こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


和月伸宏

著者情報
著者名:和月伸宏
わつきのぶひろ
ワツキノブヒロ
生年~没年:1970~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      るろうに剣心 明治剣客浪漫譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.2
      いいね! yutaka nepia stone14 kuuta tadahiko makoto
      • 実写映画化で話題になっている、るろうに剣心。
        少年時代、ジャンプでリアルタイム連載を読んでいた身としては懐かしい作品の一つである。

        一時代を築いた作品の第一巻は

        ①悪者登場
        ②「なんだこの優男は?」
        ③悪党フルボッコ
        ④「えー!お前が幕末最強の剣士人斬り抜刀斎!?うひー」

        といった単調な展開が続くため、
        再読ということもあるが、グッと引き込まれるといったことはない。

        ただ薫はもちろんのこと、
        弥彦や左之助といった今後物語の中核を担うメンバーが続々登場。

        曖昧な記憶と懐かしさだけで、再読を続ける十分な理由になる。
        できれば、続巻で新鮮な発見があるといいな。
        >> 続きを読む

        2012/09/21 by すーくん

      • コメント 2件
    • 他8人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十 御剣の師弟
      4.0
      いいね! su-kun
      • るろうに剣心 第10/28巻

        折れてしまった逆刃刀。武士の魂で有る剣を失った剣心に迫りくる刺客。

        志士雄配下の十本刀に招集がかかるが、早くも1本折れる辺りがガッカリ。

        この手のストーリーは、常に新しい敵を用意せざるを得ない展開になることは理解できるものの、十本刀と聞くと、ベタな展開だなぁと思わざるを得ない。

        キン肉マンしかり、北斗の拳しかり。
        少年誌では、余りにも使い古されたパターンに思われてしまう。

        そんな中で、良かったのは青空一家。と比古清十郎。

        青空一家では、伊織が文句なくかわいいし、殺伐としつつ有るストーリーの中でホッと一息つかせてくれる存在になっている。

        比古清十郎は、まだ良く分からないけれど、既に最強と思われていた剣心が、まだ奥義を伝授されていなかったという設定はなかなか見応えが有るように思う。

        彼も相当な人気キャラのようでは有るが、第一印象は良くない。
        王子っぽいルックスが好きでは有るのだが、彼の場合はもはやマントの域。
        幾らん何でも、あんなヤツはいないだろ...(笑)

        頑なに逆刃刀しか持たない剣心。ただ、今後、最強の敵との対峙のために、設定上、逆刃で無い刀を持つ日を残している気がしてならない。
        >> 続きを読む

        2012/10/07 by ice

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      るろうに剣心 明治剣客浪漫譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • リアルタイムでアニメを見ていたのですが、
        もう十何年も昔のこと…。
        映画化され、そういえばコミックをじっくり読んだことはないなーと思い
        お友達に借りて読んでみました。

        剣心と薫の出会いから、御庭番集、十本刀、
        えっ?!剣心って奥さんいたの?!
        なエピソードまで、
        読んでみるとすごく面白かったです。
        剣心の優しさ、周りの人たちへの思いやり。
        漫画の主人公として、普段は情けない可愛さもあり、
        時には強く信念を守り闘う強さ!
        とてもカッコいいと思いました。

        ただストーリーには関係ないと言えばないのですが、
        和月さん、何故か年齢ネタ多いなと思いました(笑)
        そこまで入れなくても十分ストーリーで楽しませてもらってるので、
        もうちょっと他のエピソード盛り込んでーって思いました。
        >> 続きを読む

        2014/02/17 by starryeyed

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      剣心秘伝 原典・るろうに剣心 明治剣客浪漫譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • 課題図書が「るろうに剣心」だったので、本棚でパラパラと見ていたらふとこの本を見つけて笑った。私はかなりファンだったのだなぁと、若干恥ずかしい…(照)

        いわゆる「るろうに剣心」のファンブックで京都編までのキャラのプロフィール(しかもかなり詳細に!)、戦歴やストーリーが載っている。るろ剣ファンの人は面白く楽しいと思う。そして当然だけど、ファンじゃない人は退屈だとも思う(笑)

