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結城浩

著者情報
著者名:結城浩
ゆうきひろし
ユウキヒロシ

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このランキングは1日1回更新されます。
      数学ガール
      カテゴリー:数学
      4.0
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      • 「萌え」かつ「数学」

         感心すべきは、本職のラノベ主人公たちに引けを取らない「僕」のハーレム力……ではなくて、様々な数学トピックの基本をしっかり楽しませてくれるところです。

        「うそつきのパラドックス」や「0.999…は1に等しいか」、「数学的帰納法」、「ペアノの公理」、「イプシロン・デルタ論法」などのトピックを読んでいくと、自分がRPG的にレベルアップしていくことが肌身で感じられます。テッテレ〜♪
         ラスボス「ゲーデルの不完全性定理」は強敵です。でも、一行一行読めば、大体はわかるように書かれています。そして、クリア後は、ちょっとした登山並の達成感が得られます。

         物語の終盤、「数学的な議論と数学論的な議論は分けるべきなんだ」という台詞が非常に印象に残りました。

         証明を眺めていると、「美しい」と思う瞬間があります。そして、人の性なのか、美しさに感動した先に、ときどき神を感じます。八百万なんて言うくらい、人は神を感じることに長けておるわけです。私などは、綺麗な景色を見るたびに「神ってる!」と言っちゃいますからね(←ミーハーなだけ)

         でも、それは時として間違った理解に繋がってしまいます。数学の証明からインスピレーションを受けて、人生論や哲学を語るのは自由だが、数学とそれはキッチリ分けなければいけない、とクールビューティーな数学少女・ミルカさまは言います。ゲーデルの不完全性定理は、自己言及を証明に用いていたり、自己の無矛盾性を証明できないという結論であったり、「なんだか教訓が見いだせそうだぞ」というポイントが多く、色々くすぐられがちだったので、この言葉は身にしみました。

         本書を読んだ方の中には、「帯に短し、たすきに長し」な本だ、という感想を持たれた方もいるようです。でも、少なくとも数学においては、遊戯から学びにステップアップできる、本書のような存在は必要だと思います。なぜって、数学では一歩ずつ積み重ねて到達することが大切だからです。

         数学という遊戯は誰にでも門戸を広げているように思いました。
         良書です。
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        2016/11/22 by あさ・くら

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    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      数学文章作法
      カテゴリー:数学
      4.0
      いいね! Telepathy
      • 数学・物理で日本語の文章を書きたい方必携の書.数学的内容を含む文章をどう書くべきかについて,機械的にできる部分,そうでない部分どちらも詳しく書かれている.例を挙げるならナカグロ(・)とカンマ(,)の使い分けでは,

        順番が関係ある場合→コンマ
        例 「信号は青,黄,赤の順に点灯します.」

        順番が関係ない場合→ナカグロ
        例 「信号の色は青・黄・赤があります.」
        (青・赤・黄などと書いてもよい)

        など,状況に応じて機械的に使い分けられる,業界等の標準のルールがたくさん書いてあり,本当に重宝します.

        著者は「読者のことを考える」ということ一つを大切にすれば,
        本質的にすべてうまくいくと考えており,なるほどなぁと思いました.

        なお,私自身はまだ,この技術を会得してはいないので,
        このレビューはいろいろ文章的に問題あるかもしれませんが,悪しからず(;^ω^)
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        2015/01/04 by 物理と数学

      • コメント 2件
    • 4人が本棚登録しています
      プログラマの数学
      カテゴリー:数学
      5.0
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      • 仕事であるいは趣味でソフトウェアを記述する際に求められる数学はその分野ごとに異なります。例えばフーリエ変換を求められたり、集合論を理解したり、四元数や3Dの幾何数学を求められたり、時に微分積分や統計学その他もろもろありますが、この本で説明している内容はプログラムそのものに必要な数学です。数値という集合、論理とbool代数、組合せ、同値分割、再帰、アルゴリズムの効率、計算可能性。どれもソフトウェアで何かを処理する場合に絶えず頭の片隅に置いておかなければならない概念ばかりです。それを非常に分かり易く説明しているのがこの本です。この本以上に分かり易い本は無いと思いますのでお勧めです(ソフトウェアエンジニア向けというよりはソフトウェアエンジニア以外の人、もしくはたまたまソフトウェア業界に入ったばかりの人にお勧めです)。 >> 続きを読む

