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CollinsJames Charles

著者情報
著者名:CollinsJames Charles
CollinsJames Charles
CollinsJames Charles
生年~没年:1958~

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      ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則
      カテゴリー:企業、経営
      4.0
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      • 「ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則」がとても良かったので続けて続編も。こちらは普通の優良な企業がいかに飛躍して偉大な企業になるかというテーマ。こちらも興味深いヒントがたくさんあった。

        急に革新的な何かで飛躍したように見える企業も、準備期間があり、変化は起こるべくしておきている。本の中で巨大で重い弾み車の例が何度も出てくるが、とてもわかりやすい。止まっている状態から押すには必死に押して、動いているかわからないほどわずかに動く。同じ方向に押し続けると徐々に早くなり、勢いが勢いを呼ぶ。この勢いに魔法の方法があるわけではない。どんなに強く1度押してみても、継続して押し続けたことに比べるとわずかなことに過ぎない。

        そして地道に準備する段階でやることとして色々書かれている事の中でも特に印象的なのは、目標やビジョンを先に決めるのではなく、まず適切な人を選ぶこと。適切な人を選べているのであれば、動機付けや管理の必要はなくなる。やることを決めて人を選ぶのではなく、まず人を選ぶということはかなり意外だったが、読んでいるとかなり納得のいく内容。

        その他にも「権力のある地位にまでのぼりつめる際に原動力となることが多い個人的な野心は飛躍する企業に必要な謙虚さや自分の成果よりも会社のことを考える実直さと矛盾する。リーダーにカリスマ性は不要」、「企業の方針は理想とか自負心を満足させる分野とか賭けではなく、厳しい現実を直視した上でどの分野なら最高の成果を出せるかの深い理解が必要」など、考えさせられた。

        ビジネス書を読んで盲目的に信じるのもどうかと思うけど、ただの筆者の意見ではなく、これだけの実際の企業の歴史や経営判断を調査した結果なのだからやっぱり説得力はある。

        今まで感覚的に良い気がしていたことも必ずしもそうではないかもと思わされたり、気付きが多かった。
        >> 続きを読む

        2015/08/15 by chao

      • コメント 8件
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      ビジョナリーカンパニー
      カテゴリー:企業、経営
      4.0
      いいね!
      • 何の予備知識もなく、いきなり④から読み始めた。
        (著者がドラッカーの後継者と呼ばれる人物って事すらも知らず。)

        どんな外的要因にも揺るがず、数十年に渡り常に高い利益率を維持する企業を『10X(十倍)型企業』と命名し、その経営手法を徹底分析した本だ。
        (正確に言うと、10X型企業を率いるリーダー(経営者)の思想・行動)

        その主要な行動パターンは以下の3つ
        ・狂信的規律
        ・建設的パラノイア
        ・実証的想像力
        そしてその3つのトライアングルの中心には、「レベルファイブの野心」がすえられている。

        「10X型リーダー」は、時代や政治の変化に常に素早い判断をし、行動をおこしている訳ではない。
        次々とイノベーションを起こしている訳でも無い。
        不確実な事象が起こる事を自覚し、他者やメディアに惑わされず、自分自身で実験・検証し、常にあらゆるリスクに備え、自分自身を制御しているのだ。
        困難な天候でも20マイル、調子のいい時にも20マイル(に自制出来る)の行進を行える精神力。
        それはどこか、毎日同じルーティーンを淡々と地味に続ける、一流のスポーツ選手やプロ棋士の様。

        それぞれのキーワードの解説を読みながら気が付いたことがひとつ。
        金融関係の本を読んだ時の「投資の心構え」とちょっと似ている。
        実は人間は「お金を動かす時」が一番わくわくする。
        そのわくわくの誘惑に負け、投資のタイミングを見誤る。
        結局は自分との戦い。自分を制御出来るものが勝つ。
        どのジャンルにも共通するものなのかも。

        著書の中にあった、詩人ロン・セリーノの言葉が妙に説得力があった。

        「自由意志で規律を導入したとき、真に自由になれる。」
        >> 続きを読む

        2017/07/22 by FUKUchan

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      ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則
      カテゴリー:企業、経営
      4.0
      いいね! tomato
      • 時代を超えて存在する優れた企業とそうでない会社は一体何が違うのかを創業当時や創業者、その他様々な方向転換や社風など様々な点を比較し、素晴らしいとされる企業の共通点を解き明かしたビジネス書の古典。ジョンソン&ジョンソン、ソニー、IBM、ディズニー、ウォルマートなどの企業の歴史やエピソードの数々が非常に興味深い。経営者じゃなくても、組織というものを考える上でのヒントがたくさんもらえる。

        この本では、企業が理念を持つこと、その理念に沿った一貫した組織作りをすること、理念に沿った方針を持つこと、さらにその理念を引き継ぐ後継者を育てることなどの重要性が書かれている。全ての軸になるのは理念。理念を持ち、さらにその理念が体現できている会社をビジョナリー・カンパニーと呼んでいる。

        理念が大切と言ってもカタチばかりの理念では意味がなく、とりあえず理念を掲げれば良いというものではない。理念をいかに具体的な施策に落とし込むのかが肝心。反対にうまくいっていない企業は理念があったとしても具体的な施策が理念に沿ったものではなく場当たり的だったり矛盾に満ちていたりする。

        カリスマ性のあるリーダーやあっと言わせる製品や企画のアイデアはずっと生き残る企業に必須ではない、素晴らしい企業にはカルト的な文化を持った企業が多く万人にとって働きやすい文化ではないため合うか合わないかはっきり分かれる場合が多い、など一般的な感覚からしたら意外な点も多くあった。

        短期的な成果も出しながらいかに未来に投資して、長期的な成果も出していくのか。
        組織作りの大切さ。
        時に大きすぎるほどの目標を掲げることが組織に良い刺激と影響をもたらすこと。
        そもそも仕事で何かを判断する時に会社のその時の方針や目標は判断基準にしても、理念を判断基準にするという意識は相当薄かったこと…(反省)
        などなど、読みながらかなり考えさせられた。

        とても有名な本で前々から興味があったものの、初版が1995年ということもあって情報が古いのではないかなーと思っていたものの、小手先のテクニック的な話ではなく物事の原則の話なので問題無し。今後私が組織というものを考える時には、おそらくこの本に書かれていることがベースになるのではないかと思う。
        >> 続きを読む

        2015/07/05 by chao

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