        ファンブックは他にも「剣心華伝」というものがあるらしく、そちらは読んだことがない。もう今更読むこともないような気がするけど、機会があればチラっと見てみたい。
        >> 続きを読む

        2012/09/23 by sunflower

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之二 人斬りふたり
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第2/28巻

        喧嘩屋斬左との一騎打ちを軽くいなした剣心に迫りくる人斬り鵜堂刃衛。

        やはり剣客は殺気を前面に出した時こそ美しい。

        斬馬刀を振り回す斬左だったが、剣心との力量の差はあまりに大きく勝負にならず。

        斬左はレギュラーメンバー入りするようだが、あの分かり易い武器を振り回すライバルとして、正直、もう少し剣心の向こうを張って欲しかった。

        剣豪小説は好きなジャンルだが、次々強敵に遭遇する急展開も面白いが、宿命のライバルみたいな存在がいないといずれ飽きが来るので少し心配してしまう。

        今回は何と言っても黒笠(人斬り鵜堂刃衛)との対決が見所。
        いつものおっとりほんわかした剣心に人気が集まっていることは知っているが、本気モードで野性を剥き出しにした彼の凄味の有る美しさに惹かれてしまう。

        また黒笠の最後に明かされた黒幕の存在。
        リアリティの有る演出で有るし、ストーリーの奥行きも広がる点で、大きな伏線だと言える。

        2巻まで読んだ時点では有るが、映画版の剣心を佐藤健が演じるのはイメージが違う。
        ファンが多い作品だけに非難を浴びそうな気がしないでもないが、個人的には小池徹平だとしっくり来るのだが。

        ただ、映画版には吉川晃司が鵜堂刃衛役で出演するらしい。
        コージが出るなら何も文句は言わない!

        ラブコメ的な演出も、気になるほどでは無いので、変わらず集中して楽しめそうだ。
        >> 続きを読む

        2012/08/25 by ice

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之三 動く理由
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第3/28巻

        阿片とともに現れた美女。彼女を付け狙う追手を迎え撃つ剣心。

        やはり、人斬り抜刀斎の迫力が堪らない。

        巻末に収録されている「るろうに - 明治剣客浪漫譚 -」でも見られたが、今回もキレキレの抜刀斎の迫力に大興奮だった。

        黒髪ロングでストレートの色気たっぷりの高荷恵を助けたことから、怪しげな敵に狙われる剣心。
        ストーリー的には、剣心は薫との恋を育む方を望まれる?ような気がするが、実は年齢がかなり上ということでも有り、恵に惹かれる方にリアリティを感じてしまう。

        るろうに剣心もやっと3巻まで来たが、現時点では四乃森蒼紫に惹かれる。

        と言うのも、ガンダムで言えばシャア(本当はZガンダムのクワトロの方が好きだけど...)、グイン・サーガで言えばあの人(少しでも読む人を減らしたくないので伏せます...)と好きになるキャラクターのパターンは似ている。

        女性みたいで若干恥ずかしい気もするが、影を含んだクールな王子キャラというヤツに弱い。
        剣心には、それに該当する点も有るが、ちと平常時の3枚目路線が外れているので、王子っぽい浮きまくりのファッションに身を包んだ四乃森蒼紫にかかる期待は大きい。

        話は逸れるが、最近自宅ではGoogle日本語変換(IME)を使用している。
        予測変換がウリなのだが、「しのも」と入力したところで「四乃森蒼紫」と候補が出る、その性能と、主役でも無いのに変換候補に現れる本作品の普及度の双方に驚いた。

        三白眼とは言ったもので、抜刀斎と化した剣心の瞳が小さくなっていることに気付いた。
        >> 続きを読む

        2012/09/04 by ice

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之四 二つの結末
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第4/28巻

