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横山秀夫

著者情報
著者名:横山秀夫
よこやまひでお
ヨコヤマヒデオ
生年~没年:1957~

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このランキングは1日1回更新されます。
      64
      64
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! ybook momomeiai kissy1986 92L
      • ニンテンドー64じゃないよ

        久しぶりに600ページ以上のハードカバーを読みました。
        D県警シリーズものなのですね。
        警察のしくみに興味がないのでそういう部分が読んでて苦痛。
        ストーリーは読み終えて見れば面白かったけど冗長な感じは否めない。
        本の厚みでいえば3/4すぎてから話のスピードがのってくる感じ。
        バランスが自分的に合わない作家さんでした。
        映画化されたものでは「半落ち」は良かった気がするけど「クライマーズハイ」は合わなかった気がします。

        (amazon解説)
        警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。
        >> 続きを読む

        2018/08/13 by motti

    • 他21人がレビュー登録、 60人が本棚登録しています
      半落ち
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! ryoji ooitee
      • 刑事部教官でもある梶が妻を殺したといい、警察に自供してきた。
        その場ですぐに逮捕となったが、自供してきたのは妻を殺してから2日後。
        その空白の2日間を巡り、梶に関わる人間が四苦八苦する。

        梶は中心人物ではあるが、語りは6人の人物。
        それは警察関係や弁護士に検事。そして記者に裁判官に刑務官。
        彼らの人生模様と同時に、浮かび上がっていく梶の人物像。

        約300ページの中で、空白の真相が明かされるのは残り10ページ。
        その重い梶の決断が容赦なく胸を打つ仕上がり。
        自身の命は生きているのではなく、生かされていると感じることが出来るラスト。
        >> 続きを読む

        2018/09/01 by オーウェン

    • 他9人がレビュー登録、 47人が本棚登録しています
      第三の時効
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 初の短編集でした。
        読み始めの「沈黙のアリバイ」の最後で一気に引き込まれました。
        分には短編集は向いていないのかな…と感じたところでの急展開でした。
        「囚人のジレンマ」での捜査一課の見事なまでの個性の表現は、長編小説に匹敵するほど登場人物の全体像をハッキリと読者に伝えています。
        それ以降事件の展開はもちろんですが、登場人物の魅力にどんどんハマっていくという表現が合うかな…と思います。
        「モノクロームの反転」の一班の朽木班長と「密室の抜け穴」の三班の村瀬班長がとても魅力的です。
        >> 続きを読む

        2018/09/17 by chiiiisim

    • 他8人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      陰の季節
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ooitee
      • 横山さんお得意の警察もの短編集4作。

        「陰の季節」
        人事課に勤務する二渡は査定をする中で、OBの尾坂部が任期を過ぎても辞めないという情報を知る。
        後が閊えているだけに、何とかその理由を知ろうとする。

        「地の声」
        監察課の新堂は、生活科の曾根が女性との密会をしているとのタレコミを知る。
        周辺を視察するがその理由がわからない。

        「黒い線」
        警務課の府警七尾は、同僚の瑞穂が急な欠勤に違和感を覚える。
        その後捜索するも足取りをつかめず。
        瑞穂の失踪の理由とは。

        「鞄」
        警務部秘書課の柘植は議会対策のため各課の課長に質問を伺っていると、鵜飼から爆弾質問が出ると知る。
        過去のいざこざから何を言うのか問い詰めるが、当日までは話さないと頑なに固辞する。

        4話ともしっかりとした理由付けがあるから納得できるし、その類いかと驚く転換もありで4話とも面白い。
        >> 続きを読む

        2018/09/17 by オーウェン

    • 他5人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      クライマーズ・ハイ
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! tanreinama
      • あの有名な「御巣鷹山墜落事故」を題材に、地方新聞の「北関」の記者の壮絶なやり取りの話しです。どの記事を一面に載せるか、その戦いが面白い。主人公の「悠木」の一歩も引かない態度や、部下に対する気配りが読んでいて、参考になる。また親子の関係の難し面も描かれていて、「悠木」の家庭での居場所の無さが面白い。どこの家庭でも父親は肩身が狭いのだと、痛感される。たしか映画では「堤真一」が「悠木」役だったと思いますが、まさにはまり役と思います。この本は魂が揺さぶられると思います。 >> 続きを読む

