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エドガー・アラン・ポー

著者情報
著者名:エドガー・アラン・ポー
えどがー・あらん・ぽー
エドガー・アラン・ポー
生年~没年:1809~1849

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      モルグ街の殺人
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
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      • この作品は、私の好きなヘビメタのアイアンメイデンの曲と同じタイトルでたまたまエドガー・アラン・ポーを調べていたらあれ?頭のどこかで!引っ掛かりましてアイアン・メイデンと同じ曲じゃんとなり調べたらアラン・ポーの文学史上の記念碑ともいうべき世界初のミステリだそうでトリック、犯人は今読むとまずまずかな?まあ古典ですからね。アイアン・メイデンのほうは死体安置所通りという意味だそうです。たまにこういうことがありまして楽しいですね。 >> 続きを読む

        2016/05/14 by rock-man

      • コメント 2件
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      黒猫 ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! chao
      • 学生の時ゴシックとはなんぞや? と思い教授に話をしたところ、これを読みなさいと言われた本です。

        ゴシックについては建築とファッションのイメージが強かったのですが、小説として言語化(?)すると地下と言うか、湿り気と真っ暗というわけではない暗さというか、そういった印象を受けました。
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        2015/02/15 by シシギリ

      • コメント 1件
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      ポー名作集
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 前に読んだ江戸川乱歩の傑作選があまりにも面白かったので、こっちも押さえておかないとと思って読んだ一冊。「モルグ街の殺人」「黄金虫」「黒猫」「アシャー館の崩壊」など有名な8篇の短編集。

        読みながら、江戸川乱歩はこういうところに影響を受けたんだなぁ~と思える箇所が色々登場して面白かった。

        「黒猫」だけは以前読んだことがあって、ものすごいインパクトがあり忘れられない話だった。じわじわと怖いけれど途中で読むのをやめられない感じ。こんな少ないページ数で、こんなに楽しめる作品を生み出せるなんて凄い。

        八篇読んだけど私の中ではやはり「黒猫」が1番だなぁ。
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        2014/09/13 by chao

      • コメント 3件
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      黒猫
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • ポーは一般的にホラー作家と言われている。だから、この本も必然的にホラーだということになるのだけれど、怪奇作品だとは思わない。黒猫が不幸をもたらすわけでもなければ、ドッペルゲンガーが男を追い詰めるわけでもないからだ。怪奇譚なら座興に過ぎない。人間の本質の恐怖を描かれた時にこそ、本当に恐ろしいものとなるのだ。人は決して人から逃れることはできないのだから。

        ……と言っても、彼の優れた点は人間の持つ性質を恐ろしいものとして描いたところではなく、ユーモアセンスにこそあると思う。各作品におかしみというか、どこか滑稽でふざけたところがある。それが作品を読む楽しさをもたらすとともに、恐怖とコントラストをなしていて味わい深いものとなっているのだ。本質的にコナン・ドイルと同じエンタメ作家とでも言うか、気軽に手にとって楽しめる。そういうところにポーの素晴らしさがある。


        【黒猫】
        動物好きの善人である男が酒に溺れ、黒猫や妻に暴力を振るうようになる。
        翌日酒が抜け、我に返ると良心を痛める。
        しかし、やってはいけない事だからこそやらずにはいられない。
        天邪鬼が男を突き動かして暴力衝動は激しさを増し、やがて殺戮に至る。

        善人として生きてきた男が、酒という魔力によって、あっけなく悪徳に身をやつし周囲を不幸たらしめ、人生をめちゃくちゃにしていく。
        「私になついていた猫だから、私に悪さをしなかった猫だから、これで私が罪を犯す事になるから、私は猫を吊るした」(p15)。

        これを酒乱の男の凶行と笑うことができるだろうか?
        この男の理性を破壊したものが、たまたま酒に過ぎなかったのではないだろうか。
        理性を破滅させる変数はこの世にありふれている。
        なんだか腹痛がする、寝不足で頭がガンガンする、太陽がまぶしくてたまらない。
        こんな時、果たして猫を吊らずにいられるだろうか。
        理性への信仰が揺さぶられるホラー作品。

        【アモンティリャードの樽】
        モントレーサは侮辱されたことを怒りに思い、フォルトゥナートを亡き者にする計画を立てる。シェリーの一種であるアモンティリャードを餌に地下墓所に誘い出し、生き埋めにしようとするのだ。通人気取りで「あんなやつアモンティリャードとシェリーの区別もつかん」と言ったり、とにかく早く飲みたいとばかりに「アモンティリャード!」を連発するフォルトゥーナは笑いを誘う。

        二人の間を流れる空気は穏やかだが、モントレーサはフォルトゥナートの体を気遣うふりをしつつ、巧みに地下墓所へ誘導する。
        恐ろしいのは人を殺すほどの悪意を持った人間に、善意しか感じとれないところだ。フォルトゥナートにとってはまったく晴天の霹靂で、鎖に繋がれた時にも思わず「アモンティリャード!」と奇声を発することしかできずにいる。甘美でどこか茶目っ気のあるアモンティリャードのメロディーと冷たい鎖の音をバックに淡々と石が積み上げられていく。シャトー・オー・ブリオンならここまで感性に訴えなかったのではなかろうか。

        【告げ口心臓】
        聴覚に強く働きかけるユーモラスな作品。
        禿鷹のような目が気に入らない。
        鋭敏な聴覚を持つ男は何とはなしに老人を殺す決意を固める。