        四乃森蒼紫率いる御庭番衆との決戦。

        期待に応える四乃森蒼紫。これで一気にストーリーに深みが出たように思う。

        幕末が終わり、廃刀令が発布されたことで、「侍商法」という言葉も示す通り、それまで剣で生計を立てていた武士達が路頭に迷ったのは想像に難くない。

        そんな中でもいわゆる剣術バカに至っては、生きていく術が無い状態に追い込まれたのではないかと思われる。

        御庭番衆という、裏の世界でのみ力を発揮できるような、際立った個性を束ねる組織長で有った四乃森蒼紫の苦慮には共感するものの、物語としては面白いが、結局は裏の仕事を探し続けることに道を求めた点については賛同できない。

        世の中の流れを個人の力で変えることはできないものの、情勢を見て、流れに沿うような努力を続けていれば、ある日突然食いっぱぐれるような事態は十分回避できるように思う。

        現状が、今後もずっと続くと考えること自体が甘え、もしくは驕りで有るように感じる。
        変化を前提として、可能な限り未来を予測し、そこに向かって今できること、やるべきことを選択することの重要性は、現代のビジネス社会でも全く同じでは無かろうか。

        とは言え、架空の世界のお話。

        現実ではどんな剣豪でも、ガトリングガンには歯が立たないとは思うものの、何かしらの奥義を使って、対等に渡り合うようなシーンが見たかった。

        一段強くなって再登場する四乃森蒼紫が待ち遠しい。
        >> 続きを読む

        2012/09/11 by ice

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之五 明治剣術模様
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第5/28巻

        弥彦が活躍する番外編と、無敵とも思われる石動雷十太の登場。

        古流剣術の使い手でラオウ的なキャラクター石動雷十太。なかなか手強そうで期待が持てる。

        道場破りの設定はいつか来るだろうと思ってはいたが、まさか他の道場とは読めなかった。

        古流剣術の使い手というのが最大の魅力で、ストイックに強さを追求している風なところが良い。

        剣豪とか剣聖とか呼ばれる域に達する達人は、真剣の凄みみたいなものが必要ではないかと常々思ってきた。

        剣道で強かったとしても真剣を振るえなければ、やはり剣豪などという尊称は不似合いな気がする。
        真剣で巻き藁を両断するパフォーマンスも、相手が人間で無い点で片手落ちなのは同じ。

        結局、真剣で勝負できなくなった時点で本当の達人も絶えたと考えるのが妥当なのだろう。
        せめてサムライ魂だけは継承していきたいものだ。

        番外編:弥彦の闘いも良かった。サブキャラクターのディティールが書き込まれるようになると、
        作品に対しての没入度が一気に上る気がする。

        江戸二十傑に数えられたという前川宮内。剣豪の先輩としての立場から剣心と語り有うようなシーンが欲しかった。
        >> 続きを読む

        2012/09/13 by ice

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之六 心配無用
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第6/28巻

        石動雷十太編、月丘津南編に加え、番外編「戦国の三日月」を収録。

        石動雷十太は何なの!尻すぼみ感がガックシ...

        余りにもしょうもない石動雷十太は語る点も無いが、弟子?の塚山由太郎が今後の伏線になったので良しとしたい。

        月丘津南編に関しては、相楽左之助。いや、相楽総三の存在感がグッと来た。
        決して変な意味では無いのだが、美形で少し線が細い王子タイプのキャラが好きなので、彼のルックスは、まさにそれを満たしてくれる。

        既に亡くなっている人物だが、番外編とか外伝とか言う形ででも、彼が颯爽と暴れまわる姿を見てみたいものだ。

        番外編「戦国の三日月」も、これまた好みのキャラクター比古清十郎が登場。
        宝刀「冬月」が作り出す三日月のシーンには痺れてしまった。

        わずかなページ数なので、正直物足りなさは残るのだが、三日月のシーンを持って来られては大満足と言わざるを得ない。

        1巻毎にレビューを書いてから次を読んでいるのだが、正直ドンドン先を読みたくて仕方が無い。
        >> 続きを読む

        2012/09/20 by ice

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之七 明治十一年五月十四日
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第7/28巻

