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紅茶に関するあらゆることが書かれている本。様々な紅茶の淹れ方から茶葉の種類、産地、ブランド、茶器、歴史等が描かれております。紅茶の由来は中国でボーンチャイナ等の食器等と共に水環境の悪いヨーロッパに入ってきました。しかし、当時は植民地による農業からコーヒーが嗜好品の主流でヨーロッパ各国およびイギリスもコーヒーをメインに飲んでいました(今からは想像の付かない事ですが当時は植民地における農業が産業のメインでした)。コーヒー1杯数万円相当というカフェもあったようです(情報取引代のような物)。他方で世界情勢ではコーヒープランテーションを持つ植民地をフランスやドイツが抑えてしまっていて、イギリスはコーヒー豆を調達できなくなってしまった時期があるのです。コーヒーが無いならお茶を飲めばいいよと国家政策を転換、今では紅茶といえばイギリスと言うイメージが一般的です。なおこの紅茶政策の為、インドにてお茶が栽培されるようになり、キャッスルトン等の銘茶の産地ができます。コーヒーも飲むのですが、私が紅茶党になったのは実は高校時代に読んだ銀河英雄伝説の影響でして、今でも職場の引出に数種類の茶葉が置いてあります(流石にお茶の振りしてブランデーは学生時代に卒業しました)。ティーバッグを作る袋みたいなのがスーパーで売っているのでそれを使うと職場でも気楽にリーフティが楽しめます(60枚で100円ぐらい)。リーフティに手を出し始めると色んな銘柄やブランド、フレーバー、産地の選択肢が出てきて楽しめます。例えば誕生日には祁門をとか、フレーバーティで気分転換を図ってみるとか。ミレイユフレーのフレンチブルーのように見た目が美しい茶葉とかもあり楽しみ方も千差万別です。また、紅茶の淹れ方によってもストレートティ、ミルクティ、アイスティ、水出し、フルーツティ、ロシアン、チャイ等バリエーションがあります。そしてそれぞれに相性のある茶葉の産地があったりするのが面白いところです。また、茶葉の摘み方や摘む位置、時期、お茶にする時のプロセスによっても、同じ産地でも味が変わり向き不向きが出てくるのも面白いところです。でも、お茶って味だけじゃないんですよ?それを供する時に作り出す雰囲気や空気によっても変わってくる。楽しかったり、苦しかったり、リラックスしたり、思考の深みに入っていったり、集中したり、気合が入ったり。リーフティという選択肢が出てくると、お茶そのものだけではなくて、お茶缶にも楽しみが出てきます。いろんなブランドが様々なデザインのお茶缶を出していて、ある種の趣味の収集物になります。ある所は真っ黒でシックな円筒形の缶だったり、ある所は食器の青をモチーフにしたデザインの缶にしたり、あるいは陶器製の缶(なんとロイヤルコペンハーゲン)もあったり。イギリスで買ったお茶は象をモチーフにした缶に入っていました。これらは小物入れに変わって日々の生活にちょっとした瀟洒を与えてくれます。お茶の楽しみを様々な角度から見てみたくなった人の本棚を飾る一冊としてお勧めです。 >> 続きを読む
2013/04/07 by Shimada
本気でナチュラルインテリアにこだわりたい!そういう人向けのマニアックな本です。家をナチュラルなインテリアや雑貨で、かわいくしたいけれど、どうディスプレイしていいかわからない・・・ワンランク上の技を磨きたい人のための”センスを磨く”ル-ルが載っています。 >> 続きを読む
2012/08/24 by pokapoka
近々模様替えをしようかなとこの本を買ってきました。模様替えって気分も変わるし、楽しくて大好きです。自分の家は多くの時間を過ごす場所だから、居心地の良い部屋だと心も明るくなります☆ただこの本、引越しの前、家具を買い揃える前に読みたかったなぁとも思いますが(笑)いいんです。気にしない! >> 続きを読む
2013/07/17 by caramel
【成美堂出版株式会社】(セイビドウシュッパンカブシキガイシャ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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