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きうちかずひろ

著者情報
著者名:きうちかずひろ
きうちかずひろ
キウチカズヒロ

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このランキングは1日1回更新されます。
      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 1
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第1/全48巻

        愛徳高校の不良コンビ。ヒロシとトオルが引き起こす事件の数々。

        以前から読んだ時もそう思ったが、1巻の絵の酷さは何度読んでも笑えるレベル。

        この年齢にして、今更BE-BOPもないとは思うものの、マンガ解禁と来ればこの作品は絶対に外せない。

        おそらく学生時代以来で久々に手にとった。

        この作品は、不良マンガでは有るものの、全体的に明るくてギャグマンガの要素が強く、それでいてケンカのシーンは怖さも有ったりで、何度も何度も読み返した記憶が有る。

        各高校に魅力的なキャラクターがいるのだが、1巻で登場する主要人物は、ヒロシ、トオルくらいのもので、順子と岩本くらいは出てきているものの、役不足は否めない。
        まぁ、48巻も有る長丁場なので、今後の展開に期待しよう。

        この映画の撮影が、通っていた中学校の隣の施設で行われていたために、実物を眼にする機会にも恵まれた。
        仲村トオルを大好きになった(と言うより彼が世に出た)のも、思えばこの作品が存在したからだと思うと感慨深い。

        今考えると赤面モノでは有るが、学生時代にはボンタンを履いていたりしたものの、不良とは縁遠い生活を送っていたのだが、どこかでアウトローへの憧れが有ったのかもしれない。

        ふと思えば、現在もヤクザ映画や本が好きだったりする点では、何も成長していないことに気付いた(笑)
        >> 続きを読む

        2012/10/08 by ice

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      喧嘩猿
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 売られた喧嘩は必ず買う。
        度胸だけを頼りに己の信じた道を進むだけ。世間を敵に回しても、生き方だけは変えられぬ。
        馬鹿と呼びたきゃ呼ぶがいい。こんな糞みてえな世の中で、命を惜しんでまで生きていてえとは思わねえ。
        名刀・池田鬼神丸を巡り、男たちの生き方が激突する。

        森の石松一代記。
        ここ数作、『藁の盾』、『キッド』、『水の中の犬』と傑作をたてつづけに発表していた著者の勢いに陰りが感じられていたが。
        戻ってきた、木内一裕。
        さすが、実力が違う。
        一気に読ませる。極上のエンタテインメント。
        こういうのを待っていた、っていうのがピタリと嵌る。
        あ~、面白かった。
        >> 続きを読む

        2014/08/11 by 課長代理

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 2
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第2/全48巻

        カンニング作戦が不発に終わった結果、ダブりが決定して荒れまくる2人。

        主要キャラクターが続々顔を見せ始めたことと、何よりも絵が安定して来たところが嬉しい。

        1巻では、絵がすごく不安定で、それ以降のシリーズと同じとは思えない状態だったが、この2巻の中盤くらいから概ね安定して来た。

        ダブりが決定し荒れ狂う2人だが、入学した泉今日子のおかげで鎮静化する。

        この、カワイイ娘がいればオールオッケー的な思考は、アホらしく感じるわけだが、高校時代の異性に対しての気持ちから言ったら、むしろリアルなんじゃないかと思ったりもする。

        教師に卒業式のお礼参りのボディガードを依頼され、交換条件付きで応諾する2人。
        ボディーガードを成し遂げた後に、弱みを握ったことになる教師に対しての捨てゼリフが、もろにヤクザで迫力が有った。

        他にも、兼子信雄(舎弟)や前川新吾。大前均太郎なども顔を見せ始め、役者が揃いつつ有るのが嬉しい。

        ストーリーが有るようで、ほとんどギャグマンガの作品に対しての全巻レビューは結構な苦行だと思い知っている。
        >> 続きを読む

        2012/10/11 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 3
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第3/全48巻