        新撰組三番隊組長 斎藤一の登場。

        たった一瞬しか登場しないが、新撰組一番隊組長 沖田総司の登場が嬉しい。

        るろうに剣心にハマっている理由の一つに、幕末直後という時代背景が有る。

        自分にとっての幕末は、かなり偏っており、新撰組。しかも沖田&土方が中心。

        こうなってしまった原因は、司馬遼太郎の新撰組血風録に惹かれたのが原因で、その中でも、沖田を描いた菊一文字というのが、あまりにも魅力的過ぎた。

        作品上では、沖田の愛刀とされている菊一文字だが、どうも実際は違った様子。
        それでも、私の中では、沖田=菊一文字で有ることは、今後も揺るがないだろう。

        話は戻って斎藤一。
        今後の展開は分からないが、第一印象は良くない。

        理由は良く分からないが、笑いを見せない暗さなんじゃないかと思う。
        ゴルゴ13のように、笑ったことが無いキャラクターでも好きになれるはずなのだが、不思議である。

        きっと、自らの殺人技術に特化したマシーンとしては、(ゴルゴと違い)主義主張を語り、成りきれていない部分を感じ、主義主張を語る割には、自らの剣技に頼り、大きな視点を感じない点に器の小ささを感じるのかもしれない。
        とりあえず、笑ってみることから始めようよ。と言いたくなる。

        次回より、面白いという評判の京都編に突入。剣心より人斬り抜刀斎が好きなので期待が高まる。
        >> 続きを読む

        2012/09/26 by ice

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之八 明治東海道中
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第8/28巻

        主要キャラクターが揃って京都を目指す。

        いろいろ心が弾む展開だが、四乃森蒼紫の復帰が何よりも嬉しい。

        剣心はもとより、四乃森蒼紫、斎藤一、相楽左之介。更には薫と弥彦までもが一斉に京都を目指す。
        道中、瀬田宗次郎や志士雄、そして新キャラの巻道操も登場しオールスターキャストの様相。

        8巻に至り、お気に入りキャラも概ね定まって来た気がするが、今のところ圧倒的に四乃森蒼紫。
        率いてきた御庭番衆への思いや、キレの有る剣技に惹かれるのはもちろんだが、おそらく一番王子っぽいそのルックスの影響が大で有ろう(笑)

        女性では高荷恵。
        他に大人の女性が登場していない以上、どうしても一人勝ちになるのは仕方がない。

        今回は京都への道中を描く都合上、ストーリーに大きな進展は無かったが、主要キャラクターそれぞれに活躍の場が用意され、ファンサービスの回で有ったように思う。

        今回大きく株が上がったのは斎藤一。
        これまでは強さだけが突出した、自分の思考を持たない殺人マシーンのように感じていたが、冷酷さの仮面の下の優しさが垣間見え、今後に大いに期待できる存在となった。

        第一印象が良くなかっただけに、このまま魅力が描かれ続けると振り幅の大きさから、一気にハマって行く可能性を感じる。
        恋愛もそういうところって有るよなぁ...

        マンガを読む習慣は無かったが、何だか馴染んで来た気がする。るろうに剣心読了後にも何か読んでみようかと思い始めた。
        >> 続きを読む

        2012/09/28 by ice

      • コメント 7件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之九 京都到着
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第9/28巻

        志士雄との対面。京都入りする剣心。

        逆刃刀を失った剣心。新たに持つことになるで有ろう剣はどのようなものなのだろうか。

        操との京都行で遭遇した傍若無人な志士雄の所業。
        乗り込んだ剣心は、志士雄その人と対面する。

        京都編と言うだけに、その途上で大ボスの志士雄との直接対決が有るわけが無いと、引いた視点で見てしまったが、変わりに瀬田宗次郎との対決が実現し、大きな伏線が張られたのが良かった。

        伏線という点では、左之介が新たな技を伝授され、その師匠に当たる人物のバックボーンも大きな伏線と言える。

        何はともあれ、京都入りした剣心一行。
        御庭番衆の残党とも合流し、まさに京都編のお膳立てが整ったように思う。

        興味深いのは、(人斬りを戒める逆刃刀とは言え)武士の魂とされる剣を失った剣心の動向。
        今回で解決することは無かったが、次に彼が持つ剣が、逆刃なのか?に興味が有る。

