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CardOrson Scott

著者情報
著者名:CardOrson Scott
CardOrson Scott
CardOrson Scott
生年~没年:1951~

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このランキングは1日1回更新されます。
      エンダーのゲーム
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! Tukiwami
      • 新年からSF小説ばかり。おすすめの図書にあったので読んでみたが、物語に引き込まれる面白さがある。たった6歳の子供が地球を救うという設定。天才児たちのゲームのやりとりは文字だけでも十分想像できて楽しめる。はてさて、この先どうなるのだろうかと続けて下巻も一気に読んでしまった。
         最後は、あっと驚く展開だった。主人公エンダーが成長していくさまがよくわかる。この小説はまだまだ先があるようだが、とりあえずここで読了しておくとする。
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        2019/01/09 by KameiKoji

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      無伴奏ソナタ
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 【あの『エンダーのゲーム』はこうして始まった!】
         著者の代表作である『エンダーのゲーム』の最初のヴァージョンを収録した短編集です。
         『エンダーのゲーム』は最初は短編として書かれたのですね。
         その他にも注目すべき作品が収録されているなかなか秀逸な短編集ですよ。
         それではいつもの通り収録作の中からいくつかご紹介します。

        ○ エンダーのゲーム
         ストーリーはほとんど変わっていません。
         エンダーがバトル・スクールに入学して既に自分のチームを指導しながら、あの無重力の『陣取りゲーム』を戦っている場面から始まります。
         そして、あの驚愕のラストまで。

        ○ 王の食肉
         童話のようなテイストを持った作品です。
         ある村には身体不虞の者ばかりが住んでいました。
         そんな村を、五体満足な一人の男が歩いて行きます。
         彼は村人達から『羊飼い』と呼ばれていました。
         『羊飼い』は王と王女から杖と斧を与えられていました。
         村人達は『羊飼い』の姿を見かけると慌てて姿を隠します。
         『羊飼い』の姿を見ても遊びをやめない子供たちには「こんどまた城の近くで遊んでごらん。お前はあいつに王の食肉にされてしまうよ!」と親は叱りつけるのでした。
         王は、メニューを見ながら「乳房のバター焼きはいかがなものか」とつぶやくのでした。

        ○ 四階共同便所の悪霊
         人の心を踏みにじり、己の欲望だけを追い求めてきた男が主人公です。
         彼は人の痛みなどすぐに忘れてしまうことで、自分の心地よい人生を維持してきたのです。
         彼はついに自分の娘にまで手を出し、これを見た妻の逆鱗に触れ家から追い出されてしまいます。
         しかし男はこれっぽっちも痛みを感じることはなく、新しく住処にしたアパートでまた女漁りを繰り返していくのです。
         ある時、彼はアパートの共同便所の便器の中に赤ん坊が捨てられているのを発見しました。
         さすがに気がとがめた彼はその赤ん坊を便器の中から引きずり出してやるのですが、何と、その赤ん坊は手がヒレのような形になっている奇形児でした。
         その赤ん坊は彼にしがみつき、ヒレを突き立て、身体に食い付いてきたのです。
         大変恐ろしいお話です。

        ○ 磁器のサラマンダー
         これもお伽噺のような作品です。
         舞台となるのは魔法や呪いが力を持っている世界です。
         父親は待望の我が子の出産を心待ちにしていました。
         しかし、母親は子供を産み落とすと亡くなってしまったのです。
         悲しみにくれた父親は、生まれたばかりの子供に対して、つい「お前が殺したのだ!わたしが妻を愛していたのと同じくらいに愛する誰かを失うまで、お前は生涯、わずかなりとも身体を動かすことは叶うまい!」と絶叫してしまったのです。
         もちろん、そんなことは本心ではなく、ショックの余り口に出してしまった言葉でした。
         しかし、その呪いは効力を生じてしまったのです。
         生まれた女の子はキーレンと名付けられましたが、父親の呪いの通り、少しでも身体を動かすと疲れ果ててしまい、自分では食事もできない子供になってしまったのです。
         父親は自分を責め、何度後悔の涙を流したことでしょう。
         自分の命を絶つことも考えましたが、それはキーレンをさらに不幸にすることでしたから、それだけは避けていました。
         父親は、遠くへ旅をするようになり、その都度不思議な物をキーレンへのお土産として持ち帰るようになりました。
         ある時、旅から帰った父親は、キーレンに箱を渡しました。
         今度の旅のお土産です。
         父親は、ある村に行き、そこで一番不思議な物が欲しいと求めたところ、ある人を紹介され、その人に娘のことを全て正直に話して手に入れたのがこの箱だったのです。
         箱の中には磁器のサラマンダーが入っていました。
         しかし、そのサラマンダーは動いたのです。
         意思を持ち、キーレンにだけ話しかけたのです。
         キーレンの身体の具合はどんどん良くなっていき、健康になっていきました。
         キーレンはサラマンダーを愛したのですね。
         そんな時、サラマンダーを売ってくれた者が父を訪ねてやって来ました。
         その理由は……。

