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父から息子へのメッセージ。内容は忘れてしまったが、父親との忘れられないエピソードとして深く心に刻まれている。この作品を読んだのは、おそらく高校とか大学時代だった気がする。文庫で読んだ後、軽い気持ちで親父に「コレ面白いから読んでみれば」と渡して忘れてしまっていた。そこから何ヶ月か経過した、ある日。「ちょっと来い」と珍しく神妙な顔をした親父からの呼び出し。また何かやらかした...と逃げ腰だったところに届いた言葉は「オレからのメッセージだ!」と言う一言。メッセージなら今言えよ。みたいな当然のやりとりを経て、登場したのがこの本。(しかも何故かハードカバー!)対応に困っていると、「この本は是非お前に読んで欲しい!」と真顔で攻めて来るので、散々迷ったあげくカミングアウトすることに。「この本ってオレが勧めたんだぜ!」しばし、何とも言えない沈黙の時間が続いた後、いたたまれなくなった親父が放った一言。「アレそうだっけ~♪」この親父の息子に生まれて来て良かったのか...という気持ちと。良かった♪という気持ちの狭間で2秒くらい揺れるのは止むを得まい...そんなこんなで、いい大人になった今、再読してみようかという気になっている。ちなみに性格はマルっと遺伝してる(笑) >> 続きを読む
2012/06/29 by ice
【WardG.Kingsley】(WardG.Kingsley) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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