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シェル・シルヴァスタイン

著者情報
著者名:シェル・シルヴァスタイン
しぇる・しるう゛ぁすたいん
シェル・シルヴァスタイン
生年~没年:1932~1999

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      おおきな木
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.1
      いいね! purpleeo
      • --その木は
         ひとりの少年の
         ことが
         だいすきでした。--


        年末、子どもにプレゼントする絵本を探した本屋さんで再会した一冊です。
        小さい頃とても好きだった絵本。
        今は村上春樹の訳で評判になってるんですね。
        絵が、懐かしく嬉しい。


        老いた少年が切り株に腰をおろす最後のシーン。心から素晴らしいと感じます。

        何もかもを木から持って行ってしまう我が儘な少年、
        何もかもを少年に与えてしまう過保護な木、

        でも、そんな二人だからこそ、木は切り株になれて、少年は人生に疲れて帰ってきて、最後を共にできる結末。

        もし木が少年を厳しくたしなめて何も渡さなかったら、少年が腰を下ろす切り株はできていませんし、何より、人生に挫折した少年が最後に帰ってくる場所にならなかったと思います。

        もし少年がお利口さんで優しい性格だったら木は綺麗な大樹のままですが、そんな良い子なら、人生も上手に渡り歩き、孤独と挫折の最後に至ってないように思います。

        少年が木から何もかもを強欲に持って行ったのは勿論「望ましく」ないのだと思います。
        少年に何もかもを無批判に与えた木も、「望ましく」ないのだと思います。
        それでも、そんな二つのマイナスのかけ算だからこそ辿り得た一つの幸せの形。
        望ましくは無かったかもしれないけれど、間違っては無かったんだ、という嬉しさ。
        とても素敵なハッピーエンドと感じます。


        親になり、子どもにどう接するかを思う日々の中で、この作品もまた深く参考になります。
        何歳になっても、ゆっくり子どもの話を聴いてあげられる親でありたいと、改めて感じました。
        >> 続きを読む

        2018/01/06 by フッフール

    • 他6人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      おおきな木
      4.6
      いいね! chao sunflower DOKUSHOMAN
      • 英語を好きになったきっかけの一冊。

        2016/04/19 by one

    • 他5人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      ビッグ・オーとの出会い 続ぼくを探しに
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.8
      いいね! Minnie chao sunflower atsushi
      • 「ぼくを探しに」をプレゼントしてくれた友人にこの本もプレゼントしてもらった。

        最初「ぼくを探しに」と同じテーマというかメッセージがあるのかと思ったが、どうやら違うようだ。でもどっちにしても自分に欠けているものを人に求めることが違うということなのかな。

        人生で立ち止まっていたり、悩んでいるような時にこの本を読むと何かヒントになるかもしれない。

        受け取り方は人それぞれだと思うけど。
        >> 続きを読む

        2013/10/22 by mahalo

      • コメント 5件
    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      人間になりかけたライオン
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 大人向けの絵本かな。
        子どもに話して聞かせるような、ユーモアのある文章で、とても読みやすかった。

        ただハンターという語感が好きで、ハンターが何者かも知らなかったライオン。ハンターが来ても襲う気なんてなかったのだが、ジャングルにやってきたハンターに「ハンターは撃つもんだし、ライオンは降参せず最後まで戦ってハンターを食ってしまうもんだ」と教えられたとおり、ハンターを食べ、奪った銃で射撃の名手になる。
        射撃の名手になったライオンをサーカスに出して儲けようという人間に連れられ、都会にやってきたライオン(ラフカディオって名前を付けてもらった)は文明にふれながら次第に人間と変わらないようになる。散髪をし服を着て美味しい物を食べてお金を儲けて、ゴルフに音楽に・・・etc
        しかし、人間の文明にも飽きてしまったラフカディオはジャングルに狩りをしに行く。そこで仲間のライオンからお前はライオンなんだと言われる。彼は自分がライオンだと言うことをすっかり忘れてしまっていた。

        人間からは、「お前が人間なら、ライオンたちを撃つんだ。もしお前がライオンなら、お前を撃ってやる」と言われ、ライオンからは「お前がライオンなら、おれたちに手を貸してこいつらを食うがいい。お前が人間だというなら、お前を食ってやる」と言われる。

        自分はもう本物のライオンでもないし、かといって本物の人間でもない。
        僕の居場所はどこにもない、と彼はあてもなく歩き出す。どこにいくのか自分にも分からなかった。

        ・・・というお話。

        「・・・自分の居場所を見失なってしまった人、新しい出発を目指す人に。」と作品紹介にある。

        本物のライオンって?本物の人間って?自分の居場所って?
        ライオンにも人間にもなれなかった、・・・て悲しまなくてもいいんじゃないかな。
        人間っぽいライオンでも、ライオンっぽい人間でも、中途半端でも、
        そういうライオン(ラフカディオ)がいてもいいんじゃないかなあ?
        今、自分が居る場所が居場所であって、それはどこでもいいし、どこにでもある(できる)。
        どこからでも歩き出せる。
        人間を食えというライオンの言うことを聞くこともないし、人間に言われてライオンを撃つこともない。
        そういう者と一緒にいることはない。
        他のいい仲間を探してもいいし、いなければひとりでしっかり歩いていけばいい。
        (自分がライオンだったということを思い出せたのはよかった!そうしないと仲間を撃つことになるからね。でも、本当は自分自身をよく知ったうえで、ライオンか人間か、という壁がなくなるのが理想だけどね。)

        自分探しって何?
        自分なんて探す必要ないよ。もう、すでに、ここに居るんだからね。
        自分の居場所は、ここ。ここから出発すればいい。いつでも。


        ・・・って私は思うんだけど。


        作者は何を伝えたかったのかな?
        ライオンか人間か、どっちかにならなきゃいけないってんなら、ん~星3つ。
        ラフカディオはそのままでいいよ。自分の生き方をいけばいい。
        ってことなら星4つ。(それ以外だったりして…^^;)

        人によって解釈が分かれるところでしょうかね。(読解力の問題?^^;)
        >> 続きを読む

        2013/10/26 by バカボン

      • コメント 5件
    • 2人が本棚登録しています
      めっけもののサイ
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • もしもペットをお探しなら。猫や犬や金魚やハムスターなんかじゃつまらないなと思うなら。

        お買得のサイなんていかがです?

        ということで、サイのセールスポイントが羅列されるのです。

        コートハンガーになりますよ、ビールの缶開けに使えます
        なんていうのは序の口です。

        通知表だって、ちゃんと食べてくれるし、お母さんに叱られるのを、絶対に、防いでくれます。

        海に連れて行けばニセモノのサメになってくれて楽しいですよ。
        ステレオがなければプレイヤー代わりに…ってどうすれば? (≧▽≦)/

        こんなに役に立ってキュートなサイ。
        さあ、あなたは、サイを飼われますか?

        【おまけ】
        「おおきな木」のシルヴァスタインの絵本です。
        白地に黒の線画でえがかれた、ユーモアたっぷりの表情豊かな絵が魅力的。

        新訳で再販されたのだそうで、タイトルが変わりました。

        「めっけもののサイ」  長田弘 新訳  BL出版社
        「おとくなサイはいかがです?」 吉川道夫訳 旧訳  篠崎書林
        原題は『Who Wants a Cheap Rhinoceros? 』です。
        >> 続きを読む

        2013/07/06 by 月うさぎ

      • コメント 10件
    • 2人が本棚登録しています

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