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浅田次郎

著者情報
著者名:浅田次郎
あさだじろう
アサダジロウ
生年~没年:1951~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      天国までの百マイル
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
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      • 可哀そうでなくことのない感動の話です。
        浅田さんの小説は初めて読みましたが、とても気に入りました。
        気取ってなくて、わかりやすく、難しい言葉や言い回しをせず、読者に伝わる言葉を選んでるように感じました。
        好きな作家さんを見つけられて良かったです。
        >> 続きを読む

        2017/10/24 by ryoji

      • コメント 1件
    • 他4人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      壬生義士伝
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 私の敬愛する作家のひとり、浅田次郎が幕末の新選組の知られざる人物像に焦点を当て、新しい視点で描いた「壬生義士伝」(上・下巻)を読了しました。

        幕末の京で勤皇派の人々を粛清した新選組は、屯所のあった場所にちなんで壬生の浪士、すなわち"壬生浪"と呼ばれ恐れられていた。

        この「壬生義士伝」の主人公・吉村貫一郎は、その新選組の一員でありながら、浪士ではなく義士として生き、そして死んだ、稀有な人物だと思う。

        鳥羽伏見の負け戦の後で、かつて脱藩した南部藩の大坂蔵屋敷で切腹を命じられた吉村貫一郎の胸中を綴ったモノローグ。
        大正時代になってから新聞記者が、貫一郎の関係者から得た聞き書き。
        物語は、この二つのパートを、交互に描きながら、進行していく。

        元新選組隊士など、さまざまな人が語る、貫一郎と家族のエピソードは、どれも感動的で、読みごたえがあり、思わず目頭が熱くなるほどの"浅田節"が、堪能できるんですね。

        そして、特に素晴らしいのが、個々のエピソードから浮かび上がる、吉村貫一郎と三人の子供の生き方なんですね。

        愛する家族を守るため新選組に身を投じ、理不尽な世の中に"義"をもって立ち向かいながら、遂に力尽きて倒れた父親と、その"義"の心を受け継ぐ子供たち。

        幕末という時代の激流の中で、彼らの人生は悲しいまでにちっぽけだ。
        しかし、その姿には、永遠の輝きがある。
        愚直なまでに真っ直ぐな彼らの軌跡は、人が人として生きる意義を、熱く指し示していると思う。

        この物語で聞き書きをする新聞記者は、黒子に徹していて名前も出てこないが、新選組ファンならば、彼が誰かはすぐに分る。
        だがそれは、さしたる問題ではない。

        真に大切なのは、歴史を知った者の果たすべき役割だと思う。
        歴史を知った者は、歴史を築いた人々の命や志を、受け止めなければならない。
        聞き書きをする彼の存在を通じて、著者の浅田次郎は、そう訴えているのだと思う。

        だから、読む者も心してこの本を開かなければならないと思う。
        なぜならば、著者は、吉村貫一郎の"義"の魂を、この物語を読むすべての日本人に、託したのだから。

        >> 続きを読む

        2018/08/08 by dreamer

    • 他4人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      椿山課長の七日間
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 今年一番の面白さ。
        デパートの課長が突然ポックリ亡くなって、冥途のお役所みたいな所で講習を受けるけれども、異議を申し立て、条件付きで現世に戻ってくる。ヤクザの親分と、交通事故で亡くなってしまった男の子も異議申し立て。期限付きで、自分のやり残したことをする特例措置。どの人も抜群のキャラ設定。のめり込み過ぎて、先を読まずにいられない。それぞれのストーリーで、知りたくなかった事も知ったりして。でも皆いい味出してる。まとめも上手い。
        こんなに面白い本を今まで知らなかったのが勿体なかったと思う。浅田次郎は初読みでしたが、夢中で読みました。
        映画化・ドラマ化されているので、キャストを調べてみたのですが、自分のイメージと全然ちがうキャスティング。たとえ素晴らしい演技をしても、登場人物ののイメージが全く違う。本を先に読むと、映画とかガックリしるので、観ないつもりです。とにかく読んで良かった。
        >> 続きを読む

        2018/06/10 by チルカル

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      姫椿
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 以前に読み終えた本だが、たまたま目についたので、再び読了。
        やはりこの著者は長編の方が良いなあ。 >> 続きを読む

