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千葉茂樹

著者情報
著者名:千葉茂樹
ちばしげき
チバシゲキ
生年~没年:1959~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      グーテンベルクのふしぎな機械
      カテゴリー:写本、刊本、造本
      4.5
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      • グーテンベルクと言えば、活版印刷。
        その印刷を構成するものが、一つずつ、わかりやく絵で書かれているので、なるほどという納得感が、とても大きい。
        印刷というしかけができたおかげで、今の時代があるのだと思うし、それがなかったら、いったいどうなっていただろうと、想像すらできないくらいだ。
        最初は文字を、一つずつ組んで・・・から、今は、どんな技術なんだろうか。
        デジタル処理から、印刷できるまで、凄いスピードなんだろうっと思う。
        >> 続きを読む

        2016/09/21 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ヘンリー・ブラウンの誕生日
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.7
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      • 奴隷制度を通して、改めて人間というものを考えてしまう。
        奴隷を肯定する人、否定する人、解放を目指す人。
        同じ人間であるのに、人としては違うのだなと思う。
        そんな歴史を経て、今という時代があるのだと思うと、何ともいえない気持ちになる部分がある。
        それにしても、ヘンリー・ボックス・ブラウンと言われる、この話が真実だとは驚きだ。
        途中までの話だけだと、人間というものを疑ってしまうのだが、結末に至る部分では希望を見出せると思う。
        >> 続きを読む

        2014/08/14 by けんとまん

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ながいながいよる
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 太陽がめざめるとしたら、小鳥の歌。

        人の心もめざめるとしたら、歌なのかもしれない。

        良い絵本だった。
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        2013/05/23 by atsushi

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      縞模様のパジャマの少年
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 「縞模様のパジャマの少年」の映画を観て衝撃を受けたので、原作も読んでみたくなった
        大きく変更されているところはない。

        ただ、先に映画を観たからだろうか?
        映画は視覚と聴覚から情報を得て、刺激を受けるからか?
        衝撃度と切なさは、映画のほうが上回っていた。
        でも、この本を読んで損はなかった。
        図書館では児童書コーナーにあったけど、これは大人が読んでも興味深いと思う。


        作中では、ここがどこで、いつの時代で、とか詳しく書かれていない。
        でも、いくつかのキーワードから、第二次世界対戦、ナチス、ヒトラーということがわかる。
        それは今の私に知識があるからわかったわけで。
        主人公くらいの子どもだと、ヒトラーはどういう人で、収容所はどういうところで、とかそういうことはわからないと思う。
        「何も知らない」というのは、残酷だ。

        恥ずかしながら、私自身不勉強で、歴史や世の中のことを知らないことのほうが多い。
        知ること、正しく学ぶこと、それは生きていくうえで大切なことだと痛感する。

        高校の課題図書(2009??)。
        私は本を読むのは好きだけど、自分の考えを述べるのも好きだけれど、子どもの頃から感想文だけは苦手だったなぁ(;_;)
        今の高校生が、この本を読んでどんなことを考えたのか、感想文を読みたいなって思った。
        >> 続きを読む

        2016/12/07 by pink-tink

    • 1人が本棚登録しています
      サバイバー 地図にない島
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 結構昔に読んだ本です。

        さまざまな問題を抱えた子供たちが更生のために参加したヨットでの共同生活中に嵐に巻き込まれ漂流してしまうお話です。

        児童文学書になっていますが、ハラハラドキドキするサバイバルな展開やそれぞれが苦難の中協力し合い成長していく所など大人でも十分に楽しめるものだと思います。

        全3部作になっており、1巻を読むと最後まで読みたくなる作品です。

        読みやすいので、難しい本に疲れた時などに読んでみるのもいいかもしれません。
        >> 続きを読む

        2013/06/05 by keron

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      いしのはなし きれいでふしぎでやくにたつ、ちいさなちきゅう
      カテゴリー:鉱物学
      3.0
      いいね!
      • よくある石の本はカラー写真での説明が多いですが、この本はすべてイラストで描かれていて、石を観察して識別するために読むのではなくイラストを見て興味を抱かせるのにちょうどよい仕上がりになっていると思います。
        また、写真だとわかりにくい部分がコントラストはっきりしてくれている。

