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GammaErich.

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著者名:GammaErich.
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      オブジェクト指向における再利用のためのデザインパタ-ン
      カテゴリー:情報科学
      4.0
      いいね! aprilia
      • デザインパターンはオブジェクト指向でソフトウェアを設計する際に覚えていて損の無いデザインのパターン集を集めた本です。著者はGang Of Fourと通称される4人。近年OVM等のLSI論理設計の検証ライブラリの設計でも応用されており、LSI論理設計にも徐々に浸透中(結局盛大かつ日常化した(HW記述用の言語としての)DSLでも文字で記述してオブジェクト指向の概念を取り込むとデザインパターンが適用されるという事)。でも、これを暗記用の暗記カードorコミュニケーションツールとしての辞書としては欲しくないです。と、言うのは、これオブジェクト指向で独力で試行錯誤して様々な設計を考えたことのある人であれば、ああ、あのクラス図の駒の配置(色々な制約条件を加味して作り出した物を)こう呼ぶのねという常識の範囲をあまり超えない概念だからです。ですからむしろ普遍的とも言えます。
        オブジェクト指向のノウハウというのは難しいものがあります。というのは単なる積み上げではないからです(時間を掛ければ会得できるものではないのです)。オブジェクト指向を持ってソフトウェア設計はより直感的になりましたが、故にプロシージャ指向から直感/経験指向にシフトしました。つまり直感/経験指向の職人芸(原生林の中で生き延びられる人は生き延びられる)->プロシージャ指向(生き延びる術だけは確立された)->直感/経験指向(良いものを作れるかどうかはその人のセンス次第)に戻ってきた事になります。真っ白なキャンバスに初期なクラス図を描き出す術をプロシージャで表すことは不可能なのです(だって、描く人にその線見えるかか見えないかなのです。そして見えるか見えないかは過去の開発において開発の時間の流れによる変化という運命という神とのがちんこの戦いにおいてどれだけかすりボーナスGETしたかというパラメータに実は比例します)。オブジェクト指向により生産性や保守性、拡張性は飛躍的に上がりました。これは派生開発を見越したシステム開発(例えばプロダクトライン)には必須でしたし、個人的には定着期をうまく支えることができれば、安全性にも多大に寄与すると思っています。ですが、オブジェクト指向の設計の考え方の実際的はフローを説明した人ってまだ居ないのですよね。つまり、デザインパターンとそれがフィットする設計の思考という峠の風景というのでしょうか。峠への道のりをおぼろげに示した本はございますけれどね。この技術の難しいところは会得できる人は認識した時には会得していて、会得していない人にはどうやったら会得できるのかを説明できない事にあるように思います。
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        2012/10/23 by Shimada

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