        ○ 無伴奏ソナタ
         大変深い悲しみをたたえた表題作です。
         全ての調和が取れ、人々が幸せに暮らしている世界が舞台です。
         その世界に生まれたクリスチャンは音楽の神童でした。
         彼は、楽器を操り、すばらしい音楽を作り、数少ない『創る人(メイカー)』になったのです。
         メイカーには掟がありました。
         自分の中からわき上がってくる音楽を創作し、人々に聴かせることが使命なのですが、決して『聴く人(リスナー)』と言葉を交わしてはならず、他の音楽を聴いてもいけないというのがその掟です。
         ある時、いつものように演奏を終えたクリスチャンに一人の男が近づいてきました。
         「リスナーと言葉を交わしてはいけない」。
         クリスチャンは相手にしないようにしたのですが、その男はクリスチャンに話しかけてきて強引にレコーダーを押しつけてきました。
         そのレコーダーにはバッハが入っていると言うのです。
         他のすばらしい音楽を聴いてはいけないなどという馬鹿げた掟に従う必要はないとその男は言いました。
         クリスチャンは、「バッハってどんな人なのだろう?」と興味を持ち、そして、ついに掟に逆らいバッハを聴いてしまったのです。
         その影響は、すぐにクリスチャンの創る音楽に現れて来ました。
         そして、それは『監視人(ウォッチャー)』の知るところとなり、クリスチャンは掟に背いたとして『メイカー』の地位を追われ、追放されてしまいました。
         「二度と音楽を創ってはならない、それは人々を汚染することになるのだ」と言い渡されて。
         クリスチャンは、その後食料品を配達するトラックの運転手として働くようになりました。
         年月が経ち、ある時、クリスチャンはとあるバーに立ち寄ったのです。
         そこには既に調子が取れなくなった古いピアノが置いてありました。
         そのピアノから眼をそらし続けるクリスチャンの様子に気が付いたバーのマスターは、客が帰った後一人で残り続けるクリスチャンの前でピアノの蓋を開けたのです。
         その後……。
         何て悲しい話なんでしょうか。

         この作品集には他にもすばらしい短編が収録されています。
         これは是非読んでいただきたい本ですよ。
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        2019/09/18 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      エンダーのゲーム
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね! Tukiwami
      • 【『エンダー』とは、『終わらせる者』という名前】
         超天才少年、アンドルー・ウィッギンは、ある朝バトル・スクールの将校の訪問を受けます。
         いくつかの質問の後、アンドルーは、バトル・スクールへと徴用されます。

         人類は、現在、異星人バガーとの絶望的な戦争のただ中にありました。
         これまでに二度、バガーの侵略攻撃を退けてきた人類ですが、三度目の攻撃が迫っています。
         全軍を指揮できる、超優秀な人材を育てなければなりません。
         アンドルーは、その様な人材となるべくして育てられた存在だったのです。
         彼は、『エンダー=終わらせる者』となる道を歩き始めます。
         
         バトル・スクールには全国から集められた超優秀な子供達が揃っていました。
         様々な訓練、実戦を模したシミュレーション、そして、チーム対抗のバトル・ルームでの肉弾戦。
         このバトル・ルームでの訓練で、エンダーは非凡な才能を示します。
         これまで誰も考えつかなかった戦術を編み出し、一気にトップチームに躍り出ます。
         この辺りは、ハリー・ポッターに出てくるクィディッチみたいです(ハリー・ポッターの方が参考にしたのかな?)。

         さて、エンダーには二人のきょうだいがいました。
         二人とも天才児なのですが、バトル・スクールには徴用されませんでした。
         それは、兄ピーターは、あまりに残虐な性格のため。
         姉ヴァレンタインは、あまりにやさしかったため。
         軍に徴用されなかった二人ですが、それでも人類の壊滅的な危機に直面して何とかしなければという思いでいました。
         二人はエンダーにアクセスし始めるのですが、それがエンダーに及ぼす影響が……。

         バトル・スクールでの訓練は過酷の度合いを深めていきます。
         バトル・ルームでの模擬戦闘も、もはや圧倒的に不利なハンデを科され、不可能とも思えるミッションをクリアしなければチームを勝利に導くことはできません。
         それでも戦い続けるエンダー。
         彼は、バトル・スクールを卒業できるのか?
         バガーの侵攻は抜き差しならない段階にまで達しています。
         エンダーの名を帯びたアンドルーは、いつ、実戦に投入されるのか?

         ある日、エンダーが目を覚ますと、彼の部屋に一人の老人がたたずんでいました。
         その老人こそ、かつて人類が唯一バガーに対して完全な勝利を収めた戦役の指揮官、メイザー・ラッカムだったのです。
         ラッカムは、エンダーを見極め、お前こそが真のエンダーになるのだとして、エンダーを最後のテストに導きます。

         それは、これまでに何度も繰り返されてきた戦闘シミュレーションでした。
         しかし、状況が圧倒的に不利です。
         これが、最後のテストなのか……。
         エンダーのもとにバトル・ルームで闘ったかつての友人達が集まります。
         エンダーの友軍として、直接接触することはできませんが、シミュレーターを通じて共に戦い始めます。
         
         ですが……一人、また一人、戦いに敗れて行き、エンダーがバトル・ルームの戦いで右腕とも恃んでいたペトラまでが意識を喪失します。
         エンダー自身、消耗が激しく、これ以上のシミュレーション続行は……。
         
         テストの最後の日。
         エンダーがシミュレーション・ルームに入ると、これまでですら圧倒的に不利だった情勢が、絶望的な状況にまで進行していました。
         エンダーは、この戦いに勝てるのか?

         ラストが非常に素晴らしい作品です。
         ラストを迎えた時、あなたは、おそらくため息をついていることでしょう。
         著者のオーソン・スコット・カードは本作のようなとびきりのサプライズを仕込んだ作品がお得意のようで、この他にも様々な優れた作品を世に出しています。
        >> 続きを読む

        2019/04/09 by ef177

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