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MorpurgoMichael

著者情報
著者名:MorpurgoMichael
生年~没年:1943~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      発電所のねむるまち
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • イギリスでの実話を題材にした物語。
        人間の愚かさが、淡々とした文章で綴られている。
        もう、元には戻せない。
        今だけを声高に叫び、将来の子孫のことに、そのつけをまわすという、愚かなこと。
        ここで語られていること、原子力発電所の将来のことについては、本当に、触れようとしない政治家や官僚、財界人の何と多いことか。
        廃炉、その後、数百年にわたる負の遺産としてのことを考えると、自ずと、考えるべきことが明らかになる。
        それは、後戻りできないということなのだが。
        原子力発電所に限らず、いろいろなことにもあてはまる。
        >> 続きを読む

        2016/02/17 by けんとまん

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      世界で一番の贈りもの
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 戦争。
        これほど、人間性を無視したものはない。
        そんな中で起きた奇跡。
        そこには、人間の可能性というものも感じることができる。
        前線の兵士も、故郷に帰れば、一人の人として、職業を持ち、家族とともにある暮らしを持っている。
        その実感が、ますます遠のくように思う最近。
        机上でのゲームに似た要素すらあるではないかと思う。
        敵味方なく、ともに人として共有できるものがある。
        そこから先に、希望の光があるはずと思う。
        >> 続きを読む

        2016/02/11 by けんとまん

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      時をつなぐおもちゃの犬
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
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      • 人はわかりあえるものだという希望の物語。
        時を超え、人の思いはつながっていくいものだと思うし、それが、奇跡にもつながる。
        奇跡は、そこにいたる何がしかのことがあるから奇跡にもなるし、ある意味、必然なのかもしれない。
        友というものの存在の大きさ。
        人という字の成り立ちにも思いを馳せる。
        手作りのおもちゃの犬・・それは、手作りだからこそ、込められたものが時を超え伝わる。
        >> 続きを読む

        2016/02/18 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      モーツァルトはおことわり
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
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      • 【どうしてモーツァルトだけは駄目なの? そこには深く悲しい記憶があったから】
         入社3週間目の女性新聞記者が、世界的に有名なバイオリニストのパオロ・レヴィにインタビューする仕事が偶然回ってきたという設定で始まるお話です。
         パオロ・レヴィのインタビューなんてなかなか取れないことから本当はデスクが担当するはずだったんですが、デスクはスキーで骨折してしまったため彼女にお鉢が回ってきたというわけです。

         デスクからは、「モーツァルトの件についての質問だけはしない約束よ。だから、それはきかないでね。分かった?」と固く釘を刺されます。
         なんでモーツァルトのことを聞いてはいけないの?
         彼女は、まったく分からないのですが、デスクの指示です。

         さて、インタビュー当日。
         彼女は、パオロ・レヴィから質問を促された最初に……
         「あの、モーツァルトの件についての質問はだめだと言われました。どうしてかは知りませんし、モーツァルトの件そのものが何かを知らないので、質問のしようもありません。とにかく、お好きではないと聞いておりますので、その質問はいたしません。」
         と、何というベタなことから話し始めてしまったのでしょう。

         その後は、パオロ・レヴィの一人語りになります。
         「秘密は嘘と同じだと言う人もいる。」と言って、遂に、禁を破り、彼女にモーツァルトの件を話し始めたのでした。

         随分、都合の良い展開ではありますけれど、ここまではあくまでも導入部です。
         このあとのお話こそが、本作のコアな部分なのです。

         さて、どうしましょうか。
         ネタバレを回避しようとするとかなり窮屈な書き方になってしまいます。

         パオロ・レヴィは、床屋の父の子供です。
         父の鋏の音や、剃刀を皮で研ぐ音はとてもリズミカル。
         父は昔オーケストラで素晴らしいバイオリンを弾いていたという話は聞いています。
         でも、今は全く弾こうとはしません。
        どうしてなの?
         と、母に聞いてもその理由は教えてもらえません。
         ただ、父が昔弾いていたという壊れているヴァイオリンを見せてもらえただけ。