        2018/04/08 by rock-man

    • 他5人がレビュー登録、 39人が本棚登録しています
      ルパンの消息 長編推理小説
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! rock-man
      • 伏線、どんでん返し、意外性が詰まってます。
        警察のマニアックな描写ではなく、人間の心理や醜い部分も散りばめた作品です。
        推理小説の醍醐味も感じつつ、ハッピーエンドというわけではないけど、読み終えた後爽快感がありました。
        >> 続きを読む

        2017/11/30 by ryoji

      • コメント 1件
    • 他5人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      クライマーズ・ハイ
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!

      • 横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」は、恐らく彼の作品の中では一番優れた小説ではないかと思っています。

        この小説は、山の小説であると同時に、これは仕事と組織の小説でもあると思う。

        主人公の悠木は、群馬県の地方紙、北関東新聞(略して北関)のベテラン社会部記者。
        1985年8月12日、彼は同僚の安西と谷川岳の絶壁「衝立岩」に挑戦する予定だった。

        ところが、社を出る直前、衝撃的なニュースが飛び込んでくる。
        520人の乗客を乗せた日航ジャンボ機が、長野と群馬の県境付近で消息を絶ったというのである。

        もしも墜落場所が群馬なら大ごとだ。墜落現場が、群馬県の御巣鷹山と判明し、その時点で事故の全権デスクを任された悠木は、それから1週間、事故報道に翻弄される。

        一方、先に谷川岳に向かったはずの安西もまた、山には行かず、前橋の歓楽街で倒れ、意識不明の状態で病院に運ばれていたのだ。

        全国紙がひしめく中で、果たして北関は地元紙の面目を保てるのか。
        そして、安西の行動の謎は?-------。

        御巣鷹山の日航機事故と、それを報道する地元新聞。でありながら、この小説は、事故現場そのものを一切登場させることなく進行する。

        主人公は、なにせデスクだから、本社に張りついて現場とのやりとりや原稿チェックや上との調整に明け暮れるだけ。
        それなのに、息もつかせぬ展開を見せるのはなぜか?

        それは、ドラマの核心部分が、社内の人間関係にあるからなのだと思う。
        北関では、事件といえば、1971年の大久保清事件と翌年の連合赤軍事件を指していた。

        「『大久保連赤』と詰めて呼ぶ。担当した記者の多くはその後の記者人生を一変させた。一言で言うなら天狗になった。十三年もの間、事件の遺産で飯を食ってきた。『大久保』の昔話で美味い酒を飲み、『連赤』の手柄話で後輩記者を黙らせ、何事かを成しえた人間であるかのように不遜に振る舞ってきた」

        世界最大の航空機事故は、「その古き良き時代」の終焉を意味する。
        いまや出世して要職にある当時の記者と、「大久保連赤」時代を知らない20代、30代の若手記者との間に挟まったデスクの立場ひとつとっても、衝突や軋轢や齟齬のタネには事欠かない。

        小説の舞台は新聞社だが、部署間の対立から、社内派閥まで、どんな組織で働く人にも思い当たる点が、多々あるに違いない。

        主人公の悠木は熱血漢だし、舞台が陽の当たりにくい地方紙というところがまた、中島みゆきの歌ではないけど、天の星ならぬ「地上の星」なんですね。

        ただし、著者・横山秀夫は、彼の「半落ち」同様、「プロジェクトX」式の勝者の話は書かない。
        この「クライマーズ・ハイ」は、「敗北の美学」の物語であると思う。

        衝立岩を一緒に登るはずだった安西が残した謎の言葉は、「下りるために登るんさ」-------。
        この言葉には胸にグッとくるものがありますね。

        下りるために日々登る。これは、まさしく働く男たちへの応援歌だと思いますね。

        >> 続きを読む

        2018/10/07 by dreamer

    • 他4人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      動機
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 横山さんの短編は危機的状況から必ず脱するようなオチがラストにある。