        鉱物は地球誕生から宇宙の起源まで色々妄想できて楽しいです
        >> 続きを読む

        2013/11/23 by 借りてくる

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      Hoot
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • スッキリした勧善懲悪な内容で、「悪」の方は見かけや態度からすぐに推測でき、誰が読んでもわかりやすい。主人公・ロイの両親は、経済的にも社会的にも人間的にも優れているので、そこから崩れることもなく、安心して読み進められる。小学校高学年から中学生にオススメである。また、アメリカ・フロリダの環境問題や大人の腹黒い利害関係なども、子供が大人をこ気味よくやっつけるところなどが、気持ちいい作品だと思う。 >> 続きを読む

        2015/09/07 by SAE

    • 1人が本棚登録しています
      彼の手は語りつぐ
      5.0
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      • 南北戦争の頃にあった実話を元にした絵本。

        主人公の白人の十五才の少年・シェルダンは、北軍の兵士となって戦場へ行くが、そこでひざを鉄砲で撃たれ、身動きがとれなくなり、部隊に取り残されてしまう。

        そこを、たまたま通りがかった、同じく北軍の兵士で、部隊からはぐれてしまっていた黒人の少年・ピンクス・エイリーが見つけて、シェルダンを抱えて何日も歩き、自分の家まで連れて行く。
        ピンクスの家では、ピンクスの母が、シェルダンのケガの手当を優しくしてくれた。

        シェルダンは、徐々に回復するが、もう戦場に行くのは嫌だと思う。
        しかし、ピンクスは、それでも自分は戦場へ戻るという。
        シェルダンがどうしてそこまでと尋ねると、

        「おれの戦争だからだよ、セイ。お前の戦争でもある。そうだろ?おれたちが戦わなければ、だれが戦うっていうんだ」

        とピンクスは答える。
        この国の病気である奴隷制を終らせるためには、自分たちが戦わなければならないと。

        やがて、シェルダンは完全に回復し、二人で戦場に戻ろうと考えている矢先に、南軍の兵士たちがやってきて、間一髪でシェルダンとピンクスは地下室にかくれるが、ピンクスのお母さんは南軍の兵士に撃ち殺されてしまう。

        二人は、嘆き悲しみ、出発して北軍に合流しようとするが、途中で南軍に見つかって、捕虜になり、シェルダンはピンクスと引き離され、アンダーソンビル収容所に入れられる。
        そこは、多くの北軍の兵士がろくに食べ物も与えられず、多くが餓死で死んでいった収容所だった。

        シェルダンは、南北戦争が終わり、ガリガリに痩せていたが、なんとか生きて帰ることができた。
        しかし、ピンクスは、後から聞いた話では、引き離されてすぐに絞首刑になっていた、とのことだった。

        シェルダンは、もう誰も他に覚えていないピンクス・エイリーを、自分だけは覚えていなければと思い、ピンクスとの思い出と、握手した時のことを、自分の子どもや孫に語り継ぎ、その子どもや孫はさらにその子へと語り継ぎ、ひ孫の子がこの作者だという。

        歴史や、その中での勇気や思いは、本当に語り継ぐことこそが大切なのだろう。

        とても胸を打たれる絵本だった。
        多くの人に読んで欲しい。
        >> 続きを読む

        2013/02/24 by atsushi

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      秘密の道をぬけて
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 1850年頃のアメリカが舞台の、児童文学の作品で、いわゆる「地下鉄道」を描いている。