        絶体絶命な状態にまで追い込まれ逆上するヒロシ。その理由にカッコ良さが有る。

        3巻に至り、完全に昔感じた面白さが甦って来た。若干恥ずかしい気もするが、やっぱり幾つになっても面白いものは面白いのだ。

        脇を固めるサブキャラクター達のディティールが書き込まれ、俄然面白さを増して来た。

        映画版では確か立花理佐が演じた、五中の鬼姫がトオルを追い掛け回す。

        ヒロシはヒロシで、すぐ後にヤクザを立ち上げることになるケンカ最強の松沢くんと死闘を演じる。
        指を何本か折られ、ギリギリまで追い込まれた結果、松沢くんさえも脅かす迫力は見応えが有る。

        笑えたのが授業内容。

        「当時、広島は岡組の天下であったが、岡敏夫組長の引退を期に呉の山村組が跡目を継いだため、後継者の筆頭と目されていた打越組と山村組との抗争が勃発した。そのため美能幸三は・・・」
        って、コレはまさに、仁義なき戦いのプロローグ!!
        高校の授業で、いったい何の歴史を教えてるんだ~!

        こういう著者が書くマンガだけに、そりゃあ面白く感じるわなぁと実感した(笑)

        歴史を感じたのが、今日子に「チェッカーズみたいなファッションが好き」と言われた2人が真似た芸能人。

        チェッカーズだけでも十分だが、吉川晃司と一世風靡セピアというセレクトは、昭和の香りがプンプン漂って来るようだった。
        (ちなみに、吉川晃司のファンですので、決してバカにしているわけではございません)

        いつも爆笑を運んでくるマジメな岩本くんもキャラが炸裂し始めているし、完全に軌道に乗った感が有る。

        ヤクザへのスカウトの手土産にバームクーヘンを持ってくるというセンスも笑えるものが有る。
        >> 続きを読む

        2012/10/31 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 4
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第4/全48巻

        立花の菊永も登場し、更に役者が揃う。

        ケンカと女。言ってしまえばBE-BOPの世界観はこれに尽きるが、今回繰り広げられている世界も見事。

        強烈な印象を残しているヘビ次、ネコ次の兄弟が登場。

        兄のヘビ次は、本名が竜次。弟のネコ次は、本名が虎次。
        竜が蛇に、虎が猫にと、格下げされたあだ名なのだが、いかにも不良っぽくて笑える。

        結構強く記憶に残っていたのだが、実際はほんのチョイ役と言って良いくらいで、記憶のいい加減さに驚かされた。

        (この巻では、まだそう呼ばれていないが)キクリンこと、立花の菊永も登場し、愛徳VS立花の抗争勃発か!?
        と思わせるも、実際には抗争どころかお笑いエピソードで決着する。

        思えば、いつもキクリンはマジメなのに、気付くと爆笑の的になっている可哀想なキャラで有る。

        他は、鬼島こと、元マル暴の島崎巡査部長の登場なども有るも、女路線全開。

        とても高校生とは思えないシンゴの絶倫エピソード(オットセイのエキスとか...)で笑わせるのは毎度の通りだが、シンゴとヒロシに煽られて鬼姫と付き合う寸前まで行くトオルも珍しく頑張っている。

        今回も岩本が見せ場を作った。

        イマイチかわいくない娘から告白されて迷う彼だが、存在しない姉としてモデルの写真を見せ、彼女は将来カワイクなるダイヤの原石だと吹き込まれ、交際に踏み切る。

        彼の場合は異性とのお付き合いで学ぶところが多そうなので、結果はとても良かったと思うのだが、完全に面白がっている外野の気持ちもわかる。

        キクリンにしろ、彼にしろ、本人は大マジメなところが、爆笑を誘うのだろう。

        そう言えばBE-BOP用語?の「シャバい」が、たぶんまだ登場していない。ますます記憶なんて怪しいものだと痛感。
        >> 続きを読む

        2012/11/03 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 5
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第5/全48巻

        立花の菊永。城東の山田のキャラが立ち始めることで、各校勢力対立の構図が鮮明に。

        ラブコメ的路線が続いていたが、ライバル校の大将が続々登場することで、硬派路線も見えて来たのが嬉しい。

        少し前のレビューでも触れた気がするが、BE-BOPで覚えているのが「シャバい」とか「シャバ僧」とかの言い回し。
        (しかも記憶では「シャバ僧」じゃなくて「シャバ蔵」だった...)

