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ルイス・キャロル

著者情報
著者名:ルイス・キャロル
るいす・きゃろる
ルイス・キャロル
生年~没年:1832~1898

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このランキングは1日1回更新されます。
      不思議の国のアリス
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 「不思議の国のアリス」は小さい頃に一度読んでいる。
        改めて今回読んでみたのは単純に本屋さんで棚に並んでいるのを見て懐かしいなと手に取ったのがきっかけだ。

        改めて読んでみると思っていたよりも長く、こんな話だったっけと感じた。

        アリスの身体が大きくなったり小さくなったりばかりで、もっと違う変化があっても面白いだろうとは思うけれど、即興でこんな物語を考えるルイス・キャロルは凄い作家だと思う。

        どこか何かを風刺しているようにも感じたが、何をどう風刺しているのかはよくわからないので、考えすぎなのかもしれない。

        翻訳が古いのか、会話にやや古めかしさを感じてしまう。
        何か違うなという思いが最後まである。

        今回「不思議の国のアリス」を読んで「鏡の国のアリス」も読んでみたいと思った。
        >> 続きを読む

        2017/01/04 by jhm

      • コメント 6件
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      不思議の国のアリス
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • ずっと憧れていた本を読み終えました!
        「不思議の国のアリス」は、子どものころ、ディズニーの映画で見た記憶がありますが、活字で読んだのは初めてです。

        世界中に愛されている物語だけあって、読み終えてからも、何か見落としたところはないか、隠されていることはないか、と表紙を見たり、なでてみたりと、物語がまだ終わらないような感覚になりました。

        ただ、残念なことに、この物語の原書では、英語で書かれた中で、単語のシャレや、言葉遊びがかなり入っているようです。
        日本語では、全てを表現するのは難しいらしいです。

        それでもこんなに魅力的だったのだから、原書で読めたらどんなに素敵だろうと思いました。

        今まで、こんなにも、自分が英語がわからないことを悔しく思ったことはありません!!!!

        英語をわかるようになって、いつかははこの物語を原書で読んでみたい!!!

        そして、英語で表現された言葉遊びや、シャレをわかって、「ふふっ」と笑ってみたいです。
        >> 続きを読む

        2014/01/21 by ヒカル

      • コメント 6件
    • 2人が本棚登録しています
      鏡の国のアリス
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 幼い日のアリスに捧げられたファンタジー。
        トランプの世界⇒チェスの世界

        金色の 夕映えのなか
        どこまでも たゆたいゆかん
        人の世は 夢にあらずや?

        ビクトリア朝時代の1871年に出版された「鏡の国のアリス」は、「不思議の国のアリス」の続編です。

        チェスのゲームに(一応は)のっとってチェス盤の上を舞台にお話しが進んでいきます。
        今回のアリスにはポーンから女王に昇格するという目的と流れがあります。

        さかさまの国では文字も鏡字なら時間の流れも時々双方向。
        のどが渇いたと言えば乾いたビスケットを食べさせられたり。
        ナンセンス度は相変わらず。
        ドタバタ、はちゃめちゃ度は控えめかと思います。


        テニエルの挿絵がさらに美しくなっていて、アリスが大人っぽく、超美少女に進化しています。
        ルイス・キャロルが挿絵に細かく注文をつけるので、仕事の依頼はこれを最後にしてくれとギブアップしたとか。
        二人の意思疎通のもとで作られた作品であるため絵の効果は「不思議の国」以上の出来ばえです。

        鏡の国に入っていくシーンの表現やハンプティ・ダンプティの姿などは
        きっと多くの方面に影響を与えたのではないでしょうか。


        ハンプティ・ダンプティ、ジャバウォッキー(ジャバウォック)、ユニコーンといった個性的なキャラクターが登場。
        おしゃべりする花や、双子のティードルディーとディードルダムが登場するのも「鏡の国」のほうです。

        ディズニー映画では不思議の国と鏡の国のキャラクターをまぜこぜにしていますので、
        あれを元にイメージすると混乱しますのでご注意ください。


        『ジャバウォックの詩』を代表とした、ナンセンスな詩や歌詞がふんだんに出てくるのも特徴。
        自作の詩の他にマザーグースも引用されています。

        あいかわらずのダジャレや造語(カバン語)がいっぱいで翻訳は困難を極めます。
        翻訳者の数だけ別々の日本語訳、別のアリスがあるっていうことです。
        ほんのさわりだけご紹介。


        Twas brillig, and the slithy toves
        Did gyre and gimble in the wabe;
        All mimsy were the borogoves,
        And the mome raths outgrabe.

