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湯本香樹実

著者情報
著者名:湯本香樹実
ゆもとかずみ
ユモトカズミ
生年~没年:1959~

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このランキングは1日1回更新されます。
      夏の庭 The friends
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
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      •  小学6年生の仲良し3人組を主人公にしたジュブナイルで、
        なんだか郷愁を感じさせるお話です。
         
         サッカークラブも塾も一緒の木山、山下、河辺の3人組が
        ひょんなことから「死んだ人」を見たいと思いつき
        彼らの行動範囲内から とある老人が
        なんだか死にそうだと目をつけ偵察を始めます。
         
         いかにも子どもの発想ですが、
        発想だけではなく、行動や心理の描写も
        造られた感を読者に抱かせずに
        いきいきと子ども達を描いているのは見事だと思います。
         
         いかにもと言えば、子どもであるがゆえに
        あまりにもお粗末な偵察はすぐにおじいさんにバレてしまい、
        そこからちょっと可笑しく温かな交流が生まれていく・・・
        というストーリーです。
         
         とても上手にまとめられた作品だと思います。
        少年達の成長が清清しく、微笑ましく、そしてちょっとだけ頼もしく、
        巣立ちを見送る親のような気分の読後感をもらいました。
        小中学生の夏休みの読書などにもオススメです。
         
         余談ですが、「人の死を見てみたい」という発想を
        子ども達が抱いたという同じ起点でも、
        主人公を男子小学生にして湯本さんが書くと「夏の庭」に、
        主人公を女子高生にして湊かなえさんが書くと「少女」になるんですね。
        当たり前といえば当たり前ですが
        そのあまりの違い振りに、小説ってやっぱり面白いな~
        と思ってしまいました。
        >> 続きを読む

        2018/05/29 by kengo

    • 他8人がレビュー登録、 43人が本棚登録しています
      ポプラの秋
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 友人にすすめられて読んで見ました。
        とても薄い本で読みやすいです。(内容の欄を見るとそうは思えないですが・・・)

        どこか風や陽の自然を感じる場所でゆっくりと大切によみたい本です。
        >> 続きを読む

        2015/03/16 by kenyuu

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      春のオルガン
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 多分、初湯本香樹実作品。
        読書ログのレビューを読んで、図書館でリクエスト。
        酒井駒子さんの表紙が素敵。

        お隣とギクシャクしてる家族の中で、
        受験に失敗した小6のお姉ちゃんのトモミと、図鑑好きの弟テツの話。

        角田光代さんの解説にもあるけど、おばさんの言葉がスゴイ

        「おばさん、どうしようもないことってあるね」「うん」
        「だけど、テツ、がんばってよかったんだよね」
         おばさんは大きく息を吸いこんだ。それからいつものガラガラ声をいっそう太くして、
        「どうしようもないかもしれないことのために戦うのが、勇気ってもんでしょ」

        読んでいて、子供の頃の「自分ではどうしようもなかった感」を思い出して泣けた。

        >> 続きを読む

        2015/05/30 by kucoma

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      岸辺の旅
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 深津絵里がこの作品で、2015年第89回キネマ旬報ベスト・テン、主演女優賞を獲ったというニュースを聞いて、手に取った。

        3年間行方知れずとなった夫が、ふらりと帰ってきた。
        もう自分は死んでいるという。
        その夫が3年かけて旅した路を、一緒に辿っていく物語だ。
        死んだ夫とともに旅をする。という時点で、現実と空想が入り混じっているようにも思えるのに、主人公の妻は畳みかけるように、眠りと覚醒のはざ間でも現実と空想の世界を行ったり来たりする。
        たまに、私は混乱した。
        「美しい小説」と言えば聞こえはいいが、この小説の中にある陰湿な雰囲気はぬぐいきれない。
         
        >> 続きを読む

        2016/03/16 by shizuka8

    • 2人が本棚登録しています
      岸辺の旅
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 時折会話部分の言葉に気になる部分もあり、何度も読み返しては前に進むの繰り返しでし
        生きている間に、しっかり話せていればいちばんいいですね~
        不思議な時間でした。
        >> 続きを読む

        2015/07/07 by mikanmama

    • 4人が本棚登録しています
      くまとやまねこ
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 本当にすばらしい絵本だった。

        人の死を受け入れるということがどのようなことか。
        凡百の山のようなことばより、この一冊の絵本の方がずっと胸に迫る。

        ぜひ多くの人に読んで欲しい、傑作と思う。
        >> 続きを読む

        2012/12/21 by atsushi

      • コメント 3件
    • 3人が本棚登録しています

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