こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


冲方丁

著者情報
著者名:冲方丁
うぶかたとう
ウブカタトウ
生年~没年:1977~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      天地明察
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! kengo
      • 映画のキャストをイメージして読んだ。歴史ロマンを感じられ、概ね満足。ただ校閲に疑問の残るところあり。 >> 続きを読む

        2020/01/11 by hiro2

    • 他9人がレビュー登録、 39人が本棚登録しています
      天地明察
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 【大変清々しい『知』の興奮に溢れた一冊】
         冒頭の序章で、改暦の話だということが分かります。
         江戸時代、幕府はこれまで使われてきた暦の基となっていた中国の800年前の暦法である宣明暦がズレてきていることから、新たな暦を制定することを決断します。
         どの暦を採用すべきなのか?
         候補となる暦は、大統暦、授時暦、大和暦の三つです。
         そのうちの一つを編んだ渋川春海が本作の主人公です。

         渋川春海は、御城碁を打つ碁打ち衆の一人でした。
        将軍の前で御城碁を打ち、重鎮達に碁の指南をするのは安井、本因坊、林、井上の四家のみに許されていたのですが、春海は安井家の長子だったのです。
        ですから、二代目安井算哲を継いで良いのですが、春海は初代算哲の晩年の子供だったため、春海が生まれる前に初代は養子を取り、その養子がまた碁に優れていたため安井算知を名乗り、実質的に二代目としての立場を築いていたのでした。

         春海も優れた碁を打つので、堂々と二代目を名乗っても良いのですが、決まった定石ばかりを打つ御城碁に今ひとつのめりこむことができず、非公式の場などでは自ら選んだ渋川春海の名を名乗っていたのでした。
         碁のことは算知に任せれば良いと。

         春海は、むしろ算術に心を惹かれていました。
         今朝も宮益坂の金王八幡に行き、算術の問題を書いた算額というお絵馬に熱心に見入り、またその問題を解こうとしていましたが、難問です。
         ところが、春海がその場を離れていた少しの間に、その算額に答が書き込まれているではないですか。
         問題を一目見て即答したと思われ、春海は驚愕してしまいます。
         誰がこの答を書いたのだ?
         それは関孝和でした。
         はい、和算の祖とも言うべき数学者ですね。
         関がまだ二十代前半の頃の話です。

         春海は何とか関の教えを請いたいと考え、色々伝を辿って麻布にある算術の私塾にたどり着きました。
         その私塾の壁には沢山の問題が貼り出され、その余白に答が書き込まれているものもありました。
         関孝和は、その私塾に度々顔を出し、問題を一目見るなり正解を書き込んで行くことから、塾生達からは『解答さん』(または悉く答を当ててしまうことから『解盗さん』)と呼ばれているというのです。

         春海は、関の教えを請うためには自らも問題を出した方が良いというアドバイスを受け、考えてきた問題を私塾の壁に貼り出させてもらいました。
         その後、貼り出した問題の帰趨を見に出かけたところ、確かに関はその問題を見ていたそうなのですが、何かを書きかけてやめたのだとか。
         まさか……。
         春海は、自分の問題に誤りがあったことに気付きます。
         これでは答は導き出せない。
         恥じ入った春海は、その場で腹を切ろうとまでするのですが、間違っていたのなら今度は正しい問題を出せば良いと諫められ、恥を抱えたままその場を立ち去りました。

         その後、春海には、日本各地で北極星を観測し、各地の緯度を割り出す調査隊に加わるようにとの老中からの下命があり、実に一年以上の月日をかけて観測調査の旅に出ることになります。

         上巻ではこの辺りまでが語られるのですが、大変清々しい物語です。
         純粋に数学や天文学に打ち込み、またその驚異に触れて素直に感動する春海の姿が好ましいと感じました。
         おそらく、この後、春海は改暦の大事業に乗り出すことになるのだろうと予想されるのですが、下巻が期待されます。