        これが全く出て来ないので、アレレ?となっていたのだが、5巻にしてめでたく登場。
        自分でも良く分からないが、何となく安心した気がする。

        似たような話だが、ファンの間では有名なエピソード、「ボンタン狩り」とか「鼻エンピツ」とかも、この巻に登場する。

        とは言え、この巻は何と言ってもキクリン♪

        立花高校の大将 菊永だが、彼の真剣だけどバカにされるキャラが何度読み返しても笑える。

        順子に一目惚れして、兵隊に「惚れた」の一言の手紙を託すセンス。
        順子の悪ノリにより、仕組まれたデートで「キクリンと呼んでいい?」と迫られて、真っ赤になって応諾するシャイさ加減。
        その現場をトオルとヒロシに押さえられて、死ぬほど恥ずかしがる詰めの甘さ。

        狙ってやっているとしか思えないほどだが、現実にいそうな、絶妙なさじ加減が堪らない。

        決して主役では無いけれど、キクリンはBE-BOPには無くてはならないラブリーキャラで有ることを再認識した。
        >> 続きを読む

        2012/11/27 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 6
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第6/全48巻

        ストーリーとしては安定期に突入。わりと平和な中で、大勢に影響のないエピソードが続く。

        ストーリー性のないマンガではレビューを書くのが辛いことを改めて痛感している。

        ビーバップは、ケンカ+ラブコメの小さい話が集まってストーリーを形成している形だが、それでも、時系列はきちんと存在し、各校の闘争など、単発ではないエピソードも少なくない。

        ただ、この巻は単発エピソードばかりで、レビューと言ってもそれぞれに対してになってしまうのが辛い。

        一番笑えたのは、愛徳ニュージェネレーションが中学生相手に名乗るシーン。

        五中の「黒い狼」
        五中の「赤い虎」
        五中の「黄色い豚」

        そしてトドメの、羊の皮をかぶった山羊

        ここだけ切り出しても厳しいが、実際に読むとやはり噴き出してしまうほど笑える。

        読んだ本は必ずレビューしようと決めているものの、1作品だけ例外が存在する。
        それが銀玉。あの作品は読んでいる間は面白いのだが、何ともストーリーが支離滅裂と言うか理解不能なので、
        レビューを書くために振り返ることができず、唯一のレビュー対象外作品となっている。

        ファンの間では有名な名シーン。ヒロシの飛び蹴りが収録されているのが、この巻。やっぱり笑える。
        >> 続きを読む

        2012/12/16 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 7
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第7/全48巻

        少しずつ名前を売りだして行くトオルとヒロシ。

        不良もヤクザと同じく、名前が売れてナンボみたいなところところが有るようだ。

        ちょうど幾つかのショートストーリーがビーバップのお決まりパターンを良く表している気がしたのでピックアップ。

        中学時代の彼女と再会するヒロシ。
        明らかにモーションをかけられて、一瞬その気になるも、以前振られた際の記憶が蘇り、今回は一蹴する。
        「本当は欲しいのにツッパる。痩せ我慢のカッコ良さみたいなパターン」

        進学校 桜ガ丘高校 腹巻番長が絡んで来る。
        「ツッパリくんを見つけると、おだててハメた挙句に爆笑するパターン」

        女日照りが続いていたシンペーに惚れた女が登場。
        煮え切らないシンペーの面前で掻っ攫おうとするヒロシだが2人がくっつくことで自分がお呼びでない感じに。
        「やむなく良い人を演じるも、道化を演じさせられた恥辱に震える、俺を見るなーパターン」


        しばらく続くストーリーとしては、城東の柴田との確執が有る。

        カツアゲされた岩本の敵を取るべく向かった相手が、元城東の柴田。
        復讐に乗り込むところを、城東の山田一行に見つかり引っ込みがつかなくなって、7人がたむろしているところに2人で乗り込む。

