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MoraviaAlberto

著者情報
著者名:MoraviaAlberto
生年~没年:1907~1990

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      世界文学全集
      カテゴリー:叢書、全集、選集
      4.0
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      •  この前は「恋」の話だったので、次は「愛」でも語ろうか。なーんてこんな気障な台詞、わたしには似合いませんね。わたしらしく、池澤夏樹さんの世界文学全集についてから。
         いささか機を逸する感じになりましたが、ようやく、ふだん行く二つの図書館でも全巻揃うようになりました。2、3年くらい前までの歯抜け状態から、煎餅が食べられるていどに落ちつき、先約の心配をしないで借りることができます。ただ、いつも『ハワーズ・エンド』はお留守番をしている。きっと日本人は全員読んだのだろう、気にしない気にしない。いくらわたしがフォースターびいきでも、この中から三冊選ぶとして、やっぱり『ハワーズ・エンド』は落ちる。ボフミル・フラバルの『わたしは英国王に給仕した』、ヴァージニア・ウルフの『灯台へ』、バルガス=リョサの『楽園への道』、もちろんすべては読んでいませんが、この三冊はだれが読んでもガッカリしないと思う。おすすめ。
         それはさておき、今日取り上げるのは、宗教学者で有名なミルチア・エリアーデの『マイトレイ』。エリアーデ自身がインドで経験した初恋の話を、これまでかとばかり初心に、そして神秘的な小説へと膨らませた。正真正銘の恋愛小説。ここでまた断らなくてはならない、わたしは恋愛には疎いのだ。映画『恋愛小説家』が好きなんだから仕様がない。
        「メルヴィン待って、メルヴィン待って」
        「黙れ、ガキ共」
        恋愛至上主義者にはこんな感じの叱責をしたいくらいだ。
         しかし、恋愛がない人生は寂しいですよ、多分。クリーム抜きのシュークリームですね。でもね~、スペックが高くないと恋愛は楽しめないでしょう(これ、使い方合ってます?)最近、若い人が「スペックが~」と会話していたから、パソコンの話かな? とそば耳を立てていたら、人間について話していたと分かり驚いた。機械文明の弊とどまるところを知らず。
         話が脇道に逸れました。エリアーデの『マイトレイ』、おもしろいですよ。しかし、初恋ってこんなに深刻なものかしら。うまく思い出せないんだよなあ、わたしのマイトレイ(あ、マイトレイってヒロインの名前ね)。なにしろ容姿を除いて、どういう女性が好きなのか未だに分かってないのだから(口うるさくない、頼りになる、この二つは大事かな~。「おまえは女か」って兄貴みたいなことは言わないで)。そんなわたしには刺激がつよすぎた。この本にはモラヴィアの『軽蔑』も入っています。
         
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        2015/03/28 by 素頓狂

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