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都甲幸治

著者情報
著者名:都甲幸治
とこうこうじ
トコウコウジ
生年~没年:1969~

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このランキングは1日1回更新されます。
      オスカー・ワオの短く凄まじい人生
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • アメリカのオタク男子の人生と恋についての本。注釈がやたら多くて読みづらいけど、ついつい読み進めちゃう。
        オスカー!あんたカッコいいよ!
        >> 続きを読む

        2017/04/08 by nice3

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ベンジャミン・バトン 数奇な人生
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • バトン家に生まれた子供はなんと80歳の老人の体を持つ赤ん坊だった。
        ブラッド・ピット主演、デヴィッド・フィンチャー監督のヒット映画
        「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の原作としてやっと翻訳の日の目を見た短編

        「華麗なるギャツビー」のイメージを損なうから、という理由で?
        翻訳されずに来たらしい。
        こういうきっかけもありなんですね。ということで、
        映画を観る前に読んでみました。
        当然予想した以上に全然違う作品になっていました。
        悪くなかった、というよりも、よくもまあ、このような原作から話を膨らませて、
        かつ原作を冒涜しないで作れたものだと感心させられました。

        原作では「老人の体の赤ん坊」ではなくて、本物の70歳の老人として誕生します。
        体の大きさも、知力も、精神も、です。
        どうやって生まれるんだ?とか無視してください。
        カフカの「変身」みたいなものです。(笑)

        『老人はつかのま落ち着いた様子で二人を交互に見てから、
         不意にかすれたしわがれ声でしゃべった。
        「あんたが、わしの父さんかい?」』

        映画では感動のラブストーリーですが、原作は違います。
        淡々と、他の人々と流れの異なる人生が奇妙な具合に過ぎていくだけです。

        知識と経験を蓄えた戸籍上年若い「老人」のほうが
        同い年の若者よりも有利なこともあったりして、面白い。
        全編を通し、決して深刻な心の悩みなどは描かれません。

        成長して若くなった息子・ベンジャミンは、美しく若い女性ヒルデガルドに恋し、結婚。
        しかし、ますます若くなっていく夫に妻は嫉妬を感じるようになり、
        夫は妻を疎ましく思うようになる…。
        そして、若くなる=やがて子供になるということがどういうことだったのか。
        驚愕のラスト!というよりは、やはり淡々と終わってしまうのでした。
        このお話しは冗談なのか?
        なんなんだろう?という感じ。

        映画とはテーマも設定もムードもまるで違います。


        でも、なぜか、これが面白いのです。
        乾いた笑い。教訓や寓話が何もない空疎な皮肉。

        若さというものが「失われるもの」でないならば、
        それほどに、素晴らしく光り輝くものだろうか?
        というアンチテーゼ。

        だとしたらなかなか渋いな~。


        そうそう、映画ではベンジャミンの妻の名が「ギャツビー」のヒロイン、デイジーになっていました。


        ところで、ベンジャミン・バトンは、フィッツ・ジェラルドが1922年に発表した作品だそうです。
        一方、芥川龍之介の「河童」が1927年
        彼らは、同時代の人なんですね。
        日米共に時代を代表する作家が、同時期に「大人で生まれる」というテーマで作品を書いていたのです。
        (全く方向もテイストも異なる作品ですが)
        その偶然も不思議。
        >> 続きを読む

        2012/05/18 by 月うさぎ

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