        ジャバーウォッキー
        そはゆうやきどき ゆるしなきトーヴども
        にもひろに ガイリし キリリしたりき
        ひたぶるにうすじめきは ボロゴーヴども
        えはなれしラース あまたさうしゃめりき
                     (脇 明子訳 本作)

        ジャバウォッキー
        ときしもぶりにく、しねばいトーヴが、
        くるくるじゃいれば、もながをきりれば、
        すっぺらじめな、ポロドンキン、
        ちからのピギミイふんだべく。
                     (生野幸吉訳)
        子供の頃に読みなれた生野訳!
        (やっぱ、「ちからのピギミイふんだべく」!これがめちゃくちゃ印象に残っています
         でも、どこをどうしたらこんな訳になるのやら?)


        夕めし時 ぬるんのトーブは
        ぐるんと 穴を開き
        ボロゴーブは嘆き
        ラースは喚き
                     (佐藤恵子訳)
        *映画/DVD『アリス・イン・ワンダーランド』日本語吹き替え版より

        参考 http://www.hp-alice.com/lcj/l_translation.html


        アリスの物語はイメージの訓練になります。
        ただし、この作品が面白いかどうかは人によりけりで、
        読む価値はありますが、私は小説として前作よりも面白いとは思いません。

        しかし「セイウチと大工」のシーンやクイーン・アリスのパーティーのシーンなどは印象深く面白いですし、
        クリスティやクイーンやその他多くの作家に使用されているモチーフとして知っていて決して損はない。

        そう思います。
        >> 続きを読む

        2012/11/28 by 月うさぎ

      • コメント 14件
    • 2人が本棚登録しています
      ふしぎの国のアリス 新訳
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 【あらすじ】
        チョッキを着たうさぎを追いかけるとそこにはうさぎ穴が。
        アリスは躊躇せず穴の中に飛び込みます。
        壁は棚になっており、ぎっしりと本や瓶が詰まっています。
        「このまま地球の裏側まで突き抜けちゃうのかしら」
        アリスがそんなことをぼんやり考えていると、たどり着いた先は不思議の国でした。

        不思議の国はへんてこなことばかり。
        体が小さくなったり、大きくなったり。
        しかも、どちらの体でも困ったことばかり起こります。
        住人たちもへんてこでお話が噛み合いません!
        次々起こる不思議な出来事にのみこまれていくジェットコースターファンタジー。

        【感想】
        不思議の国はイマジネーション豊かな世界です。
        クロッケーのボールがハリネズミで、そのボールを打つクラブはフラミンゴ、ボールをくぐらせるアーチはブリッジをしているトランプの兵隊。でもみんな動き回るからろくにゲームになりゃしない!なんてめちゃくちゃで笑えます。終わらないお茶会、にやにや笑いー猫=にやにや笑いだけを残していく。目を引く要素がたくさんあって、世界観を満喫するだけでも楽しいです。

        アリスと住人の噛み合わない会話も面白い。例えばお茶会の場面。
        終わらないお茶会に招かれたアリスはお茶に手をつけてないうちからヤマネにおかわりを勧められる。アリスはまだ飲んでいないのだから、もっとたくさんなんて飲めませんと返す。すると帽子屋は「もっと少なく飲めませんだろ。ゼロよりもっとたくさん飲むのはとてもかんたんさ」なんて言う。

        帽子屋のいうことは国語的には不正解だけど、数学的には正解な気がする。不思議の国の住人たちは変なことを言うのだけど、彼らとアリスで前提条件(常識や論理)がズレていてそれが会話のズレとなって生じさせているんですね。日常の論理だと不正解だけど、別の論理で考えると正解なのでは?そう思わせる会話がよくあります。それがおかしい。

        アリスは序盤でこそ不思議の国のへんてこさに戸惑い、泣いたり不安を覚えたりしますが、
        徐々にそれを楽しむようになっていきます。自分の思い通りになんて何一つならないし、わけのわからないルールがてんこもりで住人たちにはふりまわされっぱなし!でも、不思議の国において異邦人の存在でありながら、異邦人のままズレを楽しみます。そんなアリスだからこそ、不条理な国ではなく不思議の国として冒険することができたのでしょう。


        【翻訳と挿絵】
        アリスの魅力は言葉遊び。音韻、くだらないダジャレ、論理で遊んだものまで幅広く取り揃えています。本書はそんな言葉遊びを自然な日本語で翻訳してくれています。

        “we went to school in the sea. The master was an old Turtle—we used to call him Tortoise——”

        “Why did you call him Tortoise, if he wasn’t one?” Alice asked.