        多勢に無勢で勝てるとも思っていない喧嘩なので、せめて一矢を報いるべく、柴田だけを狙い撃ちした結果倒してしまうことで、場の空気を掌握。

        結果、城東の山田にも一目置かれる存在に。

        男が男に惚れるのは、結局、気概とか腹の据わり方なんじゃないかと改めて思った。不良マンガで有っても学ぶべき点は有るのだ。
        >> 続きを読む

        2013/01/19 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 8
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第8/全48巻

        因縁の相手からの復讐。

        「負けること」とは何なのかを考えさせられた。

        再び元城東の柴田一味と相まみえる。

        トオルとヒロシで乗り込んで、柴田一人を集中的に狙った結果、彼は前歯4本を折られていた。
        ヒロシが一人でいるところに遭遇したため、その治療代として50万円を持って来いと迫る。

        駆けつけたトオルが間に合ったことと、城東の山田が偶然柴田を足止めしてくれたことで、その場は何とか回避するが、翌日授業中の教室に柴田と西の訪問を受ける。

        その後、お決まりの喧嘩となるわけだが、気付いたらトオルもヒロシも伸びていた。

        しかし、これが彼らの真骨頂だが、自分が認めるまでは負けたことにならないという持論で、数日後に彼らに再会したときにも、自ら再戦を持ちかける始末。

        相手も根負けし、もう引き分けで良いじゃないかという言質を取るに至る。

        ここから教訓を学び取るのも強引だとは思うが、致命的な傷さえ追わなければ、負けを認めない限りは敗北することは無いという点だろうか。

        そう言えば、リトライの余地は十分に残っているのに、腰が座らなかったり、心が折れて敗北を受け入れているような商談を見ることは少なくない。


        2巻だかのレビューで、BE-BOPは1巻とそれ以降で大きく絵が変わるという点を取り上げたが、本巻の巻末で「BE-BOPに関するカナシイ出来事」と題して著者自身がその点を取り上げている。

        著者自身による自虐ネタが笑えるとともに、改めてその変貌ぶりには驚かされた。
        >> 続きを読む

        2013/01/26 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 9
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第9/全48巻

        各校を牛耳る面々が、異性への興味と言う共通項のために一同に会す。

        結局、青春と言うものは異性への興味や憧れなんだと改めて実感させられる。

        ツッパリ中学生くんを軽く指導した結果、以前因縁の有った中学生に助っ人を頼まれるヒロシとトオル。

        なんで今さら中学生のケンカに乗り出すのかと当然乗り気になるはずも無いわけだが、女子中学生とのデートが待っている(表現をマイルドにしています...)と言う見返りが示されたことで俄然張り切ることに。

        この見返りが受けて、立花のキクリン&ミノル。北高のシンゴ。城東の山田も続々と合流。

        この面々が結集してケンカの現場に到着すれば、ビビった相手が即刻降参するのもやむ無しだろう...

        その後、見返りの独り占めを計ったシンゴが、その他メンバの逆鱗に触れ、瞬殺されるという一幕も有ったが、最終的にはいきり立った彼らに攫われてしまう彼女達の行く末を案じてしまう。

        青春と言えば甘酸っぱいだとかキレイなイメージになりがちだが、実態はこんなもんじゃなかったかと改めて思い返した。
        >> 続きを読む

        2013/02/09 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 10
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第10/全48巻

        それぞれの傘下中学校同士のいがみ合いを火種に抗争への道を進む愛徳/立花。

        もはやヤクザ映画そのものと言えるようなストーリー。早く続きが読みたくなった。

        読書に比べると圧倒的に数は少ないのだが、映画(DVD)も趣味のひとつと言えるくらいは観ている。
        中でも、ヤクザ映画とか高利貸とか、そっち方面が多いのが特徴になっている。

        BE-BOPを読んでいると、具体的な引用(パロディ)箇所さえ存在するほどヤクザ映画の影響を感じる点が多かったのだが、今回はとくに顕著だった。

        五中(愛徳傘下)のカブと二中(立花商業傘下)のリョウの間で発生した小競り合い。

        そこに偶然通りかかった上位組織(高校)の人間が口を挟んだことから話がこじれ、抗争は拡大していく。

        元々は特別関係が悪かったわけでもない愛徳と立花だが、最初は面白がっていた下部組織(中学校)の喧嘩が飛び火した結果、ついには全面戦争への道を進み始めることになる。

        ヤクザ=任侠(道)と言う図式が思い浮かぶ人には意外に感じるようだが、近代ヤクザ映画の特徴は、仁義を欠いても実益を取ろうと器用に生きる組織に対し、不器用で有るがゆえ、自らの美学を曲げることが出来ずに組織と対立することを選ぶ勢力という図式が少なくない。

