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CruikshankJeffrey L.

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著者名:CruikshankJeffrey L.
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      山・動く 湾岸戦争に学ぶ経営戦略
      5.0
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      • W.G.パゴニス米国陸軍中将による湾岸戦争時の補給戦の教訓本。

        その昔、ソフトウェア開発プロジェクトの進め方について何か参考となる本は無いかと広範囲に探していたおり見つけ出した本。


        本書の内容は極めて単純に補給戦に関する最も新しくかつ大規模な実例の解説となっております。

        構成は大まかに、著者の半生の説明とベトナム戦争における補給戦の教訓、湾岸戦争という補給戦の具体例の説明、そして補給戦を通して後方支援とは何かリーダーシップとは何かについて著者の考察の3部に分かれると思います。

        本書はいたる所に参考となる点、頷ける点があるのですが、後半になればなるほどその濃度は増してゆきます。

        小規模なプロジェクトでは特に問題とならないし気にも留められないのですが、大規模化してくるとなぜか発生し始める問題とその対策の参考になると思います。

        特に下記に挙げる点で興味深い内容が記述されております。

        ・大規模な作戦行動を滞りなく行わせるためには何が必要なのか
        ・大規模な作戦行動ではどのような点に考慮しなくてはならないかまたはどのような点に注意して行動しなければならないか
        ・大規模な作戦行動では何が問題となりえるか
        ・人という生物への洞察と上手く導くためのコツ(リーダーシップ)
        ・コミュニケーションマネジメント
        ・人材育成
        ・組織化(仕組みのシステム化という強化策)

        大規模でなければ上手くいくはずのものが数十万人の兵士を戦場に送り込むというお題になった途端に頭をもたげてくる問題があるのです。
        例えば、到着した兵士の宿泊施設と輸送。
        例えば、港に日々積み上がってゆく物資の振分けと輸送。
        例えばどこで誰が何を必要としているかの把握。
        例えば、毎食カロリーメイト(正しくはMREの事)では「トニー、力が出ないよ」になるので、新鮮な食料品等の調達とその為の受け入れ国との調整。
        例えば、文化の違いと問題化しないための配慮。

        様々な問題に対して様々な助言がなされているのですが、本書はそれに留まっておらずその先にまで進んでいると思うのです。

        それが最後の数段落で示されています。

        そして最後の結びに心動かされました。

        「わが国の前途は希望に満ちているのである。」

        将官とはかような者なのかもしれません。

        リーダーシップについて学びたい人にお勧めです。
        >> 続きを読む

        2014/09/07 by Shimada

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