        2016/10/08 by あっ!いち

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      蒼穹の昴
      カテゴリー:小説、物語
      4.8
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      • 私の好きな作家のひとり、浅田次郎の「蒼穹の昴」(上・下巻)を本棚から取り出しては、何度も読んでいますが、この作品は著者初の本格的な歴史長篇小説で、渾身の大作と言っていいかも知れません。

        物語は、占星術師の予言を信じて宦官となった貧農の子・春児と、科挙に優秀な成績で合格した郷紳の庶子・文秀という二人の青年の人生が、そのまま清朝末期から近代へという歴史の嘔吐・転換・再生といったものを映し出す、多重的な構造で進められていきます。

        内に皇帝派と皇后派に分かれた朝廷内の抗争、外からは列強の強圧を迫られる大国の苦悩は、作中で李鴻章が香港咀嚼の期限を1997年までと提起する場面に明らかなように、優れて現代的な歴史の見取り図になっていると思う。

        その中で、クリオの顔さながらに、さまざまな表情を見せる西太后以下、宇宙という言葉の意味を教えてもらった御礼に、命を捨てて、梟雄・袁世凱暗殺に失敗した王逸を助ける少女・小梅、許婚の誇り高き死を瞼に刻み込む春児の妹・玲玲ら、有名無名の幾多の登場人物が躍動する。

        そして、王者のみが手にする龍玉の伝説と、芸術の力で神ですら救えぬ人間を救うべく、海を渡って来たジュゼッペ・カスチリョーネの挿話は、それぞれ、天が人に与えし運命と、その運命を超克しようとする人間の意志の象徴ではないかと思う。

        著者は、両者の振幅の中に、この世に万人の求めてやまぬ幸福はあるや否やという、大いなるテーマを設定しているのだと思う。


        >> 続きを読む

        2018/02/16 by dreamer

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      ま、いっか。
      4.0
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      • これぞ「作家」というような、豊富な知識と、ユーモアある持論と文章。
        とても面白かった。
        心に留めておきたい文章や気に入った言い回しを蛍光ペンでなぞったら、蛍光色で本が塗りつぶされるくらい、よかった。
        こういう、ミのあるエッセイは、人生を豊かにする気がする。

        …ちょっと気になるのは、文中の「小説家たる最大の資格はまず嘘つきであること」だ。
        私は、浅田次郎の嘘に、まんまとやられているのかもしれないなあ。
        ま、いいけど。
        >> 続きを読む

        2015/08/31 by shizuka8

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      プリズンホテル
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! asai
      • 笑える任侠ドラマ
        それが愛情表現だとしても暴力を女にふるうのは理解できず、それのせいで感情移入できなかった一巻。
        最終巻まで読み、まあまあ理解できたので、読み直したら、笑って泣ける小説になると思う。
        >> 続きを読む

        2014/10/10 by bob

      • コメント 1件
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      天切り松闇がたり  闇の花道
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
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      • 吸い込まれる大正ロマンの表と裏の臨場感。老翁山県有朋と希代の掏摸おこん姐さんの命ぎりぎりの鬩ぎ合いなんぞ爽快。実話かも、と思ってしまう。それもこれも、義賊の末輩松蔵の昔語りとして紡がれていくあたりの二重の味わいがたまらない。

        ひさかたぶりに絶品の時代小説を精読中。
        >> 続きを読む

        2015/02/28 by junyo

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    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      壬生義士伝
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
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      • 南部藩屋敷に現れた吉村貫一郎の様子と、様々な形で吉村貫一郎と関わったひとびとが吉村について語るものとが交互に描かれている。

        この構成や吉村貫一郎の人となりが、以前読んだ「永遠の0」によく似ていると感じた。どうやら百田尚樹さんが本書をベースに作品を書いたとも聞き納得する。

        吉村貫一郎について訊いて廻る人物は一体誰だったのかがよくわからないが、ここは読者が勝手に想像して良いということだろうか。

        泣けるというほどではなかったものの、新撰組にそれほど興味のなかったわたしであっても終始面白く読め、新撰組にも興味を持つことができた。

        妻と子が無事に生きることだけを願った吉村であったのに、戦いに身を投じ生命を散らす長男の姿は、親の思いの伝わらないことが切なくもあり、父親の姿によって自分も武士の誇りに生きたとも言える。読者それぞれで感じ方もまたそれぞれだろう。

        最後にある大野次郎右衛門の認めた手紙は、読みにくいものではあるけれど、大野の吉村に対する深い思いがこめられており胸に迫る。

        こういう構成や人物描写、物語の展開のうまさが浅田次郎さんや本書の評価が高い所以なのだろうと思う。
        他の作品も読んでみたいと思わせる「壬生義士伝」だった。
        >> 続きを読む

