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HunterStephen

著者情報
著者名:HunterStephen
HunterStephen
HunterStephen
生年~没年:1946~

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      真夜中のデッド・リミット
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
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      • スティーヴン・ハンターの「真夜中のデッド・リミット」(上・下巻)を読了、スリルとサスペンスに満ちた傑作だ。

        メリーランド州の山中深く埋められた、超強化核ミサイル・サイロと発射管制室。
        ハイテク防御で難攻不落のはずのこの基地が、謎の武装集団に占拠された。

        世界の終末の引き金となる最新鋭核ミサイルの発射を阻止するには、基地に侵入するしかない。
        残された時間は十数時間。

        プラー大佐指揮する特殊部隊デルタ・フォース、レインジャー部隊、それに一般市民の州兵は果たして侵入できるのか?-------。

        鉄壁のハイテク防御装置が制約となって、砲爆や空爆は論外、歩兵と銃の突撃しかないと攻める側に枷をはめ、デッド・リミットを設定して「さあ、どうする?」というわけだ。

        州兵の正面攻撃は、ほとんど、かの乃木希典の二〇三高地的な惨敗を喫してしまう。
        米軍最強を自負するデルタ・フォースも、イラン米大使館人質奪回作戦の失敗をめぐってプラー大佐と副官のスケージーが不協和音。

        頼むは、基地の防御システム設計者シオコールの頭脳と、廃坑のトンネルから潜入したネズミ2匹、黒人ベトナム帰還兵ネイサン・ウォールズと元ベトコン女性戦士チャーダン・フォンのみ。

        もうとにかく、ハラハラ、ドキドキ、クイクイ読ませる、デット・リミット・サスペンスの面白さ。

        この"トンネル・ネズミ"のアイディアを思いついた瞬間、作者のスティーヴン・ハンターは、「これだ!!」と小躍りしたに違いない。
        それほど、この2人がいいんですね。

        このスティーヴン・ハンターという作家は、以前、読んだスペイン市民戦争を舞台にした冒険スパイ小説「さらばカタロニア戦線」といい、この作家の腕力はなかなかのものだと思う。

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        2018/05/26 by dreamer

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      極大射程
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      •  この本は2000年の「このミステリがすごい」の海外部門第一位、2008年の20年間のベストでも海外部門4位ということで読もうと思っていました。

         私の本の師匠、内藤陳師匠も著者、スティーブン・ハンターを好んでいて、日本冒険小説協会(会長であった内藤陳師匠が亡くなった今は解散)でも評価が高い作家です。

         このハードボイルド小説もは、主人公が雄鹿を猟銃で狙うところから始まります。

         主人公は、過去、ベトナム戦争で名スナイパーとして伝説的な存在になったものの負傷して今は、ライフルと犬だけを友に山奥で隠遁生活をしている、孤独な男、ボブ・リー・スワガー。

         国のために戦って、負傷して、心に傷を負いながらも、決してそれを表情に出さない、タフで、腰を撃たれたもののその射撃の腕はいまだに衰えない。

         そこを、ある組織から目をつけられたことから、大変な事件に巻き込まれ犯人の汚名を着せられ、さらに、さらに、さらに、巨大な悪の組織から命を狙われる身となってしまうのだ。

         物語に起承転結があるのなら、この小説は「起・起・起・承・承・転・転・転・転・転・
        て~~~ん!結&結&結」という怒濤の一気読みをせざるを得ず、もう夜見る夢は「モデル70、・300口径H&Hマグナム」。

         ボブは世界で五指に入ると言われるだけの名射撃手なので、もちろん銃のプロフェッショナルであります。

         その辺の説得力と法律を巡る物語でもあり、また、謎のダイイングメッセージあり、世界情勢を含んだ、黒幕の後ろにさらなる黒幕っ!という重厚な世界です。

         もう、アメリカだけが正義、共産国がすべて敵ではもう成り立たない世界を、何重にも重なった「単純な悪」ではない、「複雑な悪」の描き分けがうまいからこそ、ボブはヒーローになれるのです。それが2000年代のヒーロー像なのだな、と思いました。
        >> 続きを読む

        2018/07/14 by 夕暮れ

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ダーティホワイトボーイズ
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 一部の海外冒険小説好きの人たちの中で有名であった
        『真夜中のデッド・リミット』の著者である
        スティーヴン・ハンターの名を知らしめた作品です。

        オクラホマ州立マカレスター重犯罪刑務所に
        収監されていた終身囚
        ラマー・パイはシャワールームで黒人受刑者を殴り殺した。
        黒人たちの逆襲を恐れた
        彼は看守を脅し、子分二人をつれて脱獄に成功する。
        迷いなく邪魔者を殺して進む
        生まれながらの悪の化身ともいうべき
        ラマーとその一行は銃を手にいれ、
        車を奪い、店を襲い、警察を嘲笑するかのように
        ひたすら逃走をする彼と

        彼を追う保安官バド・ピューティ。
        ジョン・ウェインのようだと評されながらも
        人には見せない悩みと苦しみを持つバドの姿と。
        欲望の思うまま生きるラマー。

        その太いストーリーを軸と
        銃の残弾数を数えていくながら行われる
        銃撃戦のリアルさ。

        この作品の後に順次翻訳されていった
        『ボブ・リー・スワガーシリーズ』の外伝に位置する
        驚くべき事実や

        そして、ラマー・パイの子分とも言える
        二人のキャラクター。
        特にひ弱な元美術教師リチャード。
        ラマーに言われ、彼のトーテムともいえる“ライオン”を描き続ける彼がどうなっていくか含め
        大好きな作品の一つです。
        >> 続きを読む

        2013/06/21 by きみやす

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