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フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

著者情報
著者名:フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
ふりーどりひ・う゛ぃるへるむ・にーちぇ
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
生年~没年:1844~1900

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      超訳ニーチェの言葉
      4.2
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      • 好きなんです。
        思い悩んだ日があったら、適当にページをめくって、自分が欲しい言葉を読む。 >> 続きを読む

        2016/12/05 by knitchan

    • 他6人がレビュー登録、 25人が本棚登録しています
      キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』
      4.0
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      • 面白い、最近ニーチェが人気なのもわかる気がする。あっちこちに喧嘩売りまくってて、無宗教を自認する人ほど楽しめるのではないかと。原文を読むのはちょっと重いので、これくらいが丁度いい。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

      • コメント 2件
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      ツァラトゥストラ
      4.0
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      • 光文社の古典新訳シリーズにはしばしばお世話になっています。古い訳は訳自体が難解で読む気がしなかったり、字が小さすぎ、行間が狭すぎて読む気がしなかったりするもので。

         『ツァラトゥストラ』もニーチェの代表的な作品と言われ、「神は死んだ」というフレーズだけなら誰でも知っているのですが、未読だったので今夏挑戦しました。内容をまとめるのは非常に難しい本で、たくさんのアフォリズム(警句)で構成された作品です。反聖書と言われているそうで、そこここに聖書のもじりがあったり、イエス・キリストやキリスト教の神を批判する内容が出てきます。

         主人公ツァラトゥストラは山の上にある洞窟で隠者のような生活をしていますが、ある使命感にかられて山から人間のいる地上へ下ってきます。しかしツァラトゥストラの話は全然受け入れられず、地上をさまよい歩いたあと、また山にこもります。再び地上にやってきて、また山にこもり、最後は山の洞窟に「高級な人間」らしきさまざまな人たちがやってきて、彼らとしばらく話を交わしたあと、再び一人になってさまよいます。ツァラトゥストラと常に一緒にいるのは鷹と蛇です。これは誇り高さと知恵を示しているようです。

         神は死んだ、それは人間への同情によるものなのだとツァラトゥストラは言います。また神様に何でもお任せにしている人間を批判しています。ツァラトゥストラは人間を非難しながら、人間がもっと高い存在になれるはずだと語り、そのために努力するよう勧めます。しかしそれは暗い顔をして修行をしたりすることではなく、自由になることを意味するようです。ツァラトゥストラは「笑い」や「ダンス」を強調します。イエスは全然笑わなかった。むしろ今笑うものは不幸だと言った。ツァラトゥストラはイエスを批判し、あらゆる価値や権威を笑い飛ばし、軽やかになることを勧めます。この、人間が高みに登るあたりを読んでいると、仏教的な感じがします。仏教ではブッダは目覚めた人の意味で、固有名詞ではありません。後世、シッタルダ以上の人が現れなかったので、ブッダというとシッタルダを指すようになっていわば神格化されてしまいますが、もともとは誰でもブッダになれるというのが仏教の考え方です。ツァラトゥストラも人間が「超人」になれると説きます。

         かの有名な「永遠回帰」とか、「大いなる正午」の話も出てきますが、はっきりと書いてあるわけではなくよくわかりません。これも仏教的な意味での輪廻転生や解脱のことなのだろうかとも思いますが、ツァラトゥストラが言っている永遠回帰は同じ事を繰り返すということですから、輪廻とも違う気がします。永遠であり一瞬であるという時間感覚を超越した世界に入ることが大いなる正午なのでしょうか。

         キリスト教や神を批判しているので、もっと反宗教的かと思いきや、むしろツァラトゥストラは最も真面目な求道者のように見えます。巨大な組織となってしまった教会、神なしで勝手な解釈をされている信仰はニーチェの時代も今の時代もあるのでしょう。思えばキリストが地上に来た時にはユダヤ教が神の意図とはずれてしまったことにイエスは批判をしたのでした。最も神に忠実に教えを説いたイエスは殺されてしまった。ツァラトゥストラは近代の預言者なのでしょう。彼もまた現状のさまざまな価値を批判し、ひっくり返しています。中でも「からだ」の賛美は今こそ読んで面白いところです。精神とからだを分離して精神を高みに置く考え方に限界が来ていることを現代人はよく知っていると思います。ニーチェの時代にそれに気付いているところが面白いところです。身体が思想である。むしろ精神は身体に従属しているとツァラトゥストラは説きます。ニーチェには現代人が読んで面白いアフォリズムがたくさん含まれています。

