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林望氏が集英社文庫に最初に出版した本。なぜ、こんなことを書くのと言えば、よく言っているのだが最初の本、初期の本は、力作が多くてお値打ち揃いが多い。この「音の晩餐」も、“ぱりっ”“ふわふわ”“ごくごくっ”“ほくほく”に“かりかり”“しこしこ”“ことこと”“とろり”など、食べた時の音から食感の感じとか、煮たり炒めた時の料理中の音とか、俗にいうオノマトペ、食に関する、擬声語、擬態語、を取り上げてのエッセイ集。何が、お買い得といえば、各項目の後に、それに関するレシピが紹介されているまさに、一粒で二度美味しい・・・・グリコ、みたいな本。でも、嬉しくなったのは、“がりん”というとこで、パリの中華料理屋で著者が「家常豆腐」を食べて、グワリンッ!という音と共に歯が割れた・・・・・豆腐を食べていて、歯が割れる、欠ける、なんてあるんだ・・・・。このまえ、自分がなっただけに、数珠繋ぎのようで・・・・快感。トライしてみようと思うレシピは、“あんこまパン”。あんことマヨネーズを塗って挟んだサンドイッチ。(小保方さんではないが、つくり方にコツがあって、あんこはこしあん、マヨネーズはキューピーでなければ美味くできないと・・・・・)本棚に入る前に、しばらくはキッチンで活躍する林望さんの「音の晩餐」でおます。 >> 続きを読む
2014/06/24 by ごまめ
【林望】(ハヤシノゾム) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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