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岩井俊二

著者情報
著者名:岩井俊二
いわいしゅんじ
イワイシュンジ
生年~没年:1963~

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このランキングは1日1回更新されます。
      ウォーレスの人魚
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      •  まずはあらすじを。

         ダーウィンと同じく「進化論」を唱えた博物学者・ウォーレスは、『香港人魚録』という奇書を残してこの世を去った。それから約100年後の2012年、雑誌記者のビリーは海難事故で人魚に遭遇、その捕獲に成功する。また、海で遭難した大学生が、海底にいたにも関わらず、3ヶ月後に生還するという事件が起こる。人はかつて海に住んでいたという壮大な説を巡り、多くの人々の思惑が渦巻きはじめた……。

         人魚伝説と進化のミッシングリンクが結びつけられ、非常に好奇心がくすぐられる物語となっています。

         人間が進化の途中で海に戻ったという説は、珍説ながら実際にあるようです。体毛や皮下脂肪、水かきなどについてとりあえずの説明はつきます。しかしなにより、ロマンがあっていいですねぇ。

         人類の起源だとか進化の謎だとか、考えてみると自分の生活には何の関係もないのだけれど、どうして無性に心が惹かれます。確かに、遠い過去や未来のなにがしが直接自分に影響するわけではありません。それらを夢想するとき、それは現実逃避にすぎないのではないだろうかと自問することもあります。でも、そういう時間をたまに持つことは、人生を充実させるために必要なことだと思います。きっと小説を読むこともそれに近いことなのでしょう。

         この作品を読んだ後には、海辺でたそがれたくなります。

         映画監督だけあってかストーリーの組み立て、場面の切り替え、見せ場がしっかりしていて、映像的な美しさがあるように思います。気のせいかもしれませんが。
         

         
        >> 続きを読む

        2014/11/10 by あさ・くら

      • コメント 3件
    • 2人が本棚登録しています
      トラッシュバスケット・シアター
      カテゴリー:映画
      3.0
      いいね!
      • kindle版。
        スワロウテイル制作中〜発表後にかけて執筆された、映画にまつわるエッセイ集。

        氏の制作する映画の雰囲気から想像するに、そこにはさぞかし繊細で叙情的な世界が展開されているのだろう、と期待して読みはじめるとそれほどでもなく…むしろ岩井氏自らそういった類の期待をぶち壊してやろうと企図している感も無きにしもあらず…下ネタもあるしね。

        スワロウテイル制作中の苦労や、それ以前の作品に関する言及もあり、岩井俊二作品が好きな方なら十分楽しめる内容。

        いちおう思い出の映画について語るという体裁はとってはいるが、個々の映画に関する記述はあっさりしているものが多かった。

        文章はさして上手いとは思わなかったけれど、差し挟まれるイラストが岩井氏が描いたものと知り、驚いた。イラストだけでもすぐにプロになれそう。
        >> 続きを読む

        2016/02/06 by maru

    • 1人が本棚登録しています

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