         私は、これまでに数学などに関する色々な本を読んでみましたが、とても面白い作品が多く、その度に堪能していました。
         例えば、サイモン・シンの『フェルマーの最終定理』などの一連の作品はどれもとても面白かったですし、マーカス・デュ・ソートイの『素数の音楽』も素晴らしい本でした。
         あるいは、『算法少女』という和算にまつわる話も興味深く、また面白く読ませて頂きました。
         本書も、そんな一連の作品に通じるような面白さがあると感じます。
         そして、何よりも一途でひたむきな主人公春海が心地よいではないですか。
         下巻がとても楽しみです。


        読了時間メーター
        □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
        >> 続きを読む

        2020/03/29 by ef177

    • 他6人がレビュー登録、 35人が本棚登録しています
      天地明察
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 【これは暦法における『プロジェクトX』だ!】
         下巻に入り、渋川春海の改暦事業がいよいよ本格的に始まります。
         当時の実質的な副将軍とも言うべき保科正之、黄門様こと水戸光圀、大老酒井忠清ら実力者の後援を得て、本格的な改暦の準備を始めるのです。

         春海が現在の宣明暦に取って換えようとしたのは、中国の授時暦でした。
         仲間と共にその原理を研究し、明らかに授時暦の方が正しいとの確信を深めていきます。
         しかし、正しいからと言って簡単に改暦ができるわけではありません。
         そこには政治や経済が絡んできます。

         これまで暦を決める権限を持っていたのは帝であり、いかに幕府と言えども勝手に暦を変えることなどできませんでした。
         また、帝を取り巻く公家や宗教家達の同意も取り付けなければなりません。
         経済の面で言えば、当時、寺社などでは宣明暦を基にした独自の暦を制作、販売しており、それが相当な利益を生んでいたのです。
         授時暦に変えた場合、その原理を幕府が独占し、民間の暦の制作、販売を禁ずるようなことをすれば、それに対する猛烈な反発がわき起こることも予想されました。
         諸々の問題を調整、解決しつつ、春海は改暦の上奏を行いました。

         しかし、帝は動きません。
         明らかに宣明暦は誤っているというのに、理由にもならない理由を捏ねて改暦の上奏は却下されてしまったのです。

         こうなれば授時暦が正しいことを決定的に知らしめなければなりません。
         春海は、宣明暦、授時暦に加えて、やはり中国の暦法である大統暦の三つを並べ、それぞれの暦が食(日食、月食)をどう予報しているかを一覧にした紙を作り、それを市中に貼り出して授時暦の正しさを広く知らしめようとしたのです。
         三暦勝負です。

         春海の狙いは当たりました。
         宣明暦、大統暦は、食の予報をことごとく外してしまうのに対して、授時暦は的中させていくのです。
         これにより改暦の気運は高まり、その寸前までたどり着きました。
         いよいよだ。

         しかし、そこには悪夢が待っていたのです。
         最後の最後で、授時暦が食の予報を外したのです。
        一方の宣明暦は、時間こそ間違っているものの、とにかくその日に食が起きるということだけは予報していました。
         これによりこれまでの改暦の気運は一気に萎み、春海に対して罵詈雑言が浴びせかけられたのです。

         多くの人々にとって、そろばんで天の動きが分かるという事自体全く理解できないことだったわけですが、案の定、碁打ち衆が算術を振り回した結果の授時暦などあてにならないではないかというわけです。
         春海は完全に腑抜け状態になってしまいました。
         何故だ。
         どこで間違えたのだ。

         そんな春海に対して、関孝和が名指しで算術の問題を突きつけてきました。
         それは、かつて春海が誤った出題をしたまさにあの問題だったのです。
        悄然とした春海は関孝和に会いに出かけました。
         関は、会うなり春海を罵倒したのです。
         何故分からなかったのだと。
         春海は、算術の威力をもって正しい暦に改めようとしてきたわけですが、その成果である授時暦が食の予報を外したということは、所詮算術など当てにならないということを天下に曝したも同然というわけです。
         それは国中の算術家の顔に泥を塗ったのだと。

