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ArcherJeffrey

著者情報
著者名:ArcherJeffrey
ArcherJeffrey
ArcherJeffrey
生年~没年:1940~

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このランキングは1日1回更新されます。
      チェルシー・テラスへの道
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 旅行先のホテルに置いてあり、なんだか面白くて一気に読みました。ありきたりのストーリーなのかもしれませんが、何だかわくわくできた気が。

        とは言え気になったのは、幼い主人公の唯一の楽しみがウエストハムの試合観戦だったこと。

        英国のサッカー文化に生で触れてみたいな、いつか。。。
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        2013/01/09 by fraiseyui

      • コメント 5件
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      誇りと復讐
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 「面白い小説で何かお勧めは?」と聞かれた時、迷わずにお勧めできる一級のエンターテイメント小説です!
        世界的に有名なストーリーテラーのジェフリー・アーチャー。
        彼の作品の特長は、逆境や絶体絶命の状況にある主人公が、相手にトリックをしかけて見事に逆転する爽快なハッピーエンドにあります。

        短文を効果的に使った男性的な文体。
        ページをめくるのももどかしいはらはらさせる展開、意表をつくどんでん返し。
        主人公に対して見事に憎らしい敵。
        最後は胸のすく勝利で終わるとわかっているけれど、
        それでもハラハラ続きで目が離せないというのは、逆にすごくないですか?

        【ストーリー】
        ロンドンの下町の自動車修理工として働くダニーは、恋人ベスにプロポーズした祝宴の夜に、トラブルに巻き込まれた。
        ベスの兄で親友のバーニーが殺害され、あろうことか殺人犯として逮捕されてしまったのだ。
        犯人の正体は法廷弁護士で、自らの罪を隠ぺい。
        彼の仲間たちの偽証により、ダニーは有罪となり懲役22年を宣告されてしまう。

        だが、ベルマーシュ刑務所の監房でニックとアルに出会い絶望から這い上がるきっかけを得る。
        必ずやこの牢獄から出て復讐を遂げるのだ。


        冤罪で牢獄入りしたコックニーでほぼ文盲のワーキングクラスの青年が、牢獄を出てケンブリッジ出のエリートたちに挑む。
        …という、現代版「モンテ・クリスト伯」に「マイ・フェアレディー」と「三銃士」で味付けをしたような本作です。
        ニックの叔父の悪巧みも加わって、スリリングにドラマティックに法廷劇及びコン・ゲームを展開します。

        ひとつ、ぜひとも付け加えなければならない事実があります。
        著者自身が2001年に偽証罪に問われ4年の求刑(2年の実刑)をくらっている点です。

        彼は転んでもタダでは起きない。

        刑務所体験をノンフィクションの「獄中記」として発表。
        この小説の上巻でも彼が収監されていた「ベルマーシュ刑務所」(脱獄不可の刑務所として知られる)が舞台になっていて、刑務所生活が細かく描かれてとってもリアル。
        ニックに関しては特に、アーチャーが実際に刑務所に入っていたということで説得力と存在感が増している気がします。

        そもそもアーチャーの作家デビューのきっかけも詐欺にあって財産を失ったことにありました。
        最年少で当選した保守党の下院議員という華々しい経歴の持ち主だったのに職も失いました。

        この時書かれた小説が、デビュー作「百万ドルをとり返せ!」ですが、コン・ゲームの復讐もので、最高に面白いのです。
        奇想天外な大胆さで、本作とは別の面白さがあります。
        悪役ハーヴェイ・メトカーフもいい味です。

        「誇りと復讐」と、併せてお勧めです。

        (下巻に続きます……読んでね)
        >> 続きを読む

        2014/08/28 by 月うさぎ

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      誇りと復讐
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 面白いっ!って興奮できる作品って久々。
        20年ぶりに手にしたアーチャーの小説は期待通りの傑作でした!
        ジェフリー・アーチャー。タダものではありません。
        これはまさに彼が刑務所にぶち込まれた結果生まれた小説でした。
        彼がそこで得た「思い」はタイトルに込められているのではないでしょうか?

        「…しかし、裁判長、人はみなそれぞれに生まれという牢獄から逃れられない囚人ではないでしょうか。」

        原題[A Prisoner of Birth]はまさに、「人間の出生がいかにその人の人生を縛るか」という意味で、
        英国社会への疑問を象徴していると思いました。

        英国には今でも貴族がいて、れっきとした「階級社会」です。
        身に着けるもの、使用する店、進学する学校、そして言葉。
        あらゆる点から上流階級とワーキングクラスとの「住み分け」はなされています。
        また人はその人の外見から「階級」を判別できるようになっています。
        ここが日本とは異なる部分です。
        日本にももちろん格差はありますが(そして近年ひどくなりつつある気がしますが)、ここまでの「差別」は感じないで生きていられます。

        主人公ダニー・カートライトはそんな英国社会の差別を逆手にとって復讐計画を練ります。

        貴族の称号がいかに人を信用させ、優遇され、尊敬を受ける道具になりえるか。
        男爵の称号を受け、貴族の仲間入りしたジェフリー・アーチャーですから、生の事実としてそれを認識していることでしょう。

        アーチャーの小説の素晴らしさは、そのストーリー展開の巧みさにあります。
        頻繁に切り替わる場面と意外性に飽きる暇がなく物語に惹きつけられます。

        しかし、読者が彼の作品を愛している理由の第一は、小説の中に流れる「愛」を以て、でしょう。
        無実の罪で囚われたダニーを一分の曇りもなく愛し続けるべスの献身。
        彼の無罪を確信し無報酬でも弁護を引き受けると誓うアレックス・レドメイン、監獄で同房だったニックとアルの友情、モンクリーフ家の忠実な顧問弁護士のマンロウの人間洞察、美貌の法律家サラの正義心、そしてもちろん生まれ変わろうとするダニーの誠実さと向上心。
        検察側の弁護士でさえ…。
        互いの信頼、友情、人間としての矜持。
        そんな人間の善性を彼らから感じ取れるのです。
        読後心が洗われるような気持ちになれる。
        それこそがアーチャーの一番の魅力だと思うのです。

        善は勝ち悪は罰せられる

        そんなシンプルな話こそ、人が常に求める物語だと作者は知っています。
        リアリティのある現実を求めたいなら小説ではなくノンフィクションのルポを読めばいいのです。
        人生のほろ苦さを描きつつ、時にリアリティーを逸脱してまでも夢は大胆にかなえる。
        それがアーチャーの小説の楽しさではないでしょうか。

        途中がよい小説はざらにありますが、シメの巧い小説は少ないです。
        ラストの法廷劇のテンポのよさ、エピローグとして読める物語のまとめ方のテクニック。
        「誇りと復讐」のエンディングには、他を寄せ付けないベストセラー作家の本領が見て取れます。

        ラストの一言。テクニシャンです。
        >> 続きを読む

        2014/08/29 by 月うさぎ

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