         パオロは、父のヴァイオリンのことが気になって仕方がありません。
         そんなことを考えて眠れなくなった夜、外からなんとも美しいヴァイオリンの音色が聞こえてきたではないですか。
         思わず外に出てみたら、おじいさんが街頭でヴァイオリンを弾いていました。
         夢中で近くに座り込み、おじいさんのヴァイオリンに耳を傾けてしまったのです。

         それがきっかけで、パオロはおじいさんと親しくなりました。
         おじいさんも、昔、オーケストラでヴァイオリンを弾いていたのだそうです。
         おじいさんは、パオロにモーツァルトを弾いてくれました。
         「君はいくつかな? 9歳か。モーツァルトはこの曲を6歳の時に作ったんだ。もともとはピアノのための曲だが、ヴァイオリンでも弾けるんだ」

         それ以後、パオロはおじいさんのもとに通い詰めました。
         そして、父のことも話したのです。
         「その壊れてしまったヴァイオリンを持ってきてごらん。直せるかどうか見てみよう。」

         その後、パオロは直してもらった父のヴァイオリンを使って、おじいさんからヴァイオリンを習うようになったのです。
         パオロはとても筋が良かったのですね。
         
         ある日、おじいさんは、パオロに言いました。
         「君のお父さんはジーノという名前なのか! まさか……と思うが、あのジーノなのか?」
         「パオロのお父さんとお母さんに会った方が良さそうだな」

         パオロは困ってしまいます。
         だって、内緒で父のヴァイオリンを持ち出していたのですから。
         「パオロ、秘密というのは、別の言葉で言うと嘘ということなのだよ。愛している人たちには嘘をついてはいけない。」と先生は言います。
         「先生も一緒に来てくれますか?」

         こうして、パオロはおじいさんを連れて、両親のもとへ行きました。
         そこで語られたことこそが、この作品の肝なのです。
         なぜ、『モーツァルトはおことわり』なのか、その大変悲しいお話がここから始まります。

         最初、図書館蔵書を検索していて、気になったタイトルだったので内容も知らずにリクエストしてしまいました。
         カウンターで出てきたのは絵本のような薄い本。
         「あれ? これは絵本だったのか!」

         確かに、絵本ではあります。
         水彩画が沢山添えられています。
         でも、絵本にしては文字数が多く、かなり短い短編と言っても良いでしょう。
         絵本として読むのなら、どうでしょう? 小学校中学年位からかしらん?

         私は、何よりもその内容にぐっときてしまいました。
         ある部分を読んだ時に、涙が出てしまいました。
         あんなに美しいモーツァルトなのに、何故、それはおことわりなのか。
         その理由があまりにも辛過ぎて。

         大変素敵な本でした。
         しかも、まったく予期しなかった内容でした。
         よろしければ、是非、手に取っていただけたらと思います。
         極力、ネタバレしないように書いたのですが、そのせいか、ほとんどコアなところには何も触れていません。
         そこは、是非、ご自身で味わっていただきたいと思います。


        読了時間メーター
        □       瞬殺
        >> 続きを読む

        2020/10/04 by ef177

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      兵士ピースフル
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 児童書だと思って読み始めると、けっこう重いお話。
        子供から質問がきたときに、ちゃんと答えられるかな? >> 続きを読む

        2014/11/15 by DaNi

      • コメント 2件
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      戦火の馬
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 戦争ってなんなの?
        こういう本を沢山よませたら、
        戦争をしなくてすむ方法を、考える子に育つだろうか? >> 続きを読む

        2014/12/07 by DaNi

      • コメント 1件
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      忘れないよリトル・ジョッシュ
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 口蹄疫の話。

        2014/12/07 by DaNi

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      カイト パレスチナの風に希望をのせて
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 素晴らしい絵本だった。

        パレスチナ問題を扱っている。

        ぜひ多くの人に読んで欲しい。

        主人公の記者がたまたま出会った羊飼いの少年。
        その少年は二年前のある事件がきっかけで、言葉をしゃべらなくなっていた。
        しかし、黙々と風に乗せてタコをあげつづける。
        その先には…。

