原爆が投下された町という哀しい歴史がそこにある。
        このところ、ちゃっかりとした311のストーリーも多かった重松先生が満をじして書いた青春ノスタルジーという感じですな。
        まぁコレもちゃっかりな感じがしないでもないのですが(;´Д`)
        映画化でも狙えそうな500ページ以上の大作です。
        僕自身が野球を見始めたころに馴染みのある名前が本編にはよく出てくるので広島ファンでなくともわかりやすい(^_^;)
        広島弁は迫力ありますなw

        (amazon解説)
        1975年――昭和50年。広島カープの帽子が紺から赤に変わり、原爆投下から30年が経った年、一人の少年が東京から引っ越してきた。
        やんちゃな野球少年・ヤス、新聞記者志望のユキオ、そして頼りない父親に連れられてきた東京の少年・マナブ。カープは開幕十試合を終えて4勝6敗。まだ誰も奇跡のはじまりに気づいていない頃、子供たちの物語は幕を開ける。
        >> 続きを読む

        2018/08/25 by motti

    • 他3人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      その日のまえに
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      •  「とんび」「流星ワゴン」などで知られる
        重松清氏の作品で、テーマは死別。
        友人や愛する人との病による別れに直面した
        いろいろなパターンの人たちを描いています。
         
         7本のお話が収まった短編集なのですが、
        最後の3本は主人公が同じでストーリーもしっかりつながっています。
         
         でも、それ以外の4本も
        微妙にラップしてくる部分があったりして、
        読者をニヤリとさせるあたり
        やはり重松さんは上手いですね。
         
         本の帯に「涙!涙!!涙!!!」と書かれていますが、
        自他共にみとめる涙腺の弱い私が不思議と泣きませんでした。
        最後のお父さんが清々しかったからかな。
         
         お盆のお休みなどに読んでみると
        いい一冊かもしれません。
        >> 続きを読む

        2017/07/29 by kengo

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      十字架
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      •  あまり時間をかけずに読み切ることができました。いじめの末に自殺してしまった中学生の男の子のクラスメイトで、いじめを傍観することしかできなかった少年の視点で作品は進んでいきます。感想はあくまで主観です。

         いじめの被害者側視点の作品は多くありますが、傍観者側のものは珍しいような気がします。しかし、いじめに関わっている人の中の大多数は傍観者のはずですから、多くの人の共感を得られるのではないかと思いました。

         私としては、この作品の中で一番印象に残っているのは自殺してしまった中学生の弟です。彼も両親にもちろん愛されていた。けれども、やはり死んでしまった兄の存在は家族の中でとても大きい。兄を見つめる両親を支え続けた弟の心情を考えると、なんともいえない心苦しい気分になりました。
        >> 続きを読む

        2018/02/24 by Schein

    • 他2人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      ナイフ
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • フリーライターであった重松清氏の初めての文学賞受賞作。イジメについての短編集だ。けっこう近年の作品よりもドギツイ語句も出てきますねw >> 続きを読む

        2018/07/06 by motti

    • 他2人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      星のかけら
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 小学生が生きるということについて考えるお話
        「毎日毎、昨日とは違う一日が待っているなんて、本当にすごい。」この一文が心に残った‼当たり前の事だけどこれができるのは生きているからこそだと思う‼ 日々いろんな経験をしながら生きていく、当たり前だけど気付きにくいことを思い出させてくれた。 >> 続きを読む

        2015/07/21 by future

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      再会
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 唐の詩人・于武陵の「勧酒」の一節、「人生別離足」を「サヨナラダケガ人生ダ」と訳したのは、作家の井伏鱒二だが、このフレーズは、後に太宰治や寺山修司も、その作品内で取り上げているが、人生経験を積む度に、結局人生とは、別離の繰り返しなのだということを感じる人々の、心に染みる名フレーズとして、多くの人に記憶されていると思う。

        この重松清の短編集「再会」のテーマもまた、人生に於ける人々の出会いと、そして別れである。

        6編の作品それぞれに、自分あるいは、今までの自分の人生で出会った人々を重ね合わせるという、いつもの"重松ワールド"に引き込まれると、物語の中に、読者自身の物悲しくも貴重な出会いと別れの思い出が、浮かび上がってくるのではないだろうか。