        コラムの中で、宗次郎のモデルが沖田総司で有ったと知った。

        美少年で有ることは納得なのだが、宗次郎では血色が良過ぎるのでは無かろうか。

        大立ち回りの際に深紅の吐血と言う沖田のイメージは、病弱とまでは言わないものの、一見、線が細くて血色が悪い、薄幸の美少年で有って欲しいものだ。

        魅力的なサブキャラクターが多いのも、この作品の特徴で有ると気付いた。
        >> 続きを読む

        2012/10/02 by ice

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十一 崩壊の序曲
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第11/28巻

        剣心への報復に燃える蒼紫。身体を張って外道に落ちる蒼紫を止めようとする翁。
        -
        やはり蒼紫がいい。目的のためには手段を選ばない冷酷さが、冷たい美しさを誇る外見と見事にマッチしている。

        打倒剣心。もはやそれだけに執念を燃やす蒼紫。

        自身の出身母体で有り、それを守るために人生を賭けていた御庭番衆さえも、その目的のためには捨て、志士雄との共闘に応じるなどとは、全く想像さえできなかった。

        こういう言い方は良くないのかもしれないが、どうせフィクションなのだから、これくらい吹っ切れたキャラクターの方が断然魅力が有ると言うものだ。

        瀕死の翁を目の当たりにし、敬愛していた蒼紫を敵として、自身が御頭になることを決心する操。
        この恋と大切なものの間で揺れる感情も、中々見応えが有る。

        瀬田宗次郎とともに、十本刀の双璧を成すという盲剣の宇水も登場し、いよいよ対決が迫って来たようだが、十本刀最弱?の張と佐之助の子供じみた言い合いの一幕も有り、もう少し引っ張るのかとも思えた。

        あまり注目されなそうだが、名シーンだと感じたのが、斎藤一が佐之助に、防御は鍛えたのか?と問うシーン。
        防御力ではなく攻撃力を増したと言い返す佐之助に、最強を目指す者はやはり長所を研ぎ澄ますものだと教えられた気がした。

        今回の剣心は、比古清十郎から飛天御剣流奥義を伝授されている途中とは言え、完全に脇役。
        早くお膳立てを整えていただき、真打の大立ち回りを期待したい。
        >> 続きを読む

        2012/10/13 by ice

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十二 京都大火
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第12/28巻

        飛天御剣流奥義「九頭龍閃」の伝授。ついに実行に移る志士雄の計画。

        長かった京都編の伏線準備が終わり、志々雄の号令により、一気に加速するストーリーがいい。

        飛天御剣流奥義伝授のため比古清十郎と向き合う剣心。
        今まであまり語られて来なかった剣心のバックボーンが明かされ、奥行きが増して行く。

        伝授叶ったその証に授与される白外套だが、はっきりと拒絶した剣心は正しい。
        やはり、あの時代でも、あんなマントを着ているヤツは変人としか思えないから...

        既に欠けていた1本を除き、ついに揃い踏みする十本刀。
        志々雄の号令一下、行動を開始する反逆軍。と迎え撃つ剣心や御庭番衆。

        各々の戦闘も見応え十分では有るが、今回はやはり勇壮な軍艦に尽きる。

        久々に見せ場を作った左之介が良かったし、敵とは言え、無駄な殺生を避けようとする剣心も良かった。

        やはり、幕末その時の人斬り抜刀斎の活躍が見たい自分にふと気付いた。
        >> 続きを読む

        2012/10/19 by ice

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十三 見事な夜
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第13/28巻

        いよいよ始まる十本刀との死闘。

        少し間延びして来た感も出始めていた京都編だが、やっと十本刀との対決が始まり一安心。

        前回、対決が始まるかと思わせて、結局は機会を改めることになったわけだが、そろそろ引っ張り過ぎに感じていた。

        今回も、すぐに場を改めて決戦となれば良かったのだが、なんやかんやですぐには始まらない。

        その間、何が有ったかと言えば、鬼と化したと思われた四乃森蒼紫救済の伏線程度。
        常にジェットコースター的な展開の早さを求めるのも酷だが、少し間延びしている感は否めない。