        2017/01/18 by jhm

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      ハッピー・リタイアメント
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
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      • 50代半ばの冴えない財務省官僚と自衛官の再就職先は「これぞ天下り!」という、組織だった。
        女性職員から、「仕事という仕事はない。定年まで、ここで昼寝や読書をして過ごせ。」といわれ、呆然とする。
        物は試しと本来の表向きの仕事である、時効を迎えた債務の回収に向かうと、驚くことに、お金を返す輩が出てきた。
        回収した額は、なんと3億以上。
        潮時を見極めて、日本脱出の予定が、ことはそううまく運ばない。
        それでも、人間らしさわ失わず、こんなことをしでかしても、健全な彼らでいてくれてよかったと思える、温かいラストでよかった。
        >> 続きを読む

        2015/11/15 by shizuka8

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      霧笛荘夜話
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 初読みの作家の方。読んだきっかけは勤務先の大学生にこの作家の作品が良いと勧められて。霧笛荘にかつて住んでいた住人のエピソードを管理人の老婆が語っていくという話のあらすじ。3話目の任侠に成り損なった男の話と、4話目のスターになった男の話、5話目のオナベになった女性の話がそれぞれ印象に残った。ただ、反面イマイチ作品の良さが解らないまま淡々と読んでしまったのも事実。もう少し有名な作品を探して読んで良さを確認をしたいと思う。 >> 続きを読む

        2016/09/06 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      蒼穹の昴
      カテゴリー:小説、物語
      4.6
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      • 中国清朝末期(19世紀後半~)を舞台にした歴史小説巨編。

        科挙に登第し官僚として立身を試みる文秀と、貧しさゆえに宦官として出世を試みる少年・春児。第1巻では、それぞれのスタートポイントが描かれています。

        非常に大きな世界観の中で、伸びよう伸びようとする2人の生き様に逞しさと清々しさを感じます。自身も些事にこだわらず、大きく伸びたいと思える本です。
        >> 続きを読む

        2014/09/30 by こいこい

      • コメント 4件
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      鉄道員
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
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      • 浅田次郎の8つの短編が収録されてた文庫本だ。

        どの作品も涙なくしては読めない独特のスタイルの作品だ。

        代表作の「鉄道員(ぽっぽや)」も味があっていいが、私はラブ・レターが気に入った。怪奇現象というのか妄想というかオカルト的な要素が入っているので最初は慣れなかったが、それらがうまく物語を構成していて自然に受け入れられるようになった。内容は興ざめになるので書かない。ともかくどの作品も切り口が違うし、それなりの感動がある。
        >> 続きを読む

        2017/04/22 by KameiKoji

    • 他1人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      終わらざる夏
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
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      • 1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾して無条件降伏し、第二次世界大戦はこの日をもって終結した-----はずだった。

        ところが、3日後の8月18日未明、千島列島北端の占守(シュムシュ)島に突如、ソ連軍が上陸し、日本軍との間で激しい戦闘が行なわれた。
        73年後の今、この事実を知る人は少ないだろう。

        この私が敬愛する作家・浅田次郎の知られざる戦争を渾身の筆致で描いた、戦記小説「終わらざる夏」(上・下巻)をじっくりと読み終えました。

        この作品の戦闘場面は、上下巻925ページのうちの20ページ足らずで、著者の筆はもっぱら、この戦争に巻き込まれ、翻弄された人々の姿を描くことに費やされています。

        戦争末期、赤紙一枚で召集された三人の男が、行き先も告げられずに北へと向かいます。

        万年筆より重いものを持ったことのない45歳の翻訳編集者、歴戦の英雄ではあるが右手の指を失った傷痍軍人、徴兵忌避の手助けをした医学生。
        どう見ても戦争の役には立ちそうにない男たちなのだ。

        同じ岩手県出身ながら、全く境遇の違うこの三人を軸に、終戦の準備を進める高級参謀、赤紙を配る村役場の職員、学童疎開中の教師と子供、缶詰工場に動員された女子挺身隊員、そして、大祖国戦争を戦ってきたソ連の赤軍兵士の手紙まで織り込んで、物語は一筋に「その日」へと雪崩れ込んで行く。

