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横山秀夫

著者情報
著者名:横山秀夫
よこやまひでお
ヨコヤマヒデオ
生年~没年:1957~

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このランキングは1日1回更新されます。
      64
      64
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! ybook momomeiai kissy1986 92L
      • 圧巻のハードカバー647ページ、手が何回も痺れた。初めて読む著者で、もらっている賞からして推理小説と思った。
        D県警広報官の三上の高2の娘は2ヶ月前に家出をして行方知れずだった。それでも日々メディア対応に追われていた。そんな時、警察庁長官が時効を一年前に控えた64(昭和64年に起きた小1女子誘拐殺人事件)の現地視察があると上部から伝えられる。三上は被害者の父親に長官の訪問を了承してほしいと頼みにいくが断られる。三上が事件当時の自宅担当班のメンバーを洗っていくうちに、事件当時の大失態があり、ずっと隠蔽してきたことがわかる。
        その後、なぜか被害者の父親から了承が取れ、長官の来訪が翌日に迫る日に64を模倣した誘拐事件が発生する。この事件の顛末は声に出して「あっ!」と言ってしまったくらいだった。
        >> 続きを読む

        2017/10/24 by konil

    • 他20人がレビュー登録、 59人が本棚登録しています
      半落ち
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! ryoji
      • 純然たるヒーローなんてめったにいないけれど、その当然の弱さに親近感を覚えるのもまた事実。
        唯一と思われた絆をなくした男がなぜ生きていられるのかと言うと、周りには決して見せないと心に決めた他の絆があったから。生きる理由というのは本当に死にたくなったときにようやく見つめられるのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2018/04/20 by aki

    • 他8人がレビュー登録、 46人が本棚登録しています
      第三の時効
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 沈黙のアリバイの犯人の小細工にキリキリした。自白というと普通は自分が不利になる劇薬のように思えるが、使い方によっては有効な武器にもなりえるということ。改めて言葉の力の大きさを感じる。 >> 続きを読む

        2018/04/15 by aki

    • 他7人がレビュー登録、 28人が本棚登録しています
      クライマーズ・ハイ
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! tanreinama
      • あの有名な「御巣鷹山墜落事故」を題材に、地方新聞の「北関」の記者の壮絶なやり取りの話しです。どの記事を一面に載せるか、その戦いが面白い。主人公の「悠木」の一歩も引かない態度や、部下に対する気配りが読んでいて、参考になる。また親子の関係の難し面も描かれていて、「悠木」の家庭での居場所の無さが面白い。どこの家庭でも父親は肩身が狭いのだと、痛感される。たしか映画では「堤真一」が「悠木」役だったと思いますが、まさにはまり役と思います。この本は魂が揺さぶられると思います。 >> 続きを読む

        2018/04/08 by rock-man

    • 他5人がレビュー登録、 40人が本棚登録しています
      ルパンの消息 長編推理小説
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! rock-man
      • 伏線、どんでん返し、意外性が詰まってます。
        警察のマニアックな描写ではなく、人間の心理や醜い部分も散りばめた作品です。
        推理小説の醍醐味も感じつつ、ハッピーエンドというわけではないけど、読み終えた後爽快感がありました。
        >> 続きを読む

        2017/11/30 by ryoji

      • コメント 1件
    • 他5人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      陰の季節
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 以前、この作品にも出てくる平野瑞穂巡査部長が主人公の短編集を読み此方のサイトにレビューをあげた際に他の方からおもしろい作品がありますよと教えて頂いたのがこの作品を読む、購入したきっかけ。長らく本棚で熟成していて(と言っても1章読み寝かせ2章目読んでまた本棚へをしていたのでずっと寝かせていたわけではない・・のかな?)今回漸く読み終えられました。

        いきなり話が逸れますが、今絶賛風邪を引いておりまして(と言ってもそんなに酷いわけではなくてちょっと日々の疲れが溜まってその余波が身体に来てしまった感じです。微熱が少々続いているだけでしてその他の諸症状は今の所ない感じでもあります)そんな中本当は寝て安静にしていたほうが良いのかもしれませんが「ちょっと、ちょっとだけ読んでみようかなぁ・・・」と思い読み始めたら止まらなくて結局最後まで読んでしまいました・・・まあ、息抜きも大事だし楽しいことして風邪を吹っ飛ばせ!と自分に言い聞かせています(笑)


