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角田光代

著者情報
著者名:角田光代
かくたみつよ
カクタミツヨ
生年~没年:1967~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      八日目の蝉
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 家族とは何か、結婚制度とは何か、愛情とは何か、いろいろと考えさせられる作品でした。ストーリーは複雑で難しい内容でしたが、角田光代先生の文章はわかりやすくて最後まで興味深く読むことができました。もちろん八日目の蝉はフィクションだけれど、希和子と恵理菜を見ていると、母娘はしらずしらずのうちに同じような人生(妻帯者との不倫、妊娠)を歩むのだと改めて思いました。 >> 続きを読む

        2017/08/20 by 香菜子

    • 他9人がレビュー登録、 58人が本棚登録しています
      さがしもの
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね! linarosa
      • 角田さんの本大好き度がしみじみと伝わってくる9つの物語。人はどうして本を読みたくなるのだろうか?

        本書には同著『私たちには物語がある』(小学館文庫)と同じく、読書の魅力と魔力がたっぷりと説かれていた。

        人は恋するように本との出会にときめき、戸惑い、高揚し、心を踊らせながら今日もまた、新たなページ(世界)を開く。
        >> 続きを読む

        2017/05/08 by まきたろう

    • 他7人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      八日目の蝉
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! tadahiko masa920
      • 先日テレビで映画版を見た。永作博美が秀逸だった。原作の記憶がなくて手にとったらどうやらうっかり読みそびれていたことが発覚。角田ファン失格(笑)。深夜0時から読み始め、明け方4時半まで一気に読んでしまった。噂には聞いていたが、圧巻。

        映画と原作を比較することはナンセンスでもあるけど、映画に感動した人は、ぜひ、恵里菜の母親や妹や恵里菜自身の内面が描かれた原作の方も読んで欲しいな思った。

        また、私自身は、映像や音楽や俳優の声で物語を与えられるより、活字だけの世界で縦横無尽に自分で想像するほうが、圧倒的に好きなんだろうなと実感もした。

        角田さんは、「紙の月」でも犯罪を扱っているが、どちらも罪を犯す人物の方に読み手が気持ちを吸い寄せられる、そのベクトルみたいなものが私は好きだ。

        >> 続きを読む

        2016/03/06 by umizaras

      • コメント 2件
    • 他4人がレビュー登録、 30人が本棚登録しています
      対岸の彼女
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね! KEMURINO
      • 初めて読んだ角田光代さん。
        本屋で裏のあらすじを見て興味をもち購入したもの。異なる立場の女性たちを描いた作品という印象を受け、女同士の対立を想像していたら思っていた感じと全く違っていた。

        冒頭から語られるのは専業主婦の小夜子の生活。しかし読み進めていくとその後小夜子が雇われる女社長の葵の物語が軸となり、過去と現在を行き戻りしつつ女たちの複雑な心の内が描き出される。

        葵とナナコの高校生時代のパートはなかなか面白かった。が、現代の小夜子と葵の物語はあまり共感できる人物がおらず、首をかしげているうちに何となく結末にたどり着いてしまった。

        どうしても小夜子と葵の性格が好きになれなかった。加えてメイン以外の登場人物たちはとことん「こういう嫌な人いますよね」スタンスで書かれているだけで現実味が無い。小夜子の夫や姑は世の中の主婦の愚痴を形にしただけの様な荒削りな人物設定だし、葵の下で働いているスタッフ達の態度の変化についていけない。サイドストーリーにも力を入れて、とは言わないけれど、脇役の設定が何だかぺらぺらな気がした。

        こんなことを書いていますが、先が気になって最後まで一気に読んでしまう作品でした。テーマが合えばきっと好きになる作家さんだと思います。ただ、私が出逢うべき角田作品はこれではなかったのだと思います。他の作品もチャレンジしたいです。
        >> 続きを読む

        2016/07/24 by pechaca

      • コメント 2件
    • 他4人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      彼女のこんだて帖
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! KEMURINO
      • おせちにも負けない美味しい小説に舌鼓。グルメ物語ではなく、「作る」「食べる」という毎日の献立に秘められた、庶民の営みに輝く、ささやかな歓び、希望、夢を絶妙な味つけで照らす角田さんらしい手腕は、まるで人生の六味を楽しませてくれるシェフのよう。脇役が次の物語で主人公になっている連作構成も読書の楽しさを増す。しかも、全13作に登場するメニューを写真で紹介するレシピ付!カバー装画は魚喃キリコさん!大切な一冊になった「旨い」小説に心から「ごちそうさま」。 >> 続きを読む