        三人の男が最果ての島にたどり着くと、そこにはなんと無傷の陸軍精鋭部隊が、今や遅しと米軍との決戦の時を待ち構えていた。
        だが、何事もなく終戦の日を迎え、彼らはそれぞれ夢にまで見た平和への第一歩を踏み出したのだが-------。

        結末の悲劇はわかっているはずなのに、それでもみんな生き延びて欲しいと願わずにはいられない。
        そして、先住民の千島アイヌにならって「カムイ・ウン・クレ(神、われらを造りたもう)」と唱えずにはいられない。

        読み終えて、この作品の圧倒的な迫力と感動は、トルストイの「戦争と平和」に匹敵するといっていいとすら思います。

        >> 続きを読む

        2018/08/16 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      つばさよつばさ
      3.5
      いいね!
      • この本も、宮崎美子さんのテレビに浅田次郎さんが、
        その際、エッセイも書いておられると知って、早速紀伊國屋で二冊購入。

        基本ベストセラーとか小説は読まないので、浅田次郎さんって
        いたって遠い作家さんだと思っていたのだが、今回初めての出会い、
        JALの機内誌「SKYWARD」のエッセイの文庫化らしい。

        ANAしか乗らないので、今迄一切出会いが無かったようで・・・・。

        内容は、もちろん空の旅、旅先での出会い、そして料理、
        旅行先が仕事なのか遊びなのか分からない、羨ましい限りの旅先作家。


        でも、一番気になったのは、“あぐら”についてのエッセイ。

        著者は飛行機の中でも長距離列車の中でも“あぐら”をかくらしい。
        日ごろの生活は文机にあぐら、読書も執筆も常にこの姿勢でいるので、
        長い間に骨格が固まってしまったらしくて、それ以外の姿勢だと疲れると。

        あぐらとズボンはまことに相性が悪く、下半身の血流が悪くなるので、
        長時間の仕事には耐えなく、その点、着物は楽で、

        畳とあぐらと着物、この三つ揃いの相性は抜群で、小説家の着物は、
        伊達や酔狂ではなく、文机にあぐらの場合は自然とそういう身なりなる、と。
        すなわち作業衣だと・・・・。

        私も昨年から、たまに着物を着るんですが、実は“あぐら”が大の苦手、
        股関節が硬いのか、後ろに倒れてうまく組めなく正座の方が得意。

        やっぱり、小説家ではなく、落語家の方が向いているようですな・・・・。


        次は続編とも言える「アイム・ファイン」を読みだします。


        >> 続きを読む

        2015/11/30 by ごまめ

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      アイム・ファイン!
      3.5
      いいね!
      • 浅田次郎さんのJALの機内誌に連載中のエッセイをまとめた第二弾。

        あと一冊は、単行本で既に出版されているようですが・・・・文庫本まで待ちますか。


        内容は、旅のはなし、ラスベガスのバクチや競馬のはなし、
        書斎や講演での仕事ぶり、中国へのアテンドツアー、
        ハゲについて、食べ物のはなし、こうしてみると、
        日常の何気ないことを題材に、エッセイ化しているのがよくわかる。

        まあ、エッセイって日々の公開日誌みたいなもんですから・・・・。

        二八蕎麦というのがありますが、浅田さん遊び四割、仕事六割の四六生活か。
        仕事と旅取材の際が難しいので、贔屓目に見ても三七生活でおますな。




        時折入ってくる、小説家に依頼のある講演について・・・

        この文化講演で、小説家には得意不得意の二つのタイプに分けられる。
        同じ商業に就きながら、この二通りが歴然としているのは、たぶん小説家になった
        そもそもの動機と関係があるのではないかと・・・。

        子供の時から自己表現を書くことのみに頼ってきたか、
        あるいはまったく逆にもともと口が達者で、喋るように文章を書いてきたか。
        そのいずれか一方であると・・・・。

        そうした先天的素質のほかに、世代による講演の得意不得意もあるような気がする
        とは年長の方はおしなべて講演なさるが、下の世代になると好んではいない。

        昔は(著者1951年生まれ)小中学校の学級会や自治会では、
        起立して我意を述べるという方法が当り前だったが、
        高校のホームルームになると車座に組んで、
        いわゆるディベートを始めるようになった。

        おそらくこの時代に、伝統的なヨーロッパ流の意見弁述から、
        アメリカ流の討論形式に学生生活が変わっていったように思えると・・・・。

        ああ、今の若い者、普段差し向かいではそれなりに意見を言うくせに、
        大勢の前で喋るとなれば、まるっきり駄目。


        ディベートは得意だが、スピーチは御勘弁、
        会社の者にも、年齢を見て、心してかからねばでございます。

        >> 続きを読む

        2016/01/05 by ごまめ

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      夕映え天使
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 短編小説