        とは言え、ついに始まった直接対決。

        最初の顔合わせは、早くも実現した安慈と左之介の子弟対決。

        安慈の哀しい過去と、彼の救済には見応えが有った。

        十本刀は残り8本。もう少し巻きでの展開を期待したい。
        >> 続きを読む

        2012/10/26 by ice

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十四 約束の時は今
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第14/28巻

        志士雄の本拠地でついに始まる死闘。

        宇水が弱過ぎ。巻きでストーリー展開して欲しいとは思ったものの、巻きにもほどが有る。

        志士雄配下では、瀬田宗次郎と並んで双璧ということだった盲剣の宇水。

        安慈と左之介の対決に続いて、 宇水と斎藤一という事実上の副将対決か?
        と、かなり盛り上がっていたのだが、とにかく 弱い。弱過ぎる...

        ただの十本刀の1本ならともかく、散々盛り上げておいて、これは無いと思う。

        ただ、その直後に四乃森蒼紫と剣心の再戦が叶い、こちらは中々見応えが有ったので気分が晴れた。

        「剣心に導かれ大切なものを思い出す。」

        蒼紫が、まさにそのパターンだが、少年マンガとしては王道で、これはこれで良いのだが、そればかりでは飽きて来る。

        修羅の道を歩むと決めたからには、その道を突き進んでもらってこそ、蒼紫カムバーック!的な、コアなファンができるのでは無かろうか。

        不気味に控える志士雄だが、他に魅力的なキャラが多過ぎて、完全に霞んでしまっている気がする。
        >> 続きを読む

        2012/10/27 by ice

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十五 巨人対超人
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね! sunflower
      • るろうに剣心 第15/28巻

        蒼紫との死闘に打ち勝ち、続く宗次郎との決戦に臨む剣心

        剣心ではなく、留守番組と比古清十郎が今回の主役。たまにはこういうのもいい。

        これまで好きだった作品を振り返ってみると、実は主役よりも魅力溢れるサブキャラクターに惹かれている場合が多い。

        例えば、アニメで言えば、1stガンダムのシャア。Zガンダムのクワトロ。(同じやん...)
        小説で言えば、三国志の趙雲とか、グイン・サーガのナリスやイシュトヴァーンなど、枚挙にいとまが無い。
        その点で言えば、るろうに剣心も魅力的なサブキャラクターが多く、この条件に合致している。

        とくに今回は、打倒志士雄を目指して敵陣深く乗り込んでいる、いわば主役級の面々ではなく、留守番組が事実上の主役だったように思う。
        毎度これでは成立しないのはもちろんでは有るものの、こういう回が有るからこそ、作品の世界観が深まるのだと改めて実感した。

        まぁ、何にしても今回一番光ったのは比古清十郎の登場シーン。
        こういうゾクっとすることをやられると一気に好きになってしまう。

        ただ、彼はあまりにもトンチンカンな格好なので、これくらいではまだ愛せない...

        十本刀ということで、10戦控えていることを想定して間延び感に苛まれていたが、こういう展開は読めなかった。さすがは人気作品!
        >> 続きを読む

        2012/11/15 by ice

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十六 摂理
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第16/28巻

        瀬田宗次郎と志々雄真実の過去。

        人それぞれの沖田総司。人それぞれのヒーロー。なんてことを思った。

        コラムで瀬田宗次郎のモデルは、司馬遼太郎の「新撰組血風録」で描かれる沖田総司で有ることが明かされている。

        新撰組(と言うより沖田総司)好きになったのは、まさにこの本での沖田の活躍を見てからなので思い入れ深い。

        同じ題材を元に、このマンガの著者がイメージした沖田と自分のイメージとを比較できるのが面白いわけだが、決定的に違うのが愛刀で有る「菊一文字」を持たせていないこと。

        どうも史実では、彼の愛刀は菊一文字では無かったようだが、新撰組血風録の世界観で言えば、非常に重要な位置を占めている。
        短編集になっていて、確かその名も「菊一文字」という作品が収録されていた記憶が有る。