        2017/01/04 by まきたろう

    • 他3人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      対岸の彼女
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! masa920
      • 初角田光代。
        読み終わった日の朝、NHKの旅番組で角田さんがスペインのバスクでピンチョスを食べているのをちょうど見た。
        始めて彼女のことを見たが素朴でありながら、物事の核心をつこうとする熱を感じた。
        作者としては当たり前のことのようだが、テレビに映る彼女はどこにでもいる品のよさそうなおばさん。仕事はパートで事務をしてそうな人だ。
        この話を読んでも、どこにでも誰にでもある悩み。
        最初、葵の学生時代を小夜子のことだと勘違いしていた為に混乱したが、誰にでもありゆる話だ。
        そこに何か物語性や意義、メッセージを付与することは難しいのではないかと危惧していた。
        しかしなんなりと結末受け入れられ、且つ物語が終息した。
        正しく言えば、また出会いのために歩みだしたと言えると思う。こういう現代もので、物事が続くように終わる話は苦手で、さらに言うと女性作家の日常からの話は苦手。なので読んでいて苦しい。
        自分に重ね合わすわけではないが、苦しみに感化されやすい。
        男性作家からは受けないが、知らずして男女の違いの何かがあるのだろうなと気づきの本でもあった。
        >> 続きを読む

        2016/05/27 by kotori

    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      かなたの子
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 短編集なのだが、どれもこれもひたすら恐ろしかった。次第に、タイトルの意味が分かってくると、さらに恐ろしくなる。ほとんど私にはオカルト的な恐怖。作者の想像世界の凄まじさよ。1日一編にしておかないと、心身に影響が出そうでした。合掌。
        >> 続きを読む

        2015/06/21 by umizaras

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      空中庭園
      カテゴリー:小説、物語
      2.9
      いいね!
      • 期待しすぎてしまったのかもしれません。
        本書には、ニュータウンの「ダンチ」に住む、四人家族と、母方の祖母、父の浮気相手等が登場し、それぞれが語る物語が展開されます。
        「秘密」がないはずの仲のよい家族には、実はそれぞれ隠しごとがあり、『空中庭園』という軽やかな題名とは裏腹に、どんよりとした気持ちで読み進めました。

        私自身、中学生の息子コウが、人の隠しているはずの物事を見透かすほど人を観察しながらも、そのことを言えばすべてが崩れるから内に秘めておく…といった部分に、かなり共感できました(←これって、だいぶ気持ち悪いですね笑)。
        また、古い街がニュータウンになるタイミングで引っ越してきた身としては、以前から住んでいた人の気持ちがわかり、興味深かったです。

        最近、清純な本を読む機会が多かったこともあり、生々しさやけだるさのようなものを感じた本書のよさがどこにあるか、なかなか理解できませんでした。
        まだまだ子供、ということなのかもしれません…。
        >> 続きを読む

        2014/12/06 by chuff

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      人生ベストテン
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • おもしろかったです!
        話は短編で、あららーって感じる話だけど、みんな似たような経験を日常の中でしてるのかもしれないなーって思いました。
        人生ベストテン!スーパーハッピーなことより、こういう寂しいような、虚しいことがベストテンをしめるのかな〜なんて思ったり


        >> 続きを読む

        2016/10/12 by asa_chann

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      キッドナップ・ツアー
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 家を出た父にいきなり呼び止められ、小五女子を父親が誘拐する一夏の親子の旅行記。誘拐といっても、だらしない父親の小芝居に、しっかりものの娘がつきあっているあげているだけである。ある条件(最後までわからない)を母親が飲むまで、二人旅は続く。やがて、父親のだらしなさにうんざりしながらも、理解を示していく過程を成長としてとられている。

        しかし、肝心要の誘拐の条件が明かされないまま終わってしまうので、小説の主題が玉虫色になる。それがこの小説の長所でもあろうが、むしろ欠点のように感じてしまった。
        >> 続きを読む

        2016/09/01 by futochan

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      異性
      4.0
      いいね!
      • 角田光代と穂村弘の往復書簡。
        男と女の認識の違い。そこから生じる勘違い。
        ふたりのやりとりが面白すぎて、読み終わるのが惜しかった。
        なんとなく、男女間のもやもや感じていたことが、文章でスパッと書かれていて、ほんとスッキリ!
        私はもう恋愛しなくていい立場なんだけど、恋愛中にこの本に出合っていたら、冷静にふんふんと男を見ることが出来たかも。
        …なーんてことないか。
        >> 続きを読む

        2015/11/02 by shizuka8

      • コメント 3件
    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      森に眠る魚 (さかな)
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! masa920
      • 何か読んでいて恐ろしくなった。実際にこんなことがあるのだろうかと思わずにいられない。私はまだ独り者なので子育ての経験はないけど、ある意味家族が嫌いになる。

        こんなに世の中の主婦は大変なんだなあとつくづく感心した。内容はいわゆるママ友の話である。幼稚園に通う同世代の子供を持つ5人母親が偶然知り合いになり、ママ友付合いが始まるのだが、次第に小学校受験とか子供の教育方針とかが絡んできてお互いに疑心暗鬼となり、次第にいがみ合いが始まっていき、最後には自分自身が過食症とかになり、ママ友同士ねたみやさげすみが起きるようになる。

        結局、子育ての問題、夫婦の問題、親子の問題、等々いろんな事が重なり合い、今まで、普通に付き合ってきたママ友が次第に離れていくというお話。解決策とかは書いてないが、こんなにも重く深いテーマはないのではないかと思った。
        >> 続きを読む

