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木内達朗

著者情報
著者名:木内達朗
きうちたつろう
キウチタツロウ
生年~没年:1966~

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      あかにんじゃ
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
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      •  以前開催された千葉市美術館での「絵本をめぐる世界の旅 ブラティスラヴァ世界絵本原画展」の中で、日本から13の絵本が出品された中のひとつ。

         なにもかも赤いから「あかにんじゃ」
        秘密の巻物をねらって城にしのびこんでも、目立つ、目立つ。
        すぐに「くせものだ~であえ~~~~」と囲まれてしまい、「あっ、あぶないっ」

         ドロロンっと変身したものの、今度は「まっかなからす」
        黒ばかりのからすたちの中で目立つ、目立つ・・・という具合に「赤でないもの」に変身しては「あっ、あぶないっ」になってしまうあかにんじゃ。

         とほほなチョイスばかり繰り返し「本来、違う色のもの」ばかりに変身し、目立ってしまうあかにんじゃ。

         「これが当然」と思われているものの中に、色が違うだけで全然違うもの=異質なものになる、という人間関係でもありそうな「勘違い」

          しかし、とんちんかんなあかにんじゃではありますが、「本来、赤いもの」に変身すればいいだけの話でそれがいい話になって、最後にひねってあって、笑ってしまいました。

         絵もお城の近くにさりげなくスカイツリーが建っていたり、星が手裏剣の形になっていて遊び心もたくさんあります。

         小さなお友達にはまだわからないかもしれないけれど、目立っていい時と目立ってはいけない時というのが大人になると出てくるわけです。

         いつもいつも、オレが、オレが!のオレガノフは嫌われるし、大人の世界は難しいものです。
        少々、ほろ苦さも、勘違いばかりのあかにんじゃを通して感じてしまいました。
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        2018/06/12 by 夕暮れ

      • コメント 2件
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      ミサコの被爆ピアノ
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 本当にあった御話を元に描かれた絵本。

        ピアノを自由に弾き、自由に聞くことが、どれほどありがたいことで、それこそが平和の証だと、この絵本を読んでしみじみ思わずにはいられなかった。

        それが、戦争中や敗戦直後はできなかったのだということを、この話を知るまで、ほとんど考えてみたこともなかった。

        広島の原爆の日、ガラスがたくさん突き刺さりながらも、無事に残ったピアノ。

        何十年も経ったあと、調律師の方のおかげで、その音色はよみがえり、今も被爆ピアノとして、いろんなところへ巡回して演奏されているという。

        文章も本当にすばらしかった。

        ぜひ多くの人に読んで欲しい、名作絵本。
        >> 続きを読む

        2013/06/05 by atsushi

      • コメント 3件
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