        えーと、本題に戻りまして。笑
        作品としては流石の一言に尽きます。面白くないわけがありません。
        安定しています。警察内部の事も然り警務部や人事部という一見地味な部署の話が多いですがそこは矢張り天下の横山秀夫氏。見事なストーリーテラーぶりでした。もう、圧巻です。自分如きが何かをいう、批評するのも躊躇われる、憚れるくらいの筆力と地力です。


        自分は冒頭にも書きましたが平野瑞穂巡査部長が主人公の作品「顔 FACE」を先に読みこの作品にも登場すると聞いて購入しました。ので、目当ては瑞穂のお話だったわけです。ただ、読み終えて思うのは他の3つのお話も凄いなと。確かに瑞穂のお話も文句なく面白かったのですが他の3つのお話のレベルの高さが尋常じゃなくって。もう、するすると入ってきてどんどん物語に惹き込まれていきました。

        気が付けば捲る頁が無くなっているという不思議な体験をもしました。もう一度言います、流石です。


        兎に角かっこいい。それだけですかね。他は何を言っても個人的な戯言になるのでこれ以上は言いません・・・あ、別に書くことが無いとか言いたいことがまとまっていないからとかじゃないんだからね!笑


        まあ、風邪を引いて安静にしていなければいけなかったからこそ集中して読書が出来たという見方も今冷静になって思います。だからなんなんだといわれると答えに窮しますが(笑)


        また機会があれば横山秀夫さんの作品、読んでみたいなぁと思います♪♪


        今回も良い読書が出来ました!
        >> 続きを読む

        2018/05/03 by 澄美空

      • コメント 4件
    • 他4人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      震度0
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 女社会のドロドロは、権力争いを伴う男社会のそれに比べたら可愛いものだと思った。組織を守るという大義で黙殺されてきた罪はどれだけあるのだろう。 >> 続きを読む

        2018/04/14 by aki

    • 他3人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      クライマーズ・ハイ
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      •  仕事柄、横山秀夫さんと浅田次郎さんの本は、ほぼ読んでます。
        横山本の中では、やっぱりこれが最高だと思います。
        県警シリーズ、半落ちもいいけど。
         本書のリアリティーは太鼓判。新聞記者の思考パターンを正確にトレースして作品に仕立てています。衝撃を感じたなぁー。このあと、ひたすら新刊が出るたびに読みました。県警シリーズや半落ちも面白かった。64はうーんかな。前評判のわりに。応援しています。
        >> 続きを読む

        2015/02/23 by masa1011

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      動機
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!

      • 短編集ということもあり、読みやすくて一気に読了しました。

        表題作の「動機」の他、「逆転の夏」「ネタ元」「密室の人」の四編が収録されています。

        この四編の中で最も良かったのが「動機」ですね。
        警察署で一括保管していた三十冊の警察手帳が盗まれるという前代未聞の事件が起こる。

        この「動機」は、そのタイトル通り、犯人の"動機"がキーワードになる。
        署内での事件であるため極力、公にすることを控えようとする警察本部の制約を受けながら、警務課企画調査官の貝瀬は、自ら捜査に当たることになる。

        内部犯行だと確信した貝瀬は、同僚を犯人だと思うが、当然のように刑事部との軋轢がある。
        「てめえは何を守ってんだ」と怒鳴られて、「家族だ」という貝瀬に、刑事も今度はしんみりと「俺も同じだ」と応える。