        ここでの問題児は五中のカブで、五中のアタマとして愛徳に保護を求めたはずなのに、風向きが悪くなると、愛徳の了解も得ずに裏で立花にも擦り寄る日和見的な行動を取る。

        方や、結局は器用に立ち回ることが出来ず、なぜこうなってしまったのかと自分に呆れながらも、筋を通すために単身相手の大将の首を取りに行くトオルが「仁義なき戦い」の菅原文太にダブって見えた。

        ちなみに好きな俳優は、菅原文太と仲村トオル。
        それぞれ、映画「仁義なき戦い」と「BE―BOP―HIGHSCHOOL」の主人公。

        我ながらブレない男である(笑)
        >> 続きを読む

        2013/04/21 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 11 BE—BOP—HIGHSCHOOL
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第11/全48巻

        学区内では名前が売れて来たヒロシとトオル。域外遠征で強敵に出会う。

        戦闘シーンがある作品は、やはり常に新たな強敵を求める拡大路線に向かうものなのか。

        私鉄沿線に存在するらしい愛徳高校。
        近隣他校との闘争の中では、それなりに名前が売れて来たヒロシとトオル。

        JR沿線に引っ越した友人の家を訪ねる際に、出食わしたその地域の不良との喧嘩が始まる。

        そもそも彼らは何のために喧嘩をするのかがわかっていないのだが、おそらくは他人に頭を下げることなく生きていきたいとか、そんな理由ではないかと思っていた。

        しかし、明らかに意味もなく喧嘩を吹っ掛ける姿を見ていると、どうも彼らは喧嘩自体が好きなような気もして来た。
        そう言えば、尾崎豊の「卒業」にも、「自分がどれだけ強いか知りたかった」という歌詞が出てくる。

        正直、喧嘩文化とは無縁な学生生活を過ごして来たので、こういう感覚は全くわからないのだが、そういう衝動が有るのだと知ってしまえば、まぁ理解できなくもない。

        そんなわけで、今回の被害者と言っても良いのが白山高校のチャッピー。

        ただ、普通に通学していただけなのに、遠征して来ていたヒロシとトオルに因縁を付けられて、最初はボコボコにしたのだが、最終的にはボコボコにされる。

        地元では良い顔になっている不良と言うことだが、ついてない一日だったことだろう。

        誰に絡まれるかわからないという点では、ツッパった格好をするのも随分勇気が必要なのだと知った。
        >> 続きを読む

        2013/05/25 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 12 BE—BOP—HIGHSCHOOL
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第12/全48巻

        ノブオの勇気から学ぶべき点は意外に多いように思う。

        やっと1/4に到達。正直今更Be-Bop...と思わんでも無いが、読み返してみるとスゲー(笑)面白い♪

        ひょんなことから菊永の額を割り、返す刀でその報復として自分も割られたノブオ。
        翌日の学校では、「菊永の鉢を割った男」的な英雄視で完全に調子に乗る。

        このどこか微笑ましい光景を整理してみると、大物(強敵)相手の場合、結果勝利に至らなかったにしても、挑むだけで名前が売れたりという効果が有るのがわかる。

        すぐに反撃を食らい、自分も額を割られたことは、単に不名誉なのにも関わらず、ややもすると「勲章」みたいな扱いにならないとも限らない。

        大物食いを薦めるつもりではないのだが、勝って当たり前の環境でひたすらスライムを倒し続けるよりは、次の町を求めて、ドラキーと遭遇するくらいのリスクはドンドン取るべきなんだと改めて思った。

