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難しい理論をこんなにわかりやすくて面白く作られたことに感謝です。わかりやすくといいましたが、本当にわかったかと言われれば自信はありませんが、これまでの自分の常識を覆しつつも、納得できる解説でした。中学の理科の知識と宇宙に少し興味があって関連テレビを見たり、宇宙物の映画が好きだ位の知識量でも十分に楽しめます。むしろそういうほうが新しい発見に気づいて楽しめます。日本人ならば一度は富士山に登りたいって思うように、科学の最高峰である相対性理論に触れてみたいという「死ぬまでにやってみたいこと」の一つを叶えてくれた本です。別シリーズも是非とも読んでみたいです。 >> 続きを読む
2020/05/21 by ryoji
知人からの推薦で読んでみた。重い内容かなと思いつつ、内容を知らないまま図書館で予約しようとしたら「児童書」に分類されている。今度は軽い内容なのかと思いつつ、本を受け取ると、でかい、厚い。本当に児童書なのか? 小学生でこんな分厚いの読めるの?とか、思ったりもしたが、実際に読んでみると、確かに小学生でも理解しやすそうな内容で、それでいて、きちんと物語は進行し、大人でも遜色なく読めた。さすがに児童向けなので、難しい話はないが、ところどころに挿入されるコラムは宇宙をわかりやすく解説している。子どもに勧めよう。 >> 続きを読む
2016/07/29 by zunbe
相対性理論は想像(思考実験)するしかないけど、この量子も、あまりの小ささに、気が遠くなってくらっくらしそうです。見えないけれど実際にある世界。走査型トンネル顕微鏡では見えるらしいが、フツーに全部見えてたら大変だ~~~。超超超~ミクロの世界です。体がむずむずしてくる。だって、私の体だって、莫大な数の原子核の周りを電子が飛び回ってるんだもん。(あらゆる物質は原子からできている)原子の大きさはおよそ1mmの1000万分の1ほど。その内部には原子核(陽子と中性子が集まって結合したモノ)と電子がある。電子の質量は水素原子の約2000分の1。詳しいこと、細かいこと、難しいことはさておいて(←やっぱり置くのね)へ~っと思ったことを少々。・「量子論」は物質が波であること、正確には「粒」と「波」の性質をあわせもつことをあきらかにした。(まるで「ジキルとハイド」)(物質が大きくなるほど波の広がりは小さくなる。野球のピッチャーが投げるボールがもつ物質波は原子の大きさの一兆分の1のさらに1000億分の1。あまりに小さすぎるので、ボールの波はほぼ1点に収縮しているといってよい、マクロの世界では波は無視してよい程度のもの。)・一個の電子そのものが波であり、波の性質を示す。・電子は私たちが見てない時は波になっているけれど、私たちが見たとたんに波が消えて(収縮して)しまう。・観測していないときの電子は「こっちにもいるがあっちにもいる」とか、物質は常にあいまいな位置と速度を持つ。(「だるまさんが転んだ」みたいなもの。…ミクロの世界は「確率論」?←アインシュタインは反対していた。)(電子の位置を決めようとすると運動量(速度)が決まらなくなり、運動量を決めようとすると位置が決まらなくなる…「不確定性原理」 )→この世は対立しながら補い合う、不可分の構成要素によって成り立っている。(物と心、自然と人間などを分けて取り扱うのが二元論で、不可分なものと見なすのが一元論。東洋思想は一元論)・紫外線や青い光などの、波長の短い電磁波を金属の表面に当てると、金属表面から電子が飛び出してくる。(光電効果)→光は粒(光量子、光子)・温度計で測った物質の温度は本当は正確ではない。特に、ミクロの世界を観測する際には、観測という行為自体が対象物に影響を与えて、状態を変化させる。(ミクロの世界に存在する「原理的・本質的不確かさ」)・真空は何も存在しない「無」の空間ではない。(粒子と反粒子が生成・消滅を繰り返している空間)「無・ゼロ」は有り得ない。 ・複数の自分が同時並行に存在する!?(多世界解釈…世界は可能性の分だけ複数に分かれていく。パラレルワールド)相対性理論を説明するには、光について説明できなくてはならず、量子論が必要になるんだな、ということかな?で、光、光量子、量子、原子、電子・・・何となく分かるようなわからないような・・・。でも、読んでる時には何となく分かったような気になるので、読んでてかなり楽しくワクワクしました。この世は、要因をもしすべて知ることが出来たなら、未来をただ一つに決められるという「決定論」的にはいかないものである(らしい)。自然の本質は「あいまい」である物質を構成する基本粒子である素粒子は、けっして不変のものではなく、作られたり消えたり、別の粒子に形を変えたりしている →変わらないものはこの世にはない従来の「常識」が行き詰まったとき、それを打ち破るのは常識にとらわれない若い頭脳である。何度も読みたくなる。(&繰り返さないと忘れる) >> 続きを読む
2014/01/07 by バカボン
ゆっくり読んでいます!!
2016/03/12 by さおり
インフレーション理論は宇宙初期のモデルの標準モデル。ただし、すべての基本的力を統一する統一理論は未完。 >> 続きを読む
2013/09/21 by 匿名
先に読んだ「宇宙への秘密の鍵」の続編。科学の法則を完全に無視できるコスモスやプーキーがいれば、そもそも地球上の問題は解決できるのでは…という事は置いておいて、今作も楽しく読めた。リーパーがあまりにも簡単に折れてしまうところがちょっと拍子抜けな感じはするけれど、自動書だから仕方がないか。続編があるようだけれど、宿敵リーパーが改心してしまったようだけれど、続きはどうなるのかな。続編も読んでみよう。 >> 続きを読む
夏といえば、夏休み。夏休みといえば、読書感想文。今年の夏は、宇宙をテーマに読書したいです。先日、NHKのコズミックフロント「宇宙は偶然か必然か?最新宇宙論が描く新しい姿」をたまたま見てこの分野も面白そうだな~と思いさっそく読んでみました。基礎知識がなくてもさらっと読めて、日常から脱出できる本でした。中でも特に、面白かったのが「あなたが見ていないとき、月は住所不定になっている」から続く、多世界解釈のところで「もう一人の私」なるものを探してみるという新たな興味もわいてきました。 >> 続きを読む
2017/07/16 by ゆみこ
もっと科学に興味を持って勉強しておけばよかったと思わされました。空想上のものと思っていた様々なことが理論上可能であること、そういったことから好奇心を刺激されて楽しめました。作者は専門知識を持った一部の人ではなく、たくさんの人に興味を持ってもらい、科学の裾野を広げたいと思って書かれたのではないでしょうか。他の作品も読んで、自分の想像力をもっと刺激したいです。 >> 続きを読む
2020/12/05 by ryoji
【佐藤勝彦】(サトウカツヒコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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