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渡辺潤

著者情報
著者名:渡辺潤
わたなべじゅん
ワタナベジュン
生年~没年:1968~

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このランキングは1日1回更新されます。
      モンタージュ 三億円事件奇譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね! yuki8322
      • 三億円事件奇譚 - モンタージュ 第1/11巻(未完結)

        昭和最大の未解決事件とも言われる「3億円事件」を題材にした後日談。

        まだ第1巻なので憶測の域を出ないが、誰を信じて良いのかもわからないミステリアスな展開に大いに期待が持てる。

        失踪の上、死体になって浮かんだ父。
        その父には3億円事件犯人の疑惑が見え隠れしていた。

        主人公が10歳の時の回想シーンから始まるのだが、ものの数ページ捲ったところで一気に惹き込んでいくところが小気味いい。

        その衝撃的な出来事の記憶は残るものの、おじさんに引き取られた後は、とくに問題も無く育つ。
        しかし、16歳になった彼らを待っていたのは、ジェットコースターのように展開する運命だった。

        島全体が廃墟になっていることで有名な軍艦島を上手く登場させることで、何とも言えない雰囲気を醸し出すことに成功していたりと、ノスタルジックな演出へのこだわりが各所に感じられるなど、全体的に非常に丁寧に作られているように感じて、とても印象が良い。

        長編ストーリーの第1巻としては☆5でも良いくらいだったのだが、まだ1巻なので満点は避けておいた。
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        2013/06/28 by ice

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      モンタージュ 三億円事件奇譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
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      • 三億円事件奇譚 - モンタージュ 第2/11巻(未完結)

        三億円事件への関与が疑われる父親。運命に立ち向かうことを決め、動き出したその息子。

        誰を信じて良いか分からない展開や、時系列的そして距離的に演出されたスケールの大きさ。ますます期待は高まるばかり。

        殺人事件の冤罪で囚われた大和と未来。

        大和の父親の三億円事件への関与だけでなく、失踪した未来の両親の謎を追うためにも、護送車両からの逃亡を企てる。

        まだ逮捕されたわけではなく、あくまでも参考人という扱いなのに随分無茶をするように思ったが、自分たちを守ってくれるはずの警察署内で、悪徳刑事に取り調べを受けるような状態では他に選択肢はないのかも知れないと思い直した。

        逃避行の末、福岡に流れ着く二人。

        塾の講師で、三億円を預けている鈴木と連絡を取り、何とか取り戻すことに成功するも、その鈴木さえ、腹に一物を隠している存在であることがわかる。

        大和の機転で、マスメディアに送付された三億円事件の紙幣。

        まだマスコミも懐疑的では有りながら、クローズドな環境で追われているという構図から、一気にオープンな環境に変えたことで、追いすがっている組織?も、そう簡単に手を出せない状態に持ち込んだのはなかなかクレバーな作戦だと思った。

        福岡で遭遇した、やたら勘が良くて正義感の強い警官。何となく彼にいつか救われる気がしてならない。
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        2013/07/16 by ice

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      モンタージュ 三億円事件奇譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
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      • 三億円事件奇譚 - モンタージュ 第3/11巻(未完結)

        逃亡を続ける大和と未来。そして彼らには無関係とも思われる三億円事件実行犯の青春時代。

        ついに政治家の影もチラツキ始め、三億円の使用用途についても満足な説明がされそうな予感がして来た。

        逃走の末、ホテルに潜伏する大和と未来。

        彼らが逃亡犯で有るという正体を知りつつも、協力してくれた女子高生、夏美の前に、悪徳警官が立ちはだかり、彼女を拉致監禁してしまう。

        執拗に大和達の行方を白状させようとする悪徳警官に対し、覚悟をきめた夏美は自ら案内を申し出る。

        街を歩く2人。そこに先日登場した、やたら勘の鋭い巡回の警官が再び現れ職務質問を始めるが、事件の急展開が有り、一気に場面が転換する。

        大和達に肉薄するも、またも逃走を許す悪徳警官の元に、その黒幕と思われる人物からの連絡。
        そこでも仲間割れ状態に至り、ついに黒幕自らが動き出す模様。

        そこで場面は大きく遡り、三億円事件勃発直後のシーンへ。
        長崎から状況した川崎雄大なる人物と、彼とひょんなことから知り合って一時同居していた望月竜との共犯で有るかのようなシーンが織り込まれる。

        そこからは、彼らの出逢いから、それぞれの恋。そして余りにも悲劇的な破局へと突き進んで行く。

        全く無関係と思われる人物の過去のシーンが大和と未来の逃亡劇にどこで絡んでくるのか、今から楽しみで有る。
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        2013/08/08 by ice

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      モンタージュ 三億円事件奇譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • 三億円事件奇譚 - モンタージュ 第4/12巻(未完結)

        迫りくる悪徳警官、関口の魔の手。少しずつ顕わになる黒幕の正体。

        張りめぐらせれてきた伏線が少しずつ回収されて来ており、良く練られた作品だと言う印象が強まって来た。

        未解決事件の代名詞ともなっている「三億円事件」

        これをモチーフに、現代を舞台にしたミステリとする時点で、大いにチャレンジングな作品だとは思って来たが、ここに来て、丁寧に練られたプロットを感じ、まだ何も解決はしていない中では有るが、満足感が増してきている。