        “We called him Tortoise because he taught us,”

        「海の学校に通っていたんだ。先生は年寄りの海ガメだったけど、茶々と呼ばれていた――」
        「どうして海ガメなのに茶々と呼ばれていたの?」
        「先生はティーチャだろ。ティーとは茶のことだ。だから茶々じゃないか」
        最後に茶々をいれるなと締めくくります。

        Tortoiseと taught usの言葉遊び。
        原文はTurtle(海ガメ)とTortoise(陸ガメ)がかかっているところも面白いのですが、どうにかして原文のニュアンスを出そうと苦心していることがうかがえます。
        河合祥一郎先生のアクロバティックな翻訳に感嘆しました。

        okamaさんの挿絵も素晴らしいです。
        原作絵を踏襲しつつもポップでキュートな雰囲気に仕上げています。
        首長アリスの挿絵を抜いたあたり、方向性を明確にしていますね。
        その分、よくもわるくも全体的に不気味な雰囲気は薄れています。

        新潮文庫版を手に取ったのは随分昔なので記憶は曖昧ですが、翻訳、挿絵共に違うのでもはや別の作品と捉えていいレベルになっていると思います。
        新潮文庫版でつまらないと感じた人もこの版なら楽しめるのではないかと思います。
        アリスに影響を受けた作品に触れて、原作を読んでみようかなという人は挿絵がテニエルのものを手に取ったほうがよいかもしれません。不思議で楽しいファンタジーでした。
        >> 続きを読む

        2017/04/22 by けやきー

    • 1人が本棚登録しています
      新訳かがみの国のアリス
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • アリスが迷い込んだ鏡の国は不条理な世界です。喉が乾いたというとビスケットを差し出されたり、見ようとした物が消えたり、自分の名前を忘れたり……とにかく変なことばかり起こるし、鏡の国では現実世界の常識が通じない事が多々あります。

        そんな不条理な世界に住むキャラクターたちも個性豊かでへんてこりん。マザーグースでおなじみのハンプティダンプティ、落馬してばかりの白騎士、ひたすら走り続ける赤の女王など。この作品の一番面白いところはアリスとへんてこなキャラとの会話だと思います。

        「ほんの七歳半になったところです、ちょうど。」
        「『ほんとのところ』なんて言わなくてものいいのよ。」クイーンはおっしゃいました。
        「そんなこと言わなくても信じてさしあげるわ。さあ、今度はあなたが信じてくださる番よ。わたしはね、ちょうど百一歳と五ヶ月と一日なの。」」
        「そんなの信じられません!」とアリス。
        「えっ、できないの?」クイーンは、あわれむような声でおっしゃいました。「もう一度やってごらんなさい。はい、深呼吸して、目を閉じて。」

        ……こんな感じで斜め上へ話が飛ぶし、ツッコミどころ満載なんですがそれがとっても楽しいんですね。訳者さんの努力の甲斐あって、きちんと韻を踏んでいるので言葉遊びも楽しめます(原文にどれほど忠実なのかはわかりませんが)。イラストも可愛らしく数も多いので、普段あまり本を読まない人にも読みやすくなっていると思います。

        ところで少し疑問に思ったのですが、私はチェスといったら白と黒というイメージを持っているのですが、なぜこの作品のキャラクターは白と赤なんでしょうね。モノトーンにしちゃうと大人っぽくなってしまうとか、色彩感に乏しくなるとかそんな事情があったんでしょうか……
         
        >> 続きを読む

        2016/03/09 by けやきー

    • 1人が本棚登録しています
      不思議の国のアリス
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 仕掛けもすごいけど、仕掛け絵本にありがちな
        ストーリーは少しだけっていうのぢゃなく
        ストーリーもぎっしりと書かれてあるところも感動っ!