        「動機」
        警務課の貝瀬が提案した警察手帳の一括保管。
        しかし署内で30冊の窃盗が発生し、犯人の追及を貝瀬は2日間で終えなければならない。

        「逆転の夏」
        出所した男に殺人依頼の電話が。
        そこに金の上乗せによって殺人を実行に移そうとするが。

        「ネタ元」
        女性記者が得た特ダネに対し、ライバル社の虚々実々の駆け引きが。
        今と違って男尊女卑が如実に出ている中身。

        「密室の人」
        裁判中に居眠りをしてしまった裁判官の行く末。
        なぜ眠ったのか意外な謎が最後に明かされる。
        >> 続きを読む

        2018/09/26 by オーウェン

    • 他4人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      臨場
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!

      • 横山秀夫の全8話を収録した連作短篇集「臨場」を読了。

        従来、横山秀夫が得意としてきた刑事警察以外の部署をクローズアップする舞台設定が、この短篇集でも活きていると思う。

        通しのキャラとして全話に登場するのは、50代のやり手の検屍官・倉石義男。
        初動の捜査段階で現場の検分を担当する鑑識畑の警察官だ。

        当然、事件発生時に残されていた物的証拠が、それぞれの作品内で克明に綴られる。

        例えば、第一話「赤い名刺」では、コンパニオンとして働く若い女性の首吊り死体が、自分の部屋で発見される。

        ロープを吊るすのに使った、ぶら下がり健康器の形状、家具の位置、そして死体の状態など、データの数々が惜しげもなく提示され、我々ミステリファンの謎解きへの欲求をグイグイと刺激してくれるのだ。

        しかし、こうしたデータは、あくまで作品を成立させるための土台であって、全てではない。
        現場以外で主要人物たちが何気なく交わした、ほんの一言、人物のキャラそのものなど、結末に至るまで見落とせない箇所がいくらでも散らばっている。

        だが、これもまた、ジャブ程度のミステリの技巧であって、実は作品の構造自体、一筋縄ではいかないんですね。

        一篇につき一つの謎では終わらず、小さな事件が小刻みに積み重ねられ、それらが連関しつつ解決へと向かっていくのだ。

        例えば、第四話「餞」は、刑事部長のもとに送られ続けていた、差出人不明の年賀状と暑中見舞いが謎として冒頭で紹介され、途中、殺人事件の犯人探しも無視できないエピソードとして挿入される。

        通しキャラの検査官・倉石義男は、酒、女、ギャンブルをこよなく愛する無頼派。
        しかし、視点人物は、彼の部下、上司など作品ごとに変わる。

        警察内のはみ出し人間から感化される者の心の揺れを描き、"組織と個人の関係"をテーマとして追求し続ける、横山秀夫の変わらぬ姿勢にも、とても好感が持てますね。

        >> 続きを読む

        2018/10/16 by dreamer

    • 他4人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      震度0
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 女社会のドロドロは、権力争いを伴う男社会のそれに比べたら可愛いものだと思った。組織を守るという大義で黙殺されてきた罪はどれだけあるのだろう。 >> 続きを読む

        2018/04/14 by aki

    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      真相
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 人はよっぽどのことがなければ殺人なんて出来ないのだ、とは昔どこかで読むか聞くかした話。殺人の裏にはたくさんの真相があって、周りの関係者がそれを知り、様々な想像を巡らせ、考える。そこまで含めて一つの物語なのだと思う。 >> 続きを読む

        2018/04/08 by aki

    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      半落ち
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!

