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非常に実践的な内容で学ぶべきところが多かった。アジャイルの難しい所は、どう実践すればよいかが分からない、これに尽きると思う。ここでは実際のプロジェクトでどのように問題を解決してきたかの一端を見ることができる。プロジェクトの規模、内容が違うのでこのまま使えるわけではないが大いに参考になると思う。そして一つのやり方にとらわれることなくプロセスも常にカスタマイズするべきであることもわかる。決まった手順にとらわれがちであるが、組織、チームに合ったやり方というものもあるし、全ての開発フェーズで同じやり方で良いわけではない。プロセスを変えることを恐れてはいけないし、むしろプロセスを適切に変化させることが開発を成功に導くカギであることが分かる。 技法そのものの説明としては「テスト自動化の戦略」「因果関係図」が特に有用だった。「テスト自動化の戦略」はプロジェクトの途中からテスト自動化をするという難しい問題に対する一つの解が示されている。テスト自動化を導入する手順書は多くあるが、プロジェクトの途中から導入するということを扱ったものは見たことがなく、大いに参考になった。また、「因果関係図」はいわゆるトヨタの「A3シンキング」であるが、具体的な例と主に気をつけるべきポイントが端的に示されており、ほんの数ページであるにもかかわらずそれの意味するところ、有効性、やり方までがしっかりと示されており、すぐにでも使えるようになっていた。 >> 続きを読む
2016/08/19 by 夏白狐舞
仕事で統計学の知識が必要な雰囲気を感じて読みました。表紙がこれなので、電車など外で読むのは恥ずかしい…でも漫画なのですいすい読めて、統計学って面白いと感じさせてくれるので、最初に導入として読む本としてはよいと思います。 >> 続きを読む
2013/01/02 by liekk
「アジャイルプラクティス」と銘打っているものの、プラクティスはあくまでもただの手段であって開発プロセスを改善する上で大切な心構え、アプローチをしっかりと教えてくれる入門書にしてバイブル的な一冊。最近会社でアジャイル開発の勉強会講師を依頼されたので久々に本棚から取り出して再読。既に実践しているものも多いが、それでも改めて読み返すと深く感銘を受ける内容が多い。「時がきたら習慣をすてる」「設計は指針であって指図ではない」「アーキテクトもコードを書くべき」「みんなに問題を解決する機会を与えなさい」すべてのプラクティスを試す必要はなく、まずはチームの課題を改善するために1つでいいから試してみる。それが数年後の自身とチームの健全な状態につながる。さて今日も改善に向けて小さな1歩ですよ。 >> 続きを読む
2018/11/25 by ybook
【オーム社】(オームシャ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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