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いい評判は耳に入っていたのだけど、メジャー過ぎて手を出しあぐねていた作品。 知力と知力のぶつかり合いという事で、まず間違いないだろうと全巻購入し…そこでまた長いこと積んでいた。 今年はマンガも多く読もうという事で、ようやく読み始めた第1巻。 有名過ぎて、語る必要はないかもしれないが一応、基本構造。 堕落しきった死神会を憂う死神が、故意に人間界に「デスノート」を落とす。 ノートに名前を書かれたものは、死ぬ。 このノートをたまたま拾ったのが、天才高校生。 天才ゆえ、構造を理解したうえで、知略の限りを尽くして悪人を殺してゆく。 対する捜査側の方も天才が存在し、その地位と頭脳で主人公を追いこんでゆく。 一見「デスノート」には制約が多いのだけど、冷静に分析すると便利すぎる印象はある。 あと、仮に「デスノート」の存在がバレたとしても、現在の科学でノートと殺人の因果関係は絶対に証明できないので、まず平気だと思うんだけどね。 ノートに名前を書いたら死ぬんだ!と、主張したとしても、現在の科学では「気の毒な人」としか解釈できないわけで。 この辺りも先を読み進めれば納得できるのかな。 まぁ天才ゆえ「気の毒な人」に堕ちるのも嫌なのかもしれないけど。 >> 続きを読む
2020/10/12 by 猿山リム
20年近く前に読んだ本。佐為に対して「囲碁で負けたくらいで入水自殺なんてするなよ!」と突っ込んだ記憶がある。しかし今にして思えばそれくらい囲碁に対する執着心が強かったからこそ守護霊?となってヒカルの元に現れることが出来たんだろうなあと。 >> 続きを読む
2018/01/30 by kikima
少年ジャンプという幼稚園児も読んでいるような雑誌の漫画だとは思えないくらいシビアな作品だと思った記憶がある。努力しようが根性出そうが負ける時は負けるし取り残される時は取り残される、という現実を突きつけられるような作品とでも言うか… >> 続きを読む
マンガを書くマンガということで新感覚なマンガだった。漫画家の裏側とかも知れていい作品だった! >> 続きを読む
2017/09/19 by sankaku
2巻だけどあまりに有名な話なので基本構造は割愛。 ライバル役にあたる捜査側の「L」との知恵比べがメインになってくるあたり。 実際オカルトなわけだが、こうも簡単にそれを受け入れて推理する「L」は逆にポンコツなんじゃないかと思わなくもない。 まぁ実際に法則がある以上、解明されていない何かしらの因果があるという前提で考えるのは、科学的の究極の姿かもしれないけど。 今回思ったのは「名前」の定義って何だろう。 「名前」なんてものは、個を区別するための道具でしかない。 ノートに書かれた瞬間、ちょうどたまたま役場に婚姻届けを提出して受理されたとしたら、どう認識されるのだろうか。 戸籍のない人物は殺せないのか。 知人に戸籍上の名前と本当の名前が別の人がいる(戦後の混乱で死んだ姉の戸籍が自分に適用されてしまったらしい)この人の場合どちらの名前になるのか。 顔と名前が一致すればいいのなら、偽名でも殺せる。 偽名が通用しない以上、名前の定義が何かを把握する必要がありそう。 や。まぁ今後そんなは展開もあるのかもしれないが。 そんなこんな色々考えながら読めるのも楽しい。 >> 続きを読む
2020/10/14 by 猿山リム