        警察官の魂とも言われる「警察手帳」を背景に、警察官という職業、警察官としての矜持、そして、警察官という人間に厳しく迫った秀作だと思う。

        この「動機」もそうだが、ミステリに不可欠の"謎"が、この短編集のいずれにも組み立てられて、読み手をぐいぐい引き込む力があるんですね。

        殺人の刑を終えて出所した男に、再び殺人を依頼する電話が来る「逆転の夏」の"謎"。

        大手の新聞社から地方紙の女性記者に引き抜きの話が来る「ネタ元」の"謎"。

        年若い女を後妻にしていた裁判官が、公判中に居眠りをしてから起こる「密室の人」の"謎"。

        いずれの作品も、次のページを繰るのももどかしいほど、読み応えがありましたね。

        >> 続きを読む

        2018/05/08 by dreamer

    • 他3人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      臨場
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • ドラマから入りました。イチが若くない代わりに小坂が若かったり、小説版からえぐさが少し薄れていたり、という違いはあるものの、倉石の人間的魅力は変わりない。権威に媚びず、自分の仕事に恐ろしいほどのプライドを持っている。観察眼が鋭く、でもあたたかい心の持ち主。こんな上司がいたら心強いだろうな。 >> 続きを読む

        2018/04/23 by aki

    • 他3人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      真相
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 人はよっぽどのことがなければ殺人なんて出来ないのだ、とは昔どこかで読むか聞くかした話。殺人の裏にはたくさんの真相があって、周りの関係者がそれを知り、様々な想像を巡らせ、考える。そこまで含めて一つの物語なのだと思う。 >> 続きを読む

        2018/04/08 by aki

    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      半落ち
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!

      • 寺尾聡主演で映画化もされた、横山秀夫の初の長篇小説「半落ち」を、じっくりと読了。

        温厚な人柄で知られる梶警部が、痴呆に苦しむ妻を殺したと自首してくる。

        取調べは順調に進み、梶警部は完全に「落ち」たかと思われたが、ただ一点、殺害から自首までの二日間の行動についてだけは、頑として答えようとしない。

        これでは「完落ち」ではなく「半落ち」だ-------。

        取調べに当たった同僚刑事をはじめ、検察官、判事、弁護士、新聞記者らが、それぞれの立場から「空白の二日間」の真相に迫ろうとする。

        裁判の進行に合わせて探偵役がバトンタッチされていくという構成の妙と、彼らが梶警部の心を探る過程を通して、自らが抱える問題にも直面していかざるを得ないという、各話のドラマ性が一体となって、ページを繰るのももどかしいほどの面白さ。

        この作品が、高く評価されているのも納得の傑作だと思う。

        もっとも、ラストの10ページでようやく明かされる「真相」が、長篇一本を支えるにしては少し弱いのが、残念といえば言えるような気がしてならない。

        確かに、いくつか伏線は張ってあるし、人間味あふれる真相はそれなりに感動的なのだが、それまでその謎に向かって進んできた物語が落ち着く先としては、いかにも軽いのだ。

        「ラストが泣ける」という評価が多いのも気になるところで、ミステリを読んで泣こうと思っていない読者にとっては、この傑作小説を手に取りにくくさせているのではないかという気がしますね。

        もちろん謎解きで満足させ、なおかつ泣かせてくれるなら文句はないのですが、この「半落ち」の場合は、そのバランスがやや悪いと言わざるを得ないと思いますね。

        >> 続きを読む

        2018/04/30 by dreamer

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      出口のない海
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • ひじの故障のため期待された活躍ができない主人公・並木浩二が太平洋戦争が激化する中、特攻人間魚雷「回天」舞台に配属される。

        特攻魚雷と聞いて逡巡し心が揺れるが、恋人やかつての大学仲間とのやりとりでとうとう最後は搭乗することに決める。

        人間魚雷「回天」の狭さ、故障の多さ、運転の難しさ、そして搭乗者の恐怖がひしひしと伝わってくる。

        最後に並木はこだわっていた魔球を遂に編み出すが、飼い犬のカイテン以外の誰にも見せることはなかった。泣けました。
        >> 続きを読む

        2016/07/19 by STALIN

    • 他2人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      看守眼
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      •  『陰の季節、動機、顔FACE、深追い、第三の時効、影踏み』と横山さんの短編を読んできたが、私は、この短編集が一番好きだ。中でも、自分にもたらされた不幸を盾に、誠実さを失い欲に走ったために地金を見極められてしまうという『自伝』は、名作だと思う。

         不可抗力によってもたらされる事件、自分の不注意が原因で起こる事故、いずれも見ようとしなければ見えないし、隠そうとすればするほど大きくなる可能性を持っている。また、誰もが自分の不幸には敏感だが、自分の幸運には鈍感であり、陰で悔しがっている人に気がつかないものである。
        >> 続きを読む

        2014/09/02 by カカポ

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      顔
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! starryeyed
      • おもしろかった!