      • 寺尾聡主演で映画化もされた、横山秀夫の初の長篇小説「半落ち」を、じっくりと読了。

        温厚な人柄で知られる梶警部が、痴呆に苦しむ妻を殺したと自首してくる。

        取調べは順調に進み、梶警部は完全に「落ち」たかと思われたが、ただ一点、殺害から自首までの二日間の行動についてだけは、頑として答えようとしない。

        これでは「完落ち」ではなく「半落ち」だ-------。

        取調べに当たった同僚刑事をはじめ、検察官、判事、弁護士、新聞記者らが、それぞれの立場から「空白の二日間」の真相に迫ろうとする。

        裁判の進行に合わせて探偵役がバトンタッチされていくという構成の妙と、彼らが梶警部の心を探る過程を通して、自らが抱える問題にも直面していかざるを得ないという、各話のドラマ性が一体となって、ページを繰るのももどかしいほどの面白さ。

        この作品が、高く評価されているのも納得の傑作だと思う。

        もっとも、ラストの10ページでようやく明かされる「真相」が、長篇一本を支えるにしては少し弱いのが、残念といえば言えるような気がしてならない。

        確かに、いくつか伏線は張ってあるし、人間味あふれる真相はそれなりに感動的なのだが、それまでその謎に向かって進んできた物語が落ち着く先としては、いかにも軽いのだ。

        「ラストが泣ける」という評価が多いのも気になるところで、ミステリを読んで泣こうと思っていない読者にとっては、この傑作小説を手に取りにくくさせているのではないかという気がしますね。

        もちろん謎解きで満足させ、なおかつ泣かせてくれるなら文句はないのですが、この「半落ち」の場合は、そのバランスがやや悪いと言わざるを得ないと思いますね。

        >> 続きを読む

        2018/04/30 by dreamer

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      出口のない海
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • ひじの故障のため期待された活躍ができない主人公・並木浩二が太平洋戦争が激化する中、特攻人間魚雷「回天」舞台に配属される。

        特攻魚雷と聞いて逡巡し心が揺れるが、恋人やかつての大学仲間とのやりとりでとうとう最後は搭乗することに決める。

        人間魚雷「回天」の狭さ、故障の多さ、運転の難しさ、そして搭乗者の恐怖がひしひしと伝わってくる。

        最後に並木はこだわっていた魔球を遂に編み出すが、飼い犬のカイテン以外の誰にも見せることはなかった。泣けました。
        >> 続きを読む

        2016/07/19 by STALIN

    • 他2人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      看守眼
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      •  『陰の季節、動機、顔FACE、深追い、第三の時効、影踏み』と横山さんの短編を読んできたが、私は、この短編集が一番好きだ。中でも、自分にもたらされた不幸を盾に、誠実さを失い欲に走ったために地金を見極められてしまうという『自伝』は、名作だと思う。

         不可抗力によってもたらされる事件、自分の不注意が原因で起こる事故、いずれも見ようとしなければ見えないし、隠そうとすればするほど大きくなる可能性を持っている。また、誰もが自分の不幸には敏感だが、自分の幸運には鈍感であり、陰で悔しがっている人に気がつかないものである。
        >> 続きを読む

        2014/09/02 by カカポ

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      顔
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! starryeyed
      • おもしろかった!

        久々に本当の意味で楽しい読書が出来た!

        横山秀夫さんはお初の作家さんでした。読んでいて思ったのは「なんて、こんなにも読みやすいのか!?」ということ。流れるような文章、テンポの良い構成、小気味良い会話劇。飽きさせない、むしろ読み進めていくうちにどんどんと惹き込まれていく物語のおもしろさ。無駄のない、雑味を一切取り除いたストーリーの上手さにはほんとに脱帽。さすが横山秀夫さん!!と思った。

        主人公の平野瑞穂巡査。この瑞穂が凄く良い。絶対的な正義感と骨の髄まで警察官。でも、ひとりの若い女性に変わりはなく色々なことで悩み、男権社会の中で必死に食らいつき頭を上げ立ち向かっていく様は圧巻の一言。とても、かわかっこいい!

        本当に流麗な文章には魅せつけられた。本当に上手い。


        是非続刊、瑞穂が主人公の作品があるのならば読んでみたい!

        今回は pechacaさんがこの作品を読まれてやり取りをしていく中で読みたいと思い実際読ませて頂き楽しませて頂きました。 pechacaさん、素敵な作品を教えて頂きありがとうございました!