        男は自分は異常者ではないと語りながら異常行動を取る。
        夜中に老人の元へ七度参りを行うのだ。
        毎晩、音をたてないように慎重にドアを開き、一時間もかけて頭をすっぽり入れる。
        そして、そこから老人をじーっと見つめる。
        「どうだ、もし私が狂人なら、こんな巧妙なことをするわけがなかろう」(p51)。
        なんて、森見登美彦に通じるユーモアを感じて笑えるのだが、同時に狂気をはらんでいて恐ろしくもある。

        音をたててしまい、老人に気づかれる場面の緊張感あふれる描写は秀逸。
        「私は動きを止めたまま、音を立てなかった。たっぷり一時間、身じろぎ一つしない。
        老人が横になる気配もなかった。坐った姿勢で、じっと耳を澄ませているらしい。それなら私と同じだ。
        いままで毎晩、虫が壁に食い入る音だけを、じっと聞いていたのだから。」(p53)。
        その後スピーディーに展開して、タイトルにつながる。
        黒猫ではなく、自身の心臓がたてる激しい音によって告発されるのだ。
        動機らしい動機がないくせに犯行は計画的で、常軌を逸した行動と思考回路の男は本書の中で一番恐ろしい存在だ。それだけに刺激的で面白い。



        【ウィリアム・ウィルソン】
        「そんな程度のことが、いまは忘れてしまった心の魔法によって、血湧き肉躍る荒野にも、波乱に飛んだ世界にも、万感胸に迫る宇宙にも鳴った。つまらぬ鉄の時代が、案外、黄金時代でもあったのだ」(p82)

        自分の名前を嫌う男が、ウィリアム・ウィルソンと偽名を名乗り少年時代を語りだす。
        ある日、彼と同姓同名の転校生がやってくる。
        クラス内で頂点に君臨していたウィリアムは、転校生に一目置きながらも反抗的な態度をとってくることに怒りを覚える。
        水面下で二人の攻防が繰り広げられ、やがて転校生は嫌がらせとしてウィリアムの特徴を模倣し始める……。


        【モルグ街の殺人】
        現代の水準で見るとバカミスといって差し支えない。
        しかし、史上初の探偵小説でありながら、推理小説の骨格を作り上げた偉大な作品だ。
        「不可能犯罪」、「(半)密室」、「奇怪な事件」、「天才探偵と凡人狂言回し」、「観察と推論から結論を導きだす」。
        こういった要素を取り出すといかにホームズが――ひいては後年のミステリーが――この作品の影響を受けたかがわかるだろう。
        広告で犯人をおびきだしたり、「だが異常だから難解だと思い込むのは、よくある重大な失態だ。じつは常軌を逸しているところが理詰めで追う手がかりになって、真相をさぐっていくこともできように」なんてセリフからもホームズが多大な影響を受けていることが窺い知れる。後世の作品にいかに影響を与えたか?これが本作品の真のミステリーかもしれない。
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        2017/04/14 by けやきー

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      モルグ街の殺人事件
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 1841年!
        日本なら江戸時代に発表の本作。
        嘘か誠か地球初の推理小説で密室ものとの事、まずは探偵デュパンの小気味よい推理が冴え中々の立ち上がり。とても古さを感じさせない洗練されたものを感じました。
        また恐怖小説が得意分野とだけあって遺体発見のシーンはかなりぞっとできます。
        そして何より結末! これは凄すぎでしょう!
        初の密室トリックなどとすっかり忘れ去ってしまうような衝撃的なラストでした。
        腰を抜かしました。
        短編ながらあらゆる点で飛び抜けた作品。
        作家界にもこんなレオナルド・ダ・ヴィンチみたいな人がいたんですね…
        >> 続きを読む

        2014/04/23 by 豚山田

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      ポー詩集 対訳
      カテゴリー:
      5.0
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      • 夜の、冥府の磯でお前の立派な名前は何と呼ばれるか」
         大鴉はいらえた、「Nevermore.(またとない)」
                                  ――「大鴉」


        +++

        ある侘しい夜更け、“私”のもとに一羽の大鴉が舞いおりる。
        その名を聞けば「Nevermore.」。
        愛する人を失ってやつれ疲れた“私”の前に現れた大鴉は、果たして悪魔か預言者か…


        わずか数ページの詩「大鴉(おおがらす)」といえば
        古来有名な「Nevermore.」のくり返しが有名だったりします。
        韻を踏み、言葉を繰り返し、リズムを整え、全体を大きな旋律の流れに包みこむ…
        「詩は音楽なんだなぁ」ということを改めて強く感じさせる作品です。

        というのも一節ごとのラスト、
        リズム感を重視して韻を踏むように語句が配置されているのです。


        たとえば、夜の帳に何者かの気配を察して“私”が扉の外を警戒するシーン。
         Darkness there, and nothing more.(ただ闇ばかり、何もない。)

        続いて、扉を開けてもただ闇ばかりで、響くのは“私”の声ばかりのシーン。
         Merely this and nothing more.(その声ばかり、何もない。)

        しばし扉を開けたままにしても、風が吹くばかりで誰も見当たらないシーン。
         Tis the wind and nothing more!(風ふくばかり、何もない。)

        やがて大鴉と出会うものの、名前を聞いても、何を聞いても、
        答える言葉は「Nevermore.(またとない。)」


        日本の短歌や俳句に通じる形式美だと思います。
        そして形式美だけに留まらない、一大歌劇のようなストーリー溢れる音楽性。


        まるで、悲劇の戯曲音楽を聴いているかのような雰囲気!
        やがてこの詩がフランス近代を席巻していくと思うと
        大好物のランボーやボオドレエルなどの詩人達に通じるものが…


        外国の詩はやっぱり
        自分と感性の合う訳者さんに出会えるかがキモ!


        >> 続きを読む

        2016/07/30 by ロダン

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