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テネシー・ウィリアムズ

著者情報
著者名:テネシー・ウィリアムズ
てねしー・うぃりあむず
テネシー・ウィリアムズ
生年~没年:1911~1983

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      ガラスの動物園
      カテゴリー:戯曲
      4.5
      いいね!
      • 名前は知っていましたが、やはり戯曲というのがちょっととっつきにくくて、ずっと読んでいませんでした。
        機会があったので読んでみたら、案外するっと読めて、しかも面白かった。

        若いときは美人でモテモテだった母親と、びっこで内気な姉、若者らしい将来の希望を胸に抱く息子と、その同僚の青年紳士が登場人物です。
        母と息子の確執とか、姉の巧くいかない感じとかが現代でも十分にリアルで、わかるー!と叫びたくなる。若いときのドレス引っ張り出してくる母親がイタくてそわそわする。

        しかし家に招待されて遊びに来た青年紳士がめっちゃ男前で、これは惚れるだろうなぁ、と思う、そりゃあそうだよなぁ。スクールカーストの最上位にいるくせに目立たない女の子を見下しもしないで、少女漫画の相手役って感じだ。しかし人生はうまくいかないものですね。

        最初読み始めたときには演出の細かな指示とその理由の明記がちょっと鬱陶しかった(ジョークの解説みたいで野暮だと思った)のですが、最初だけだったからか、気にならなくなりました。追憶の世界、という最初の語りが、最後にぐっとくる。うまいなぁ。
        >> 続きを読む

        2017/07/16 by ワルツ

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      欲望という名の電車
      カテゴリー:戯曲
      3.5
      いいね! Minnie
      • 戯曲を初めてちゃんと読んだのがこの本だったと思います。その後もそんなに数は多くはないものの戯曲をいくつか読みましたが、最初に読んだ作品だからなのか、やはり名戯曲だからなのか、心に残っている本です。

        今は必ずしもそういうイメージばかりではありませんが、超大国、豊かなアメリカ。そんなアメリカの中に存在する弱さや貧しさを感じることのできる作品です。

        デリケートで優しい心を持ったブランチが現実に対応できずに自己崩壊していく様は人間の本質について考えさせられるものがあります。
        >> 続きを読む

        2012/09/11 by Minnie

      • コメント 7件
    • 3人が本棚登録しています
      欲望という名の電車 新訳
      カテゴリー:戯曲
      いいね!
      • 「わたしが好きなのはね、魔法よ!」

         主人公のブランチはこう叫びます。
        テネシー・ウィリアムズの有名戯曲で、舞台でも映画でもヴィヴィアン・リーのブランチ役が有名。

         戦後まもないアメリカ南部、ニューオルリンズ。そこに1人の「蛾のような」着飾った女性が降りたつ。ブランチ・デュボアは、妹、ステラをたよってこの街にやってきました。

         貧しい、労働者階級の人々が暮らす街。
        ブランチは妹、ステラと再会しますが、ステラはポーランド系の労働者、スタンリーと結婚している。

         ブランチは、かつては南部の大農場の上流階級の娘。祖先はフランス系でプライドが高い。
        しかし、ステラはどうやら家を飛び出してしまったらしく、その事でブランチは「自分1人が大変な思いをした」と妹を責める場面が出てきます。

         色々と華やかな自慢話をするブランチですが、プライドが高くスタンリー達、ニューオルリンズの街を見下し、虚言と妄想の中で生きている。

         かつては、裕福だった、若かった、美しかった・・・すべてが過去形なのに、ブランチはその現実を受け容れられず、「自分は万能で美しく、男達が私を離さない」と思い込んでいる。

         嘘をついているというより、もう、その現実でないことが受け入れられず現実逃避の中で生きている状態。そんな態度のブランチが気に入らないスタンリーは、事実をつきとめブランチを追い詰めていく。

         追い詰められるほど、ブランチは誰も褒めないから、自分で自分を褒め、自慢をし、わずかに残った豪華なドレスや宝石にしがみつく。

         時代は変わっても、人間の本質的な所は変わっていないことがよくわかる戯曲。

         人間の内面を描く物語なので、舞台が一番似合うと思います。舞台が狭いからこそ、ブランチの狂気が際立つというもの。映画化されていますが、舞台を一度観て見たいと思います。
        >> 続きを読む

        2018/06/15 by 夕暮れ

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