        今回も(いつもより)良い読書が出来ました!
        >> 続きを読む

        2016/08/27 by 澄美空

      • コメント 8件
    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      深追い
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • タイトル通り、
        解決とされた事件や自分に関係のない事件にまで
        首を突っ込んでいく警察官にスポットを当てたストーリー。

        警察署と官舎が一体となった「三ツ鐘村」と呼ばれる場所で
        働き、生活している警察官の息苦しさは尋常でない。

        刑事の意地や正義感からではなく
        私情持ち込みまくりの捜査。
        警察官といえども普通の人間なのだと実感させられる。

        7つの事件を描く短編小説だが、
        一つひとつが読み応えがあり大満足の一冊。
        >> 続きを読む

        2016/03/17 by アスラン

      • コメント 5件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      ルパンの消息 長編推理小説
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 伏線貼り過ぎな感はあるものの、回収されていくすっきり感は中々のもの。みーさんのキャラが良い。大事なものを守りたいという気持ちはいいことにも悪いことにもどちらにでも強い力を発するものだな。 >> 続きを読む

        2018/03/24 by aki

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      影踏み
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 警察側の小説は今まで何度も読んできましたが、泥棒が主役の本は初めてでした。
        それぞれが短編ですが、どの話も読み始めたら止まらなくなり、耳の中にいる双子の弟とのやりとりが新鮮でした!
        ラストが少し切なくなりますが、それもまたいいです。
        >> 続きを読む

        2015/04/24 by れーー

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      深追い
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 権力や見栄に支配されて醜い足の引っ張り合いをしてみたり、ふとしたことで人同士の絆の大切さを思い出したり。人と関わることは面倒だけれど、そこからしか生まれないあたたかさもあると思い出させてくれる。 >> 続きを読む

        2018/03/31 by aki

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      第三の時効
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 横山秀夫のすこぶる評判がいい警察小説「第三の時効」を読了しました。

        警察小説というと、普通は殺人や誘拐などの凶悪な事件を解決するまでの、捜査当局、つまり刑事たちの活躍を描いたものというのが、一般的な捉え方だろうと思う。

        ところが、そうした"常識"にとらわれず、全く新しい観点から切り込んだ警察小説が、かなり増えてきたように思う。

        これらはまず、警察という、ある種、極めて特殊な組織を一般の会社と同じ地平で見ることから始まっていると思う。

        警察にも一般の会社と同じように、人事や総務、経理に相当する部署はあるし、全ての人間が犯罪捜査に関わっているわけではない。
        また、大勢の人間が働く場所では、おのずと同僚や上司との人間関係の確執、齟齬、あるいは競争意識も芽生えてくる。

        その意味では、彼らも会社人間なのだ。でありながら、同時に犯罪を撲滅し、社会の規範を示す役割も担っているんですね。
        これら新傾向の警察小説は、その辺りの特殊性に注目しているのだと思う。

        なかでも、横山秀夫は、そういった「組織の一員」たる警察官たちの人間群像及び心理状態を、ほとんど初めて白日の下にさらけ出した作家だと言えると思いますね。

        例えば、この「第三の時効」に収められた6篇は、いずれもF県警の捜査第一課を中心に描かれる。
        この捜査第一課には、三つの班があり、それぞれが競うように事件の解決を目指して活動している----とそこまではいいとします。

        問題は、ムラ社会である警察組織の中にあって、班は最小単位の「家族」にあたる。
        だからこそ、刑事たちは班長に恥をかかせないよう、いかなる手段を用いても他の班よりも実績を上げようと努力する。

        それがひいては、自分の出世につながるからだ。
        しかしながら、ではそういう状態が高じてくるとどうなるか?-------。

        一家三人刺殺事件を描いた「モノクロームの反転」がいい例だが、班同士が互いに情報を隠し合って、けんか腰になるほどバラバラの行動をとるんですね。

        とはいえ、横山秀夫の眼目は、警察組織のいい加減さを描くものではないと思う。
        いや、それどころか、刑事たちのあふれんばかりの人間性、正義感に強烈なシンパシーを感じさせてくれるのだ。

        これこそが、横山秀夫という作家の魅力だろう。

        >> 続きを読む

        2018/08/20 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています

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