        悲しい出来事やちょっとした事件があったりなかったりして、でもオチはつかずに終わるので、お涙ちょうだいタイプではなく自分で考えるタイプなんだと思う。

        短編の一つ、「特別な一日」は、一度読み終えてすぐに読み返した。浅田次郎にとって珍しいのではないかな、そんなことないかもな、どうでもいいけどこれは私大好きだからまた読みたい。
        >> 続きを読む

        2014/06/09 by bob

      • コメント 3件
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      一路
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! yana
      • 主人公の一路と一緒に中山道を旅してる気になりました。
        自然災害や御家転覆を企む悪者との戦い!面白いですねー
        なかでも馬がしゃべるのが面白かったです、こんなのあり!
        >> 続きを読む

        2014/07/24 by yana

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      月のしずく
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 短編7編を収録。

        ・月のしずく
        ・聖夜の肖像
        ・銀色の雨
        ・琉璃想
        ・花や今宵
        ・ふくちゃんのジャック・ナイフ
        ・ピエタ

        全て、男女や母娘など、人間関係がテーマ。
        どれも味わい深く、泣けるものや、切なくなるものなど感情を揺さぶられる作品が揃っている。

        一番印象に残っているのは、終電を降り過ごした男女を描いた「花や今宵」
        有りそうで無さそうなシチュエーションな上、2人の距離の縮まり方がとても素敵に感じた。

        「姫椿」に続き、浅田次郎作品としては2作目だが、やはり安定の満足感。
        次々と読んで行きたい衝動に駆られる。

        ◆姫椿
        http://www.dokusho-log.com/b/4167646048/
        >> 続きを読む

        2014/09/27 by ice

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      輪違屋糸里
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!

      • 私の大好きな作家・浅田次郎の「輪違屋糸里」(上・下巻)を読了しました。

        近藤勇一派に粛清された典型的な悪役だった、芹沢鴨。
        この作品は、新選組の転換点になった芹沢鴨の暗殺を、新たな解釈でとらえ、新選組の"闇"の部分に迫った、著者の「壬生義士伝」に続く異色作だ。

        新選組の実像に迫った子母澤寛の古典的な名作「新選組始末記」には、タイトルにある輪違屋の芸妓・糸里が、芹沢鴨暗殺の日、芹沢の重臣・平間重助と一夜を共にしたと記されている。

        芹沢は京の商家・菱屋の女房のお梅と一緒のところを襲われ、二人とも斬殺されるが、同じ屋敷にいた平間と糸里は無事だった。
        この不可解な暗殺劇は、なぜ起こったのか?-------。

        この事件の顛末を、従来の時代小説では脇役にすぎなかった糸里やお梅、さらに新選組に屋敷を提供した前川家のお勝や八木家のおまさといった女性たちが語ることで、お馴染みのエピソードの裏側が次々と明らかになっていくので、良質のミステリを読むような興奮を覚えてしまう。

        女性が語る新選組物語は、決して珍しいものではないと思う。
        ただ今までの作品が、女性を時代の犠牲者としてきたのに対し、この作品の女性は、男の仕打ちや社会の理不尽を乗り越え、自らの人生を主体的に切り開いていく強さとプライドを持っていると思うんですね。

        京と江戸、革命と伝統、そして「百姓」出身の近藤勇らと、生まれながらの「武士」芹沢一派の対立など、当初から多くの矛盾を抱えていた新選組だが、この作品では、一枚岩になるための通過儀礼として芹沢鴨暗殺を断行した事実と、一切の弁明をしないまま、時代の悪役として死んでいった芹沢鴨の真実の姿が、女性たちを通して浮かび上がってくるんですね。

        前作「壬生義士伝」を男の物語だとするならば、この「輪違屋糸里」は、女の物語だと言えると思う。
        それだけに、暗殺でしかアイデンティティを保てない新選組と、命を産み育てる女性を対比させることで、生命とは何かを問うテーマも、より深く追求されていたと思う。

        人間の命が軽くなりつつある現代だからこそ、著者の思いが結実したラストは、深い感動を呼ぶのだ。

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        2018/09/10 by dreamer

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【浅田次郎】(アサダジロウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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