        逃げるヤマトとミク。
        そこに合流する妖しさ満点ながら、現在は味方として行動する塾講師の泰成。

        ヤマトとミクに興味を示し、危険な目に遭いながらも、自ら望んで深入りしようとしているかのような夏美。
        更には、夏美の元を訪れ、正義感から解決を目指す警官の水原。

        前巻では、まさに事件直後のシーンが挟まり、複数犯の可能性を示唆していたが、今回は、悪徳警官関口周辺で大きく展開する。

        関口の呼び出しに応じ、一人で赴くミク。
        ミクを裸に剥いて、襲いかかろうとしたその直前、何者かに狙撃される。

        そこに駆け付けた、大和と泰成。
        拉致した関口ともども、廃ホテルに身を隠す彼らだが、そこで関口の口から、幼少時代に彼らが立ち合った老刑事の死への関与をも聞かされる。

        なんと言うか、誰も信じられない系の怖さ、急速なストーリー展開。上質のミステリ小説を読んでいるかのようである。
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        2013/09/25 by ice

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      モンタージュ 三億円事件奇譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • 三億円事件奇譚 - モンタージュ 第5/12巻(未完結)

        悪徳警官関口を捕えたヤマト達だが、今度は泰成に裏切られ途方に暮れたものの、そこに差し伸べられる手。

        これまで関口の裏で暗躍していた人物達が少しずつ表舞台に顔を出し始めたようだ。

        拉致した悪徳警察官関口の携帯にかかって来た謎の電話。

        最近怪しさを増している塾講師の泰成は、ヤマトとミクに一服盛り、ヤマトがひた隠しにして来た証拠を奪い逃走する。
        と同時に何故か関口をも解放してしまう。

        幼少時代に老刑事に言われた「誰も信じるな・・・」の声がヤマトの脳内を駆け巡る。

        異様に勘の鋭い正義漢の警察官、水原と合流したヤマト達は、一路東京を目指し、三億円事件を改めて洗いなおす。

        これにより、三億事件の少し前とのオーバーラップが随所に入り、若干ストーリーが追い難くなっている面は有るが、無駄なシーンが差し込まれているのではなく、新たに伏線が張り巡らされている感じで大いに期待が持てる。

        登場人物それぞれが、どんな目的を持って行動しているのかが全くわからず、全員怪しい系の面白さがある。

        今、レビュー登録ボタンを押す直前に目に入って気付いたのだが、渡辺潤氏は「代紋(エンブレム)take2」を描いていたらしい。

        なるほど、この作品も面白いわけだ。
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        2013/10/04 by ice

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      モンタージュ 三億円事件奇譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • 三億円事件奇譚 - モンタージュ 第6/12巻(未完結)

        三億円事件、その影に見え隠れし始めた現役大物政治家の影。

        素性が空かされない登場人物が増えて来たことも有って、少し混乱気味ではあるが、次を読ませたくなる演出が上手いと思う。

        舞台を東京に移し、三億円事件発生当時に立ち戻って調査を進める大和達。

        悪徳警官、関口はことも有ろうに、異様に勘の鋭い正義漢の警察官、水原と行動を共にする夏美の母親に近付くことで、少し距離を置いた位置から、変わらず介入を続けている。

        事件担当刑事が残した手掛かりに辿りつき、事件発生前から存在した「三多摩地区浄化計画」を知る大和。

        当時、学生運動や過激派に頭を悩ませていた警察が、三億円事件捜査を名目に、三多摩地区の20~30代の若者に対して、聞き込みローラー作戦を実施しようとしていたのかも知れないという疑惑が浮上する。

        調査の過程で浮かんできた現役大物政治家の影。
        謎の組織からの指示で動くイケメン殺人犯に拉致される大和。

        この巻のラストは、拉致された大和が心中で叫ぶ「ミクたちが危ない!!」の声。

        相当、振り回されている感は有るものの、ここまで先が気になる作品もあまりないのは確かだ。
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        2013/10/15 by ice

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      モンタージュ 三億円事件奇譚
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • 三億円事件奇譚 - モンタージュ 第7/12巻(未完結)

        再び大和たちの前に立ちはだかる悪徳警官の関口。しかしそんな彼にも悲劇が迫る。

        目まぐるしく変わる場面に翻弄されつつも、ますます真相が気になり深みにはまっていくのを感じる。

        イケメン大学生の殺し屋にスタンガンを押し付けられ、車の中に拉致された大和。
        ミクを救うべく何とかして脱出を目指す。

        一転、窮地に陥ったイケメン大学生の前に立ちはだかったのは悪徳警官の関口。
        彼の冷酷さがまたも際立つ展開に背筋が寒くなる。

        そして関口と大和が再び対面。
        絶対絶命の窮地に登場したのは、しばらく前から見え隠れしていた杖をついた男性だった...

        メインストーリーには絡んで来ないものの、チョイチョイ怪しげな行動をしているシーンが差し込まれる塾講師の泰成の動きも気になる。

        今回、大和の救世主となった、車で通りかかったヤンキー。
        ケンメリのGTRなんて今時存在しているのか?もちろんオンタイムで知るわけではないが、なぜか懐かしく感じた。
        >> 続きを読む

        2013/11/07 by ice

      • コメント 4件
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