こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


Aurelius Antoninus,Marcus

著者情報
著者名:Aurelius Antoninus,Marcus
まるくすあうれりうすあんとにぬす
マルクスアウレリウスアントニヌス
生年~没年:121~180

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      自省録
      カテゴリー:古代哲学
      4.5
      いいね!
      • 訳者後書きの、神谷さんの書評が素晴らしくてならない。
        この作品は、この神谷さんの後書きがなければ格段に魅力を落とすだろう。


        「マルクス・アウレリーウスはエピクテートスのあまりにも忠実な弟子であって、そこには思想的になんの新しい発展も無い」
        「ストア哲学の思想と言うものが現代の我々にとっていかなる魅力を持つかと考えてみると、そこには自ずから限度がある」
        「その説くところの物理学も論理学ももはや我々にとって殆ど意味が無い」
        「この教えは不幸や誘惑に対する抵抗力を養うには良い。我々の義務を果たさせる力とはなろう」
        「しかしこれは我々の内に新しい生命を湧きあがらせるていのものではない」
        「そういう力の泉となるには、全人格の重心のありかたを根底からくつがえし、おきかえるような契機を与えるものが必要である。それはストア哲学には無い」

        「しかしこのストア思想も、一度マルクスの魂に乗り移ると、なんという魅力と生命を帯びることであろう」
        「それは彼がこの思想を身を持って生きたからである」
        「想像力をあれほど排斥するストアの学徒でありながら」「すばらしい比喩がひらめいて思想を一つの結晶に凝結させる」
        「自省録の思想内容には独創性が無い。しかしその表現にはたしかにある」


        朴訥な作品ながら、序章が周囲の人への感謝の言葉で書きつくされているのがとても美しい。
        こういう人に治められたら幸せで平和だろうと思う。

        >> 続きを読む

        2017/08/18 by フッフール

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています

【Aurelius Antoninus,Marcus】(マルクスアウレリウスアントニヌス) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本

とまどい (ライムブックス)