         春海は頭を上げることができませんでした。
         しかし、関は、ただ春海を罵倒するだけのつもりではなかったのです。
         関は、密かに自ら授時暦を研究していました。
         そして、その問題点に気付いていたのです。
         関は算術家でしたから、どこをどう改めれば正しい暦になるのかまでは及ぶところではありませんでしたが、少なくとも授時暦自体が間違っているということだけは気付いていたのでした。
         それなのに、何故春海はそれに気付かなかったのかと叱ったわけです。
         そして、春海に対して、授時暦に関する自分の研究成果を与え、お前しか正しい暦を作ることはできないのだと叱咤激励したのでした。

         春海は再び立ち上がりました。
         もはや幕府の表立った支援を得ることはできず、仲間達との孤軍奮闘になるのですが、それでも陰ながら助力してくれる酒井忠清、水戸光圀、そして関孝和らの助力も得ながら、完全に新しい、日本独自の暦を作り始めるのです。

         いやぁ、面白かった!
         感動的ですらありました。
         まさに『プロジェクトX』とでも言うべき興奮すら感じました。
         文章も大変読みやすく、上下二巻、すらすらと読了してしまいました。
         春海の不屈の挑戦と、それを支えようとする仲間や実力者達。
         志半ばで死んでいく者達。
         多くの人の思いを担って改暦に突き進む春海が成し遂げた成果はまさに偉業と言うほかありません。
        そして、遂に最後に作り上げた『大和暦』こそ、まさに「明察!」(正解の意)ではありませんか。
         大変面白い作品でした。


        読了時間メーター
        □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
        >> 続きを読む

        2020/03/30 by ef177

    • 他4人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      光圀伝
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      •  冲方丁の歴史小説は、前作の『天地明察』もこの本もそうだけれども、良くも悪くも現代的ということです。

         扱っている題材は江戸時代だけれども、言葉の選び方、使い方などが非常に21世紀なので若い人向けか、というとこの『光圀伝』はパワーアップで水戸光國の一生を追う、ということでこの時、別のところでは・・・がありません。

         幼少期から死ぬまでですから、年を経る事に光國が変わって行く様をつぶさに迫力でもって描いていて読み応えあり。若い人向けだけでなない力量を感じます。

         戦国の世ではなく、文治の世だったからこそ武士とは何か?が足元からゆらぐ。

         武士がただの「政治家」になってしまった徳川の世ではありますが、その中で、剛胆なエピソードをたくさん持つのが水戸光國公です。

         武士であったと同時に大変な文才をもった英知の人でもあり、情熱的な人でもあったという風になっています。

         もともとが長子ではないのに、水戸藩2代目になってしまったところからして、事情は複雑で光國自身も非常に悩むし、憤る。

         若さゆえの暴走も数知れず。そんな中で、正室となる泰姫や林羅山の次男、読耕斉などの数少ない、精神的な支えとなる人びとの描きわけも非常に綿密に描いています。

         光國くらいの身分になると、もうへつらうばかりは多くても、実はこういう人は重責に悩みながらも孤独です。特にその孤独と重責に堪えることになるのは、初代が亡くなって実質「徳川御三家の殿様」になったあたりから。

         若い頃は、詩歌で京を負かし、天下をとる、と息巻きますが、だんだん老年になってきて、その詩歌の奥の深さを知り、天下をとることなど意味を持たなくなってくるというのは成長ととるか、守りに入ったととるか。

         若い人だと、やはり鼻息荒くしている光國が爽快なんだろうけれど、わたし個人的には年をとるごとに周りの親しい者が亡くなっていき、孤独感にさいなまれる光國の方が人間くさいと思うのです。

         最初に現代的と書きましたが「頑張れ」とか「うざい」という言葉使いはさすがに江戸時代ものにはそぐわないです。やはり著者は若い人を頭に入れて書いているのか、と想像します。