         
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        2014/08/20 by nekotaka

      • コメント 2件
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      ニ-チェ全集
      4.0
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      • 正直なところ、ニーチェ的饒舌に辟易するところもあったし、玉石混交な気もするが、ところどころ宝石のような文章やことばがきらめている。

        以下のことばは、なるほどと思った。


        「独創性。―独創性とは何か?あらゆる人の眼の前にあるものなのに未だ名を有たず、いまだ名づけられえないでいるものを、見ること、がそれである。人の世のつねとして、およそ事物というものを人間にはじめて見えるようにするものは、名称なのだ。―独創性ある人間は、おおむね、命名者でもあった。」
        (第三書 二百六十一節 281頁)


        他にも、以下のメッセージは触発・啓発されるものがあった。


        ・情念の歴史、貪欲等の歴史を、ひとつひとつの時代や社会に即して書くこと。
        ・非凡な人とは、いわば隔世遺伝であり、過去の良い社会や歴史からの隔世遺伝であること。
        ・知を摂取同化することは、人類のまだまだこれからの課題であること。
        ・所有欲や愛よりも、古代ギリシャ人は友情を上とみなしていたこと。
        ・古代ギリシャ人は哲学者以外は皆奴隷だとみなしていたこと。(84頁)
        ・徳についてのかつての教説は、個人存在を全体の機能に変えてしまうものであったこと。
        ・過去数世紀の科学の発達は、ニュートン的・ヴォルテール的・スピノザ的の三つの錯覚から生じていたこと。(107頁)
        ・エピクロスへの共感。エピクロスが地中海を眺めているビジョン。(115頁)
        ・困窮の知識、つまり実際の肉体的な困窮の知識の有無が、中世と現代との違いであり、現代を漠然としたペシミズムに向かせるものであること。(118頁)
        ・他人がわれわれについて知るところのもの、の重要性。(122頁)
        ・仮象の意識(123頁)認識者―仮象―現存在
        ・高貴な精神とは「自分以外のすべての他の人には冷たく感じられる物事に熱さを覚える触感をもつこと」(125頁)
        ・人生は認識者にとって一個の実験でありうる。(337頁)
        ・「真面目な」陰鬱な思考より、笑いと悦ばしさのある思考を。(340頁)
        ・愛することを学ばなくてはならぬ。音楽のように、はじめは馴れなくなじめなくても、我慢する努力と善意がなければならない。それがあれば、なれないものはヴェールを脱いで、美しいものを見せてくれる場合もある。(347頁)
        ・人類の歴史を総体として自己の歴史と感じること(355頁)
        ・友を、自分を助ける仕方でのみ助けよ。同喜共歓の生き方をこそ。(359 頁)
        ・熟知のもの、慣れっこのものこそ、認識が難しく、認識すべきこと。
        ・自分の中で、自らの時代を超えること。


        「隠れた歴史。―すべて偉大な人間は、過去へと働きをおよぼす遡及力をもっている。あらゆる歴史は、彼あるがためにふたたび天秤にかけられ、そして過去の幾千となき秘密がその隠れ家から這い出してくる―彼の太陽の下へと。どういうものがいったい今後さらに歴史となるのかは、皆目みきわめがつかない。過去はおそらく今もってなお本質的には未発見のままなのだ!なおも非常に多くの遡及力が必要である!」
        (第一書 三十四節 104頁)


        これらのことばからのインスピレーションをどう生かすかは、詠み手の側次第なのだろう。

        笑いや喜びのある思考を軽やかに行いながら、同喜共歓の人生を歩み行くこと。

        それこそが、ニーチェの言いたかったことなのだろう。
        ニーチェの言葉のすべてに共感するわけではないし、いくつかどうにも首をかしげ、同意しかねるところもあるけれど、その点については、全く共感するし、なんとか自分の人生に生かしていきたい点だ。
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        2012/12/22 by atsushi

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      超訳ニーチェの言葉 = Die weltliche Weisheit von Nietzsche
      5.0
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      • この本の名言をご紹介します。

        ***
        夜の闇があるからこそ、
        光の熱とまばゆさがわかるのだ。
        >> 続きを読む

        2013/09/17 by 本の名言

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【フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ】(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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