        第一話「いいものあげる」は、小学校6年生の女の子の出会いと別れの話だ。

        地方都市に父親の転勤に伴って、都会から転向してきた少女のクラスには、その都市の大型デパートのオーナー一族の令嬢が、クラスの女王的な存在となっていた。

        しかし、少女の父親は、その都市に大型ショッピングセンターを開く為の準備室責任者だったのだ。

        明るく泰然とした女王様と、それにかしずく侍女的な女の子たち、そういった微妙な関係が、大型ショッピングセンターの開店と、老舗デパートの没落という中で、微妙に変化していく。

        無垢な少女達が迎える、別れの場面は、さすがは重松清らしく、実に上手くて泣ける。

        最後の第六話「ロング・ロング・アゴー」は、第一話から二十年後だ。
        第一話に出てきた女王様が、初恋の片思いの女の子であった少年は、就職もままならぬ不本意な日々の中で、母校の改築工事の為に故郷を訪れる。

        自分の思いを、彼女が転校する日に不器用に伝えた彼は、その懐かしい日々を思い出し、初恋の人を懐かしく思い出す。
        そして、彼はその初恋の人の行方を知ることになるのだが-------。

        20年という時間を隔てて繋がって、二つの物語が、繋がっているという仕掛けは、いつもの重松作品らしいところだが、こういった物語の構成の手法にも安定感があるし、間に挟まれた、その他の5編と併せて、この6編が一つの長編を形作る全体を通じて、この作品が「サヨナラダケガ人生ダ」というフレーズを、今一度、我々読者に思い起こさせてくれて、しんみりとした情緒は、実に心地よい。

        ただ、重松清作品らしい安定感ともいえるものは、逆にマンネリ的な傾向と感じられない訳ではないところが、ちょっと問題かもしれない。

        まあ、それでもやはり、この作家の作品は、また手に取りたくなる魅力に溢れている。

        >> 続きを読む

        2021/07/25 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ファミレス
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • ファミレス=家族なし?

        男性読者としてちょうど世代的に共感する部分が多く、いつもその手中にハマって読んでしまう自分がいます(;´Д`)
        本作もそういう中年の男性目線での「まだまだ青春」みたいな感じw
        とってつけたような感じではありますが震災について...
        重松さんのライフワークに「震災」キーワードは今後も入ってくるんでしょうかね。

        まぁまぁ楽しい本でした

        (amazon解説)
        料理は、優しさなんだ。誰かのためにつくる時が、一番うまくなるんだ。
        何気ない日常を軽快なコメディータッチで描きながら、現代人ひとりひとりの真の意味での自立と共生のあり方を見通す力強い作品です。
        街なみも日常のくらしも、家族のかたちも変わる。だからこそ、変わらないものが生きる支えになる。手間ひまをかけるから美味しい。料理も、人生も。「これから」を生きるすべての人たちへ―おかしくて切なくて滋味に富む、震災以降の物語。一年ぶりの長編小説
        妻と別居中の雑誌編集長・一博と、息子がいる妻と再婚した惣菜屋の康文は幼なじみ。料理を通して友人となった中学教師の陽平は子ども2人が家を巣立ち“新婚”に。3・11から1年後のGWを控え、ともに50歳前後で、まさに人生の折り返し地点を迎えたオヤジ3人組を待っていた運命とは?
        >> 続きを読む

        2018/08/15 by motti

    • 他2人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      疾走
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 悲しい話でした。

        2014/01/21 by amo

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      流星ワゴン
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      •  「とんび」を読んで一気に好きになった
        重松清 氏の本です。
        今年の初めにドラマ化されて作品の存在を知り、
        いつか読んでみようと思っていたのですが
        古本が安くなっていたので購入してみました。
        (ちなみにドラマは見ていません)
         
         結論から言うと期待が大きすぎたのか、
        イマイチ感がぬぐえません。
        もっとハッピーエンドになってほしかったのですが、
        作品の狙いから外れてしまうからそれはないと理解しつつも
        ん~・・・微妙な読後感です。
        ただ、主人公に対して「これから頑張れよ!」って
        気持ちにはなります。
        自分に対しても何がしかの励ましめいたものは
        伝わってきているかもしれません。
         
         励ましめいたものが伝わってきている時点で
        作者の思惑の半分は達成されているのではないでしょうか。
        あとは帯に書かれている重松氏の言葉通りに
        「父親と家族の物語」を書きたかったのでしょうね。
         