        2012/10/30 by Shimada

      • コメント 7件
    • 2人が本棚登録しています
      Java言語で学ぶデザインパターン入門
      カテゴリー:情報科学
      4.0
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      • マルチスレッドのデザインパターンので
        今ではJDKに含まれているため自分で実装することはないが
        ロジックを考える上でおさえておきたいポイントが
        ちゃんとおさえてあり勉強するのにとてもいい
        >> 続きを読む

        2011/04/19 by ◆空太◆

    • 2人が本棚登録しています
      数学ガール
      カテゴリー:数学
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      • ミステリアスな同級生ミルカさんと元気一杯な後輩テトラちゃんとともに数学の問題を解いていくというお話。高校が舞台であるが、オイラー展開やゼータ関数といった内容を取り上げている。複雑な数式が簡潔な数式に返還される「美しさ」が印象に残る。こんな高校生活を送りたかった・・・ >> 続きを読む

        2012/03/04 by 6kawa

      • コメント 2件
    • 8人が本棚登録しています
      数学ガール フェルマーの最終定理
      カテゴリー:数学
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      • 「数学ガールズ」の第二弾です。
        同級生キャラ・後輩キャラに続いて、妹キャラ(いとこ)が登場と、登場人物だけを列挙するとゲームかライトノベルの世界かと誤解してしまいそうです。
        ですが、内容は全くの硬派で、色々な命題を証明することにより、最終的には「フェルマーの最終定理」を証明してしまっています。
        数式の変換による「美しさ」は殆どなく、「背理法」を使用しての証明が多くなっています。
        難易度は前巻よりアップしていると感じました。
        >> 続きを読む

        2012/04/15 by 6kawa

      • コメント 1件
    • 3人が本棚登録しています
      数学ガール
      カテゴリー:数学
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      • 数学ガールズ4冊目。ミステリアスな同級生・元気な後輩・ネコ語の年下従妹にプラスして、口数は少ないが的確な発言(単語)を話す後輩が登場。

        最初は、コインの裏表およびサイコロの目の出方から物語が始まり、組み合わせを表すのに図を多く使っているので理解は難しくはありませんでした。
        サブタイトルに「アルゴリズム」とあるように、バブルソート・クイックソート・O(n)・O(logn)のように情報処理ではおなじみの内容が登場するようになると、数式の変形を行い漸化式を解いていく・・・とのように難易度がアップしてきました。

        最後の最後には、ラブコメみたいに人間関係にも微妙な変化がでてきた模様??
        >> 続きを読む

        2012/07/29 by 6kawa

      • コメント 3件
    • 3人が本棚登録しています
      数学ガールの秘密ノート = Mathematical Girls The Secret Notebook
      カテゴリー:数学
      3.0
      いいね!
      • すらすらっと読めました。

        この本に書いてある数学はきっちり理解できた!とまでは言えませんが以前よりは少し知識が深まったように感じます。

        学生の頃から数学は大の苦手でしたが、これを読んで、学生の頃にこういう本と出会ってたらまた数学への取り組みが違っただろうなぁと思いました。

        もう一度読み直して理解を深めたいけどきっと読まないだろうなぁと思います。

        数学が分からない役の女の子2人がいるのですが、色々質問し納得し理解していきます。
        しかし私はそれにもついていけず…ちょっと悲しいです。

        もう一度読み返したらきっとついていけるかもしれませんが。

        理解はしなくても、式とグラフってどんなものなのかって知るにはとても良い本だと思います。
        >> 続きを読む

        2014/09/17 by snoopo

      • コメント 4件
    • 4人が本棚登録しています

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