         細かい所はあるにせよ、力作であることには間違いなく、読み応えがあり、読了後には充実感みなぎります。
        >> 続きを読む

        2018/06/25 by 夕暮れ

    • 他3人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      はなとゆめ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「枕草子」でおなじみ、清少納言の半生を描いた物語です。

        知名度の割に今まで意外とスポットを当てられて来なかった彼女ですが、この「はなとゆめ」では作者独自の解釈で非常に現代的に描き出されています。

        物語は彼女の一人称で進行していきますが、その機知に富みながら、どことなく男性的(かつ、オタクっぽい)感じは、一般的なイメージとは異なりますがもしかしたら本当にこのような人物であったのかも?とも思わせる部分があります。

        作者の過去の作品と比較すると、全体的に心理描写は抑えられており、結末までが思いの外軽く淡々と語られます。分量の短さも含めやや正直物足りなさを感じる面もありますが、「もののあはれ」ではない、日常のなかの「をかし」を淡々と枕草子の中で表現した清少納言の物語であるのですから、こうした描き方が正しいのかな、とも思います。
        >> 続きを読む

        2014/03/11 by くまきな

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      もらい泣き
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 泣くというよりジーンと沁みる感じのが多かった。心が少し浄化されたかな。

        2017/06/20 by hiro2

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      マルドゥック・ヴェロシティ
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 2018/7 8冊目(2018年通算111冊目)。「マルドウック・スクランブル」の前日譚。「~スクランブル」で憎らしい程の悪役を演じたボイルドが相棒だったウフコックとどのようにして袂を分けたのかというのが話の主題。文章に特徴があり少し読みにくかったというのが感想。それでもまだ1巻目は、ボイルドの方にウフコックを「道具」として扱ってはいけないという気遣いが随所に見られる。ボイルドの心境がどう変わっていくのか?。スターウォーズの新3部作みたいで読んでいてドキドキする。続きも読んでいきたいと思う。

        >> 続きを読む

        2018/07/20 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      マルドゥック・ヴェロシティ
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 2018/7 10冊目(2018年通算113冊目)。うーん、自分の文章読解力の無さなのか、文章が読みにくいせいなのか分からないが、話の筋が全然理解できない。もっとも「~スクランブル」も2回読んでやっと「そうだったのか」と理解ができたので、あまり気にしない方がいいのかも。人物(特に09の陣営のメンバー)に色々な事情があり、キャラに愛着が出てきたのでその辺はグッド。3巻目でどんなどんでん返しが待ち構えているのか?。文章が読みにくく理解が追い付かないが頑張って読んでいきたいと思う。

        >> 続きを読む

        2018/07/26 by おにけん

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      SF JACK
      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 新井さん上田さん目当てで購入。12人の作家のうち初読みは4人。
        いやぁ〜どの作品もいいですね!
        近未来物、皮肉きいた物いろんなのがあり楽しめます。
        ちょっと苦手なの2作品ありましたがそれもいいです。
        こんな豪華な本をだしてくれて感謝!
        >> 続きを読む

        2015/09/27 by 降りる人

    • 2人が本棚登録しています
      マルドゥック・スクランブル the first compression-圧縮
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 1回目の読了。2014.4.29
        購入したものを読了。前々から読んでみたかった著者の一人。アニメ「蒼穹のファフナー」が面白かったので、本をチェックしてみたかったというのが動機。感想は、文章がちょっと読み難いかなと感じるところはあるけど、話は面白い。(普段SFものを読まないからかもしれないけど。)今後、話がどう展開していくのか読み進めていきたいと思う。

        2回目の読了。2018.7.6
        2018/7 4冊目(通算107冊目)。再読2回目。バロットが犯罪に巻き込まれ、瀕死の重傷を負いながらも新たな力を得て一命をとりとめ、犯罪を犯した犯人たちに復讐というか立向かっていく話の筋。相棒となるウフコックと敵方の用心棒ボイルドが昔仲間だったりと人間関係は複雑。設定がハリウッドのSF映画っぽく、どこかで見たような話の筋だけど、簡潔な文章はイメージがしやすく読みやすいと思う。マルドウックシリーズは現在出ているところまで揃ったので、引き続き読んでいきたいと思う。
        >> 続きを読む