        2017/01/05 by sumi

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      紙の月
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • 銀行の契約社員が顧客の金を使い込み、指名手配された。容疑者の梅澤梨花、そして彼女とかつて交流のあった人々のお金にまつわる物語。

        最近個人的に気になる存在になっている角田光代さんの作品。とても面白く読ませていただきました。

        対岸の彼女を読んだ時には主要人物以外の人たちの描写がはっきりしない、というような失礼な感想を書いてしまいましたが、今作に関しては真逆の印象でした。登場する人物が皆現実世界のどこかに実在するのではと思うほど丁寧な人物描写でした。

        梨花が結構な罪を犯してしまうのは物語の序盤でわかっているはずなのに、何故か彼女が罪を犯さないように、取り返しのつかないところまで行かないように、と祈りながら読み進めてしまう。完全に作品世界に取り込まれていました。
        そして、最後まで読んで改めて感じるお金のおそろしさ。ほどほどに付き合っていきたいものです。贅沢も節約もはまってしまうと抜け出すのは容易ではないですね。
        >> 続きを読む

        2016/08/24 by pechaca

    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      ピンク・バス
      カテゴリー:小説、物語
      2.5
      いいね!
      • 何者かになろうとする何者でもない若者の話。

        こういう面、わたしも持っているな。と思い恥ずかしくなる。

        妊娠中の不安定な気分と、それを差し置いても無神経な義姉と夫。でも他人と一緒になるってそういうことだよなぁ。
        >> 続きを読む

        2016/09/12 by lilli

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。
      4.5
      いいね!
      • エッセイだが、面白かった。原田宗典の女性版といった所か。(原田さんの作品のファンで、違うわ!という人がいたらごめんなさい)。でも、しょうもない事を、よくもここまで膨らませて話を面白くできるものだ。庶民的というか、赤裸々というか、ちょっと人には隠しておきたいハズカシ~って事も面白おかしく書いてあり、夜中に大爆笑。 >> 続きを読む

        2017/05/02 by チルカル

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      恋のトビラ 好き、やっぱり好き。
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 恋の始まりってやっぱりいいなぁって感じるお話でした。
        恋がしたくなります!

        2017/05/30 by asa_chann

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      しあわせのねだん
      4.0
      いいね!
      • 使ったお金がその人の一部を作るっていうのに、確かにと納得してしまいました!

        角田さんのエッセイ、ほんとーにおもしろいですね!!!なんか読んでると安心してしまう。
        角田さんの性格、考え方とかが好きだからこんなにハマってしまうのかも!
        >> 続きを読む

        2017/06/07 by asa_chann

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ツリーハウス
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 分厚いのに一気に読めました。
        満州で生活した祖父母の話から3世代に続く、結構壮大な物語です。
        貧しいときも不幸なときも家族があり逞しく生き抜いていく事に心を打たれ、まるで北の国からを思い出させるようなドラマでした。
        朝ドラでやってほしいと強く思う。
        >> 続きを読む

        2015/11/16 by がーでぶー

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      それもまたちいさな光
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! KEMURINO
      • 昔から少女マンガより、少年マンガが好きだった。
        小説も最後はどうせ付き合う結末が見える恋愛小説よりも、結末が分からないミステリーや、正義とか真実とか信念とかそういう筋が通っている小説が好き。
        だけど、こういうフワフワしていて温かい気持ちになる恋愛小説もいいなと思うようになった。
        ちょっとは大人になったのかな。

        フワフワしてるけど、読み終わった後、心に芯が残る感じがとてもいい。
        ラジオ番組が小説の中にずっとでくるんだけど、同じラジオを様々な人が様々なところで聞いていてゆるく人とつながっていう設定も素敵。
        久々にくだらないラジオ聴きたいな。
        それにしても人からのレコメンドで読む本っていいなぁ。
        >> 続きを読む

        2015/12/02 by AKANE

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      ツリーハウス
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • どこの町にでもありそうな中華料理店を営む一家三代記。満州から着の身着のままで引き揚げた祖父母から子供、孫へと続く物語。

        確かに少し変わった家庭ではあるが、悲惨な事件や感動的な奇跡があるわけではない。淡々と一家の歴史が綴られている。にも関わらずここまで引き込まれるとは、恐るべし角田光代。

        この著者、現代小説ばかりと思っていたか、時代を切り取る感性が優れていると思う。
        昭和から平成と移り変わる時代に翻弄されつつも、しっかりと受け継げられるこの家族の「逃げる」強さ。彼らの人生を通して凝縮された日本の姿が見事に写し出されている。
        人によって地味と捉えるか物凄く深いと捉えるか評価は別れそう。自分にとっては琴線に触れ、終盤読み終えるのが惜しくなったほど。とても印象的な作品。
        >> 続きを読む

        2013/08/02 by ybook

      • コメント 7件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています

【角田光代】(カクタミツヨ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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