        「地下鉄道」とは、南部の奴隷州から逃亡する黒人奴隷を、安全に北部の自由州やカナダまで案内し、逃走を手助けする地下組織である。

        この作品は、アマンダという十歳の女の子が主人公で、そのお父さんが地下鉄道の一員で、ある日、黒人の家族を家にかくまう。

        その黒人の家族には、同い年のハンナという女の子がいて、二人はすぐに友達になる。

        ほとんど一日の間しか、結局その黒人の家族はその家にいることができなかったのだけれど、二人は深い友情の絆を結ぶ。

        当時は、逃亡奴隷法という法律があり、逃亡する黒人奴隷をかくまったりその逃走を手伝うと、禁固六カ月あるいは千ドルの罰金などが課された。
        一方、黒人奴隷を捕まえれば、報奨金が出された。

        そのような中で、損得を顧みず、危険をおかしてまで逃亡する黒人を助けた人々は、本当に立派だったと思う。

        この作品では、アマンダの家族には以前、アマンダの下に亡くなった弟と妹がいて、そのお墓も大きな敷地の中にあることが語られる。
        あまりそのことについて多くは作中では語られないけれど、おそらくは、アマンダの両親やアマンダ自身にとって、ハンナたちを助けることは、人生の悲しみや苦しみを自分たち自身が乗り越え、人生に意味を見出すための出来事だったのかもしれない。
        誰かの自由のために尽くすことで、人は自らの自由の意味についても知ることができるのかもしれない。

        アマンダは、ハンナがかつて逃げる前は字を学ぶことも禁じられ、本を手にとっただけで鞭打たれたことを聞いてショックを受ける。
        そして、限られた時間に、ほんの数文字だけ、アルファベットを教える。
        それまで考えたこともなかった、自分の自由や文字を知っていることのありがたさを、アマンダはハンナによって教えられた。
        誰かを助けることは、実は自分が大きなものを受け取ることなのかもしれない。

        とてもわかりやすく当時の雰囲気や出来事を描いてあり、良い作品だった。
        >> 続きを読む

        2013/03/14 by atsushi

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      夜明けまえから暗くなるまで
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 第二次大戦の少しあとの頃の、アメリカのバーモント州の田舎での、著者の子ども時代を描いた絵本。

        美しい大自然の中で、よく遊び、よく働き、素朴だけれども豊かな幸せそうな生活が、とても生き生きと描かれていて、良い絵本だった。

        畑にある石ころを気が長くなるような時間をかけて取り除きながら、先祖代々農業を営んできたそうである。

        この絵本を読んでいると、アメリカも田舎の方は、ごく普通の人々が、自然の中で素朴に慎ましく生きてるんだなぁとあらためて感じる。
        >> 続きを読む

        2013/03/23 by atsushi

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      ワンガリ・マータイさんとケニアの木々
      カテゴリー:個人伝記
      5.0
      いいね!
      • すばらしい絵本だった。

        「樹を植えなさい。」

        「ザァユ・ニュンバ(人びとに平和を)」

        というマータイさんの言葉と智慧が、心に響く。

        本当、このような心と智慧こそ、今の世に一番必要なことだ。
        >> 続きを読む

        2012/12/21 by atsushi

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      氷の海とアザラシのランプ カールーク号北極探検記
      5.0
      いいね!
      • とても良い絵本だった。

        この絵本は、1913年に北極探検のために向かったカナダのカールーク号を描いている。
        特に、その北極探検隊に同行した、イヌピアク族の夫婦とその二人の子どもの四人家族が主人公である。

        カナダの北極探検隊は、北極を目指すが、その途中で流氷にカールーク号が閉じ込められ、立ち往生する。
        イヌピアク族のお父さんは、極地で生き残るためのさまざまな知恵を出し、あわてることなく、狩りをせっせと行って過ごす。
        奥さんも子どもたちも、全くあわてることがない。
        おばあさんからもらったロウソク立てにロウソクを入れて灯せば、そこに安心できる場所がすぐにできる。
        また、アザラシの皮にカリブーの毛をつめてつくったボールで、小さな二人の子どもは遊ぶ。