3巻だけど、有名過ぎる話なので基本構造は割愛。 主人公が大学生になったあたりの話。 石持浅海のミステリ小説のごとく、名犯人と名探偵が相手の手を読み合う推理戦。 すべての行動の意味を考え、自らの言動をかえりみて、まめに修正していく。 大抵、この手のチートアイテム物は、絶対無敵のアイテムを手にしながら調子に乗ってミスをしそれを突破口に看破される勧善懲悪的な流れになりがちではあるが、凡人ではなく天才にチートアイテムを持たせると、それが無敵でないことを見抜いたうえで可能な限りのフォローを入れ限りなく無敵に近づいていく。 まぁ今作、失言シーンがあるように思ったが、読み込みが甘かったか後の巻で言及されるのか。 中学校のテニス大会は軟式と記憶していたので調べてみたら、今は硬式もあるのね。 次巻、新しいノート所有者が現れる気配。 これが普通にミスをする凡人か天才か、それがどう二人に絡むのか楽しみ。 >> 続きを読む
5巻なので基本構造は割愛。 ヨツバ編に突入したあたり。 名犯人対名探偵の構図であり、天才vs.天才。 あまり語っても野暮なので、内容については最低限に留める。 この巻だけ読んでも勿体ないしね。 幕間に挟まれる、デスノートの解説が、本編と直接か関係ない辺りまでもを語りだした。 今後、その辺りの事件が起こるのか。 起こるとは限らないが、設定はしっかり固まっていることを伝えてくれているのか。 以前の感想で疑問だった「名前」についても、戸籍準拠ではないが殺せる名前というのがあるようだ。 要はなんであれかんであれ、死神の目で読み取れる名前が書かれれば死ぬわけで、ノートは死神の目の無いモノが書くことを前提としていないという解釈になるのかな。 こういう、作中に(まだ)登場していない部分にまでしっかりとした設定がある作品は最高。 >> 続きを読む
2020/10/18 by 猿山リム
【交換】 6巻なので基本構造は割愛。 デスノートはどういう人物が使うかで、人類に過ぎたアイテムを手にした天才が持つとこうなり、凡人が持つとこうなり、小悪党が持つとこうなる・・・みたいな様々な表現のポテンシャルを秘めたアイテム。 キャラクターたちがどう転んで、どう進むのか。 予想しながら、当たったり外したりを愉しめる。 天才たちが組み立てた作戦が、適度にかき回されながら回っていく。 最高な塩梅でトリックスターが活きていて見事。 読者視点で、天才たちの行動を読み解こうと挑むも、なかなか理解が追い付かない。 追いつかなさ具合が絶妙。 ただ、デスノートほどの有名作になると、再読や別媒体で物語の流れを知ってられる方も少なくないようで、ここ以外のサイトでも先の展開をポロリと書き添えてしまうレヴゅあーの方がちらほら。 ミステリ好きな視点で読むと、先の展開を推測されちゃって先入観で楽しみが薄まってしまう。 予想ではない辺りで先の展開を添えるときは、ネタバレ申告を忘れずにお願いしたいと思う・・・と、ここに書いても効果は無いんだウケどね・・・。 >> 続きを読む
2020/10/19 by 猿山リム
【零】 7巻なので基本構造は割愛。 タイトルが今まで漢字二文字だったのが「零」と一文字に。 変革の巻。 物語が大きく変動した巻。 読者たちの多くが、漠然とこうなるであろうゴールは見えていたけれど、その過程まで看破できなかったあたりじゃないかと。 本格推理のカタルシス。 所謂「新章」に入った感じ。 構造が複雑化して、舞台も世界に広がるようだ。 デスノートの構造を読者がある程度理解したことを見越して、より複雑によりダイナミックに。 世界が広がると、大味になりがちだけど、この作品なら多分平気であろう。 デスノートの解説から派生した疑問。 〇〇正一 と 書いて・・・規定時間以内に一本戦を加えて、〇〇正二にした場合はどうなるんだろう。 正一と正二が双子で、顔はほぼ一緒であった場合死ぬのはどちらだ? また死後書き加え、それを第三者に発見されてしまうことで、死んだのが正一ではなく正二で、正一は生きていると誤認させることは可能か。 キラもこの手の実験を山ほど繰り返したんだろうな。 今後、このパターンは出てくるかな・・・。 世界が舞台になったら出にくいか。 >> 続きを読む
2020/10/20 by 猿山リム