        大きな見開きでの大仕掛けとはまた別に
        サイドあたりについているストーリー用のページにも
        ちゃんと仕掛けもあって、本としても視覚としても
        楽しませてくれる細部まで凝った圧巻の仕掛け絵本です♡
        >> 続きを読む

        2013/10/15 by 山本あや

      • コメント 13件
    • 5人が本棚登録しています
      不思議の国のアリス
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 「不思議の国」と「鏡の国」の物語のモデルだったアリス・リデルをご存知ですか?
        これは、作場知生(さくばともみ)氏の挿画・装丁のすばらしい芸術的な美本。

        ルイス・キャロルは写真が趣味で、少女達の写真を数多く撮影しており、
        アリス・リデルの写真も多く残されていますので、
        彼女の顔立ちはアリス・ファンには非常に広く知られているのです。
        アリス・リデルの写真はこちら ルイス・キャロル本人(チャールズ・ドジソン)が撮影
        http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Alice_Liddell.jpg

        作場氏は、アリス・リデルのイメージを活かし、
        定番として親しまれているテニエル画のアリスとのいいとこ取りをしたといえましょう。

        この「アリス」は発表当時はかなり話題になったはず。
        アリスにはコアなファンがいますので、下手をしたらとんでもない悪評がつきかねません。
        テニエル→ディズニーがインプリントしたアリスのイメージは強固で
        それを覆す、黒髪ショートボブヘアのアリスを描くことは
        裏社会(笑)ではありましたが、正規の児童書という出版物としては
        異例の冒険だったと思います。
        金子國義さんの有名なアリスもテニエルのアリスから
        大きく逸脱するものではないですから。

        ヨーロピアンな香りのつまった挿絵の数々に魅せられます。
        特に異なる点は「時計を持った白うさぎ」のウサギらしく美しく愛らしいこと。
        テニエルのうさぎはおじんくさいですが、こちらの白うさぎはかわいいですよ~♪
        テニエルはテニエルとして好きですが、このアリスも一見の価値アリ。ということです。
        テニエル・ファンをも納得させる画力ではないでしょうか。
        非常に緻密で装飾的で絵画的でメカニックでもある上手い絵です。
        マンガチックな部分もあり、リアル一辺倒ではありません。
        …う~ん。これじゃ、わかんないだろうな…。
        見てみてください。としか言い様がないです。

        絵のことばかり述べましたが、翻訳は楠悦郎氏

        アリスはナンセンスな言葉遊びが中心なので完璧な翻訳は不可能な作品です。
        数多くの翻訳本が出ていますので、翻訳の好みは、どうぞご自身でご判断ください。

        最もスタンダードなテニエル絵の生野訳は、児童書を意識して、
        英語がわからない前提にたっており、英語のダジャレの語感は考慮されていません。

        にせガメの話で、カメの先生の話題が出てきます。
        「先生はウミガメ(タートル)だった――わたしたちは陸生のカメ(トータス)ってよんでいた」
        「タートルなのにどうしてトータスっていうの?」
        「ぼくたちを教えた(トータス)からそういったのさ」
        Tortoise-taught usのダジャレです。

        生野訳では
        「なぜ単にカメ先生って呼んだの」「担任だったからタンニンカメ先生」
        ダジャレが無視されています。

        Reeling and Writhing=Reading and Writing
        (→よろよろ読み方とのたくり書き方)
        Mystery =Historyy(→アホラ史)
        Seaography =Geography(→バッ地理)
        など。
        苦しいですが、これらを訳者がどういう言葉を選んで表現しているか。
        これが、アリスの翻訳のセンスの問題になってきます。

        英語の知識、マザーグースや古い遊び歌のナンセンス度合いを知らないと
        アリスは意味不明の言葉の連続と子供っぽすぎるおふざけのイメージの連続に過ぎない童話になってしまいます。
        子供にとってはそれでも十分楽しいのですが、
        大人が読むのであれば、英語の言葉遊びも意識して読みたいものだと思います。

        チャンスは滅多にないと思うのですが、「不思議の国のアリス」がお好きな方には、この本はぜひ目にしてもらいたい一冊です。
        >> 続きを読む

        2012/11/05 by 月うさぎ

      • コメント 21件
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【ルイス・キャロル】(ルイス・キャロル) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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