        船は流氷についに破壊されてしまうことになる。
        しかし、それまでに荷物はすべて氷の上に取り出し、一行は氷の上を渡り、救援の船が来るまで自活する。
        凍てつく氷の中、なかなか狩りで食べ物も得られない時もあり、栄養失調に主人公のお母さんがなりかける時もあったが、逞しいお父さんが無事にアザラシを仕留めて難を乗り越える。
        また、カナダの探検隊たちも、イヌピアク族の家族と仲良く、大変な状況下でも冷静に、時には楽しく、過ごす。

        ついに最後は助けが来て、無事にみんな生きて帰れる。

        イヌピアク族のまだ小さな女の子二人も、親が落ち着いているせいだろうか、いたって落ち着いていて、それなりに楽しく、大変な状況下でも冷静に過ごしている様子が素晴らしかった。

        実話が元らしいが、本当に素晴らしい絵本だった。
        このイヌピアク族の一家のように、大変な状況下でも落ち着いて、できることを最善を尽くしつつ、淡々と楽しく過ごすことができたら、それが一番の智慧のある人ということなのだろう。
        心に残る一冊だった。
        >> 続きを読む

        2013/02/19 by atsushi

      • コメント 7件
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      国境を越えて 戦禍を生きのびたユダヤ人家族の物語
      5.0
      いいね!
      • リトアニアのメーメルというバルト海に面した港町に住む、カプランさんという夫婦と息子・娘の四人家族は、裕福に平和に暮らしていたら、1939年、ナチスドイツの侵攻を前に、祖父母が住んでいるカナダまで逃げていくことを決意する。

        しかし、リトアニアからソビエト・日本を経由していくためのビザは簡単には手に入らない。

        一縷の望みを託して、リトアニアにある日本領事館に行くと、何百人という人がすでに列に並んでいた。

        その時、黒塗りの車がちょうど領事館から出ていくところだった。

        カプランさんのお父さんは、ちょうど目の前にゆっくり来たその車の窓を叩き、必死にビザを頼むと、ちょうど本国の命令で領事館を出ることを命じられている杉原千畝の一家で、カプランさん一家のためのビザを書いてくれた。

        しかし、ソビエト国籍であるカプランさんのお母さんの分のビザはそこではもらえず、ソビエト大使館で再三頼み、やっと発行してもらい、ぎりぎりでシベリアを越えていく鉄道に乗り込む。

        途中、悪い車掌に荷物をだましとられたり、鉄道の旅の途中で仲良くなったユダヤ人の家族が、書類の不備で逮捕されたりといった大変な思いをする。
        日本に渡るために、出国許可証をもらうために有り金をはたいて役所にわいろを贈って、やっとソビエトからの出国が認められる。

        日本では、ユダヤ人の援助をするキリスト教の団体もあったそうで、束の間骨を休めて、また長い船の旅となり、ついにカナダに到着し、再び長く鉄道に揺られて、ついにおじいちゃんおばあちゃんが住んでいる町にたどり着き、苦労しながらも新生活を始める、というところで物語は終わる。

        この絵本の作者は、このカプランさんの息子さんの息子さん、つまりお父さんから見れば孫にあたる人だそうだ。

        実体験が元になっているだけに、とても読み応えのある絵本だった。
        平和に暮らしていた一家が、これほど大変な思いをして、地球の半分ぐらいの長い距離を旅して逃げなくてはならないとは、なんということだろうと思う。
        と同時に、この時にユダヤ人たちに手をさしのべた、杉原千畝や神戸の人々は、本当に立派だと、同じ日本人としてうれしい気がした。
        だが、杉原千畝は本国の命令に背いたということで、外務省をやめさせられ、名誉が回復されたのはずっとのちのことだったそうだし、神戸のユダヤ人を援助していた団体は、あとで弾圧を受けて解散させられたらしい。

        あの時代、多くのユダヤ人が、ナチスの手によって殺された。
        中には、このカプランさんの一家のように、幸運にも生き残ることができた人々もいたが、それらの人々も本当に大変だったことだろう。