【的】 8巻ゆえ基本構造は割愛。 かなり序盤に語られていたノートのルールを活かした展開。 あの時点でここまで考えていたのか、ルールからこの展開に至ったのか。 ただ、これまでの彼らの活躍から結果を観ると・・・逆算してヤツならこの結果の可能性も読めていた可能性はあるんじゃないかな・・・と、思わないでもない。 まぁマンガの展開上こうなるに違いないという神視点の読者と、当事者の視点では見えてくるものも違うだろうが。 メロ勢力が優勢なあたり。 三つの勢力+キラ。 各個撃破な展開になるのか、同時に絡むのか。 二正面は悪手だが、漁夫の利は最善手。 マンガ的なら後者かな・・・なんて、読者視点の期待的予測で次を楽しみに。 >> 続きを読む
2020/10/21 by 猿山リム
【接触】 9巻ゆえ基本構造は割愛。 新章の単行本タイトルは漢字一文字かと思ったら、そういうことも無かった「接触」。 「泣いて馬謖を斬る」まぁ、月なら泣かずに切れるだろうが。 知略と知略のぶつかり合いの中に、バカが一人混ざるとつまらなくなるが、自己判断できてしまう半端な知性が混ざるのも…微妙。 リアルではあり、物語的にこじれた方が面白くはあるけれど、ストレスのかかる展開。 ・・・このまわり、結末優先で結構おかしな展開な気もする。 今まで、理詰めでがんじがらめてきたのに・・・。 デスノート解説に、人間界に存在しうる有効ノートの上限について書かれ始めた。 今後、冊数が増える展開が待っているのか。 設定があるだけか。 遠く、続編まで視野に入れた伏線か。 >> 続きを読む
【完】 ↑このタイトル通り実質的な完結巻なので基本構造は割愛。 一応全13巻とすることが多いですが、13巻はファンブック的な構成の様です。 13巻も買ったはずなのに部屋を片付けた拍子にどこかへ失くしてしまったので、諦めてもう一冊買っていつか読みます。 オチを語ってしまっても勿体ないので多くは語らず。 なんかもぅ、もっと面白い結末があった気がして・・・。 この結末が一つの作品のテーマだったとは思うし、デスノートの解説まで読んでいれば、予定された結末であることも分かってはいたんだけど・・・。 最初、あれだけ念には念を入れてあらゆる事柄を警戒しすぎるほどの警戒さを見せて、準備していたのに、新章あたりから結構杜撰になってきているのよね。 油断しているというより、この結末へ向けての逆算な気がして・・・。 最後まで、警戒に警戒を重ね重ね重ね、その上を行く知略の応酬、どんでんどんでんどんでんを読みたかった。 や。充分面白かったから、無責任な読者のわがままなんのも分かっているんだけれど・・・。 >> 続きを読む
2020/10/24 by 猿山リム
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件。西尾維新先生の著書。最後まで息詰まる展開が続く楽しい推理小説です。西尾維新先生は言葉の使い方や書き方が独特なので、それも含めて新鮮な気持ちで楽しめる一冊です。 >> 続きを読む
2018/12/28 by 香菜子
【恋心】 4巻なので基本構造は割愛。 偽キラ騒動メイン。 「デス・ノート」を用いた犯罪の推理合戦。 ルールがしっかりしているから成り立つ、頭脳と頭脳の探り合い。 所有者であっても、ノートのルールを吸経て把握しているわけではないという部分までしっかりしているのが面白い。 物語そのものを愉しむのは勿論。 作中語られるデスノートのルールについていろいろ思いを巡らせるのも、楽しい。 目の仕様は写真であってもよいが、どんなに写実的であっても「絵」では効果が無い。 超写実主義の絵画とか、一見写真と見紛うが「目」を宿していれば見分けがつくという事か。 ただ、この「絵」の定義が難しい。 デジカメ写真は、いわばCGだ。 誰も気にしないレベルだが、本人にとって頬のホクロがコンプレックスであり、写真加工ソフトでホクロを消したらCGか。 これは顔の一部を隠した条件に当てはまるか。 