        愛刀を持って登場していないからという理由だけでは有るまいが、これだけ思い入れの有るキャラクターから生まれているにも関わらず、宗次郎に対しては特別なんの感情も湧かないのが不思議なようで、面白くも有る。

        内容だが、宗次郎がなぜ感情を消し、志々雄と行動をともにするに至ったかが明かされる。

        結果的に、そこを突くことで宗次郎を倒す剣心だが、話に意外性が全くなかったため、盛り上げたわりには、あっさりと決着がついてしまい、肩すかしを食らった気分になった。

        続いてすぐに志々雄との一騎打ちに突入。序盤後のインターバルに事件が...

        志々雄と剣心の一騎打ちが繰り広げられているさ中、この巻のラストで乱入して来る彼。それはナシだろ...
        >> 続きを読む

        2012/12/14 by ice

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十七 決着
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第17/28巻

        京都編ついに完結。全員が死力を出し尽くした最終決戦。

        男同士の生死を賭けた激突のようでいて、密接に女性が絡んで来るところがリアルだと思った。

        倒された剣心の前に佇む志々雄。

        前巻のラストで、それはナシだろ!と突っ込まずにいられない登場を決めた斎藤だが、案外見せ場なく撤収...
        続く左之助はいつものことなので見過ごすとしても、蒼紫さえも見せ場が無かったのは残念だった。

        そんなこんなで剣心と志々雄の一騎打ちになるわけだが、お互いに最終奥義は隠し持っているものの、もはや戦闘シーンは見飽きた感が強く、かなりダレダレだったのは否めない。

        そこに登場した由美は良かった。
        あんな愛の形はとてもじゃないが受け入れられないけれど。

        大きな目標に挑み、孤独感に苛まれるような場合には、一人で戦っているようでいて、精神的には誰かに縋っているものなのかも知れない。

        その後、生存への執着を忘れそうになった剣心の心理に登場した薫も含め、最強を求めていく男性で有っても、結局は女性に支えられていることを思い知らされる。

        ただ、個人的には1カットしか登場していない恵がやはり一番魅力的に感じる。

        いくら少年誌とは言え、いい大人の剣心が、由美はともかく薫に惹かれるのは無理が有るのではなかろうか。

        これにて京都編終了。また集中力を取り戻させてくれる設定を期待したい。
        >> 続きを読む

        2013/01/02 by ice

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      るろうに剣心 - 明治剣客浪漫譚 - 巻之十八 十字傷はまだ有るか?
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね!
      • るろうに剣心 第18/全28巻

        京都編のエピローグと言った様相。

        京都編が終わり、江戸に戻った剣心だが、早速の二番煎じ的な敵の登場に若干ゲンナリ。

        江戸に戻った剣心に新たに迫り来る刺客。

        確か十本刀の1人だった風船のような体格の男が、まるで風船を割るようにして変身。
        中から黒装束に髑髏の仮面の新たなキャラクターが登場する。

        また、以前、剣心に片腕を落とされたガタイの良い男が、その腕にアームストロング砲を据え付け、再び剣心の前に現れる。

        彼の無差別テロ的なアームストロング砲発射により、牛鍋屋「赤べこ」が炎に染まる。

        雪代縁なる新ボスが、6人の同志を束ね、剣心に立ち向かうらしい。

        少年ジャンプ的と言うか、敵を倒せば更にスケールのデカイ敵を登場させる有りがちなパターン。
        しかも、今回はスケールアップさえしていないのではないかと一気に期待が萎んだ。

        せっかく魅力的なキャラクターがたくさんいるのだから、無理に新たな敵に活路を求めなくても良いのではなかろうか。
        >> 続きを読む

        2013/02/27 by ice

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています

【和月伸宏】(ワツキノブヒロ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