        リスクを恐れて行動しないことは、中長期で見れば、実は最大のリスクを背負わされていることを自覚すべきだろう。


        少し前にボコボコにした遠方の高校、白山のチャッピーからの刺客。

        求めに応じて再度電車に乗り込む、ヒロシとトオルだが、途中、天保工業高校、副番のパクによりインターセプトが入る。

        苦戦はしたものの、トオルの気合いで窮地を逃れることができたと思うもつかの間、天保工業のトップ、ガチャピンが登場。

        激闘の末、ガチャピンをも退けた2人は、傷だらけになりながら、当初の目的である白山高校のチャッピーの元を訪ねるが、ガチャピンをも倒したその実力に慄くチャッピーは復讐を完全に忘れ懐柔策に切り替える。

        敵の敵は味方と言う言葉も有るが、日和見に見えるチャッピーの振る舞いが、白山高校のトップとしては合理的に思える。
        >> 続きを読む

        2013/06/12 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 13
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第13/全48巻

        今度は城東の山田も加え、またも、ガチャピン&チャッピーのシマまで繰り出す。

        役者は揃ったと言うべきか、マンネリ化が始まったと言うべきか。

        町では「恐怖のシバタくん」などという異名を持つ柴田だが、そろそろ暴れてばかりもいられないと、就職面接に挑戦し、採用に漕ぎ着ける。

        仲間の西も、不貞腐れながらやって来たバーテンだったが、髪を黒く染めて本腰を入れる覚悟を固める。

        柴田と西。「不良の心で堅実な生活」に進むかに見えたのだが...
        そこは筋金入りの不良。更正までに道は遠い。


        これまで何度か遠征して来たJR沿線。
        今度は城東の山田を連れて、ガチャピン&チャッピーに殴り込み。

        安定の面白さが有るので、毎度クスクス笑わされると言う点では何ら文句は無いのだが、さすがにマンネリ化の兆候を感じざるを得ない。
        せっかく久々に立ち上がって来た、チャッピー&ガチャピンの伏線に頼りすぎて、もはやレギュラーメンバーのようになっているのが残念だ。

        どうせなら、JR連合VS私鉄連合くらいのデカイ花火が欲しくなる。
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        2013/07/13 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 14
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第14/全48巻

        彼女を紹介して貰えるはずが、そこに現れたのはBE-BOP史上最強に危ないヤツだった。

        おそらくこれで3巻連続でJR沿線のネタが登場。ネタ切れなのか...

        水崎に彼女が出来、ヒロシにその友人を紹介することになったのだが、会いに行くのが、またも例のJR沿線。

        紹介された女性が不細工で、機嫌の悪いところに、地元の不良に絡まれていつも通り喧嘩に発展のパターン。
        すぐに凶器を振るう大杉の不意打ちにやられたことも有り、袋叩きにされてしまう。

        翌日、バットと包丁を持って行方をくらまし、相手を付け狙うヒロシに気付いた水崎はトオルを呼び寄せる。

        大杉の首を先に獲ることで、ヒロシの凶行を阻止しようと考えたトオルだが、既にそこにヒロシは到着済で、大杉に借りを返している最中だった。

        ルックスは中々なので、さてはまたもJR沿線にボスキャラ?登場かと期待したのだが、BE-BOP史上、もっとも考え無しに刃物で切りつける男と言うただの危ないキャラだった。

        殴る蹴るの間は、若気の至り的な可愛さも無いことは無いが、刃物で人を刺すとなると、常軌を逸していると言わざるを得ない。

        ただ、そんな相手にも一歩も引かずに立ち向かうヒロシがちょっぴりカッコ良く感じた。

        当然のようにチャッピーが登場するのだが、ここまで連続出場するのなら、むしろレギュラーに入れてあげたくなって来た。
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        2013/07/20 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 15
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第15/全48巻

        不良の世界でも許されないルール違反をした均太郎の末路。

        やはり存在感の有るキャラクラーの退場は、好き嫌いを超越した寂しさを感じてしまう。

        不良の層が薄い愛徳に有って、ヒロシ、トオルの後輩として良い味を出して来た均太郎が主役。

        ところ構わずカツアゲして回り、被害者の親父の形見の時計さえもしらばっくれて返却しない鬼の所業。
        教師に指導されている、まさにその部屋で教師の置いていったタバコとライターを盗んで一服キメる無反省さ。