なら、全体的に大きく修正していたら? この修正の可否と、メイクを落としたら誰だかわからないレベルの化粧をしていたら? メイクは「絵」でないからどんなに濃くても平気なのか。 歌舞伎のクマ取りや、ハードロック演奏者の顔は? 仮面に当たるのだろうか、でも某悪魔のバンドの信者通しは、悪魔のメイク(信者が悪魔をまねる場合はメイクと呼んで問題ない)を施していても見分けがつくから、濃い化粧の範疇と言えるだろう。 今後そんなシーンが出てくるとも思えないけれど・・・。 そんなこんなを妄想しつつ読むのも楽しい。 探り合うアナログゲームとかあれば面白そうだけど、検索した範囲では見つからない。 コンピュータゲームは、たぶんそんな感じのゲームじゃない気もするし。 >> 続きを読む
2020/10/15 by 猿山リム
【削除】 10巻なので基本構造は割愛。 キラの支援者云々であり月の元カノ云々なあたり。 やはり、名探偵と名犯人がサシで知恵比べしていた時ほどの読み合いは薄れ、緊張感は増さなきゃならない状況なのに、隙間が見える気がする。 様々なケースを想定して、臨機応変に動かせるような「あそび」を用意しているとも解釈できなくもないが。 今までの流れなら、このぐらいの行動は読まれたり対策取られちゃうんじゃないかと思ってしまってしまう。 「目」で観える寿命の講釈が多く語られ、「目」を持たない所有者が意のままに殺せないバターンもあることは示唆されている。 作中、そのケースを再現するのも難しそうだけど。 意図せず寿命が延びても、「目」で観える寿命は変化前の長さなんだろうね。 ・・・と、すると予定より長く生きた物の寿命はマイナスなのか、「みえなくなる」のか。 「みえなくなる」が正当で所有者との区別がつかなくなるという抜け道もあるのかもしれない デスノート解説読んで、いろいろなパターンを考えるのも面白い。 >> 続きを読む
2020/10/22 by 猿山リム
【同心】 11巻ゆえ基本構造は割愛。 名台詞・名文句格言的なもの 「寒い所に 裸族はいない」 ・・・とのことだが、真冬の北海道には結構ゴロゴロ存在していそうではある。 「寒いトコほど、暑い冬」 ニアとのほぼサシの対決がメインな巻。 やっぱり、この作品は一対一の読み合いが面白い・・・。 お互いが、相手の手を完全に読み切っていると確信していて、読者には各々どこまで読み切っているのか伏せることで、ドキドキを煽るのが巧い。 メロの立ち位置が全くわからないのも面白い。 普段、デスノート解説のページありがちなページが、真っ黒な場面が多く残念。 >> 続きを読む
108話で完結した本編を13巻で締めるためのファンブック。 理屈は痛いほど理解できるけれど、ファンブックを単行本と同列に扱うのが大っ嫌いなので、感想に困る。 13巻にこの本を持ってきたということで、12巻まで読んでいる読者向けという事でいいとは思うが、ファンブックのテンプレートにのっとりキャラクター紹介やら物語のおさらいやらも含む流れ。 当時流行の「謎本」的な雰囲気もある、オフィシャルなセルフカバー的な裏話は面白い。 原作者と作画家の話も多めで面白い。 内容は雑誌に掲載されていたわけじゃないだろうに、分厚めな本にみっしり詰め込まれた情報は、細かい文字で埋め尽くされ、活字読書に慣れていても目に厳しい。 キャラ紹介とか相関図なんかは、ファンならわかっていて当然なんだから丸まるかっとするぐらいの英断が欲しかったかも。 おまけ4コマ的な漫画と、連載前の読み切り版のプロトタイプなデスノートも丸々掲載されていて、うれしい。 >> 続きを読む
2021/02/21 by 猿山リム
【小畑健】(オバタタケシ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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