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宮田珠己

著者情報
著者名:宮田珠己
みやたたまき
ミヤタタマキ
生年~没年:1964~

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      日本全国津々うりゃうりゃ
      カテゴリー:日本
      2.0
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      • 有名観光地、どーでもいい場所。
        作者の独自のチョイスで編集者と旅する、旅エッセイ。
        自虐的文章に、思わずくくくと笑ってしまう。

        ガイドブックを活用して旅するのは便利だ。
        でも、多用はいけない。
        『ココは必ず訪れて!食べる価値あり!』
        「…ほんとうに、そうなの??」って、自分のアンテナを信じて旅するほうが、きっと楽しい。
        この作者のように。
        >> 続きを読む

        2015/08/07 by shizuka8

      • コメント 1件
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      旅の理不尽
      カテゴリー:アジア
      4.0
      いいね!

      • 当初、自費出版だったものが好評を博して、文庫本として新たに出版されたといういわくつきの本、それが宮田珠己の「旅の理不尽 アジア悶絶編」だ。

        とにかく、この本はちょっと変わったというか、相当変わった旅行記だ。

        普通、旅行記というのは誰が書いても、現地の体験報告であることが多いものだ。それはそれでよいのだが、やたらと目につくのが、"感動体験型"の旅行記だ。

        どこそこで見た風景に感動し、聞いた話に感銘を受け、子供の笑顔に純粋さを見、そして日本人が失ったものを発見したつもり(?)になって喜ぶのが、旅行者の常であると思う。

        単なる旅行者が、旅先の宿で感動話をする分にはかまいませんが、この調子で本まで書かれるとなると、やりきれなくなってきます。

        もちろん、"感動体験型"の旅行記がすべてつまらないというわけではないのですが、よほど文章が達者でエスプリが効いていなければ読み通せないものです。少し旅したくらいで感動されても困るんですね。

        著者の宮田珠己は、そういった古典的な図式、つまり貧しい国には心豊かな人々がいるといった類のもの言いを、木端微塵に粉砕してしまうのだ。

        考えてみると、旅行記というものは、旅する本人も登場する現地の人々も、最終的にカッコよく書いてあるものだ。旅する者はたとえ失敗しても、それを糧にしてより良い旅を目指すものだし、旅人に絡む人物は、初めは胡散臭くても実はいい人だったというのが旅行記の方程式になっていて、読み手はそれで救われるということになるのだと思う。

        だが、この「旅の理不尽」では、何ひとつ救われることはない。だから"理不尽"なのだ。その代わり、惨めな旅人やどうしようもない現地の人々のふるまいが、大いに笑わせてくれるのだ。

        そして、感動的な体験といったものも、まるで出てこない。くだらない、どうでもいいような話ばかりである。それどころか、現地の様子さえ、ろくにわからないという前代未聞の旅行記なのに、読んでいて実に楽しくて面白いんですね。

        それはなぜなのかと考えてみると、多くの凡庸な旅行記が持つ、"お約束の感動"をパロディにしてしまう特異な文体を、この旅行記が持っているからだろうと思う。


        >> 続きを読む

        2018/03/31 by dreamer

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