         「もう死んだっていいや」と思っていた主人公が
        自分の後悔をめぐる過去への旅に出るというところまでは
        よくある話かもしれませんが、
        その道中に時間軸がまったくずれてしまって
        なぜか今の自分と同じ年齢の父親が登場し交流することになる
        というアイデアはなかなか奇抜で秀逸だと思います。
         
         主人公の壊れてしまった家庭は回復するのか?
        主人公と父親との亀裂は修復されるのか?
        など先が気になってどんどんページをめくってしまいます。
        読者を乗せる手腕はさすがだなぁと感じました。
          
         主人公の家庭が壊れてしまった理由には納得します。
        運が悪かったところもありますが、
        自分にも理由があることに気付けたことは大きいです。
        「人生は甘くない」という作者からのメッセージも折り込みつつ、
        だからラストもあれでいいのです。
         
         ただ、読了後もなんだかよく分からないのは、奥さんの行動。
        普通に浮気という設定では駄目だったんでしょうかね?
        ん~・・・あれは本当によく分かりません。
         
         なんだかその辺がもやもやしているのと、
        なぜだか泣けなかったということで★3つです。
        >> 続きを読む

        2015/07/19 by kengo

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      カシオペアの丘で
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      •  「とんび」で大いに泣かせてくれた重松清。
        舞台が地元 北海道と知り、
        ちょっと期待感を大きくして購読。
         
         まだ上巻ですが、涙はありません。
        何人もの登場人物の人生が
        偶然の要素などで奇跡的に交錯していく様子は
        作者さすがの構成力と言うべきかもしれません。
         
         いずれにしても上巻は
        まだまだ種まきの状況。
        下巻の刈入れがどのようになるか楽しみです。
        >> 続きを読む

        2017/10/29 by kengo

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      カシオペアの丘で
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      •  親族間の、幼なじみの親友との、夫婦間の、など、
        何通りもの どう心を整理したらよいのか
        本人たちにすら分からなかった
        怒りや後悔、悔しさや後ろめたさといった複雑な糸の絡みが
        見事に解きほぐされていきます。
          
         しかし、もちろん簡単に解消されるわけなどなく、
        そのためには葛藤はもちろん、
        ものすごい努力や勇気などが必要で、
        時の流れが欠かせない要素だったりするケースもあります。

         あったことを無かったことには出来ない。
        すべてはそれを受け入れて、受け止めて、
        前を向くことによってしか始まらないし終われない。
         
         「ゆるし」を最大のテーマに
        重松清が訴えたかったことは、
        そういうことなのかなぁと思います。
         
         ストーリーとしては予想の範疇。
        期待を超える感動や、想像を超える隠し種はありませんでしたが、
        安定して面白かったです。
        >> 続きを読む

        2017/10/29 by kengo

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      日曜日の夕刊
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • どこにでもあるような日常を、昨日よりちょっと前向きに見られるようになる、そんなお話しでした。

        12の短編集です。ひとつひとつの話は完全に独立しています。

        家族を中心にしたものが多く、父の視点・母の視点・息子の視点・娘の視点…と、日常を見る角度によって描かれる思いも様々。また、喧嘩してしまった恋人との関係や、大学で知り合った女の子との少し変わったやりとりなど、ありふれたものの中に個性が光っています。

        どの話のどの登場人物も、誰もがどこかで触れたことのある悩みや葛藤をもっています。平凡で、なにかが劇的に変わるわけではないけれど、そこにあるささやかな幸せを感じます。
        >> 続きを読む

        2015/03/21 by 林檎餡蜜

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      くちぶえ番長
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • プロローグで、「マコトをさがすのを一緒に手伝ってくれないか」と読者に語りかけていて、そこから一気に引きこまれた。
        小学四年生の女の子、マコトは年齢よりずっと大人な考え方を持っている。
        しかも、大人でさえ出来ないような事もやってのける。
        例えば、クラスから仲間はずれにされているのに、一人一人に挨拶したりと、そんな勇気を出せる人なんてなかなかいない。
        マコトはぶっきらぼうだが一人でも困っている子がいると、率先して助ける優しさもあり、集団(みんな)の意見よりも一人を見て行動する。
        いじめっこ3人組みにも一人で立ち向かう強さも持っていて、カッコいい。
        難しい文章ではなく、すらすらと読めた。
        >> 続きを読む

        2016/03/24 by May

    • 他1人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています

【重松清】(シゲマツキヨシ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本