        久々に本当の意味で楽しい読書が出来た!

        横山秀夫さんはお初の作家さんでした。読んでいて思ったのは「なんて、こんなにも読みやすいのか!?」ということ。流れるような文章、テンポの良い構成、小気味良い会話劇。飽きさせない、むしろ読み進めていくうちにどんどんと惹き込まれていく物語のおもしろさ。無駄のない、雑味を一切取り除いたストーリーの上手さにはほんとに脱帽。さすが横山秀夫さん!!と思った。

        主人公の平野瑞穂巡査。この瑞穂が凄く良い。絶対的な正義感と骨の髄まで警察官。でも、ひとりの若い女性に変わりはなく色々なことで悩み、男権社会の中で必死に食らいつき頭を上げ立ち向かっていく様は圧巻の一言。とても、かわかっこいい!

        本当に流麗な文章には魅せつけられた。本当に上手い。


        是非続刊、瑞穂が主人公の作品があるのならば読んでみたい!

        今回は pechacaさんがこの作品を読まれてやり取りをしていく中で読みたいと思い実際読ませて頂き楽しませて頂きました。 pechacaさん、素敵な作品を教えて頂きありがとうございました!


        今回も(いつもより)良い読書が出来ました!
        >> 続きを読む

        2016/08/27 by 澄美空

      • コメント 8件
    • 他2人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      深追い
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • タイトル通り、
        解決とされた事件や自分に関係のない事件にまで
        首を突っ込んでいく警察官にスポットを当てたストーリー。

        警察署と官舎が一体となった「三ツ鐘村」と呼ばれる場所で
        働き、生活している警察官の息苦しさは尋常でない。

        刑事の意地や正義感からではなく
        私情持ち込みまくりの捜査。
        警察官といえども普通の人間なのだと実感させられる。

        7つの事件を描く短編小説だが、
        一つひとつが読み応えがあり大満足の一冊。
        >> 続きを読む

        2016/03/17 by アスラン

      • コメント 5件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      ルパンの消息 長編推理小説
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 伏線貼り過ぎな感はあるものの、回収されていくすっきり感は中々のもの。みーさんのキャラが良い。大事なものを守りたいという気持ちはいいことにも悪いことにもどちらにでも強い力を発するものだな。 >> 続きを読む

        2018/03/24 by aki

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      影踏み
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 警察側の小説は今まで何度も読んできましたが、泥棒が主役の本は初めてでした。
        それぞれが短編ですが、どの話も読み始めたら止まらなくなり、耳の中にいる双子の弟とのやりとりが新鮮でした!
        ラストが少し切なくなりますが、それもまたいいです。
        >> 続きを読む

        2015/04/24 by れーー

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      深追い
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 権力や見栄に支配されて醜い足の引っ張り合いをしてみたり、ふとしたことで人同士の絆の大切さを思い出したり。人と関わることは面倒だけれど、そこからしか生まれないあたたかさもあると思い出させてくれる。 >> 続きを読む

        2018/03/31 by aki

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      看守眼
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! ooitee
      • 基本的に横山さんは警察関係だったり、報道だったりが舞台の作品が多い。
        短編でもそうで、職業を変えてあれこれ話を披露していく。

        表題作は看守の見つめる視線が優しい。

        「自伝」ライターが富豪の自伝を書く権利を得たが、そこには裏が。

        「口癖」些細なことでという部分を突き付けてくるドラマ。

        「午前5時の侵入者」何気ないことが幸せだと気づかせるラストが上手い。

        「静かな家」新聞の編集者が体験した事件の顛末と推理。

        「秘書課の男」後悔を前向きに見つめるラストに希望を見せる。
        >> 続きを読む

        2018/02/23 by オーウェン

    • 2人が本棚登録しています

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