        絶体絶命の退学のピンチに、ノブオが自分の顔に免じてと言う助け舟を出したことで、とりあえずは無期停学で収束させることに成功したのだが、その後、町に出て性懲りもなくカツアゲを実行。

        翌日の登校時に動かぬ証拠を突きつけられ、ついに五中の黄色い豚(笑)として恐れられた均太郎の退学が決定する。

        あまりの無計画さに、それまでの仲間も呆れて突き放すが、自分の所業を棚に上げ、自分のような男がヤクザになるので、今度町で有ったら気を付けろと逆ギレして去っていく。

        五中の黒い狼(ジュン)
        同赤い虎(シンペー)
        同黄色い豚(キンタロー)

        と言うBe-Bopファンなら鉄板の三段落ちが、もう見られなくなるのは少し寂しい。


        しかし、さすがにここまで酷いのは中々いないが、仁義を全く通さない輩は案外少なくない。
        ビジネスの世界では、すぐに鉄拳指導してくれる先輩はおらず、本人からすると何が原因かもわからずに、気付くと周囲から愛想を尽かされているという状態になるのは、もしかすると不良の世界よりももっと怖いかも知れないと思った。

        今まで散々笑わせてくれたことも有るので、均太郎の更生を祈りたい。
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        2013/08/16 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 16
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第16/全48巻

        ラブコメ一色のショートストーリー集。

        ある意味、theビーバップとも言うべき、ラブコメ?一色の展開。まぁたまにはこんなのも良かろう...

        ここのところ大きなストーリーの進展が無いことを不満視して来たが、この巻に関しては、JR沿線に繰り出す一話を除いては全てラブコメという振り切り方。

        ここまで潔いと、ある意味納得させられるから不思議である。

        とは言っても、ラブコメとは言え、そこはビーバップ。
        オトコもロクデナシなら、オンナもロクデナシだったりして、高校生なのに、かなりオトナな設定だったりするのが笑える。

        いい大人になった今だからこそ、若さの暴走と笑って読んでいられるが、現役高校生にしては刺激が強すぎたりはしないかと心配になるのは、老いた証明なんだろうと寂しくなった...

        最近、良く聞かれるのが、何で今になってビーバップを再読しているのか?ということ。

        答えはひとつ。抜群に面白いから!!ある種の男の生き様が間違いなくここには有る!!
        ただかなりお下品なのも事実ですけど...(笑)

        ちなみに、気付かずにいたら、このレビューが1000件目になるところでした...
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        2013/09/18 by ice

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 17
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第17/全48巻

        ヒロシの軽口と調子の良さにスポットが当たった話が多い巻。

        やはりトオルの方が筋が通っている気がして好感を持つ。

        女性を口説く際、声をかけてダメなら、他の女性に移った方が効率的だ。

        女性が聞いたらお怒りになるのは理解できるが、彼女のいない高校男子と言うことを考えるとヒロシの主張もわからんでもない。
        彼は「好きな女性が出来たので付き合いたい」のではなく、「カワイイ彼女が欲しい」わけで、極めて合理的とも言える。

        ただし、そこは相手が有ってのこと。
        カワイイと見ると誰かれ構わず声をかける彼の姿を見ていれば、軽いオトコと思われて相手にされないという状況も理解できる。

        それでも、自分から動かずにウジウジしているよりは、よほど将来の見込みも魅力も有ると思うのだが、それは男性目線と言うものだろうか。


        ヒロシの現実主義は、JR沿線高校からのお礼参りを受ける話でも発揮される。

        とにかく勝ちに拘る彼は、後輩を盾にしたり卑怯な手を出しまくって、今回も勝利を得る。
        それはむしろ潔さを感じさせるレベルに至っており、ポリシーと言っても良いかも知れない。

        少なくとも愛徳の不良グループの頭なのだから、下がついて来るような懐の深さを見せて欲しいものでは有るが...