        2018/07/06 by おにけん

    • 3人が本棚登録しています
      マルドゥック・スクランブル the second combustion-燃焼
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 1回目の感想。2014.5.9
        購入したものを読了。読んだイメージはSF版レオンという感じ。1巻の感想でルビ付きの文字が読み難いと書いたが慣れていくうちに気にならなくなった。特に後半部分のカジノでのルーレットの女ディーラーとのやり取りの部分が読んでいてよかったなと思う。あともう1冊、確認しながら読んでいきたいと思う。

        2回目の感想。2018.7.10
        2018/7 5冊目(2018年通算108冊目)。初読の時には何故いきなりカジノに潜入するのか理解できなかったが、再読することにより、話の展開がすんなり理解できた。(初読の後、アニメを見た影響もあると思う)。印象に残ったシーンはカジノでのルーレットのシーンだが、ポーカーがとても戦略的に進めることのできるゲームであることも文章を読んでいて驚いた。成長ぶりが著しいバロットは、目的を達成することが出来るのか?。続きも読んでいきたいと思う。

        >> 続きを読む

        2018/07/10 by おにけん

    • 3人が本棚登録しています
      マルドゥック・スクランブル the third exhaust-排気
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 1回目の感想。2014.5.14
        購入したものを読了。3冊続く話の中心はバロットの復讐劇。作中の出来事に対してキャラの心情、起こった出来事が詳しく書かれているので話が分りやすい。ただ、最後の戦闘シーンはそんなに詳しく書かなくてもというのが感想。それによって話のテンポが悪くなってる感が否めない。その点だけが残念。ボイルド+ウフコックの続編もこの後書かれているが、バロット+ウフコックコンビの続編も見てみたい気がする。あと、アニメにもなっているのでこちらも機会があればチェックしてみたい。

        2回目の感想。2018.7.13
        2018/7 6冊目(2018年通算109冊目)。再読2回目。ブラックジャックってこんなゲームだったのかと読んだ人にも理解できるような文章を書いた筆者の苦労はうかがえる。その辺は素直に評価したい。ただ、シェルを追い詰めるためとはいえ、カジノのシーンが長いのはどうかと思う。バロットとボイルドの再対決もアッサリ終わってしまいその辺は拍子抜け。もう少し、ボイルドとバロットの対決を見たかったという気もする。続編の「~ヴェロシティ」「~アノニマス」も手に入れているので本作でわからなかった点を読んで理解したいと思う。

        >> 続きを読む

        2018/07/14 by おにけん

    • 3人が本棚登録しています
      マルドゥック・ヴェロシティ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 2018/7 11冊目(2018年通算113冊目)。色々な事が明らかになり、その悲惨な現実に色々な意味で頭がパニックになりそう。ボイルドがダークサイドに堕ちていく過程は急だなとも思うが、ウフコックのことは袂を分けた後でも、一番のパートナーとして大切に思っているのだなということもい理解できた。この後の「~フラグメンツ」「~アノニマス」も引き続き読んでいきたいと思う。

        >> 続きを読む

        2018/07/27 by おにけん

    • 3人が本棚登録しています
      マルドゥック・フラグメンツ
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 2018/7 12冊目(2018年通算114冊目)。マルドゥックシリーズの短編集。ボイルドとウフコックのコンビで証人をガードする短編がどちらも良かった。後はこれまでのシリーズの回想と新シリーズにつながる短編。〇〇が処刑寸前に過去を回想する短編は「どうなってしまうのだろう」と思った。あと、このシリーズは新装版の前の物を読んだのだが、冲方さんのインタビューを聞くと、どうも新装版の方が文章の出来が良さそうなので、機会を見て手に入れてどう違うか比べてみたいと思う。アノニマスも引き続き読んでいきたい。

        >> 続きを読む

        2018/07/31 by おにけん

    • 6人が本棚登録しています

【冲方丁】(ウブカタトウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本