        モーパーゴさんの作品には毎回泣かされるけれど、この本にも本当泣かされた。
        >> 続きを読む

        2012/12/24 by atsushi

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    • 2人が本棚登録しています
      星になったブルーノ ダンスをおどるクマ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • モーパーゴの作品としては、第一次大戦等の戦争に直接関係しない作品なので、他の作品に比べてややその点はあっさり終わってしまう気はするけれど、モーパーゴらしい生き生きした文章で面白く読めた。

        読後感は、やっぱり無限の詩情を感じるといえばいいのだろうか、モーパーゴならでは。

        この主人公の女の子、あれからどうなったのだろう。
        ブルーノの死を知ったら、どう思うのだろう。
        そこらへんを最後まで書いて欲しかった気がするが、あえて書かずに読者の想像に任せるところに余韻があるのだろうか。

        なんだかはじめて読んだはずなのに、遠い昔に読んだことがあるような不思議な作品だった。
        >> 続きを読む

        2012/12/30 by atsushi

    • 2人が本棚登録しています
      よみがえれ白いライオン
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • モーパーゴの第一次大戦モノ。

        本当に胸を打たれる、素晴らしい作品だった。

        どうしてこんなにすばらしい作品を紡ぐことができるのかと、いつもながらモーパーゴにはただただ感嘆。

        本当に、忘れてはいけない。
        そう思う。
        >> 続きを読む

        2012/12/30 by atsushi

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      ケンスケの王国
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 夢中で読んで読破。
        とても面白かった。

        家族でヨットで世界を一周しているイギリス人の少年が海に落ちて、無人島にたどり着き、そこで四十年以上ひとりで暮している元日本兵のおじいさんと出会う。

        フィクションとはわかりながらも、真に迫った語り口と、圧倒的に美しい自然の描写と物語で、本当に心揺さぶられた。

        モーパーゴならではすばらしい作品だった。
        >> 続きを読む

        2012/12/24 by atsushi

      • コメント 3件
    • 2人が本棚登録しています
      負けるな、ロビー!
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 願いや思いというのは意外に届くことなのかもしれない。

        また、このような事態になる前に、本当は人は日頃から、本当に大切なことをきちんと見つめ、大切にして生きていくべきなのかもしれない。

        感動させられた。
        さすがモーパーゴ。
        >> 続きを読む

        2012/12/30 by atsushi

    • 2人が本棚登録しています
      天使のつばさに乗って
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • モーパーゴらしい、面白い、生き生きとした文体で語られる、意外で、感動的な物語。

        イエス・キリストの誕生に立ち合った羊飼いの、本当にあったのかなかったのか、なんとも不思議な物語。

        世の中に安らぎや慈しみをもたらすのは何か。
        やはり、愛なのだろう。

        清らかな赤子の笑顔こそ、忘れられない印象を心にとどめるものなのかもしれない。

        クリスマスに、あるいはその他の時でも、ぜひ多くの人に読んで欲しい一冊。
        >> 続きを読む

        2012/12/30 by atsushi

    • 2人が本棚登録しています
      ザンジバルの贈り物
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • さすがモーパーゴ、読み終わると深い感動が残る良い作品だった。

        物語の舞台は、イギリスの片田舎の海に浮かぶ島。

        ある日、浜辺に打ち上げられた亀を、主人公の女の子が助ける。

        そのあと、貧しい生活はますますさまざまな出来事で苦しくなり、つらい苦しい日々が続くが、やがて亀の恩返しとしか思えない出来事が起こり…。

        何か善いことをすれば、必ず、しばらくは苦しい日々が続いても、いつかきっと善い結果が生じて、幸せになれる。

        そう信じることは、きっと良いことだし、きっと正しくもあるのだろう。

        あらためて、そんな勇気や希望を教えられた気がする。
        良い一冊だった。
        >> 続きを読む

        2012/12/21 by atsushi

      • コメント 2件
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