        ケンカに対して「男のロマン」と表現するトオルとは相容れないはずだが、それでも上手くいっているのがまた面白い。
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        2013/10/01 by ice

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      デッドボール
      カテゴリー:小説、物語
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      • ひゃうぅっ!完全無欠の一気読みエンタメ小説!最高!
        ゴチャゴチャとチマチマと斜に構えたレビューを
        鼻で笑い飛ばすような堂々とした王道エンタメ。いいわー。
        迷いもないし、なにせ速度が違いますよね。読者を
        置いてけぼりにしない速度で、ウダウダと迂回もせず
        ゴールに向かって真っ直ぐ進むストーリーの気持ち良さ。
        そして登場人物のキャラ。今回はまさかの「BE-POP
        HIGHSCHOOL」の封印を解いたかの如く、フリーの
        ヤクザ「源田ツトム」とそのお気に入り「兼子信雄」
        とおぼしき人物が登場。ニクいですねw。

        主人公「ノボル」は振られた彼女に返す借金
        16万5千円の返済の為に、関わっちゃいけないフリーランスの
        ヤクザ「ゲンさん」からの悪魔の誘いに乗ってしまった事から
        ジェットコースターのような展開が待っている。

        誘拐、殺人、強盗...etc物騒な事件だが、ノボルの
        その持ち前のネガティブハートかつ、性根の優しい
        意地っ張りの性格と犯罪とのバランスが絶妙の描写。
        消極的なノボルの侠気が...カッコいいんです。
        ノボルの雇い人でもある頭の切れる犯罪者「佐藤(仮名)」も
        サブキャラなのに抜群の存在感。いいコンビです。

        いやー。ダメだ。面白くって全部書いてしまいそうw。
        映画化された「藁の盾」も面白いですが今作も
        映像化したら絶対受けます。間違いないス。
        伊坂幸太郎の「陽気なギャング~」あたりのファンは
        多分、ドストライク!(今作のタイトルはデッドボールですがw)
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        2013/06/20 by za_zo_ya

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      BE-BOP-HIGHSCHOOL - 18
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
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      • BE―BOP―HIGHSCHOOL 第18/全48巻

        頑なにJR界隈との軋轢を扱って来たおかげで、あちら方面にも厚みが増して面白くなって来た。

        そう言えば、ずっと仲村トオルファンだが、彼を初めて知ったのもこの作品の映画版だったよなぁ...

        いい年齢して今更ビーバップも恥ずかしいなぁ...と思いつつも、再読直後からハマり始め(笑)気付けばもう1/3を過ぎていた。

        こういう節目でもなんでもないところで振り返るのも変では有るが勢いで振り返ってみると...

        学生時代には、いわゆる不良とは縁がなく、かと言ってガリ勉なはずもなく、と言う過ごし方だった。

        そんな中でも、バイト先の大学生が謳歌している自由さに憧れて、絶対に大学生になろうという意志は有ったので、原付きで夜な夜な遊んでいたり、もはや自動車免許の教習所に通い始めたりしている、ちょっと不良くんたちに、ある意味羨望の眼差しを向けながら受験勉強に向かってきたのを覚えている。

        そして大学進学。

        欲しかった自由を得たわけだが、まさか大学生にもなって、つるんでケンカもあり得ないし、隠れてタバコを吸っていても誰も咎めてくれないし...(笑)

        と、結局は憧れのまま過ぎてしまった世界なんだと思う。
        今この年齢になっても、歌舞伎町とか裏社会とかに興味が有るのと、きっと根っこは同じなんだと思う。

        少しは内容に触れておくと...

        またまたJR沿線に繰り出して、あちら界隈のボス格の「バカ牛」と出会う。
        バカみたいに強いから「バカ牛」と言う意味のネーミングだったのに、単純にバカだから「バカ牛」だと認知されて「鉄砲牛」に通り名を変えようとしているあたり、やっぱり本当にバカなんだろうと思う...

        子分の姉貴に手を出して沖縄へ逃亡していた菊リンがいよいよ復帰しそうだ。彼の存在がかなりツボなので次巻以降に期待が募る。
        >> 続きを読む

        2013/10/11 by ice

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【きうちかずひろ】(キウチカズヒロ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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