        私たちは、それらの歴史を忘れず、何かの機会があれば、もっと多くの杉原千畝のような人が現れるような国や社会でありたいと、あらためて思った。
        >> 続きを読む

        2013/04/18 by atsushi

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      雪の写真家ベントレー
      5.0
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      • 南北戦争がもうすぐ終わる頃のアメリカのバーモント州の田舎。
        そこに、ウィリーことウィルソン・ベントレーは生れた。

        ウィリーは雪が大好きで、母からもらった古い顕微鏡で雪を観察するのが大好きだった。

        そのあたりは豪雪地帯で、誰も雪をめずらしいともなんとも思っていなかった。

        しかし、ウィリーは、雪の結晶には一つとして同じものはないこと、
        そして、この世のものとは思えないほど美しいことを、なんとかして他の人にも伝えたいと思った。

        とはいえ、せっかく親に見せてあげようと思っても、持っていく間に融けてしまう。

        ウィリーは親に頼み込み、ごく普通の庶民の家なのだけれど、家の貯金をはたいて、当時世界でも最新式の顕微鏡付きカメラを十七才の時に買ってもらう。
        それから、工夫を重ねて、ついに雪の結晶を鮮明に撮影することに成功した。

        幻灯機をつくって雪の結晶のスライドを見せたり、多くの人に雪の結晶の美しさを伝え続けた。

        半世紀の間、ひたすら雪の結晶を撮影し続けた。

        写真集が出版されたりもしたが、収入をはるかに上回る支出を、雪の撮影のためにウィリーは私財をはたいて費やし続けたそうである。

        地元の人々はウィリーを愛し、村の真ん中に記念碑がたてられた。
        さらに、没後四十年に、地元に博物館が経った。

        この絵本は、そのベントレーの、平凡にして非凡な生涯をとてもよく描いていて、胸打たれる、素晴らしい絵本だった。

        その一瞬にしか存在しない雪の結晶の美しさ。
        そのことを愛するというのは、いわばその瞬間瞬間の時を愛するのと同じなのかもしれない。
        自然やいのちへの限りない慈しみと相通じるものがあればこそ、多くの人が、自然とベントレーに心ひかれるようになり、語り継ぐようになったように思われた。

        ベントレーのように、何か心から愛するものを、ひたすら一筋に打ち込んでいくと、そこには非凡な仕事ができあがり、のちの人の心を耕し豊かにしてくれるものになるのだろう。

        私は恥ずかしながら、この絵本を読むまで、ベントレーの写真については何も知らなかった。
        この一冊を知ることができて良かった。

        なお、ベントレーの雪の結晶については、以下に動画やサイトもある。

        動画
        http://www.youtube.com/watch?v=x8HYqUjbKeM

        HP
        http://snowflakebentley.com/WBsnowflakes.htm
        >> 続きを読む

        2013/03/18 by atsushi

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      あたまにつまった石ころが
      4.0
      いいね!
      • あるところに、ともかく石が大好きな少年がいた。

        少年は、あちこちから珍しい石を探しては集めて並べた。

        大きくなってからも、ガソリンスタンドで働くかたわら、ひたすら石を探し、集め続けた。

        大恐慌が起こり、家を売っても、石を集め続けた。

        スプリングフィールドの科学博物館に行き、熱心に石を眺めるその男性を見て、館長さんが話しかけてきて、その男性の石の詳しさに驚く。

        館長さんの紹介で、博物館の夜の管理人になった男性は、働きながら大学で石の勉強を続ける。

        そしてなんと、その館長さんの次の博物館の館長になった。

        これは実話で、この作者の方が、この男性の娘だそうである。

        人からは馬鹿みたいに見られても、何か一つのことをひたむきに情熱を傾け続けると、思ってもみない道につながって、夢が実現していく。
        そのことを教えてくれる、良い一冊だった。
        >> 続きを読む

        2013/05/03 by atsushi

      • コメント 4件
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【千葉茂樹】(チバシゲキ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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